新米史官クヘリョン 신입사관 구해령 全20話
第37回視聴率 4.0% 第38回視聴率 6.2%
quetalsurinoさん |
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第19話あらすじ(第37回・第38回)
ク・ヘリョン(シン・セギョン)とトウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)は、史官キム・イルモクが残した史草がノクソ堂の中に隠されていることに気づき、ヘリョンは自分だったらどこに隠すだろう、、、と考え始めます。ノクソ堂と書かれた扁額を動かすと薬草に包まれた史草が発見され、過去何があったのかを確かめられる記録の発見にヘリョンは深呼吸。
史草の内容を確認できるのは史官のみと判断したヘリョンは、内容を確認することを迷い始めますが、王子イ・リムは直接内容を確認しようとする。禁じられた行為をとめるため声を上げたのは、「何があったのをすべて私がお話します。」と語る内官のホ・サンボ(ソン・ジル)。廃位された王が父だったこと、イ・リムの命を助けるため大妃が王と取り引きをしたことを知ると、大妃殿に向かいます。
王宮内で禁書の「ホダム先生伝」が出現したこと、王とミン・イクビョン(チェ・ドクムン)は、大妃が動いていることに気づくと、宮女を追求。大妃が出版に関わっていたことを自白すると、ミン・イクビョン(チェ・ドクムン)は、大妃の罪を追求するよう圧力をかけます。ホダム先生伝を広めようとする理由は、濡れ衣を着せられた先王やソレウォン(院)で多くの命が奪われたこと、真実を知らせ王子イ・リムに王位を継承させるため。
王とミン・イクビョンの攻撃から大妃を守ろうとする世子は、王から廃位された先王の実子が王子イ・リムだと知らされると、大きく動揺します。
史官キム・イルモクが残した史草の存在をミン・ウウォン(イ・ジフン)に知らせ、記録されている歴史とは違う反乱があったことを伝えます。その出来事に父が関係していることに気づくと、悩み始めるミン・ウウォン(イ・ジフン)は、史官として対応すべきか、息子として父を守るべきか悩む。一方、史草の存在を知った藝文館の史官たちは歴史を正すべきだと声を上げ。。。
ミン・ウウォンは、藝文館の史官を代表して、20年前の真実を述べた上書をあげます。世子は真実を正そうとする声に応じない。ヘリョンは先王の手紙をすり替えた人物が兄ク・ジェギョンだと気づきます。王が朝鮮をカトリックの国にしようとする企みがあると、偽物の手紙を利用して廃位に追い詰められた先王と研究施設だったソレウォン(院)が犠牲になった。20年前の出来事は、王とミン・イクビョンが起こした反乱だった。
世子に真実を追求するための調査を始めて欲しいと申し出た王子イ・リム、、、しかし、「王子イ・リムをノクソ堂から一歩も出すな」と命じる世子。。。
第19話感想(第37回・第38回)
争いのない平和な解決方法はないのでしょうか。
王権を守るしかない王、世子と権力の中心にいるミン・イクビョン。20年前の真相を知った王子イ・リムは、廃位された先王が父だったことを確認すると、激しい心境の変化が。。。
多くの犠牲を払った過去の出来事は、ヘリョンの兄ク・ジェギョンの裏切りから始まったことでした。兄が手紙をすり替えたことに気づいたヘリョンは、これまで兄が苦しんでいたことへの理解を示し、許します。
大妃は王子イ・リムを救うため、反乱を起こしたハミョン君/王に王位を譲り、20年間息子を殺した王と同じ王宮内でじっと耐えてきたのは、イ・リムに王位を戻すためでした。これまで寂しい時間と父だと思っていた王から愛されず、一生をノクソ堂に閉じ込められて生きてきた王子イ・リムが涙を流し、大妃を演じるキム・ヨジンの演技に切ない気持にさせられました。
これまで大きな声を出すことのなかったイ・リムが、初めて世子に声を上げ、兄弟愛が強かった世子と王子の間に溝ができ、王位を争う兄弟の争いが始まるのか、ハラハラする最終話を迎えそうな予感がします。イ・リムが王にならなくてもよいけど、ヘリョンとのロマンスは幸せな結末を迎えて欲しいです!
このままだと、王とミン・イクビョンを相手に軍が動く可能性があることから、ジェギョンは妹ヘリョンを清に向かせようとしますが、ヘリョンは避難するよりも王子イ・リムがノクソ堂に閉じ込められたと知ると、ノクソ堂に向かいます。
王子イ・リムのためにヘリョンができることは?藝文館の史官たちは、間違った歴史は正すべきと声を上げますが、果たして王や世子を動かすほどの結果を出せるのか、展開される内容への関心が、最終話を迎える直前になっても続きます。藝文館の史官としてミン・ウウォンが活躍することも予想されるので、最終話も楽しみです。
ヘリョンと王子イ・リムのロマンスにドキドキさせられたけど、最終話のエンディングで二人が迎える結末は?
第39回視聴率4.5% 第40回視聴率6.6%
quetalsurinoさん |
第20話(最終回)あらすじ(第39回・第40回)
20年前、ソレウォン(院)の生徒だったク・ジェギョン(コン・ジョンファン)は友人と共に先王の手紙を届けるため馬を走らせますが、ミン・イクビョン(チェ・ドクムン)の部下に捕まってしまう。先王の手紙を書き直すよう伝えるミン・イクビョンの言葉に、抵抗します。しかし、一緒にいた友人の命が脅されると、先王の手紙を書き直してしまう。。。
その頃、先王イ・ギョムは王子が生まれたとの知らせに安堵の表情を見せた時、反逆が起きたことを知らせる内官の言葉に、逃げることなくミン・イクピョンとハミョン君を迎える王。。。偽装した王の手紙を手に先王を非難するミン・イクピョンに、王イ・ギョムは誰もが学ぶ機会を持ち、権利のある国にすると強い意思を見せます。
しかし、ミン・イクピョンは王を殺害。。。
ホ・ジェギョンは自分のせいで取り返しのつかないことが起きたと知ると、罪悪感に包まれ。反乱が起きたことをヨンアン先生に伝えると、「娘ヘリョンの命を守って、必ず生き残りなさい。」との言葉を残し、ヨンアンも反乱の犠牲になります。その後、ヘリョン(シン・セギョン)を連れて清に向かったジェギョン。。。
トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)はノクソ堂に監禁されて、彼が心配になったヘリョンはノクソ堂の中に入ることに成功します。このままだと王子の命が狙われると判断したヘリョンは、イ・リムを連れノクソ堂を脱出。
ミン・イクピョンは20年前の反乱を隠すため王子イ・リムを殺害する計画を立て、王宮から逃げたイ・リムを連れて向かったのはモファや兄ジェギョンの隠れ家。将軍のソク・ベクソンを中心に20年前のミン・イクピョンの悪事を明かす計画のモファ達。。。彼らが狙う日は王の即位20周年の日を祝う宴会の場。しかし、ミン・イクピョンは、大妃が率いる反対勢力が宴会で事を起こすと予想し、心の準備をします。
王を非難する上書を挙げた理由で捕らえられたミン・ウウォン。宴会でどんなことが起きても動じないよう忠告するミン・イクピョンの姿に、世子は20年前史官キム・イルモクが残した史草の内容が気になりソン・サヒ(パク・ジヒョン)を訪れます。「史官以外の何者も史草の内容を確認することは許されていないが、一つだけ教えてもらえないだろうか・・・」と、サヒに尋ねます。サヒはミン・ウウォンが写した史草を世子に渡し。内容を確認すると、ミン・ウウォンを釈放します。
宴会が開かれる王宮、、、20年前の真実を語るク・ジェギョンの姿に、ミン・イクビョンは大妃も含め、反逆罪を問うと伝え。その時、「先王イ・ギョムの息子イ・リムだ」と語る王子が現れ。。。彼の側には、歴史を正すべきだと声を揃える藝文館の史官たち。
王子の側で記録を続ける史官たちの姿に、王は怒りの声を上げ、阻止しようとします。しかし、世子まで、20年前の出来事を非難すると、ミン・イクビョンは罪人だと訴える。王は断念するほか方法がない状況。王子イ・リムはこれ以上大君として生きることを拒み、自由な人生を生きる決心を固め、反対する大妃を説得します。20年間過ごしたノクソ堂を去る王子。。。
3年後、自由に旅行を楽しみながら、旅行記を書き続ける王子がハニャンに戻り、、、ヘリョンは相変わらず女史として王宮で働く。ヘリョンに自由な生活を約束した王子は、いつまでもヘリョンの側にいる約束を告げ、二人のロマンスは進行中。。。
第20話(最終回)感想(第39回・第40回)
反逆で命を落とした先王を巡る真実が明かされました!
ヘリョンが史官として王宮に出勤するシーンが最後のシーンでした。女史としての使命を忘れることなく突き進むヘリョンは、命の危険を感じながらも最後まで王子の側を守りました。世子が王位を継ぎ、王子イ・リムは旅行作家として旅を続け、独り立ち。
気になっていたヘリョンとイ・リムのロマンスは、結婚はしてないけど、、、同居?お互いの考えや生き方を尊重し、人生を共に過ごすハッピーエンドを迎えました。結婚したか否かは、正直それほど重要ではない。。。ヘリョンと王子イ・リムのキスシーンはドキドキするロマンティックシーンが登場し、最終話まで期待通りの展開でした。
3年後のソン・サヒの姿も登場しましたが、望んでいた自分らしい人生を過ごしているようで、明るいエンディング。ミン・イクビョンの死後、3年間父の墓を守り、再び藝文館に戻ります。どんな時もまっすぐだったミン・ウウォンは素敵で立派でした。
最終話の初めは、20年前のエピソードを中心に描かれたので、生まれたばかりの王子イ・リムを抱きかかえて王宮を抜け出すモファの姿や、ソレウォンで子供たちが泣き叫ぶシーンは切ない気持になりましたが、それぞれが置かれた立場で一生懸命に自分の人生をまっとうする明るく希望的なエンディング、ハッピーエンドで終わるドラマを観ると、やはり気持ちが明るく前向きになります。
主人公を演じたシン・セギョンとチャ・ウヌの相性もよく、何よりも二人ともイケメン・カワイイカップルでした。時代劇には必ず登場する王権争いにマンネリを感じるけど、登場しないとしないで時代劇としては寂しい気がしますが、王権争いにプラスして客観的な歴史を残していこうとする藝文館の史官たちのプロフェッショナルな姿勢が新鮮でした。
メガネ姿の王子イ・リムも登場するので、ドキドキ!ラブコメ時代劇+朝鮮初の女史の物語は、恋も仕事も両方を手に入れたヘリョンの物語です。
【豆知識】主題歌OST Part 6はチャ・ウヌ(Astro)が歌う「Please Remember」
新米史官クヘリョン あらすじと感想 視聴率 キャストと相関図 |