カンテク~運命の愛~ 揀択-女人たちの戦争 간택 – 여인들의 전쟁 全16話
【韓国放送期間】2019年12月14日~
第5話視聴率3.328%
daisySSさんより |
第5話あらすじ
王妃を選ぶための揀擇に参加したカン・ウンボ(チン・セヨン)を見た王、イ・ギョン(キム・ミンギュ)は彼女を双子の姉カン・ウンギだと思い込み、彼女が生きていることを喜んだあまり、揀擇の場で彼女を抱きしめてしまう。しかし、王大妃との約束を守るため、身分を明かせないウンボは自分をホン・ヨンだと紹介します。
すべてを知る王大妃は急いでその場を整理させ、何も知らされていない王妃は死んだはずのカン・ウンギと同じ顔をしたカン・ウンボの登場に衝撃を受け、その場で気を失います。王はカン・ウンボを姉のウンギが生きていると信じながらも、ウンギとは雰囲気が違うことに気づき、彼女を監視させます。
一方、揀擇に参加している少女たちの間で、王がカン・ウンボ/ホン・ヨンを亡くなった王妃と間違って抱きしめたことで、注目を浴びることになります。キム・ソンイ(イ・ファギョム)はカン・ウンボを警戒し、チョ・ヨンジ(イ・ヨルム)も亡くなった王妃と同じ顔をしたホン・ヨンの存在を父チョ・フンギョンに報告すると不安そうな表情を見せます。直接ウンボの顔を確認したチョ・フンギョンも亡くなった王妃に似ていることに気づき。。。
揀擇の試験は、観相(容姿/顔立ち)、心想(心もち)、行狀(振舞い)の3つのテーマで行われます。第1関門のため全員が顔を洗う過程から危機を迎えたウンボ。キム・ソンイ(イ・ファギョム)をバックアップする大妃が宮女を買収し、ウンボが使う予定のタオルに毒が付着していることに気づいたウンボは、自分のタオルではなく、参加者のタオルを借りて、減点されてしまいます。
キム・ソンイ(イ・ファギョム)側が買収した人相鑑定士は、キム・ソンイとカン・ウンボを間違って、「王妃の相」と評価し、ウンボが最高点を受けることになり、次のテストに進むことに成功します。次の心想(心もち)の試験は王妃が評価するため、ウンボには最低点をつけ、3つ目の試験となる行狀(振舞い)では、1両から100両まで、決められた予算額内で人々のためになるお金の使い方を評価されることになります。キム・ソンイが100両、チョ・ヨンジは10両、カン・ウンボは1両。
カン・ウンボは1両で買える紙を購入すると、字が書けない人々のために代筆を始めます。カン・ウンボの前に列を作って集まる人々を確認したキム・ソンイは、ウンボへの警戒を高め、彼女が代筆した文章に文句をつけるとウンボを拉致し、監禁します。
第5話感想
王妃選びの最初の試験がスタート!
監禁された状態では試験に参加することができず、揀擇の試験で落選する危機を迎えたカン・ウンギ。ライバルのキム・ソンイの命令で監禁されることになったウンギは、果たして脱出することができるのでしょうか。3つ目の試験では明らかに多くの人の気持ちを動かしたのはウンギだったので、落選することはないと思いました。
王妃選びは権力と比例することをあらわすようなエピソードが描かれました。大妃のサポートを受けるキム氏家門と、何とか今回の揀擇を通じて王妃を選出する必要があるチョ氏家門は、使えるあらゆる手段や権力を使っていくことに揀擇の様子が今後更に激しい展開になりそうです。二人の強力なライバルからカン・ウンボを守るのは王イ・ギョン(キム・ミンギュ)になりそうです。
ただ、ストーリーの展開上、このまま何も起こらず、彼女が試験を通過することはないこと、最終揀擇までは多くの試験が残されていることを考えると、ウンボが無事に脱出することにはなると予想します。王がウンボに監視をつけていたので、もしかして彼女を助けるのは王なのでしょうか。
夢を通じて未来を見る王は、夢の中で王妃だったウンギとそっくりの女性と出会い、ホン・ヨンだと自己紹介される場面を見ていました。ウンギに双子の妹がいたこと等、今後は夢を通じて多くのことを知ることになり、ウンボを危機から救いながら彼女とのロマンスを育てていくことになりそうですね。
これまで見えきた夢が未来の出来事を示唆しているのであれば、ウンボが危険な状況にあると、姿を消したウンボを心配する王が彼女を発見するために直接動くことになるのか、早く本格的なロマンスの展開が始まることを期待します。
王は初恋の相手が双子の姉カン・ウンギではなく、妹のカン・ウンボだったことをいつ、どんな形で知ることになるのでしょう。夢でみた出来事が現実の世界でも起きると想定すれば、彼女が危機を迎える度に現れるのは王様!
第6話視聴率4.266%
daisySSさんより |
第6話あらすじ
王の関心を引いたカン・ウンボ(チン・セヨン)を警戒するキム・ソンイ(イ・ファギョム)は、ウンボを拉致し、ウンボが姿を消したことを知った王、イ・ギョン(キム・ミンギュ)は、彼女が拉致されていると思われる場所に軍を送ります。夢で見た通りの井戸を発見すると直接、カン・ウンボを助けに向かいます。王に助けられたウンボは、自分はカン・ウンギではないと伝える。
一方、王宮では揀択の結果を発表するため参加者が集められ、姿を現さないカン・ウンボを落選させるべきだと語るキム・ソンイ(イ・ファギョム)。ウンギとは別の場所に監禁されていたウンギの下女がイ・ジェファ(ト・サンウ)によって助けられ、ホン・ヨン/カン・ウンボが拉致された可能性があることを伝え、揀択の発表は一時的に中断され。
遅れながらも王宮に戻ったウンボは、キム氏家門と関係のある人物に拉致されたことを告げ、キム・ソンイはウンボが戻ったことに不安を感じます。不安になっているキム・ソンイを利用し、拉致されていたことを証明したウンボ。最後の試験で最も高得点を獲得したウンボは、揀択から落選することなく、次の再揀択に進むチャンスを手に入れます。
カン・ウンボが再揀択に残ったことを不安に感じるチョ・ヨンジ(イ・ヨルム)に、父チョ・フンギョンはホン・ヨンが喘息もちであることを伝えると、アレルギー反応を起こすピーナッツの粉を渡します。チョ・ヨンジはウンボ/ホン・ヨンの食事にピーナッツの粉を混ぜると反応をうかがいますが、全く何事もなかったように食事を取るウンボの姿に、彼女がホン・ヨンではない可能性を疑い始めます。
王妃が殺害された事件を調べる王は、ワル(イ・シオン)を犯人と誤解し捕らえます。正体を明かせないワルは、自分をイ・ジェファ(ト・サンウ)宅の奴隷だと伝え。。。カン・ウンボはワル(イ・シオン)を訪ねイ・ジェファ宅を訪れます。屋敷の前でカン・ウンボと鉢合わせになったイ・ジェファは、ウンボと一緒に居る下女がイ・ジェファに助けられたことを思い出し。。。イ・ジェファは利用しているカン・イスの娘がカン・ウンボだと気づきます。
王を殺害する計画を進めていたイ・ジェファは、協力者のペク・ジヨンが揀択選抜に送ったホン・ヨンが、好意を持つカン・ウンボだと知ると強いショックを受けます。
第6話感想
拉致されていたウンボを助けたのはやはり王様!
これまでは夢で見たことが現実での起きることに半信半疑していた王ですが、この出来事をきっかけに、今後ウンボを危険から守り、王位を狙うイ・ジェファの反乱から自分を守ることになるような予感がします。
王妃カン・ウンギに双子の妹がいたことを知らない王は、王妃になるのが目的なら彼女を王妃として迎え入れると伝えますが、ウンボは正体を明かすことなくホン・ヨンとして揀択に参加することを望み、王が彼女の手をそっと放すシーンでは、一途にカン・ウンギへの気持ちを持ち続ける王の姿、ちょっと切ない。
密かに王位への野心を燃やすイ・ジェファと協力者のペク・ジヨン。カン・イスの双子の娘を揀択に参加させ王を殺害するチャンスを狙っていたイ・ジェファはカン・ウンボがホン・ヨンだと知り、衝撃を受けるシーンが今話のエンディング。
もしもカン・ウンギがホン・ヨンだと知っていたら、彼女を揀択に参加させることはなかったのでしょうか。隠している秘密が多いイ・ジェファが惹かれた相手、ウンボも秘密を抱えて生きていくヒロイン。ホン・ヨンが気になってワル(イ・シオン)を訪ねたほどのイ・ジェファ。彼女の正体を知って本当に強い衝撃を受けたようで、思った以上に面白い三角関係を形成しそうな気がしました。
計画通りだと試験にパスし次のステップとなる再揀択へと進むことになったウンギが、王を暗殺することになりますが、果たしてウンギと王にはどんな出来事が待っているのか、ハラハラドキドキする展開が待っているのでしょうか。
個人的にはもう少しシャープなイメージの王が登場することを期待していたので、キム・ミンギュが演じる王の姿に物足りなさを感じ始めました。でも、右議政と左議政が揀択の邪魔をし、ウンギ/ホン・ヨンを再び危険にさらすことを心配し、揀択の最中再び事件が発生する場合は王妃を迎え入れることを拒否する、断固な姿勢を見せたので、後半部は王が成長していく姿を見ることもできそうです。
夢を通じて未来の出来事がみられる設定は現代風ですが、ドラマ全般は正統派時代劇に近い雰囲気で流れているような気がします。
カンテク~運命の愛~ 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率 |