朝鮮弁護士 조선변호사 2023年放送 MBC 金土 全16話
marikoさん |
第9話視聴率2.9%
第9話あらすじ
王は、ヨンウが殺害されたと知る。不適切な人員採用を嘆く。両班たちの混乱も、続いていた。王は、院相(領議政ジェセ)の役職を廃止しようとする。しかし、セジェが「大妃様なしに政治ができるようになられたのだから、どうぞそのようになさってください」と土下座すると、セジェをかばう大臣たちが続出する。今回はジェセを倒すことはできなかったが、王は「今の座が永遠ではないと分からせただけでも、大進歩だ」と考えていた。
ジェセの家にいる若い女性は、わざと客人の両班たちに脚を見せ、誘惑していた。女性は、「親が死んだのに、堂々と居座るな」と嫁ぎ先の家族から悪態をつかれ、追い出されたのだ。逃げて船に乗ろうとするが、船主から乱暴されそうになる。その時、ジェセに助けられた。女性は「漢陽に連れて行ってくれ。1番偉い人に訴える」と頼む。ジェセが漢陽で一番偉い人物だと知ると、土下座して、「親の恨みを晴らせるように助けてください」と泣くのだった。親の仇を討つために、どんなことでもすると決意した女性は、客人の両班に身を委ねる…。
ジソンは、亡くなったヨンウを調査していた。そこに、ハンスがやって来る。ジソンはハンスに「昨晩どこにいたのか?」と疑う。ハンスは「私より、もっと偉い人しか殺せないはず」と言い返す。
ジソンはハンスに「いつまでソウォン閣にいるのだ?」と問う。「あなたがいると、周りの人も危険になる」と心配する。ハンスは、ジソンとヨンジュの関係を不思議に思う。ジソンは「親しい仲なのに、私の話を聞いていないのですか?」と言う。
ハンスがソウォン閣に帰ると、誰もいない。ハンスは母が自殺した時のことを思い出し、パニックになる。その時、後ろからヨジョンが声をかける。ハンスは、思わずヨジョンを抱きしめるのだった。ハンスは「他の者はどこにいる?」と訊くと、ヨンジュは「家族の元に帰っています」と答える。ハンスは「お前は?」と訊くと、ヨンジュは「私にはハンスさんがいるじゃないですか」と、家族の存在を隠すのだった。
ハンスはヨンジュに、「船の事務所に帰る」と知らせる。「ここにいると、夢を見てしまう。復讐が終わったわけではないのに」と、つぶやく。そしてヨンジュに短剣を渡し、「助手は解雇するから、自分の身は自分で守れ。私はもう守れないから」と言い残し、去る。
ジソンはヨンジュに、「もう誰を相手にしているのか実感しましたか?」と問う。ヨンジュは「死ぬべき人が死んだだけです」と答える。ジソンは、ハンスが「公主に会いたい」と書いた手紙を、ヨンジュに渡す。「決断してください」と告げるのだった。
ハンスは王に会う作戦を立てていた。難しい事件を担当して王に会おうとするが、新しい依頼人たちの事件は、くだらない事件ばかり。王に会えるような、大きな事件はない。そんな時、王がハンスに会いに来る。ハンスは、ひれ伏して挨拶する。王はハンスに「友になろう」と言い、ハンスを立ち上がらせる。
王はハンスに、「家臣クォン・ミョンウの実兄チョムジが殺され、弟ミョンウが有力な容疑者になってしまったから、助けてほしい」と頼む。王は、「ミョンウが犯人ではない」と断言する。王は「自由に捜査してほしい」と言い、ハンスに王からの任命を証明する札を渡す。
王はヨンジュに「ハンスに会ったら、安心した」と告げる。しかしヨンジュは、「王のために難しい闘いをしている人なので、助けてあげてください。民を守る王になってください」とお願いする。
ジェセの元にいる若い女性は、ジェセから、「王はハンスを雇うだろう」と予告される。若い女性は、ハンスの妹だったのだ。ウンスは、「兄は王室が何をしたのか知らないから、彼らの味方をするだろう」と悔しがる。セジェは、「兄もすべてを知る時がくるから、心配するな」と告げる。
ヨンジュの元にまた、手紙が届く。ヨンジュは、筆跡がジソンと同じだと気づく。今まで手紙を送って安否を気遣ってくれていたのは、ジソンだと知るのだった。
ハンスは、クォン・チョムジの遺体を調べる。首に傷がある。亡くなったチョムジの妻と、故人に大切にされていた召使、その婚約者も容疑者だ。他にも、住み込みで家の仕事をする者(傔人)がいる。しかし、傔人は外回りで家にいなかったという。兄チョムジと酒を一緒に飲んだのは、弟ミョンウだけだ。ドンチは、「タバコを吸わない傔人の服にタバコの臭いがついているのは、賭博場に行っている証ではないか」と疑う。
ヨンジュはジソンに会いに行き、ジソンからの手紙を返す。「お父様の貸しを返そうとしているのですか?もう気に掛けないでください」と告げて帰る。ジソンは手紙を燃やそうとするが、燃えかけた手紙を手で消す。心配したハンスの妹ウンスが、助けに来る。ジソンはウンスを覚えていなかったが、ウンスはジソンに親切にされたことがあるのだという。ウンスはジソンの手を握り、「傷ついた心を手当てしてあげることができて、嬉しいです。長い間、あなたに会える日を待っていました」と伝える。しかし、ジソンは「私もあなたと同じなのだな」と言い、部屋を出て行ってしまう。
ヨンジュの元に、ジソンが会いに来る。「私のことは気遣わなくていい。今のように、父の息子として扱ってください。私を利用して、身を守ってください。あなたのために何でもします」と言い出す。ヨンジュは「どうしてそこまで?」と訊くが、ジソンは「私に笑ってくれたからです」と言い、子ども時代を思い出す。そして、「もう一度私に笑顔を見せてくれたら、私は名もない野の花でも構いません」と伝える。
ヨンジュはジソンの怪我に気づく。ジソンは、「やっと私を見てくれるのですね」とつぶやき、ヨンジュを抱きしめる。ハンスはそんな2人を見てしまうのだった。
第9話感想
ジソンが、ヨンジュへのアピールを始めました!あのまま引き下がっては、やりきれないですよね!最後の最後まで、自分をアピールした方がいいと思います。ハンスも好きですが、ジソンも良い人なので、どちらも頑張ってほしいです。ハンスは抱き合うジソンとヨンジュを見てしまいましたが、本格的な三角関係が始まりましたね!
ハンスは、ソウォン閣から出て行ってしまいました。それでも、いつもヨンジュのことを思い出している様子が、切ないし微笑ましいです。ハンスにとっては、ヨンジュは呼吸するための空気のような存在。ヨンジュが必要なのですよね。ソウォン閣にヨンジュがいなくて、パニックになるハンスが悲しかったです。ヨンジュにはハンスの傍にいてあげてほしいですが、ヨンジュの幸せは、誰と一緒にいることなのでしょうか?
ジェセの元にいる若い女性は、ハンスの妹ウンスでした。復讐のために両班たちに身を委ねて生きているなんて、悲しいですね。ジェセはウンスを利用しているのでしょう。本当に酷い男です。ウンスの嫁ぎ先も、親が亡くなったウンスを追い出していたなんて!政略結婚って、怖いですね。
ウンスは、ジソンのことが好きなようですね。ジェセの元で汚れた世界を見るウンスにとっては、清く生きるジソンは、憧れなのかも知れません。苦しい生活の中での、オアシスのような…。ウンスの恋心は実ることはなさそうなので、ウンスの身の上が気の毒でなりません。運命に翻弄される人生…やるせないです。
ドンチはホン氏に告白して、可愛かったです。年の差があるようですが、もし結ばれたら、可愛らしいカップルですよね!姉さん女房も、良いと思います!
哀しいエピソードや復讐の物語ですが、ハンスの演技がユーモラスで面白いときがあるので、ホッとできます。今回は、ハンスの想像のシーンが笑えました。ハンスを演じるウ・ドファンは、クールな顔にガッシリした肉体ですが、可愛いところがあったりユーモラスだったり、魅力が多くて目が離せません!日本にもファンが多いのも、納得です!
第10話視聴率2.8%
第10話あらすじ
ハンスはヨンジュとジソンに声をかける。ヨンジュに「ジソンに頼み事があった」と言われると、ハンスは「どうして私に頼まなかったのか」と、ライバル心をあらわにする。ハンスは、ヨンジュを連れ帰る。
ジソンが、チョムジの死体を調べに来る。やはり有力な容疑者は、最後まで一緒にいた者だと考える。ハンスは、一突きで殺せた力がある者の可能性が高いので、男性3人に容疑者を絞る。傔人が賭博にハマって故人から叱られているのを見た人がいるので怪しいと考えるが、傔人は仕事でその場にいなかった。
容疑者5人は、隠れて相談していた。ミョンウは、「あの人が事件数日前に来たことについては口外するな」と言いつける。
チョムジを殺した凶器が、発見された。ヨンジュは見覚えがあるようだが、何も言わない。刀の持ち主の、女性召使が連行される。ハンスは、召使が素直に凶器である刀を貸してくれたことがあるので、犯人ではないと考える。しかし、ジソンから、「もしあなたの推理が間違っていたら、ヨンジュと一緒にいるのをやめろ」と警告される。
ハンスはヨンジュに「事件解決が好きですね」と言われて、「俺はお前が好きだ」と、改めて告白する。そして、ジソンとの仲を尋ねるのだった。ヨンジュは、「ソウォン閣を支援してくださっていた方の1人です」と答える。ハンスは「私も支援する」と言い出す。ヨンジュは「事件に成功したら、最高の外知部になるので、その時に支援してください」と答える。すると、ハンスは「そしたら、もうジソンからの支援は受けるな。お前に怪我をしてほしくない。お前を守ってくれる人と一緒にいてほしい」と頼む。ヨンジュは「嬉しいです。怖いものができたのは、大切なものができて、明日が生まれたことだから。何も起こらないから、安心してください」と答える。ハンスは「ジソンとのことを心配するなということだな?」と笑顔になり、ヨンジュの手を握る。
ミョンウは、事の成り行きをチュン・ウォングン大監に報告していた。チュン大監は召使が監禁されている場所に会いに行くが、そこにいたのは女装したハンスだった。チュン大監は王に仕えていて、自分の物に名を刻む習慣がある。チュン大監が容疑者になるなら、危険だ。ジェセが王を陥れようとしているのだ。
実は、ウンスがジェセに、ハンスの心理を教えていた。王を陥れようとする、ジェセの策略だったのだ。
召使が逃亡したと知らせが入る。ジソンは、「逃亡は自白と同じだ」と主張する。しかし、ホン氏が召使を縄で縛っていたのだ。ヨンジュはジソンに黙って首を振る。ハンスは2人を怪しむ。チュン大監が関わっているからだと察したハンスは、「召使は、信じられないから逃げただけだ。役人がこんな程度だから」と怒る。
ハンスはヨンジュに「守りたいものを捨てるな。真実を隠すのか?」と責めるが、ヨンジュは「王様が危うくなったら、ジェセが強くなってしまう」と言い返す。ハンスはヨンジュを抱きしめ、「復讐や悪いことは私がするから、お前はお前らしく生きろ。壊れるな」と優しく言う。
ハンスはチュン大監に呼び出されていた。「どうして召使が犯人だと思うのだ?動機がないじゃないか」と訊く。ハンスは、「傔人が怪しかったのですが、その日、大監の家に泊まったのは本当ですか?」と尋ねる。ハンスは、「召使と傔人は内縁関係だった」と説明する。傔人が召使の刀を自然に使って返せたのは、親しかった証だ。ハンスは酔ったフリをして、「召使は一体、誰の召使だったのか?」と意味深なことを言う。大監は笑う。
実は、大監と召使は肉体関係だったのだ。しかし、チョムジの召使にされ、嫉妬していた。そんな時、チョムジが傔人に怒っているのを見て、傔人をそそのかしたのだ。傔人は人目を避け、寝ているチョムジを刀で刺した。そして翌朝、大監の家から泊まって出て行くふりをしたのだ。
召使と傔人が恋仲だと思い込んだ大監は怒って、傔人の首を絞める。そこへ、ジソンがやって来る。チュン大監は「傔人を逮捕しろ」と叫ぶ。しかし、傔人は「刀を渡したのは、あなたじゃないですか」と言い返す。ジソンは、2人を逮捕するのだった。そこへ、ジェセが来て、「私が連れて行く。良くやったな」とジソンを褒める。
ジェセは大妃に、「チュン大監を生かしたいですか?判例は後にも影響しますが」とさりげなく、脅す。大妃が「どちらにしても、あなた次第なのですね」と言うと、ジェセは「朝鮮のすべてのことは、私にかかっています」と断言する。王が「私はどうすれば良いのか?」と訊くと、「院相の廃止はなかったことにしてください」と交渉する。さらに、大妃に、責任を取るように進言するのだった。ジェセは大妃に、「公主が誰と親しくしているのかご存知ですか?処分してください」と頼む。大妃は王に、「まだ時期が悪いので、ジェセを刺激するのは辞めてください」と言う。
ヨンジュは召使を閉じ込めておいて、「逃亡した」と嘘をついたのがハンスにバレる。ハンスは怒るが、ヨンジュは「今はあなたを守ることが第一なので、後悔していません」と堂々とする。
傔人は首をはねられる。ジソンはジェセに、「権力者が傔人を利用した。権力を手に入れたくなったので、公主と結婚します」と宣言する。ジェセは笑い出す。「権力を手に入れるために婚約させたが、もう王も死んだのに、公主と結婚しても意味がない」と笑うが、ジソンは「好きな女性と結婚できないなら、父上の息子でいる意味がない」と言い返す。
ジソンは、ハンスに手紙を渡す。公主から「会おう」という返信だという。ヨンジュはハンスの元に向かっていたが、ジソンが現れ、「王からの伝言がある」と伝える。
ハンスは捕えられ、目覚めると、輿に閉じ込められていた。外に出ると、逮捕されてしまう。ハンスが、チュン大監が亡くなった容疑者になっているのだという。しかしヨンジュが、「その時、私が一緒にいました」と訴える。役人は、ヨンジュを邪魔だと投げ飛ばす。ジソンはヨンジュを抱き起こし、「こちらは公主様だ」と言い放つ。ハンスはショックを受け、「公主様…?」とつぶやくのだった。
第10話感想
ジェセはやはり、簡単には倒されないですね!ウンスも復讐のために協力しているのでしょうが、本当の黒幕であるジェセに手を貸してしまっているなんて、悲しすぎます!ジソンがこんな腹黒い人物の息子だなんて、信じられません。
ジソンはついにヨンジュと結婚する決意をしたようです。とはいえ、他の男を好きなヨンジュと結婚しても、幸せになれないですよね。そんな虚しい人生は、生きないでほしいです。ジソンも融通が利かない性格のようなので、気持ちを切り替えるのは難しいのでしょうね。それくらい真っ直ぐな性格なのが、ジソンの良いところでもありますが…。ウンスも、そんな真っ直ぐなジソンが好きなのだと思います。
それにしても、チュン大監は変態のようでしたね。若い女に入れ込んでいるのも怖いですが、嫉妬深い性格なのも、嫌です。召使もチュン大監が権力者だから愛人をやっていたのでしょうが、自分にも婚約者がいたのに…。信じられない世界です。金と身分を上げるためなら、何でもするのでしょか?
ハンスはついに、ヨンジュの正体を知ってしまいました。ショックですよね…。目に涙までためて、可哀相でした。ハンスにとっては、裏切りのような知らされ方ですよ。またハンスの心が傷ついてしまったのだと思うと、悲しくて仕方ありません!
ヨンジュは正義のために動いているのかと思ったら、父の復讐のためが大きな動機だったようです。王を守るために真実を隠そうとするのは、良くないですよね。自分に関係のないことは目をつぶるというのは、ハンスが失望するのは当然です。ハンスはヨンジュの知られざる一面を見た上に、公主だと知ってしまい、すっかり心が離れてしまうのでしょうか?
ホン氏も、ヨンジュのために召使を捕らえるなんて、ガッカリしてしまいました。正義のために動いてほしいですよね。ドンチとホン氏、ハンスとヨンジュの関係が修復されるのか、気になります。
今はヨンジュの正体を知らなかったハンスがジソンに負けたような状況になっていますが、ハンスには頑張って立ち上がってほしいです!ハンス、負けないで!