韓国ドラマ時代劇 あら感

新米史官クヘリョン 13話・14話 あらすじと感想






新米史官クヘリョン 신입사관 구해령 全20話

第25回視聴率3.8% 第26回視聴率5.9%

quetalsurinoさん

第13話あらすじ(第25回・第26回)

トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)とのキスの後、ク・ヘリョン(シン・セギョン)もドキドキする気持ちを抑えきれず、メイクまで済ませると王宮に向かいます。トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)も、キスの後、すべてがヘリョンに見えて彼女の声が聞こえるような錯覚で・・・、恋に落ちた様子。

ヘリョンが登場すると王子イ・リムは緊張し、目も合わせられない程ソワソワ。王子の反応に笑顔を見せると「慣れてください・・。」と語ると、王子の唇にキスします。

早朝、船着き場に着いた船らから降りた人物・・・は、西洋人。誰かと待ち合わせをした様子の西洋人は発見されると、義禁府にとらわれます。その後、朝鮮に来た目的を直接探るため世子が取り調べることになり、王宮に連れてこられた西洋人。言葉が通じないことから、通訳者が見つかるまで再び義禁府に戻されることになります。

しかし、移動中逃亡を図り、王宮内は大騒ぎになります。姿を消した西洋人が隠れていたのは王子イ・リムの居るノクソ堂でした。彼を発見すると王子とヘリョンはどう対処するか悩んでいる間、西洋人が再び逃亡。。。

王は、西洋人を逃がした者が王宮内にいると判断、王宮内のカトリック教信仰者を全員捜し出すよう命じます。隠れている西洋人の前に現れたのは藝文館の史官、ソン・ソゴンでした。ソン・ソゴンは十字架を見せると彼を安心させます。

仕事に集中できず心配そうな表情を見せるソン・ソゴンが気になるミン・ウウォン(イ・ジフン)。その時、カトリック教信仰者を捜し出す動きが激しくなる中、藝文館の史官たちも調査対象となります。ソン・ソゴンが不安そうな表情を浮かべると、手に握っているものを隠そうとする。十字架を持っていることが見つかると危険な状況。その時、ミン・ウウォン(イ・ジフン)が近づくと、「手の中にあるものを渡しなさい」とささやきます。ミン・ウウォンの手に渡された十字架・・・、次は彼がチェックを受ける順番。。。しかし、左議政(チャウィジョン)の息子だと気づくと、チェックされることなく無事にその場を乗り越えることになります。

西洋人は発見されることなく、左議政のミン・イクビョン(チェ・ドクムン)は、王宮内で最も安全な場所である大妃の殿に隠れている可能性が高いと予想しますが、西洋人が隠れていた場所は王子イ・リムの居るノクソ堂でした。安全な場所を求めて戻ってきた彼を隠すイ・リム。

帰宅したヘリョンは、屋敷のまでモファを発見すると、平安道(ピョンアンド)で出会った医女だと気づきます。お世話になったお礼がしたいと、モファを家に招きます。ヘリョンが帰ったことを知った兄ク・ジェギョンが現れ、モファに兄を紹介するヘリョン。

ヘリョンの兄がク・ジェギョンだと知ると、驚きの表情を浮かべるモファ。ヘリョンに席を外させると、「父は既に死去、病気の母と子一人だった君に、妹がいることはあり得ない。まさか?もしかしてあの子は・・・」と語るモファ。。。

第13話感想(第25回・第26回)

西洋人の登場で新たな展開を迎えることになりました。スパイとして疑われた西洋人を捜し出すため、キリスト教を禁じていた王。今後何が起きるのでしょうか。西洋人役を演じているのはファビアンです。ファビアンが演じる西洋人はフランス人で、革命が起きて王が殺されたことや、平等を語ることから、フランス革命?と思いました。

ヘリョンと王子イ・リムのドキドキするエピソードから始まりましたが、西洋人の登場でコミカルな展開もあり、今話の最後は驚きの展開がありました。ヘリョンのク・ジェギョンの妹ではなかったようです。モファの過去の記憶に登場する少女は、幼い頃のヘリョンのようです。モファの恩師の娘がヘリョンだったのでしょうか。ジェギョンには出生の秘密が??

西洋人が朝鮮に到着した理由には、ソレウォン(院)が関係しているようです。西洋人を待っていたモファは、彼を発見することができず。モファは大妃の命令で動いていたことから、彼が朝鮮にきた特別な理由がありそうですね。

どこに姿を隠したのかも分からない状況で、大妃はミン・イクビョン(チェ・ドクムン)には発見されないよう注意するシーンでも登場したソレウォン(院)。一体どのような存在だったのでしょうか。

ヘリョンを妹として育てたク・ジェギョンは何を企んでいるのでしょう。少し時間が欲しいとモファに語るク・ジェギョンの姿からは、ヘリョンを利用して復讐するようには思えないけど、王と左議政(チャウィジョン)が隠してきた秘密が明かされることが近いです!!


第27回視聴率4.4% 第28回視聴率6.9%

quetalsurinoさん

第14話あらすじ(第27回・第28回)

ク・ヘリョン(シン・セギョン)の屋敷を出るモファは、過去を振りかえます。初めでヨンアン先生(モファの師匠)との出会いから、ソレウォン(院)でク・ジェギョン過ごした時間など・・・、複雑な心境になるモファ。

一方、兄とモファの様子から、二人が初対面ではないことに気づいたヘリョン。

トウォン大君/イ・リム(チャ・ウヌ)は、西洋から来たフランス人のジャンをノクソ堂に隠し、彼から外国の話しを聞かされ、フランス語のレッスンまで。。。しかし、王宮内では西洋人を捜し出すため、ノクソ堂の前まで監視されるようになると、ヘリョンやホ・サンボ(ソン・ジル)内官は早くジャンを別の場所に移すべきだと心配します。

船着き場で待ち合わせしていたジャンと行き違ったことから、モファもジャンを捜しまわりますが、まさか王子がかくまっていることには全く気づかない様子。大君の格好をしてジャンを王宮の外に逃がそうとしますが、手紙を残して姿を消します。

手紙にはこれまで秘密にしていた、なぜ朝鮮にきたのかの理由が書かれていました。ジャンには幼い頃、朝鮮に向かった兄がいたこと、戻ってこなかった兄を捜すために命がけで朝鮮に来た。兄が滞在していた場所の名前を知ると、命に危険が及ぶことから、すべてを隠していたジャン。感謝の言葉を残し、ノクソ堂から姿を消します。

ジャンが残した手紙を読む王子イ・リムは、「夜明けが訪れる場所」の名前を知ると、命を落とすことになると聞くと、そこがどこなのかが気になります。

モファはついにジャンを発見します。ジャンの兄、ドミニークはフランス人宣教師で、ソレウォ(院)で医学を教えていた医師でした。モファはドミニークから3年間、西洋医学を学んだ教え子でした。しかし、反乱に巻き込まれ、罪人として処刑されていた。兄の死を悲しむジャンを見つめるモファの目に涙が。。。

ジャンを王宮から外に逃がすため、ハニャンの様々な場所で西洋人を目撃したとの嘘の噂を流したヘリョン。しかし、逃亡中の西洋人を発見できないことから、王は西洋人を見つけ出せないと、カトリック教を信仰する73人を処刑するとの命令を下し、そのことを知った世子は王の突然の命令に疑問を抱きます。早朝、届けられた手紙を読んだ王が命令を下したことから、左議政が関わっていることに気づく、世子。

一方、王子イ・リムは、自分がジャンをかくまったせいで、多くの命を落とすことになると知ると、自らの立場を危険にすると知りながらも、王に正直にこれまで西洋人をかくまっていたことを話し。王の命令に背いたと激怒する王は、持っていた本をイ・リムに投げると、今後、西洋人に関して発言をすることを禁止すると念を押します。史官として二人の会話を記録するヘリョンの目に涙を浮かばせ、イ・リムを心配する様子。

その後、義禁府に捕まっている73人の処刑を行うよう命じますが、73名は世子の命令で既に釈放されていたと聞かされると、王の怒りは頂点に。。。王の命令に従わず勝手な決断を下した理由を問い詰めます。困った状況に置かれた世子を助けたのは、駆け付けた大妃でした。

藝文館まで、世子の命令で73名のカトリック教徒が釈放されたことが伝わると、ミン・ウウォン(イ・ジフンは、ソ・ソンゴン史官が関わっていることに気づきます。王子イ・リムが西洋人をかくまっていたことを理由に、73名のカトリック教徒の釈放を世子に求めたことを知ると、歴史を客観的に残すべき史官としての本分をまっとうできなかったことを指摘します。

一方、ミン・イクビョン(チェ・ドクムン)は王と王子イ・リムの会話内容を確認するため、ソン・サヒ(パク・ジヒョン)に、ヘリョンの記録を持ち出すよう命じ。。。

第14話感想(第27回・第28回)

王子イ・リム・・・、笑顔もステキで、イケメン過ぎる!

20年前のソレウォン(院)で西洋医学を学んでいたモファと、彼女を姉さんと呼ぶク・ジェギョンの姿が登場しました。モファの記憶にある幼い少女がヘリョンだとすると、彼女の父はヨンアン先生ってことになりますね。ただ、ソレウォン(院)の存在を知る者は命を落とすと、、、なると、王が王権を手に入れたことと、ソレウォン(院)は関係があるのでしょうね。

大妃が守ろうとしているのは王子のイ・リムだけではないようで、ソレウォンに関して大妃が隠している秘密が何かがとても気になる展開でした。

正直な王子のイ・リムの姿と、彼を守ろうとする世子に心温まる話でした。ただ、王を怒らせてしまったことが、二人を危険にしないことを願いたいです。女史のソン・サヒと世子の間にもちょっとしたロマンスと言うか、信頼関係が既に構築されているようですが、ヘリョンが残した王子イ・リムの記録を果たしてミン・イクビョン(チェ・ドクムン)に渡すことになるのでしょうか。

ソレウォン(院)がどういう場所で、なぜ、名前を口にするだけで命を落とすほど禁句となったのか、そろそろ明かされる時が来たのでは。。。2010年に放送された「済衆院(ジェジュンウォン)」は、韓国最初の近代式病院で主人公が意思を目指すサクセスストーリーを描いた作品ですが、アメリカ人医師兼宣教師が登場し、様々な偏見や困難を乗り越え、新鮮な刺激を受けた記憶があります。

「新米史官ク・ヘリョン」に登場したジャンの兄ドミニークが朝鮮で西洋医療を教えていたことが理由で処刑されたのか、何か事件に巻き込まれたのでしょうか。ドミニークの弟ジャンが朝鮮に到着することを大妃が知っていたことから、禁止されている本の発行の裏にはやはり大妃の存在があるようです。王が王権を手に入れる過程で何があったのかも含め、ミン・イクビョンが王子イ・リムに注目し始めたことが、次の話の中心になりそうです。

西洋人ジャンの登場で、騒がしくなった王宮。カトリックへの弾圧は朝鮮時代にもありましたが、今後、さらに激しい弾圧が始まることになるのか、ファンタジー時代劇ではありますが、ヘリョンと王子イ・リムのロマンスだけでなく、ストーリー面では軽い時代劇なので、年齢を問わず楽しめる展開になっています。

時代劇が苦手も視聴者も楽しめる作品!

新米史官クヘリョン 15話・16話 あらすじと感想

 

新米史官クヘリョン あらすじと感想 視聴率 キャストと相関図

 


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