韓国ドラマ時代劇 あら感

月が浮かぶ川 9話・10話 あらすじと感想






月が浮かぶ川  달이뜨는강  2021年放送 KBS 2TV月火 全20話

第9話視聴率 6.6% 8.4%

daisySSさん

第9話あらすじ

王女ピョンガン/ヨム・カジン(キム・ソヒョン)の婚姻は、王宮内外で話題になり、駙馬(ブマ/王女の婚姻者)候補に多くの名が上がる中、「私は婚姻しません」とピョンウォン王(キム・ボプレ)に結婚する意思がないことを伝えるピョンガン。コ・ウォンピョからピョンガンと太子ウォンの命を狙うと脅迫を受けた王は、再び娘の命に危険が及ぶことを回避するためには、他に王が選択できる方法がなかったことを知ると、ピョンガンは悔しい気持ちを隠せない。

王女の婚姻をしったオンダル(ナ・イヌ)は、ヘ・モヨン(チェ・ユファ)を訪ね、彼女の協力で駙馬(ブマ/王女の婚姻者)の候補として、貴族に変装し王宮内に侵入することに成功します。オンダルの計画はコ・ウォンピョを殺害すること、、、しかし、その場に現れたコ・ゴン(イ・ジフン)に発見され、正体がバレてしまう。

その場で逮捕されたオンダルは、ピョンウォン王の前に連れ出され、逮捕されたオンダルを発見したピョンガンは、「こちらが私の夫です」とオンダルを助けるために、オンダルと既に結婚していることをその場で伝えます。驚いた王はオンダルの名前を尋ね、順奴部(スンノブ)オンヒョプ将軍の息子オンダルであることを伝えます。

オンダルがオンヒョプの息子だと知った王をはじめとする王宮内の貴族たちは、驚き警戒する様子。2度も自分の命を助けたのがオンダルだったと語り、その縁で既に婚姻していたことを説明する。家臣や貴族たちはそんなピョンガンを非難する声が上がり、考え込む様子のピョンウォン王。

王は全員の前でピョンガンの頬を強く叩くと「王宮を乱すばかり、、、王宮から出なさい」と命じ、オンダルと共にキシンコル村に戻ることになった二人。とっさの嘘だったことがバレることを恐れる二人は、キシンコル村に戻ると、王宮であったことを伝えます。これで妻と夫となったオンダルとピョンガン姫。村中は二人の婚姻を喜ぶ中、オンダルを母のように育てた乳母のサ氏(ファン・ヨンヒ)は、今後オンダルの身に起こることを心配する。

キシンコル村の村民によって初夜を迎えることになったオンダルとピョンガン。オンダルは落ち着かない様子で部屋から外に出るとため息、ピョンガンも笛を吹くなど落ち着かない。部屋に戻ったオンダル、、、ピョンガンが笑顔を見せると彼に可愛く、キス。微笑みながら彼女のキスに応えるようオンダルもピョンガンにキスを。。。

第9話感想

ピョンガンとオンダルが夫婦になる??まさかの展開が描かれました。オンダルの命を守ろうとしてついた嘘で夫婦になりましたが、両想いの二人なのでこれをきっかけに二人の恋が進展し深まることを期待します。

突然の夫婦宣言に最も戸惑いを見せたのはコ・ゴン(イ・ジフン)でした。ピョンガンが姿を消していた8年間、彼女を忘れることなく想いを寄せていたコ・ゴンは、オンダルとピョンガンが婚姻関係にないと知りながらも、父からピョンガンを守るために、沈黙する。ピョンガンに告白する気持ちを伝えるコ・ゴン、、、このまま引き下がるとは思えないため、オンダルと張り詰めた関係になるのでしょうか。

王がピョンガンに暴力を振るった時には、アッと驚きました。彼女の命を助けるために、あえて王宮からピョンガンを出すための選択だったことが分かり、必ず王宮に戻ると約束するピョンガン。。。モチーフになっている物語は、「バカのオンダルとピョンガン姫」ということで、聡明な姫のおかげで将軍にまで出世するオンダルのストーリーのようです。ドラマでも刺客として育てられたピョンガンとは違い、全く武術を使うことができないオンダル。キシンコル村に戻ったことで、彼女から武術を学び将軍になる道を歩むことになるようです。

キシンコル村に向かう前、ヘ・モヨンと会ったピョンガン、、、新羅のスパイである彼女が、ピョンガンに協力する仲になるのか、それとも正体を隠したまま高句麗に不利となるスパイとしての役割を果たすことになるのか、気になるキャラクターの一人です。

王宮に戻るためのピョンガンの計画が気になります。ピョンガンはキシンコル村でどんな時間を過ごすことになるのか、オンダルと幸せでロマンチックな時間を過ごすことになると予想します。オンダルへの嫉妬心を剥き出しにしたコ・ゴンは、愛するピョンガンを手に入れるために、父コ・ウォンピョと協力することになりそうです。

主人公の交代で、第7話から少し慣れない展開が続きましたが、第10話からはナ・イヌが演じるオンダルの姿がそろそろ慣れないと思う気持ちです。今後は登場する分量が増えることが予想され、本格的な活躍を期待したいです。

第10話視聴率7.2% 9.1%

daisySSさん

第10話あらすじ

ピョンガン/ヨム・カジン(キム・ソヒョン)とオンダル(ナ・イヌ)の婚姻が偽装だと知りながらも、ピョンガンがキシンコル村に向かうのをとめることができなかったコ・ゴン(イ・ジフン)は、彼女の滞在中の村を破壊する目的で部下を連れ向かおうとします。

父のコ・ウォンピョはこれまでピョンガンの立場に立ち、自分に反対的な態度を取っていた息子コ・ゴンが積極的に行動する姿を満足そうに見つめながらも、行き過ぎた行動ですべての計画を台無しにすることを恐れ始める。時期が訪れ正当な理由がある時まで、行動することを慎むよう注意。父の意見を聞いたコ・ゴンは、正当な理由がないままキシンコル村を攻撃することを辞め、時期を待つ。

コ・ゴンのために国境の近くの北方に出兵されることになったコ・ゴン。ピョンウォン王(キム・ボプレ)は突然、コ・ゴンが北方に異動することになったと知ると、王を守る近衛大将になることを提案します。コ・ゴンが近衛大将に興味を持つ様子に、ピョンガン姫が王宮から出た後に元気をなくし引きこもり状態にある太子ウォンに武術を教えることを提案。太子を説得して武術を学ばせることができるようになると、近衛大将に任命すると伝えます。

息子コ・ゴンが王の信頼を得ることが、自分の計画していることを進めるために役立つと考えた、コ・ウォンピョは、息子が王宮に残ることに賛成。引きこもった状態で元気のない太子ウォン、姉ピョンガンが10代の頃武術を習っていた様子を伝えると、コ・ゴンに耳を向け始めます。

キシンコル村に戻ってきたピョンガン姫とオンダルの二人は、嘘の結婚生活を続けます。姫が薬草を採取して生計を立てている息子に嫁いだ理由を理解できないものの、ピョンガン姫を義理の娘として受け入れます。

王宮を出る時に持ち出した文献をもとにピョンガン姫は、オンダルと共に武力と武士としての戦術を身につけるための訓練を始めます。暴力的なことを避けるように育ててきたオンダルが武力を学ぶことを強く反対してきたオンダルの母。。。オンダルは母に内緒でピョンガン姫から武術を学びます。

コ・ウォンピョから国を守り、失った順奴部(スンノブ)の地位を復権させるためにキシンコル村の村民に協力を求めるピョンガン、、、農民たちに武術を学ぶため、王宮からお嫁入り道具として渡されたものを売って村人の訓練のために資金を準備するピョンガン。母に内緒で武術の練習をしていたオンダルが母に見つかり。。。

第10話感想

突然の主人公の交代で、7話から、8話、9話と少し違和感を覚えましたが、第10話からナ・イヌが演じるオンダルの姿になれ、今話からは優しく愛情いっぱいのオンダルを演じたナ・イヌ。自然な演技がすごく良かったです。

第10話の視聴率(韓国放送時)がアップしたことは、他の視聴者も同じように今話から交代した主人公になれたのでしょうか。今話は面白く視聴することができました。父の復讐を図ることのない静かな生活を送らせるために、キシンコル村で育てられたオンダル。今後、ピョンガン姫と共に新しい挑戦が始まることになります。比較するつもりはありませんが、個人的にはナ・イヌが演じるオンダルの方がキャラクターの持つイメージとマッチングして、悪くないと思いました。

ヘ・モヨン(チェ・ユファ)は王を暗殺する刺客を送ったのがドゥ・ジュンソだと知り、占い師を装ってピョンヤン城に侵入したとの情報を入手。一方、ドゥ・ジュンソも王室に薬草を提供するヘ・モヨンの裏を探り始めます。ヘ・モヨンが新羅のスパイであることに気づいたドゥ・ジュンソ。お互いの秘密を明かさないことを約束しながらも、ヘ・モヨンを殺害するための刺客を送る。。。攻撃を受けたヘ・モヨンは必死に防御します。しかし、攻撃に耐えられず倒れた時、コ・ゴンが現れ彼女を助けます。

倒れて気を失いながらも、コ・ゴンに会話を耳にしたのかを尋ねるヘ・モヨン、、、彼女が気にしたのは自分が新羅のスパイであることがコ・ゴンにバレたのか否かを気にする様子。そのわけは、ヘ・モヨンがコ・ゴンに片想いしたからだと感じました。コ・ゴン、ヘ・モヨンとピョンガン姫の三角関係も描かれることになるようです。コ・ゴンとヘ・モヨンのロマンスも始まることになるのでしょうか。

オンダルが武力を身に着けるのを強く反対していた乳母で、育ての母サ氏がピョンガン姫と共に訓練をする姿を目撃すると、声を上げ、、、今後何が起きるのでしょうか。

月が浮かぶ川 11話・12話 あらすじと感想

月が浮かぶ川 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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