朝鮮心医ユ・セプン 朝鮮精神科医ユ・セプン 조선정신과의사유세풍 2022年放送 tvN 全12話
daisySSさん |
第9話視聴率4.456%
第9話あらすじ
チョ・テハクからユ・セプン(キム・ミンジェ)を殺すよう命じられたチョ・シヌ(チョン・ウォンチャン)。自分の命を狙ったと知りながらもタンサ草を口にしたチョ・シヌを助けたユ・セプン。
命の恩人を殺すことができないチョ・シヌは、できるだけ早く村を出るようアドバイスしますが、ユ・セプンは「海東本草」に関して調べると、強い意志を見せます。
ケス医院に戻ったユ・セプンは、命を狙われていることを話すと、ケ・ジハン(キム・サンギョン)に「海東本草」に関して調べたいと助けを求めます。ケ・ジハンは、ユ・セプンの父、シン・キスが同じ恩師のもと薬草を勉強していたことを話し、何もせず逃げることをアドバイスします。
「海東本草」を使った先王を殺害した証拠を見つけるため、ハニャンに戻ることを決めたユ・セプン。彼の意志は固く、セプンがハニャンに戻ることになったと知ったソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)がその理由を尋ねますが、ユ・セプンは返事をすることができない。
帰り道、何者かの攻撃で意識を失ったソ・ウヌ。。。ケガはなかったものの、彼女が心配になりハニャンに向かう予定を変更し、ウヌと共に彼女を攻撃した犯人を探すために調べ始めます。
怪しい人物が出てきた屋敷を訪ねますが、何も変わったことはなかったと語る、、、何かを隠している様子に気づいたユ・セプン。
チョ・シヌの協力もあり、前日の夜の屋敷での出来事を聞かされます。屋敷のお嬢様のヨナがボッサム(誘拐を装い連れ去り婚姻する)されそうになったことを聞かされ、、、お嬢様のヨナの体調は不調で、彼女の母がユ・セプンとソ・ウヌを警戒する態度に秘密があると気づきます。
後日、ケス医院に誰かが侵入した痕跡が発見されるも、盗まれたものはなく、貴重な薬草が置かれていることから、何かに気づくソ・イヌ。
ヨナをポッサムして連れ去ろうとした男が誰なのかが分かり、、、山で薬草を採取する仕事をする男。彼の状態を確認すると、お嬢様のヨナと同じ症状をみせます。二人はお互い愛し合う仲、、、しかし、身分の違いから一緒になることは許されず、二人が見せた症状は「恋の病」。
ポッサムの風習を利用して結婚する計画だった二人は、ヨナの母がそのことに気づき、恋人は追われる身になって結果となります。二人の関係に気づくも、結婚を反対していたヨナの母。
男はソ・ウヌを襲ったのではなく、逃げる過程でのアクシデント。
両班のお嬢様を誘拐しようとした罪で逮捕された恋人。ヨナと恋人が一緒になることだけが、二人の心の病気を治す方法だと気づいたユ・セプンは、男を牢獄から逃がし、お互いへの変わらない気持ちを確認した二人は、村を去る。
ユ・セプンの独断で男を逃がしたことを知ったチョ・シヌ。ユ・セプンとソ・ウヌに怒りをぶつけますが、ヨナと恋人を追うことはしない。その後、二人の男から攻撃を受けたチョ・シヌは、男たちがチョ・テハク(ユ・ソンジュ)の部下たちだと気づき。。。
ユ・セプンは、ソ・ウヌにこれまで隠していた過去のことを説明します。先王を死なせてしまったことや、それ以来、侍医として鍼灸の治療ができなくなったことを正直に語ると、「すべてを明かして必ず戻ります。それまで待っていてくれますか?」と気持ちを伝えると、ソ・ウヌを見つめます。
第9話感想
「恋の病」のため心身ともに弱っている状態の男女、、、今話、ユ・セプンが治療した患者のケースは、身分をこえた恋に苦しむ男女の物語でした。「恋の病」で実際に死亡することもあるようで、決して軽くない心の病とも言えそうですね。
時代は朝鮮、厳しい階級社会を生きる男女は、「ポッサム」という風習を利用して結婚の許しを受ける計画が、失敗に終わりました。朝鮮時代は、離婚をすることも容易ではなく、この「ポッサム」と呼ばれる風習があったようです。女性を布団に包んで連れ去る行為ですが、ポッサムされた側は、ポッサムをした方と再婚できるということ。
この風習をテーマに描かれたドラマに「ポッサム~運命を盗む~」という作品があります。チョン・イル主演のドラマで、「ポッサム」がどのように行われていたのかが、面白く描いています。
「海東本草」のことを秘密にして、先王の暗殺に使われたことを隠ぺいしようとするチョ・テハクが、ユ・セプンの正体に気づき始めたようで、チョ・シヌが自分を裏切ったことに気づいたため、チョ・シヌを殺すよう命じたのでしょうか。
男たちから攻撃を受けたチョ・シヌの身に何が起こるのか気になる第9話でした。ハニャンに戻って先王の暗殺を明かす証拠をつかむと強い意志を見せるユ・セプンですが、今後は舞台がソクラ村からハニャンに場所を移してのストーリー展開になりそうです。
第10話視聴率5.180%
第10話あらすじ
チョ・テハク(ユ・ソンジュ)が送った刺客の攻撃を受けたチョ・シヌ。二人を相手に戦い身を守り逃げることに成功しますが、あとから追ってきたイム・スンマンに攻撃を受けて倒れる。。。チョ・シヌが持っていた変色した鍼(針灸に使う針)を発見したイム・スンマンは笑顔を見せると持ち去る。
命を失う危機を迎えたチョ・シヌは意識を失いかける中、現れたユ・セプン(キム・ミンジェ)とソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)に発見されます。殺害された父の事件をチョ・シヌが調べていたことを知り、詳しいことを聞きたいと考えていたユ・セプンがチョ・シヌを訪ねると、彼はいなく。。。途中、血痕を発見すると、チョ・シヌに何かが起きたと気づいたことで、刺されて倒れている彼を発見したユ・セプン。
「僕が生きていることを知られてはいけない」と語るチョ・シヌの言葉を無視するように、彼を治療したユ・セプン。ユ・セプンの治療のおかげで命を落とすことなく助かったチョ・シヌは、ユ・セプンが席をはずしている間、姿を隠します。
家臣たちの反対を押し切り、病気を理由にオンヤンへの行宮(ヘングン)を準備する王(オ・ギョンジュ)。王が王宮を出たい理由は、ケス医院にいるユ・セプンを会うためで、「王宮のスラカンで働いていた宮女がいる。彼女の病気を治療して欲しい」と命じ。。。
チャングン(ハン・チャンミン)は、先王の暗殺の事を知る宮女を王が保護していることを知ると、ケス医院にいるユ・セプンを監視するよう、イム・スンマンに直接命じます。
若い宮女はケス医院で治療を受けるようになりますが、心を閉ざした状態で全く何も語ろうとしない。彼女を治療するために準備された鍼筒を見ると、恐怖から彼女の表情が固まり、、、それに気づくと針灸を使った治療を辞める方針で、宮女ウォリの監察。
ユ・セプンは過去、宮女ウォリを助けたことを思い出します。家族を失った宮女ウォリは、両親が殺害された時の事を思い浮かべると、動揺。ユ・セプンは唯一の家族だった父を失ったことを語り、彼女の痛みに共感することを伝える。
言葉を使ってのコミュニケーションが難しいことに気づいたユ・セプンは、彼女に紙と墨を渡すと、伝えたいことを書くように伝えます。宮女ウォリは落書きのような同じ絵を描き続け、チャングン(ハン・チャンミン)は彼女の落書きのような絵を見ると「帳を連想させると語る。
ソ・ウヌが運んだ湯薬(煎じ薬)を見た宮女ウォリが過去、目撃した血を思い出すと気を失う。「両親を失った悲しい記憶が強く残っているけど、家族と過ごした楽しい時間が、良き想い出として残るはずなので、彼女を連れて実家を訪れることを考えたケス医院の人々。荒れ果てたウォリの実家を片して彼女を連れて訪れます。
両親との想い出にウォリに変化が起き、、、描いた「蝶」の絵は、ユ・セプンの父ユ・フミョンを殺害した人物が付けていた帯紐についていた飾りだったことを伝えます。このことを聞いたユ・セプンとソ・ウヌは、同じものをつけているチャ・ソヌを思い浮かべますが、彼がユ・フミョンを殺害したことを断定することが出来ない。。。
そんな中イム・スンマンから報告を受けたチョ・テハク(ユ・ソンジュ)は、直接、先王の殺害の目撃者となる宮女を処分するために現れる。ケス医院の人々を危険にさらすことが出来ないユ・セプンは、宮女ウォリを連れて二人で逃げます。しかし、ソ・ウヌの悲鳴が聞こえると、宮女ウォリを安全な場所に隠し、ソ・ウヌを助けるために向かう。。。
ケス医院の人々を助けて宮女ウォリを探しに山の中に戻ったユ・セプンは、彼女が姿を消したことに気づきます。
その後、ユ・セプンとソ・ウヌは宮女ウォリの遺体を目撃する。遺体の側にはチョ・シヌの姿があり。。。
第10話感想
先王の暗殺事件の真相を詳しく調べ始めるユ・セプン。
ユ・セプンはケ・ジハンから聞かされたことと、チョ・シヌから聞かされたことをまとめ、「海東本草」を使って先王を殺害した背景を探ります。しかし、謎が残り、事件に関するすべてを把握することが出来ず、今話では調査が進行中という段階で、目撃者の宮女を治療することになり、新たな手がかりをつかむことに成功します。
しかし、重要な目撃者である宮女を守ることが出来ず、彼女は死亡。宮女を直接処分すると現れたチョ・テハクによってではなく、姿を隠したチョ・シヌが宮女を殺害したような状況が描かれました。
しかし、エンディングのシーンを視聴して思ったことは、果たして本当にチョ・シヌが真犯人なのでしょうか。チョ・シヌが宮女を殺害した犯人だとすると、チョ・テハクの命令に従った殺人ということになり、ユ・セプンの父を殺害したのも、チョ・シヌということでしょうか。
チョ・シヌがユ・セプンの鍼筒を見て驚いた事を思い浮かべたソ・ウヌの姿が描かれるシーンも登場し、予想外の逆転が待っているようです。
心の病を持った患者を本格的に治療するユ・セプンの姿に、感動もあり、切なさもあり、朝鮮時代に心の病を治療できる医者がいたとすれば、侍医のユ・セプンが理想的!
鍼灸治療を行うことができないことから、ユ・セプン自身も自分が抱えている心の負担を克服することになるエンディング出ることを期待します。
【豆知識】主題歌 OST Part 5は「Xydo」が歌う「Starlight」です。歌詞が素敵です。
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