新米史官クヘリョン 신입사관 구해령 全16話
第17回視聴率4.1% 第18回視聴率6.2%
quetalsurinoさん |
第9話あらすじ(第17回・第18回)
平安道(ピョンアンド)から戻ったトウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)は,命令に背いたとして王の怒りをかいます。弟リムが戻ったことを喜ぶ兄の世子イ・ジン(パク・ギウン)と、王からひどい仕打ちを受けるリムの姿を心配そうに見つめる大妃イム氏(キム・ヨジン)。
自宅に戻ったク・ヘリョン(シン・セギョン)は行録(言動を記録したもの)をまとめていると、王子リ・リムが、ひどい仕打ちを受ける姿を思い浮かべ、王子を心配します。その頃、王子も落ち込んだ様子。。。
王宮では庚申の日を迎え、藝文館の權知(インターン)たちは徹夜を強いられます。出宮ができず残った4人の女史たちは、ヤン奉敎が隠してあったお酒を発見すると、中庭で一杯。それぞれへの理解や友情を深める機会となります。疲れから、軽いストレッチをしていたヘリョンを王子リムが発見すると、日が暮れてもヘリョンが王宮内にいる理由を尋ね。庚申の日は徹夜をする習慣があることを説明します。
その後、王子と共に読書を楽しんでいたヘリョンは、うたた寝。目が覚めると王子リムが眠っている・・・・、ヘリョンは眠る王子の顔を手でなぞると、恥ずかしそうな表情を浮かべます。
翌朝、王子の姿が部屋にないことに驚いたホ・サンボ(ソン・ジル)内官は、王宮内を捜しまわります。その頃、目を覚ました王子は、自分を腕の中で眠るヘリョンを発見すると驚きます。でも、彼女を起こさないため、腕を動かくことができず、すぐ側に居るヘリョンにドキドキ!
徹夜するつもりが、ぐっすり眠ってしまったヘリョンが目を覚ますと、王子がすぐ隣に。慌てるヘリョンは、ホ・サンボ(ソン・ジル)内官が近づくことに気づくと、慌ただしくその場を離れます。
一方、王子がヘリョンに恋することに気づいたホ内官は、王子に恋のアドバイス。女性の心をつかむ方法として教えられたのは、壁ドン!ノクソ堂に現れたヘリョンに王子は深刻な顔をして壁ドン!しかし、ロマンティックな雰囲気ではなくヘリョンを怖らせる結果になり、失敗。
王子を怒らせてしまったと心配になったヘリョンは、徹夜するつもりがうっかり眠ってしまったと、謝ります。リムが計画していた方向とは違う方向に流れる雰囲気に、立ち去るヘリョンの手を取った王子は、「君が僕の側にいるのが嫌じゃない。だから、遠くに離れないで欲しい」と気持ちを正直に伝え。。。ヘリョンは王子の言葉にときめく。
世子濱と世子の間に起きたプライベートな内容を記録することになり、プライバシーを守るべきか、歴史として残すべきかを女史たちが悩む事態が発生。しかし、ミン・ウウォン(イ・ジフン)は史官として記録を残すべきだと語り、史官の任務を明らかにする。
女史たちに一日休暇を与えたことを知った王子リムは、不安の表情を浮かべます。その理由は、ヘリョンが向かった先は、別監たちが訓練後入浴を楽しむ場所。想像が膨らみ嫉妬した王子はヘリョンがピクニックに出かけた場所に向かい。。。
第9話感想(第17回・第18回)
コミカルで愉快な展開・・・、最後のシーンは胸キュン!
少女漫画に登場するようなキレイな顔立ちの王子トウォン大君とヘリョン。一人雨宿りしているヘリョンの側に現れた王子の姿に、胸の鼓動が高まる。。。
ストーリーの進行やロマンスの進行は少し遅い気がしますが、ヘリョンへの気持ちをストレートに伝えた王子の姿が好きでした。ドキドキするシーンを演出するよりも、心のうちを正直伝える方がこんなにも心に伝わるのが、恋の告白ですね。
正直、チャ・ウヌの演技は決して上手と言えないものですが、あのルックスを見るだけで幸せになります。恋愛経験ゼロのうぶな王子様にピッタリ。王子の告白の意味がすぐには理解できなかったヘリョンも、恋愛面では経験ゼロ。スローだけど、二人のロマンスが可愛くて!応援したくなります。
今話になってすごく気になり始めたのが、ミン・ウウォンを演じるイ・ジフンです。2016年に出演した「青い海の伝説」以来、3年ぶりの時代劇の出演となりますが、演技に安定感があります。最高権力を持つ左議政ミン・イクピョンの末息子ですが、父と対立する姿を見せ、今話での展開では過去の痛みを抱えているように見えました。
自らの力で藝文館の奉敎までのぼりつめた、原則通りに行動する人物ですが、ヘリョンとの出会いが彼を変えることになるのか、今後が楽しみになるキャラクター!
「ホダム」が誰なのかに関しては、いまだ詳しく描かれませんでした。ただ、これまでの状況から推測すると、この本を書いた作者が王子イ・リムの可能性があること。成人した王子は王宮の外で生活するのが当たり前の朝鮮時代、成人した王子イ・リムが王宮で生活し続ける理由も、ホダムと関係があるようですね。もしかしてイ・リムの実の父が、現在の王が王権を取る前の王だとか??
王子とヘリョンのロマンスも、「ホダム先生伝」に関しても、もう少し展開が早くなることを期待。ここ数年、ファンタジーフィクション時代劇が好きなので、「100日の朗君様」に続き、個人的には程よいロマンス時代劇です。
第19回視聴率4.2% 第20回視聴率6.5%
quetalsurinoさん |
第10話あらすじ(第19回・第20回)
激しい雨に岩の下で雨宿りをするとになったク・ヘリョン(シン・セギョン)とトウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)。王子イ・リムはヘリョンの手の上に手を重ね、二人は恥ずかしそうな表情を浮かべます。雨が上がると一人で帰る王子が心配になったヘリョンは、「幼い頃から山道では兄の手を握りました。そうすると怖くなくなるので。。。」と語ると、王子に手を握るヘリョン。
翌朝、ミン・ウウォン(イ・ジフン)から、提出した行録(言動を記録したもの)の書き直しを命じられたヘリョンはその訳が分からず。客観的に書かれるべき行録(言動を記録したもの)に、ヘリョンの私的な意見が反映されていることを指摘します。「どこがいけないのだろう・・・」と悩むヘリョン。
吏曹正郞の屋敷には昇進をするため、ワイロを渡す藝文館の史官たちが増え、昇進する官僚の名簿を整理していたヘリョンは、本籍と提出されている出身地が違うことに気づきます。ヘリョンが調べた結果、昇進が決まった95人中15人の本籍が違うことが分かり、ミン・ウウォンに報告。親族が同じ官庁に努めることを制限する相避制を避けるため吏曹正郞が手をまわしたことに気づいたミン・ウウォンは、直接、吏曹正郞に不満をあらわします。
ミン・ウウォンの行動に腹を立たせた吏曹正郞は、上書文を世子に提出。ミン・ウウォンの妻の父、義理の父が反逆罪で処罰されたこと、無罪を訴えていた妻も自ら命を絶ったことを理由に、藝文館で奉敎を務めるミン・ウウォンの資格を問題視。。。以降、藝文館の史官たちから誤解を受けるようになったミン・ウウォンは、世子に辞表を提出します。
幼い頃から、お互いを知る世子は、父ミン・イクビョン(チェ・ドクムン)によって犠牲になった人のために働きたいと、科挙試験を受け、藝文館の史官になってからも、一生懸命本分を果たしてきたことから、ミン・ウウォンを励まし説得します。しかし、亡き妻の名前が人々の口にあがることを苦しむミン・ウウォン。
一方、モファから届いた手紙を読んだ大妃イム氏(キム・ヨジン)は、手紙に書かれたク・ジェギョン(コン・ジョンファン)に関して調べるよう命じ、モファが大妃とコンタクトを取るところをミン・イクビョン(チェ・ドクムン)の部下が目撃。
「王様、トウォン大君に関して、お話になられていない秘密はありませんか。」と王に尋ねる左議政(チャウィジョン)のミン・イクビョンの声を聞いたヘリョンは、気になる二人の会話に耳をむけていると。。。
第10話感想(第19回・第20回)
今話はミン・ウウォン(イ・ジフン)が父と対立することになった内容の詳細と、ヘリョンと王子イ・リムのロマンスが描かれました。
ヘリョンも王子リムに恋していたこと、お互いへの気持ちを確認できる話でしたが、二人のロマンスが登場するエピソードは短く、ミン・ウウォン(イ・ジフン)中心に話しが流れました。ドラマの中で残酷な人物として登場するのがミン・ウウォンの父で、左議政(チャウィジョン)のミン・イクビョン。親子が対立することになったのは悲しい過去が隠されていたからでした。
冷静で真っすぐ、原則通りに我が道を進むタイプのミン・ウウォンの過去が意外で、これまで以上に話に夢中になる展開でした。ミン・ウウォンには妻がいたことや、妻を愛した彼の一途な姿に明るくロマンティックなドラマのはずが、時代劇が持つ特有の切なく悲しい展開に・・・涙が。切ない恋の物語に泣ける展開は嫌いじゃない。
全体的にスローな展開は続きますが、今話は個人的には大満足の一話でした。登場人物たちの心理面での変化や、恋愛未経験の王子のロマンスから目が離せない、ドキッとするエピソードも登場します。一度見始めたドラマはやはり、最終話まで視聴を続けるべきですね。
反逆罪で父をはじめとする家族を失うことになったミン・ウウォンの妻、ダニョンは、義理の父に無罪を訴え、助けを求めます。しかし、すべてはミン・イクビョン(チェ・ドクムン)の計略だったこと。。。父の無罪を訴えていたダニョンが自決、成均館の学生だったミン・ウウォンは、自らの力で試験に合格し、奉敎まで昇進したことが分かり、堅物のイメージがあったミン・ウウォンへの見方が変わったきっかけになりました。
王子イ・リムとヘリョンが恋に落ちていること、ミン・ウウォンはまだ気づいていない様子ですが、今後三角関係が描かれることになるのか、王子とヘリョンの恋をサポートする役を演じるのか、三人の関係の発展に関しては今しばらく様子をうかがう展開になりそうです。
大妃がク・ジェギョン(コン・ジョンファン)を調べはじめました。彼とモファとの間にも何か隠された秘密がありそうで、王子イ・リムとヘリョンのロマンスが進行するのと同時に、王宮内外の動きも激しくなるようです。
シン・セギョンが演じるコミカルな演技もと登場!!
王とミン・イクビョンの会話を聞いていたヘリョンを見つけたのは誰なのか、ハラハラするエンディングでした。ヘリョンの身に危険がおよぶのでしょうか?
新米史官クヘリョン あらすじと感想 視聴率 キャストと相関図 |
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