韓国ドラマ時代劇 あら感

王女ピョンガン 月が浮かぶ川 11話・12話 あらすじと感想






王女ピョンガン 月が浮かぶ川  달이뜨는강  2021年放送 KBS 2TV月火 全20話

第11話視聴率 7.3% 8.7%

daisySSさん

第11話あらすじ

乳母でありながら育ての母サ氏から武士になることを反対されてきたオンダル(ナ・イヌ)は、これまで見せなかった母への不満を話します。父のあとを継ぐ将軍になりたかったと、、、オンダルの不満が交った声に、「オンヒョプ将軍が武士としてではなく、平凡人生を生きて欲しいと願った」と語るとサ氏。

その夜、食事を取らない母の姿に、オンダルは初めて心に秘めていた気持ちを伝えます。武士になるのが夢だったと。。。本気のオンダルの気持ちが伝わり、母は強く反対することなく堂々と武術を身に着けるオンダル。ピョンガン/ヨム・カジン(キム・ソヒョン)は自分が身に着けたすべての武術をオンダルに伝授、、、オンダルは武術に磨きをかけます。ピョンガン姫を超えるほどの実力を短時間備えたオンダルの姿に、これ以上伝授する力がないと判断したピョンガンは、彼を連れて僧侶ウォンガンを訪ねます。これまで心配する心から二人をかげで見守っていたウォンガンに、オンダルを預けたピョンガンは、彼が出家する前にソン・イルオプ将軍だったことを伝える。ウォンガンから武術を学ぶことに不満を見せながらも、彼の命令通りに従うオンダルは、更なる武術を身に着けるため一人残り、ピョンガン姫は馬を手に入れるため、ピョンヤン城に向かう。

馬を手に入れたピョンガンは父ピョンウォン王(キム・ボプレ)を訪ねると、順奴部(スンノブ)が王権を強化することに協力存在であることを伝え、力を添えるようお願いします。コ・ウォンピョの勢力を弱め王権を強化するためにキム・ピョンジとジン妃の父ジン・ピルに協力を求める王。しかし、王の内密なお願いを娘ジン妃に伝えたジン・ピル。父から得た情報をコ・ウォンピョに伝えると、王の計画に気づいていたコ・ウォンピョはジン妃が自分を裏切らなかったことに、微笑を浮かべる。

順奴部(スンノブ)の復権するよう願う学者たちからの上書(じょうしょ)を準備させる王、、、しかし、コ・ウォンピョは既に王の計画をすべて把握し、王宮内での自らの権力を強化させるチャンスとして、王の命令に従った人物たちを殺害するよう命じます。コ・ウォンピョはピョンガン姫とオンダルを殺害することまで命じ、軍をキシンコル村に向かわせます。

コ・ウォンピョの命令を受けて現れた軍からサ氏を守るために、戦うピョンガン姫。サ氏の肩に弓があたり、必死に攻撃に抵抗するピョンガン姫、、、危機一髪の時、現れたオンダルによって助けられます。武士として初の戦いが始まり、攻撃する軍をすべて斬ったオンダルは、自ら人の命を奪ったことに唖然。血の付いた剣を見つめ動揺するオンダルの手を優しく取るピョンガン姫。

第11話感想

将軍になることが夢だったオンダルが初めて人の命を奪った後に感じる複雑な気持ち。若干、エピソードとエピソードの間にあるちょっとした間が、気になりました。でも、オンダルには武士としての能力が発揮。短時間に武術を身に着ける姿が描かれ、今後は時代劇の楽しみの一つである戦いのシーンが多く登場することになるようです。

僧侶ウォンガンの指導のもと、武士としてのオンダルが更なる成長を果たす経過を次の話で描かれることになるようです。僧侶ウォンガンは元将軍でヨン王后の初恋の相手ですが、彼になぜ出家することになったのか、今後明らかになるのでしょうか。

ドゥ・ジュンソが自分を殺そうとしたことを知った後のヘ・モヨンは、再び彼と話し合いの場を設けます。今話ではドゥ・ジュンソが何故、ピョンウォン王を殺害しようとするのかの理由が分かりました。過去、ドゥ・ジュンソは神官で、宮女と恋に落ちます。そのことを知った王が軍を送りドゥ・ジュンソの妻と幼い子供を殺害したことから、王への復讐を誓うことになった。ドゥ・ジュンソとヘ・モヨンは手を結び、協力することを誓います。高句麗を滅ぼすために二人は協力することになるのでしょうか。

モ・ヘヨンがコ・ゴン(イ・ジフン)に片想いしていることに気づいたピョンガン、、、二人の恋を応援するような雰囲気。モ・ヘヨンとコ・ゴンのロマンスが叶うと、モ・ヘヨンが新羅を裏切ることにはならない可能性があると予想します。コ・ゴンのためにモ・ヘヨンが命を落とすことのないことを願いたいです。

モ・ヘヨンが新羅のスパイであることに気づいているコ・ゴンは意味深げな発言をするだけで、彼女の秘密を知っていることをストレートに伝えないところが、コ・ゴンの優しさだと感じました。

ジン妃が産んだ王子はピョンウォン王の息子ではなく、コ・ウォンピョの息子。コ・ウォンピョの狙いはジン妃が産んだ王子を王にすること、、、太子ウォンの身に危険が及ぶ可能性があるようです。王位に近づくため、コ・ウォンピョの悪事は今後も続きます。

第12話視聴率6.8% 8.1%

daisySSさん

第12話あらすじ

乳母のサ氏とピョンガンを守るためとは言え、初めて人を殺めてしまったオンダル(ナ・イヌ)は罪悪感から動揺を隠せない、、、ピョンガン/ヨム・カジン(キム・ソヒョン)は、彼の気持ちに理解を示します。しかし、ピョンガンの努力とは違い武術を身につけたことに後悔、ピョンガンにまで心を開けず、彼女との間に距離を取る。

王宮ではコ・ウォンピョによって順奴部(スンノブ)が反乱勢力だと押し付け退治をすると予想したピョンガンは、キシン村の村長サ・ウンアムに相談をすると、万が一の攻撃に備え対抗できるよう警備を強化する計画。一方、村長のサ・ウンアムから亡くなったオンヒョプ(カン・ハヌル)将軍が大切に守っていた場所があることを聞かされると、落ち込んだオンダルを誘い、その場所に向かいます。

過去、父が生きている頃、よく訪れていた場所、、、父が語っていた言葉を思い浮かべたオンダルは、名もないその墓が母の墓であることに気づきます。愛する人を守れなかったことを悲しんでいた父の姿に、国のために戦う武士ではなく、愛する人のために戦うと気持ちを振るい立たせます。父が母の墓に隠してあった剣を取り出すと、ピョンガンが運命の相手であることを伝えると、何があっても彼女を守り抜くことを誓います。

その頃、コ・ウォンピョはヘ・モヨンに「吐瀉霍乱(急性胃炎)」に見せかけた毒を利用し、ピョンウォン王(キム・ボプレ)を殺害するよう命じます。一方、ヘ・モヨンが新羅のスパイだと気づいているコ・ゴン(イ・ジフン)、、、ヘ・モヨンはコ・ウォンピョの命令に従うか背くかを悩む。自分の命を大事にするようアドバイスするコ・ゴンは、ヘ・モヨンに毒を準備させるのと同時に解毒剤を作らせます。

まずは父コ・ウォンピョを騙すために王に毒を飲ませ、、、意識不明の状態に陥った王。コ・ゴンの計画は毒を飲ませた後に、ヘ・モヨンではなく別の人物が解毒剤を王に飲ませること。その役割を果たすことになったのが、占い師として王宮に出入りしていたドゥ・ジュンソでした。ジン妃から占いを頼まれると、王宮内で事件が起きることを予想、、直後、王が倒れドゥ・ジュンソが王に解毒剤を飲ませることに成功。

コ・ウォンピョの計画とは違い王は生き返り、体調を回復するまで太子であるウォンが父の代理を務めます。順奴部(スンノブ)で反乱を企んでいることを伝え、攻撃を命じるようウォンに圧力をかけるコ・ウォンピョ。コ・ウォンピョはピョンガンが住む村に軍隊を送り、反乱を鎮圧させるよう命じます。父が軍を派遣したことを知ったコ・ゴンは、ピョンガンを助けるためにキシンコル村に向かう他選択がない状況。

村に軍が現れると犠牲者を出さないため、ピョンガンが自ら人質となります。ピョンガンが人質となったことを知ったオンダルは、彼女を助けるために一人姿を現れ、コ・ゴンと対立する。。。その時、コ・ゴンは北の国境が攻撃を受けたと知らせと受けます。

第12話感想

スンノブの人々を助けるためには、静かに王宮に戻るしかないピョンガン姫!

人を殺めることへの心の葛藤があったオンダル、、、大義のためでもなく国もためでもなく、愛するピョンガンを守るために戦う決心をしたことで、すごい武士になっていくのでしょうか。ピョンガンを連れてピョンヤン城に戻ろうとするコ・ゴンの前に、武士として姿を現したオンダル。オンダルとコ・ゴンの対決は今後避けて通れないものとなりますが、果たしてその対決が第13話で描かれるのでしょうか。

北方の国境付近が攻撃されたとなると、高句麗を守るために急いで国境へ移動するか、父の野望通りスンノブを鎮静するために残り攻撃をするかの選択を迫られたコ・ゴン。ドラマの展開としては国境に移動し戦う様子が描かれることになると予想します。その理由は、第1話で登場したシーンが、今話やっと登場したからです。敵と激しい戦いをするシーンが描かれるとすれば、コ・ゴンと共に国境へ向かったと考えられますね。

ヘ・モヨンはコ・ゴンの忠告通りに動いたことで、コ・ギョンピョから命を奪われることなく、問題を回避することができました。ドゥ・ジュンソが王の命を助ける解毒剤を飲ませることを拒否することなく、協力した理由は、王が家族を失う姿を目撃して苦しむことを復讐だと考えたようですが、ドゥ・ジュンソによって予想外の展開が繰り広げられる可能性もあり、第13話からは緊張する展開を迎えることになりそうです。

第13話では戦いのシーンが登場し、アクション中心の展開になるのか、楽しみしたいです。

王女ピョンガン 月が浮かぶ川 13話・14話 あらすじと感想

王女ピョンガン 月が浮かぶ川 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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