新米史官クヘリョン 신입사관 구해령 全20話
第29回視聴率3.7% 第30回視聴率5.5%
quetalsurinoさん |
第15話あらすじ(第29回・第30回)
ソン・サヒ(パク・ジヒョン)はミン・イクビョン(チェ・ドクムン)の命令通り、ク・ヘリョン(シン・セギョン)の記録を確認すると、その内容を写しミン・イクビョンに渡します。トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)の出生の秘密に気づくと、トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)に対する王の反応を確かめると、トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)が先王の血を受け継いだことを確信します。
恋に落ちて、ヘリョンに夢中の王子イ・リムは、王宮内外で二人だけの時間を楽しみ。。。二人がデートしているところを同僚のオ權知(インターン)とホ權知(インターン)に見つかってしまいます。
ミン・ウウォン(イ・ジフン)がソン・ソゴンを告発したことで、藝文館内では、ミン・ウウォンを非難するような声が上がります。しかし、ミン・ウウォンは動じることなくもくもくと仕事をこなし、ソン・ソゴンがカトリック教徒を助けるため世子に取引きを持ち掛けたことをソン・サヒから聞かされると、ミン・ウウォンを誤解していたヘリョンは罪悪感を持ち始めます。
そんなヘリョンにミン・ウウォンは、史官は客観的な歴史記録を残る使命があることを伝え、女史としての責任を重く感じるヘリョン。一方、モファはジャンから預かった手紙を大妃イム氏(キム・ヨジン)に渡します。20年前、ソレウォン(院)での出来事が書かれた手紙は、ドミニークが弟のジャンに送った物。その後、ク・ヘギョンの妹、ヘリョンに関して報告しようとした時、尚宮が現れ。。。
王は王子イ・リムの婚姻相手が決まったことを大妃に伝え、大妃は反対することなく王子の婚姻を受け入れます。結婚した後は、王宮から出て生活することになる王子イ・リム・・・、モファは王宮の外では王子の命を守れないことを心配しますが、大妃には婚姻を反対する理由が見つからず。
婚姻が決まったことを喜ぶホ・サンボ(ソン・ジル)内官は、急いでそのことを王子に伝えます。王子の結婚の準備が進められることを知ったヘリョンは、「おめでとうございます」と語りながらも、表情が暗い。。。他の誰とも結婚するつもりがないことを伝える王子に、ヘリョンは自由のない府夫人(大君の正夫人)として生きていくことはできない・・・と返事するヘリョン。
その後、藝文館に現れたトウォン大君/イ・リムは、ヘリョンの手を取ると、大妃殿に向かいます。「心に決めた相手がいます。。。」と語るトウォン大君/イ・リムを見つめる大妃。女史として、ヘリョンは二人の会話を記録する。
第15話感想(第29回・第30回)
トウォン大君/イ・リムは先王の血を引き継ぐことから、王になる相応しい条件、正当性を持つことを気づくと、左議政(チャウィジョン) ミン・イクビョンが早速動き出しました。王子イ・リムの結婚とは、まさかの展開!
王子がこれまでノクソ堂で生活していたのは、彼を守ろうとする大妃の考えでもあったようですね。王子の出生に関して知る大妃がこれまで彼を守ってきましたが、ミン・イクビョンにその秘密を知られたことで、王子イ・リムの運命が変わってしまうことになるのでしょうか。
ひっそりとノクソ堂で生活するイ・リムに娘を嫁がせようとする家があるのかは疑問ですが、ミン・イクビョンは適切な婚姻相手を既に決めた様子・・・、まさか女史のソン・サヒ??彼が決めた王子の婚姻相手が誰なのか、好きな人がいることを告白し、結婚を取り下げるようお願いする王子の望みは通じることになるのか、クライマックスが近づいているようです。
史官を辞めると決めたソン・ソゴンが気になったミン・ウウォンは、すべてをかけてもカトリック教徒としての信仰を捨てない強い意思を見せる彼の姿に、カトリック教に興味を持ち始めます。イタリア人宣教師が書いた「天主実義」の本を手に入れる様子が描かれました。
「天主実義」は、朝鮮の知識人たちがカトリック教を受け入れることになった書籍ですが、西欧思想なども含まれていることから、ミン・ウウォンもこの本の影響を受けることになるのでしょうか。カトリック教の弾圧も激しくなりそうで、ソン・ソゴンが命を落とす出来事などが起きそうで、ハラハラする展開が始まりそう。
このドラマで描かれる内容はフィクションですが、トウォン大君/イ・リムは第7代王の成宗(ソンジョン)の父、懿敬世子を思させるような気がして、時代背景も違い、モデルになった実在した王子や王は登場しないはずなのに、なんとなくイメージが重なるような気がします。あくまでも個人的な感想なので、参考にまで。。。
ヘリョンと王子イ・リムの胸キュンするロマンスの続きは??
第31回視聴率 4.0% 第32回視聴率 5.4%
quetalsurinoさん |
第16話あらすじ(第31回・第32回)
トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)は、好きな人がいることを大妃イム氏(キム・ヨジン)に伝えると、進められている婚姻を受け入れられないことを伝えます。しかし、大妃はイ・リムの婚姻は、王室の一員である大君の結婚であることを、想起させ。女史として記録を残すク・ヘリョン(シン・セギョン)は、大妃の言葉に心が揺れます。
イ・リムはこのまま、婚姻を受け入れるしかない立場にもどかしさを感じ、無言のヘリョンの態度に苛立ちを感じます。お互いを傷つける言葉を交わした後、ヘリョンは藝文館で黙々と女史としての仕事をこなし、王子はノクソ堂で本を読み続けるだけ。。。
王から婚姻の話しを持ち出された時、ソ・ベソ将軍に連絡を入れた大妃は、彼からの返事を確認すると安堵します。臨時官庁「嘉礼都監(カレトガム)」が設置され、命令により候補者が集められ、初揀擇(大君の配偶者を選ぶ最初の選抜)が開かれ、史官として王子の婚姻相手の選抜の記録を担当することになったヘリョンは、ソ・ベソ将軍の娘ヨンアが有力な候補として選ばれると、複雑な心境。
一方、ミン・イクビョン(チェ・ドクムン)は、軍を率いるソ・ベソ将軍の娘が候補者になったことに不安を持ち始めます。ソ・ベソは臨時官庁「嘉礼都監」が設置され、娘を持つ父として候補しただけと語り余裕を見せます。
選抜が進めば進むほど、落ち込む様子のヘリョン。。。
トウォン大君/イ・リムの配偶者の最終候補3人を選ばれますが、そのうちの一人に不正があったことが明らかになり、代わりに最終候補に挙げられた名前を確認していた藝文館では大騒ぎ。最終候補の一人に名前をあげられていたのはソン・サヒ(パク・ジヒョン)權知(インターン)でした。
そのことを知ったサヒは、ミン・イクビョン(チェ・ドクムン)に不満を表しますが、彼女にできることはなく、藝文館を辞め大君との最後の選抜を準備するよう命じられます。ミン・イクビョンの命令でソヒが動いていたことには気づいていたけど、最終候補にソヒの名前があげられたことを知ると世子、彼女に裏切られたような気持ちになります。
女性でも自由な選択ができる人になりたく、女史になったソヒ。しかし、ミン・イクビョンの命令に背くことはできず、、、そんな彼女に「自分の意思で生きていけない・・・、気持ちは理解できる。座りなさい。話したいことがあれば、聞こう。」語る世子。世子濱は、ソヒが翌日の朝になって東宮殿から出たことを知ると嫉妬します。世子との関係を問う世子濱に、これまで隠していた世子への気持ちを告白するソヒ。
婚姻後住む屋敷を探すトウォン大君/イ・リムは、理想の場所を発見すると、夫婦としてヘリョンと一緒に幸せな生活を送ることを想像・・・、厳しい現実に暗い表情を見せます。決心をしたような表情を浮かべ、ヘリョンの屋敷に向かうイ・リム。。。
第16話感想(第31回・第32回)
ヘリョンのためならすべてを捨てる決心をしたイ・リムは、その気持ちをヘリョンに伝えますが、ヘリョンの返事はイ・リムが予想していたものではなかった!
「現実は小説とは違います。すべてを捨ててどこかに隠れて生活することが、現実では決して幸せな結末にはならない。。。」とイ・リムを冷たく断るヘリョン。ヘリョンの言葉に涙を流す王子の姿と、イ・リムの気持ちを傷つけたことに涙を流すヘリョンの姿を最後に今話が終わりました。
二人のロマンスに危機が!!
ストーリー面ではそれほど進展がなく、王とミン・イクビョンが王権を手に入れた理由、ソレウォン(院)に何があったのか、ヨンアンの娘がヘリョンのようですが、なぜ亡くなったのかも相変わらず明かされない。ク・ジェギョンのせいでヨンアンが亡くなったようですが、先王の死とソレウォンの関係に関しては、次の話ですすむことになるのでしょうかね。
疑問を持たせたまま、進展が若干遅い。
一緒に逃げようと語る王子のロマンティックな発想と対照的に、現実過ぎるヘリョン。理想的なカップルのイメージがありますが、二人が結ばれることはないのでしょうか。今話が終わった後、思い出せるのは、ヘリョンの言葉に涙を流すイ・リムの姿だけでした。王子の泣く姿までキュートに見える。。。
若干時代劇の雰囲気に合わない気がするチャ・ウヌですが、前作の「私のIDは江南美人(原題)」ではイケメンツンデレ大学生を演じて、このドラマで見せる甘くロマンティックなイメージの王子とは全く違うイメージです。まだご覧になっていない場合、個人的なおすすめとしては、このドラマをみた後に、「私のIDは江南美人(原題)」をみる方が、チャ・ウヌの魅力が伝わると思いました。
【豆知識】トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)の父、先王役でユン・ジョンフンが特別出演しています。「皇后の品格」、「マイヒーリングラブ(私の恋の治癒記)」や「リターン」などに出演。
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