朝鮮弁護士 조선변호사 2023年放送 MBC 金土 全16話
marikoさん |
第13話視聴率2.6%
第13話あらすじ
ジソンは「お父様が負けました」と言う。ジェセは「空いた席は、また埋めればいいだけ。世界には、永遠な関係はないと覚えておけ」と返す。
ウンスは、酔ったジソンを出迎える。ウンスの飲み屋に飲みに来たのだ。「私を喜んで出迎えてくれるのは、お前だけだ」と言われ、ウンスはときめく。熱にうなされるジソンを看病しながら、「私を温かく受け止めてくれるのも、あなただけです」とつぶやく。
翌朝、ウンスの飲み屋にハンスが来る。ウンスはジソンにしがみつき、「中に戻ってください」と伝える。ジソンは、ただならぬ雰囲気を感じる。ハンスは「ヨンジュにここを知らされた。酒がうまいと」と答える。部屋に、ウンスの身代わりで違う女性が入ってくる。ハンスは「さっきの女性と違う」と言うが、目配せをされたジソンは、「この女性に間違いない」と言い張る。関係を訊かれたジソンは、「父が命を助けたので、妹のように面倒を見ているだけだ」と説明する。
ジソンはウンスに、隠れた事情を尋ねる。ウンスは「ジェセ様の仰せ通りに、彼を窮地に陥れています」と答える。ジソンは「父はハンスの両親を殺した仇だ」と教える。ウンスは、ジェセに騙されていたと知って衝撃を受ける。
ソウォン閣に、大妃がやって来る。「ここに残っている、公主の心を捨てに来た。外知部ごときが!」と怒鳴る。ハンスが盗み聞ぎしていると勘づいた大妃は、「命は助けると公主と約束したが、同じ問題が起こったら、その時は許さない」と言い放つ。ハンスは歩いてきたヨンジュの手を取り、走る。
ハンスは、「ジソンと結婚するのは、私の命を助けるためか?どうして言ってくれなかったのだ」と訊く。ヨンジュは、「私から裏切られたと思っている人に、話せない。すべての人にプラスになる結婚をしたかった。それが公主の役目だから」と答える。ハンスは「私が一番嫌いなのは何か、知っているか?どうしてもジェセに復讐をするという、堂々としすぎた覚悟。結婚するな。俺が許さない」と伝える。ヨンジュは素直に受け入れられないが、ハンスは「誰が何と言っても、お前はソウォンだ。守るから、お前も約束を守れ」と言う。ヨンジュは「ずっと一緒にいると約束ですよ」と過去に言ったことを思い出し、ハンスにキスをする。
ヨンジュが帰宅すると、大妃がいた。どこにいたか訊かれ、「ジソンと一緒にいた」と嘘をつくが、ジソンは大妃に呼び出されていた。大妃はジソンの手にあるヨンジュの上着を見て、「結婚するのだから、頻繁に会うのは良いことだ」と言って、席を立つ。ヨンジュはジソンに礼を言い、ジソンがヨンジュを見かけたことを知るのだった。ジソンは「外知部と一緒にいるとバレるよりは、良いでしょう」と伝える。ジソンは「外知部と、飲み屋で会った話は聞きましたか?」と訊く。ヨンジュが「その女性と、どういう関係なのですか?」と訊くと、ジソンは「妹がいたらこんな感じなのだろうなと思う存在です」と答える。ヨンジュは「その女性があなたを想っているのですね」と言うと、ジソンは「公主様にとって、ハンスがそういう人なのですね」と言う。
ヨンジュが慌てると、ジソンは「良いのです。あの子から学びました。公主様の気持ちが分かります」と安心させる。ヨンジュは「その人が、ジェセ院相の情報源になっているのですね」と察する。ジソンが「ハンスと彼女の間に、何か関係があるはずです」と言うと、ヨンジュは妹の存在を口にする。ジソンは部下に、ハンスの妹について調べさせる。ウンスは、チュン大監を殺した時のことを思い出していた。
王とヨンジュは、ジェセへの不満が高まっている間に、揺さぶろうと相談する。そこへ、ジェセたち大臣が入ってくる。ジェセは、王の任命した人材に、異議を唱える。王は、「採用採択の事件を忘れたのか。私は人事を思い通りにしようとしているのではない」と言い放つ。無理やりに人事を進める。ジェセたちフング派の者たちは、おもしろくない。ジェセへの不信が高まっていく。
ウンスは、ジェセの家の中を探っていた。書状を読み、ジェセが父の手紙を盗んでいたことを知る。ウンスは小刀を握りしめながらジェセを見つめるが、ジソンから「ウンス」と声をかけられる。ジソンは「お前がハンスの妹ウンスだったのか」と言い、連れて行く。ジェセは、ウンスが落とした小刀を見つける。
ジソンは、ウンスをハンスの元へ連れて行こうとするが、ウンスは嫌がる。ウンスは「こんな姿は見せたくない」と言う。ジソンは跪き、「許してほしい。このまま去ってくれ。これ以上、父が、あなたたち家族に害を加えられないように」と頼む。ウンスは、「あなたは父上と違う人間です。罪を一緒に背負わないでください」と、ジソンを抱きしめる。
チョルスはジェセの部下から、「死んでも良い者を連れて行く」と約束させられる。チョルスは良心の呵責に悩みながら、命令を守る。
ウンスはジソンの願い通り、遠くに嫁入りする約束をする。ウンスは、ハンスの船に行くが、ハンスはヨンジュと出かけていた。ウンスは微笑ましく、船の中を眺める。見つけた書状を船の中に置き、帰る。ハンスは改めて、ヨンジュに「俺の元に来い。今世じゃなくても良いから」と伝える。ヨンジュも「今世じゃなくても、あなたと一緒にいたい」と答える。
その時、叫び声が聞こえる。ハンスが近づくと、男が殺されていた。先日、王から任命を受けた者だった。痴情のもつれだという。相手の女性は、ウンスだと噂される。ジェセは、ウンスが自分を狙っていたことに気づいていて、ウンスを捨てようとしていた。
その後、ウンスは逮捕されてしまう。 王は牢にいるウンスに会う。王は「お前は死ぬ。最後に言うことはあるか」と尋ねる。ウンスは、「王も同じ人間なのに、どうして王座に上がるために、たくさんの他の人の命が、奪われたのですか?私の両親は、なぜ死ななければならなかったのですか」と訊く。
ハンスは、ウンスの下で働いている女性に、土下座して助けを求められる。ハンスは持ち物を見て、ウンスが主人だと気付く。牢にいるウンスに会いに行く。ウンスを見て、「お前がどうしてここに…」とショックを受けるのだった。
第13話感想
ショックすぎて、あり得ない展開になってきました。牢でハンスがウンスを呼ぶ声に、私まで涙してしまいました。ジェセはハンス家族に多大な不幸をもたらしていて、本当に憎い相手ですね。こんなに正真正銘の仇は、いないです!まったく良心の呵責を感じずに、可哀相なウンスを利用できる精神が信じられません。ハンスの家族が可哀相です。さんざん利用したあげく、ウンスを不幸に陥れて終わらせようとするなんて、人間のすることではないですよ。ジソンはあんな人が父親で、可哀相です。ジソンがあんなに良い人に育ったなんて、お母さんがどんな人なのか、気になります。
ハンスは、やっぱりロマンチストですね。ヨンジュを見る瞳が切なくて、胸が締め付けられました。ヨンジュもようやくハンスに理解してもらえて、良かったです。身分があまりにも違うので、2人が結婚できるのかどうか、心配ですね。ジェセを退治したら、大妃も2人の結婚を認めてくれるでしょうか?
ジェセが倒されたら、ジソンの立場はどうなるのでしょうか?仕事が奪われたりしないのか、心配です。ウンスとジソンは、違う形で出会っていたら、恋に落ちた可能性もあった気がします。2人とも、お互いに温かい感情を持っていますものね。ウンスに土下座して謝りたくなるジソンの気持ちも分かります。ジソンの清らかな心には、感動してしまいますよね。ウンスが優しく抱きしめてあげて、安心しました。
王もいよいよ、本格的にジェセに対抗し始めましたね。せっかく任命された人が殺されてしまうとは、予想外でした。窮地においやられたジェセは、危険なこともやりますね。他の大臣たちからジェセの評判が落ちていて、「ざまあみろ」と思ってしまいました。このまま、王とヨンジュ、ハンスが打ち勝ってほしいです。
きっと王も、ウンスが利用されていると気付いていますよね。ハンスを紹介したのですから。ハンスの頭脳で、ウンスを救ってほしいです。
残り3話なので、いよいよ大詰めとなってきました。駆け足で終わることになりそうですが、急展開が楽しみです。
第14話視聴率2.3%
第14話あらすじ
ウンスは妹だとバレないようにしようとしていた。しかし、ハンスを見て涙を止められないウンス。
ジソンは父ジェセに、ウンスのことを怒る。「臣下たちを静かにさせるためだ。だから仇は王家だ。王家に復讐をするのか?」と問う。ジソンは、「お父様を許そうとしてきました。それが分からないのですか?」と言い捨てる。
ウンスが「濡れ衣じゃなくて、私がしたことなの。だから、罰は受ける」と言うと、ハンスは「お前の罪じゃない、朝鮮の罪だ!」と泣き叫ぶ。ウンスに、生きるよう言い聞かすのだった。
ハンスは怒って、ジェセの元へ行く。護衛に倒されるが、ハンスは「妹に手だしするなんて!殺してやる!」と叫ぶ。
ヨンジュは王に、ウンスがハンスの妹で、利用されたのだと知らせる。しかし、王は「二度と朝鮮が、女1人に振り回されないようにする」と言い放つ。「公主が私を説得しようとするのも、些細な感情ではないのか」と問い返す。
裁判では、ウンスと姦通した両班たちが連行されてくる。男たちの腕には、同じ入れ墨が入っていた。ウンスの元へ訪ねてきたウ議政は、「私の名は、いつ明かすのだ?俺への罠だったのか?」と訊く。以前ウンスは、「今度ジェセ院相が捨てるのは、誰でしょう?」と質問していたのだ。ウンスは、自分がカン律官の娘だと明かし、ジェセを倒す方法を教えるように言う。ウ議政にも、同じ入れ墨が入っていた。ウ議政は怒って、入れ墨を焼き消す。
ジソンは、ハンスを落ち着かせようとする。「ウンスを困らせないために、兄であることは隠せ」と説得する。ジソンは「私を利用して、やりたいことをやれ」と言い聞かす。ハンスはジソンに、「王とジェセの戦いなのは、皆が分かっているだろう。法律通りにするように、男女平等に法を適用するように、王を説得しよう」と提案する。しかし、ハンスの狙い通りにはならなかった。
王の元に、ウ議政が訪ねてくる。王へ、情報を提供するという。その後、ウ議政は宮を出たところで気を失ってしまう。ホン氏の元に運び込まれ、中毒だと診断される。入れ墨を焼き消したことで、仕掛けられていた毒が体に回ったのだ。治療法はないという。ホン氏はハンスを呼ぶ。
ウ議政は、王に刑律ではなく、戸律で進めるようにアドバイスしていた。そうすれば、絞刑が適用できるという。ヨンジュは、王に「権力のために他の人を利用するのですか?」と、怒る。しかし王は、「ジェセの操り人形としては生きられない。今は機会を得るのが最優先だ」と宣言する。
ハンスはジェセに土下座し、「ウンスと去るので、命を助けてください」と、すがる。ジェセは見返りを求める。ハンスは、何でもすると約束する。ハンスはチョルスに会いに行き、「帳簿はどこだ?」と訊く。ハンスは「お前に、人の道理に従う機会を与えているのだ。あの日、お前を見た」と言い放つ。チョルスは鍵を、部下に渡す。
ハンスはジェセに、帳簿を渡す。ジェセはウンスに、「王はお前を殺そうとしている。お前を救うには、法ではなく計略が必要だ。だから、お前の兄が、私を訪ねてきた。お前を生かしてやる」と伝える。しかし、ウンスは「私のために、他の人の命が失われるのは嫌です」と、言い返す。王に会ったジェセは、「あの外知部も、王には妹が救えないと思ったようです」と嫌味を言う。
王はハンスに会いに行き、「ジェセに会いに行ったのだな。どうして私に頼らなかった?」と怒りをあらわにする。王は「判決は、いつでも変えることができる。お前がそれを教えてくれたのだろう。しかし、もう遅い」と言う。ハンスは、王を信じられなかった自分を責める。肝心な時に、法より権力を信じてしまったのだ。
翌日、王は「目撃者がいない」として、一部の男たちを解放する。しかし、同じ入れ墨を入れた男たちは関係が明白として、罰が宣告される。ウンスには、極刑が命じられる。ハンスはウンスに近づこうとするが、「ウンスの立場が悪くなる」と止められる。ハンスは、ウンスへの罰を宣言する役目を命じられる。
ハンスはチョルスに宝飾品を持っていき、助けを求める。ジソンは王に会って、ウンスを助けるように説得しようとする。ジェセはジソンに、「ウンスは公主が助けるから、心配するな」と伝える。ヨンジュは、ジェセに交渉していたのだ。ヨンジュは廃位になっても、ウンスを助ける覚悟だった。
ヨンジュは、ウンスに会いに行く。ヨンジュはウンスに公主の服を渡し、逃げるよう伝える。しかし、ウンスは「堂々と罰を受けます。王様と約束もしたので」と返事をする。ウンスは王に、「必ず強い王になって、ジェセのような権力者をなくしてください。そうしてくだされば、喜んで罰を受けます」と頼んでいたのだ。
しかし、ヨンジュは「ご両親も無念に死んだのに、あなたまでそうなれば、ハンスさんはどうなるのか?必ずあなたを守る。ジェセを殺してでも」と言い放つ。ウンスはヨンジュの愛を認め、ヨンジュにある物を取ってくるように頼む。
チョルスとハンスが相談しているところへ、ジソンが入ってくる。ウンスが自害したのだ。ハンスは、ウンスを抱きかかえる。ウンスはハンスとジソンに別れを言い、亡くなってしまう。ウンスが遺した手紙には、「お兄さんに、恨みを残してほしくない。私が結婚する前に話したこと、覚えている?」と書いてあった。
幼いウンスは、人らしく生きることが夢だった。恩を返せる人になりたいと言っていた。結婚も、親への恩を果たすためにしたのだ。ウンスは手紙に、「ジェセに対しても、恩を返したかった。後悔はしていない」と書き残していた。
ハンスはウンスの遺体を埋葬し、隣に倒れる。ジェセはウンスに刀を渡し、「ハンスが愚かな真似をする前に、お前が決断しろ」と言っていたのだ。
ヨンジュはジソンの元へ行き、「私と結婚してくれますか?」と伝える。
第14話感想
悲しいですね。ウンスの決断に、涙が止まらなかったです。自分の両親が無念に殺されて、これ以上、無実の人が死ぬのを望まなかったのでしょうね。ウンスの覚悟が立派かどうかは分かりませんが、すごい覚悟でした。信じられない自己犠牲の精神ですね。
ハンスを演じる、ウ・ドファンの泣きの演技がすごかったです。ほとばしる感情に、圧倒されてしまいました。本当に韓国の俳優さんは、演技が上手ですね。号泣するハンスを見ていると、私の胸まで苦しくなりました。ウンスが亡くなった後、ハンスが見た幻想で、幸せそうなウンスと両親の姿が切なかったです。ウンスも、あんなに平凡で幸せそうに生きる可能性があったのでしょうか?
嘆き悲しむハンスの傍に、抱きしめてくれるドンチがいてくれて良かったです。ハンスはドンチを「兄さん」と呼んで、普段はドンチがハンスを「兄さん」と呼んでいるけど、やはりハンスにとってドンチは頼れる兄貴分なのですね。
ドンチは温かい心を持っているので、癒やされます。ドンチがウンスに、「お前が結婚する前に、お前を連れて逃げれば良かった」と泣いたシーンでは、純粋な心に感動しました。ウンスも思わず微笑んでいましたね。ウンスがいたような汚れた世界ではなくて、ドンチが見せてくれる温かい世界に生きられたら、どんなに良かったでしょう。
王は、ジェセを倒すためにウンスの命を犠牲にして、残念でした。ウンスは王に、「強い王になって、ジェセのような権力者をなくしてください」と頼んでいたので、その犠牲の精神を受け取ることにしたのでしょうか?ウンスの犠牲が無駄にならないように、祈るばかりです。
このまま、ジェセの一人勝ちで終わるのでしょうか?ヨンジュはジソンと結婚して、何をしようとしているのか気になります。ハンスはすっかり落ち込んでしまいましたね。残り2話でハンスが元気になって、ジェセを倒せるのかどうか、心配です。ヨンジュの覚悟は堅そうですが、女性としてハンスと幸せになってほしいです。