韓国ドラマ時代劇 あら感

月が浮かぶ川 15話・16話 あらすじと感想






月が浮かぶ川  달이뜨는강  2021年放送 KBS 2TV月火 全20話

第15話視聴率 6.7% 7.8%

daisySSさん

第15話あらすじ

ピョンガン(キム・ソヒョン)の予想通り、、、コ・ウォンピョとジン妃が内縁関係にあると知ると、二人の関係を否定する二人に、8年前自ら目撃したことを話し強気のピョンガン。二人の関係を否定することができないコ・ウォンピョとジン妃。ピョンガンは、ジン妃には理由を明らかにすることなく静かに王宮を出るよう要求し、コ・ウォンピョには占領している塩の販売権利を王宮に返却するよう求めます。

ピョンガンは乳母、コンソン(キム・ジョンヨン)の裏切りに気づき、彼女を利用したことを知ったオンダル(ナ・イヌ)は、姫として王宮に戻って以来、心の余裕を持つことなく攻撃的なピョンガンの姿に心配します。

新羅から戻ったヘ・モヨンは養父に拉致されていたことに関して語ることなく秘密に。彼女を心配していたコ・ゴン(イ・ジフン)は、戻ってきた彼女に何があったのかを気にし、彼女へ恋する気持ちを見せます。ジン妃との関係を突き止められて以来、ピョンガン姫への警戒心が更に強まったコ・ウォンピョは、兵権(軍を集め、編制、指揮する権限)を息子のコ・ゴンに譲り、塩の販売権利をピョンウォン王の望み通り、王室にゆだねることに賛成。これまでとは違うコ・ウォンピョの決断に、長年側で彼を観察してきた王は、緊張を緩めないようピョンガンに伝える。

一方、ドゥ・ジュンソが王宮に出入りできるようになった背景に、ヘ・モヨンがいることに気づいたピョンガンは、ヘ・モヨンが何者なのか、何を企んでいるのかを疑い、、、追求。新羅の王から姫を暗殺するよう命じられていたヘ・モヨンは彼女を殺害するチャンスを狙うかのよう、隠していた剣を握る。しかし、ヘ・モヨンが剣を持っていることに気づいたコ・ゴンが、さりげなくヘ・モヨンを阻止しながら、「ドゥ・ジュンソを王宮に出入りできるようにお願いしたのは、僕です」と語り、状況を回避させる。

敗北を知らないコ・ウォンピョは新たな計画を進めます。彼の計画は反乱を起こし、コ氏の高句麗をつくること、、、長男のコ・ゴンを王にさせる計画。息子が王になれるようサポートすると語る野心家の父、コ・ウォンピョを見つめるコ・ゴン。

コ・ウォンピョの計画通り、黄州城(ファンジュソン)で反乱が起きます。ピョンガン姫は自ら軍を率い入り、反乱軍を鎮圧するとの考えを伝えますが、ピョンガンを心配したオンダルが代わりに出兵することになります。一人戦場に向かうオンダルを心配するピョンガン姫。

第15話感想

コ・ウォンピョとコ・ゴンの反乱が始まる!

第15話のストーリーの展開が一部スムーズに進まなかった印象を受けました。事前に撮影が終わったドラマが放送された後、主人公を演じた俳優が変更されると、どうしても完成度が落ちますね。ただ、出演している俳優・女優の熱演のおかげで、ドラマは十分楽しめました。

反乱軍を鎮圧することになったのはオンダル将軍、、、敵と戦い血まみれになったオンダルを心配そうに見つめるウォンガン僧侶の姿が登場し、彼の語る言葉からもしかするとオンダルとピョンガン姫が迎える結末が幸せなものではない可能性がありそうです。

王宮に戻ってからは王権を強化することに気を取られ過ぎるピョンガンとオンダルの間に、ちょっとすれ違いがありました。コ・ウォンピョを警戒するあまり、友人のタラジンとも間にも誤解が生じる、、、ピョンガンの周辺人物の心の変化が今話描かれました。

ピョンガンに恋していたコ・ゴンまで、ピョンガンに背を向けたような状況、正体を疑う彼女からヘ・モヨンを守るため、二人が恋人であることを明かす、、、その姿にコ・ゴンもコ・ウォンピョに並び、宿敵となると気づきます。コ・ゴンがヘ・モヨンに恋する過程をもう少し詳細に描いて欲しかったです。

王子を守るためジン妃は、ピョンガンの要求をのみ、王宮をでることになりました。野心家のコ・ウォンピョの隠された計画がまだありそうで、牢獄からドゥ・ジュンソを連れ出したコ・ゴンは、彼を殺す代わりに全土に散らばった仲間や部下を集め、王を殺害するよう命じ、反乱とは別に王の命が危険な状況に置かれることになりそうです。

今話をみて思った疑問は、コ・ウォンピョが反乱に成功した際に、果たして息子コ・ゴンに王権を譲るのか?ピョンガンは自ら高句麗の女王になろうとする野心を持つことになる?三国の統一を目指す新羅の王の計画通り、ヘ・モヨンがピョンガンを殺すために動き出す?等々が浮かびました。

黄州城で起きた反乱を鎮圧するオンダルの姿がカッコよかったです。

第16話視聴率6.0% 7.8%

daisySSさん

第16話あらすじ

起きた反乱をおさえるために戦うオンダル(ナ・イヌ)のもと、ピョンウォン王(キム・ボプレ)の命令でピョンガン(キム・ソヒョン)が現れます。反乱を企んだ背後の人物を探るため、黄州城(ファンジュソン)に到着したピョンガンは、捕らわれた将軍から反乱を計画した人物の名前を聞き出すため、彼の家族を人質に取ると命を脅します。残酷なピョンガンの姿に、、、オンダルはそれ以上彼女が追及し、暴走することにならないよう、反乱に加担した将軍の命を奪う。

黄州城で起きた反乱を機に、各地で反乱が起きたことで、オンダルはピョンガンを守るために彼女に代わり、各地を回り反乱を鎮圧するために励みます。コ・ウォンピョが反乱の背後にいると気づきながらも証拠がない王は、城で王を守る役割を果たす近衛大将をコ・ゴン(イ・ジフン)からピョンガンに変えるとコ・ゴンを、国境を守る北方へ送る計画。

オンダルが城に戻るまで、王と共に持ちこたえるしかないピョンガンは、、、反乱が起きたことを知りコ・ウォンピョに会うために現れたジン妃を発見します。反乱が成功した後、王子の命を必ず助けるようお願いするために彼と密会していたジン妃。ピョンガンは王子の命を助ける条件として、ジン妃の家門が属するクァンノブに協力するよう圧力を掛けます。コ・ウォンピョが息子の命を助けるとの確信が持てないジン妃は、王とピョンガンに協力することを約束します。

ピョンガンが戻って以来、酔うことも薬をすることもなかった王が、ヘ・モヨンに愛用していた薬草を準備するよう命じたことを知らされたコ・ウォンピョとコ・ゴンは、ついに王を殺害するチャンスが訪れたと王宮に向かいます。しかし、すべては王とピョンガンの計画だった、、、内官の一人がコ・ギョンピョのスパイだと気づいた二人は、嘘の情報を流すよう演じていた。コ・ギョンピョは反乱を起こした罪人として逮捕され、牢獄に入れられます。クァンノブもコ・ギョンピョを裏切ったことを知ったコ・ゴンも危険な状態に置かれ。。。

一方、コ・ゴンの命が危険にさらされていることを知ったヘ・モヨンは、彼を助けるためにドゥ・ジュンソに毒を盛ります。解毒剤が欲しいのなら、コ・ゴンを助けるよう命じるヘ・モヨン。反乱が起き義父の身にも危険が及ぶとことを恐れたヘ・モヨンは、義父を新羅に非難させます。

各地で起きた反乱を鎮圧して王宮に戻ったオンダルの体には傷だらけ、多くの人を殺めたことに暗い表情を見せるオンダルを慰めるよう、そっとキスするピョンガン姫。。。

第16話感想

ロマンチックだけど切なさが伝わるエンディングでした。

何があってもピョンガンのためならどんなことでもできると、彼が武士として戦い続ける原動力がピョンガン姫だと感じさせる終わり方でした。コ・ギョンピョから王を守ろうとするピョンガンの気持を理解することは出来ますが、今話、オンダルが見せた辛そうな表情に心が痛みました。ここまでして戦いを続ける必要は???と疑問に思うのは、フィクション時代劇とは言え、この時代を生きたことがないからなのでしょうか。

反乱に失敗し囚われる身となったコ・ギョンピョ。彼はどのような最後を迎えることになるのでしょう。コ・ゴンまでも危険な状況で、彼を助けるため動いたのがヘ・モヨンでした。正直、ヘ・モヨンとコ・ゴンのロマンスは一夜を共に過ごした日をあとに、お互いを想うようになったようですが、ドラマの中ではコ・ゴンの気持が恋する気持ちへと変わる過程が十分に描かれていない気がして、幸せな結末を迎えて欲しいカップルの二人ですが、お互いへの気持を確認するエピソードがもっと描かれていれば、、、と残念に思いました。

毒を飲まされたドゥ・ジュンソは、ヘ・モヨンに協力するしかない状況に置かれ、オンダルが再び激しい戦いに挑むことになるようで、王宮に戻りピョンガンと過ごすロマンチックな時間はそれほど長くないように感じました。

助け出されても反乱を起こしたとして高句麗では罪人扱いとなるコ・ゴン。コ・ゴンを無事に助け出すことができるのか、その後、コ・ゴンに何が起きるのか個人的には今後もコ・ゴンを中心にドラマを楽しみたいと思います。

残すところ4話のみ。そろそろこのドラマもクライマックスを迎えることになり、どんな方向で話が進められるのかワクワクしてきました。ピョンガンへのオンダルの純粋で一途な気持ちが素敵で、幸せなエンディングを迎えて欲しい!

逆転があることを期待して、第17話を楽しみに待ちます。

月が浮かぶ川 17話・18話 あらすじと感想

月が浮かぶ川 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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