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朝鮮心医ユ・セプン 5話・6話 あらすじと感想

朝鮮精神科医ユ・セプン





朝鮮心医ユ・セプン 朝鮮精神科医ユ・セプン 조선정신과의사유세풍 2022年放送 tvN 全12話

daisySSさん

第5話視聴率5.127%

第5話あらすじ

殺人の罪で逮捕され処刑となる予定の下男のマンボクの濡れ衣を晴らすため、ユ・セプン(キム・ミンジェ)とソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)は、チョ・シヌから馬を借りると、逃走したヒョヨンお嬢様と彼女の婚約者を見つけるため、船乗り場に向かいます。

ヒョヨンを人質に取ると、逃走を図ろうとする婚約者、、、しかし、必死に抵抗するヒョヨンのおかげで、ケバンを殺した罪でユ・セプンに捕らわれ、、、マンボクの死刑が実行される直前に戻ることが出来たことで、マンボクが犯人ではないことが明かされます。

ヒョヨンはケバンを殺害した真犯人が婚約者であることを証言します。殺人を目撃したヒョヨンの証言で、マンボクは助けられ、彼の無事を喜ぶユ・セプン。

先王が毒殺された可能性があると調べる動きがあることから、チョ・テハク(ユ・ソンジュ)は、王の最後を知る侍医であるユ・セプン(キム・ミンジェ)が生きていることに不安を抱くと、「ユ・セヨプを生かしておけない」と、彼を探しだし殺害する計画。

ケス医院で禁書に指定されている医学書を発見したユ・セプンは、「カヤツリグサ」という毒性のある薬草のことを知ると疑問をいだきます。ケ・ジハン(キム・サンギョン)は毎晩悪夢にうなされる。

ある日、ケス医院に運ばれた名家の庶子、ソクチョルを診察することになったユ・セプンとソ・ウヌは、体中に傷痕が残っていることから、暴力を受けていると疑います。明確な原因が分からない脱水症状を見せるだけではなく、気力が戻らないソクチョルの様子から、チョ・セプンはチョ家を訪問。

ソクチョルには異母兄弟がおり、勉強に関して厳しい父の存在を知ります。異母兄弟たちから暴力を受けているのを目撃したユ・セプンは、ソクチョルを心配。しかし、ソクチョルは何事もなかったように行動する姿に、セプンの心配は更に深まります。

屋敷に戻った夜、ソクチョルは誰かと会うと「誰にも言っていないです」と語り、、、その後、病状がひどくなります。ソクチョルの母は、妾という立場から生き残るためには、存在感を消して静かに生きていくしかない」と、語るソクチョルの実の母。

チョ・テハクは先王の死の真相を守るため、息子チョ・シヌに「忠誠を証明したいなら、ユ・セヨプを殺害しなさい」と命じ、チョ・シヌは全くのためらいもなく、命令を受け入れます。

鍼筒(鍼を入れて置く小さな竹筒)を持ってソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)を訪ねたユ・セプンは、初めての鍼の施術をしたことを記念し、自分の鍼筒をプレゼントしようとします。「いただけません。再び治療ができるようになった時に必用でしょう」と断るソ・ウヌの言葉に、「では、それ迄は、ウヌ様が私の代わりに治療をしてください」とお願いするユ・セプン。

お互いを見つめるユ・セプンとソ・ウヌ、、、そんな二人を見つめるチョ・シヌ。。。

第5話感想

ユ・セプンの命が狙われる!!ユ・セプンはこの危機を回避することが出来るのでしょうか?

先王を殺害した毒草に関して隠そうとするチョ・テハクは、秘密を守るためにユ・セプンを殺害することを息子チョ・シヌに命じました。

チョ・シヌはチョ・テハクの実の息子ではなく、忠誠心を証明するためには、ユ・セプンを殺害するしかない立場、、、果たして彼はユ・セプンの命を狙うことになるのか、6話の展開が気になりますね。

ユ・セプンとソ・ウヌが協力してマンボクの無実を明かしたことで、お互いへの信頼がこれまで以上に深まった二人。信頼関係だけではなく、二人の間にはそれ以上の感情が芽生え始めたようで、偶然、本屋さんでソ・ウヌの姿を発見したユ・セプンは、夢中になって読書をする彼女の姿が目を離せない程。これはユ・セプンが彼女に恋心を抱き始めたことを意味し、ユ・セプンを演じるキム・ミンジェの演技にドキドキさせられました。

ソ・ウヌが結婚する前から彼女に気持ちを寄せていたチョ・シヌの姿が、今話登場しました。父の命令でユ・セプンを殺害する任務を任され、、、片想いの相手、ソ・ウヌとユ・セプンとの間に流れるロマンチックな空気を察したことで、チョ・シヌとユ・セプンの対立関係は今後更に深まることになります。

個人的に気になった点は、ケ・ジハンが悪夢を繰り返し見ることでした。過去、彼の身に何かが起きたことを意味しているようですが、その詳しい内容はまだ明かされておらず、どんな過去の痛みを抱えているのでしょうね。

偶然、禁書となっている医学書から「カヤツリグサ」のことを知ったユ・セプン、、、先王の死にこの薬草が関係していることに彼も気づくようです。

第6話視聴率4.973%

第6話あらすじ

一緒に患者の治療をするうちにより親しくなったユ・セプン(キム・ミンジェ)とソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)。そんな二人を目撃したチャ・シヌは嫉妬し、心が重い。

ユ・セプンから鍼の治療に関して習うソ・ウヌ、、、彼女の練習のためにマンボク(アン・チャンファン)が手をあげ、初めてのということもあり緊張するマンボク。しかし、適切な場所に鍼を刺すソ・ウヌに、「全く痛くないです」と語るマンボク。

ソクチョル宅の夫人の脈を確認するユ・セプン。夫人の病気の原因を知り、、、夫人は夫の側室と彼女の息子ソクチョルのせいで、悩みが多いと語る。

心の病気が原因のため、安らげる鍼の治療を進め、ユ・セプンの指示通りに直接治療をしたのはソ・ウヌでした。彼女の治療のおかげで、ゆっくり眠りにつくことができた婦人。

一方、ユ・セプンはソクチョルが再び暴力を受けたこと、これまで見せた症状が心配で一刻も早く彼を屋敷から連れ出す必要があると、ソ・ウヌに語り、、、その夜、ソクチョルが死亡したとの知らせが届く。

ケス医院のケ・ジハン(キム・サンギョン)はハニャンを訪れ、友人が死亡したことを知っただけではなく、友人の息子ユ・セプンが先王を死にかかわった侍医だと知ります。

ソクチョルが住む屋敷では、正室の夫人の呪いのせいでソクチョルが死亡したと訴えるソクチョルの母。ソクチョルが亡くなったとの知らせに急いで、屋敷に向かったユ・セプン」とソ・ウヌ。。。

ソクチョルの脈を確認したユ・セプンが、まだ脈が残っていると語ると、ウヌに鍼を刺すよう命じます。ソクチョルが目を覚まし、「誰にも言わないので助けてください」と語る。。。

ソクチョルの命が助かったものの、慌ただしい屋敷の中。ユ・セプンは、ソクチョルのことを告げると、「彼だけではなく、テガムも病気で倒れることになります」と語り、彼の忠告を受け入れる。

ソクチョルの症状を分析した、「大量の塩を食べさせられたから」だと語るユ・セプン。誰かが意図的にソクチョルに塩を食べさせたことを証明するため、ケス医院の仲間たちが動きます。

ソクチョルのふりをして部屋で眠るのはマンボク。しかし、そのことを知らないソクチョルの母は、塩を持って現れる。。。

病気の息子を看病するかわいそうな側室を演じるため、わざと息子に塩を取らせていた母。彼女の野望は周囲からの関心だけではなく、正室になるため夫人の命までも狙おうとしていた。

ユ・セプンのせいですべてが明るみになると、彼を殺そうしますが、セプンをカバったウ・ソヌが刺される。しかし、セプンから渡されていた鍼筒に守られ、無傷。

ソクチョルを助け出したユ・セプン、、、行くあてのないソクチョルを預かることになったのはケ・ジハンの友人で同じく侍医。ハニャンで暮らすことになったソクチョルは、「僕も必ず侍医になります」と語り、ユ・セプンに感謝の言葉を伝えます。

金属の色を変える不思議な薬草を探しまわるチョ・シヌ。そんな彼をイム・スンマンが監視します。薬草を手に入れるとケ・ジハンを訪ね、「なぜ、この鍼の色が変色したのか、詳細を述べよう。毒草に関して最も詳しい人物だということは知っている」と、毒草に関して質問。

田舎の侍医に過ぎないと返事するケ・ジハンの首に刀を突きつけるとチョ・シヌと、二人の姿を目撃したユ・セプン。

第6話感想

前話に続き、ソクチョルの彼の家族の話しが今話でも続きました。

ソクチョルの病状は、塩分の取り過ぎで記憶力低下だけではなく、妄想を見るなどの症状が出て、死亡する可能性まであると気づいたユ・セプンがケス医院の仲間たちと協力して芝居をしてまでソクチョルを助け出す感動するお話でした。

ソクチョルは母から虐待を受けていたという驚きの展開と、屋敷内で側室と彼女の息子として差別を受けて生きるふりをしていたソクチョルの母は、結局罰されることになりました。

暴力的だったソクチョルの父のテガムは迷信深いタイプで、他の息子たちへの暴力を防ぐ対策までして、ソクチョルのエピソードは無事に終了。

次の話ではどんな症状や事情を持った患者が登場することになるのでしょう。ケ・ジハンはただの医師ではなかったようです。

先王の死の真相を探ろうとするチョ・シヌは、毒草を持って現れ、、、先王の死に関する真相がそろそろ明かされ始めることになるのでしょうか。


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