揀択-女人たちの戦争 간택 – 여인들의 전쟁 全16話
【韓国放送期間】2019年12月14日~
第15話視聴率4.237%
daisySSさんより |
第15話あらすじ
自らカン・ウンギの双子の妹、カン・ウンボ(チン・セヨン)であることを明かしてしまったウンボ。その場で父カン・イスの無実を晴らして欲しいと告げ、キム・マンチャンは王室を相手に詐欺を働いたカン・ウンボと彼女に協力したホン・ギホを罰するよう求めます。
カン・ウンボを処刑にするべきだと主張するキム・マンチャン。。。しかし、宮女を殺害した容疑で捕まっていたクォン・イクスが王に告げたいことがあると申し出ると、キム・マンチャンに不利な証言を始めます。宮女を殺害するよう命じたのはキム・マンチャンとその仲間たちであると自白。カン・イスが無実であることを証明できなくするため、関係者全員を口封じのため殺したと証言したことで、王はキム・マンチャンを捕らえるよう命じ、カン・ウンボを処刑にするべきとの訴えは、王妃カン・ウンギを暗殺した事件を解決したのがカン・ウンボだと認め、彼女を王宮から追放することでウンボの命を助けます。
ワル(イ・シオン)と共に王宮から追放されることになったカン・ウンボ。王はウンボにしばらくの間の別れであることを告げ、20年前の予言に関して調べていた王は、不吉な前兆を知らせるものではないとの解釈を得ると、ウンボとの未来を約束し、彼女への気持ちを伝える品を渡します。
しかし、廃妃されて王宮を後にするカン・ウンボは、キム・ソンイ(イ・ファギョム)の命令で拉致されてしまいます。反乱を計画するイ・ジェファ(ト・サンウ)は、チョ・フンギョンだけではなく、キム・マンチャンとも手を結んでいた。反乱が終わるまでカン・ウンボを拉致するよう命じていたのはイ・ジェファ。しかし、宮女の助けで拉致された場所から逃げることに成功したウンボ。すべての計画はイ・ジェファによるものだと気づいた時、ウンボはイ・ジェファに拉致されます。
その後、軍を集めると、「今夜必ず王の命を奪う!」と語り王宮へ向かったイ・ジェファ。反乱を起こすため王宮に到着したイ・ジェファを迎えたのは王、イ・ギョン(キム・ミンギュ)で、王宮内には既に軍が集められ、対立することになります。逃げだしたウンボが王宮に現れるとイ・ジェファが起こした反乱をとめようとしますが、再びイ・ジェファに拉致される危機を迎え。彼女を助けようと立ち向かったのはワル(イ・シオン)でしたが、イ・ジェファに斬られてしまう。倒れたワルの名前を叫ぶウンボの声に気づいた王は、ウンボを心配す表情で。。。
第15話感想
今話の前半は、ウンボが双子だったことを明かす様子。後半は王位継承者1位のイ・ジェファ(ト・サンウ)がついに反乱を起こす様子が描かれました。キム・マンチャンともチョ・フンギョンの両方と手を結んでいたことが分かりましたが、そのことが王にも伝わり、イ・ジェファが王宮に到着した時には王は戦う準備を終えていた状況。
イ・ジェファが反乱を起こそうとしたのは、王位だけではなくカン・ウンボへの気持ちも大きく働いた方でした。今話のエンディングはウンボを連れ去ろうとするイ・ジェファの姿と、ウンボが危険にさらされていることに気づいた王、イ・ギョン。
斬られたワルが死んだのか生きているのかは今話では確認できず、ワルもウンボに気持ちをやはり寄せていたという展開。20年前の予言や、未来を見る夢を見るようになったことすべてが、ウンボが運命の相手だからだと、必ず彼女との明るい未来を描くと語る王の姿は、これまで見せたものとは違って、ロマンティックな展開に感じました。ウンボが王宮から追放される前の短い時間を共に過ごした二人ですが、果たして幸せなエンディングが待っているのか、予言は巫女によってその内容が変わると語るシーンを見た時に、もしかしたらハッピーエンドではない可能性があるのか考えました。個人的にはエンディングがすごく気になるドラマと、エンディング予定もその過程が気になるドラマに分かれますが、このドラマはエンディングよりも、ヒロインのウンボがどのような結末を迎えるのかが気になります。
イ・ジェファが反乱を起こすにあたって、王宮内に関する多くの情報を提供したのはチョ・ヨンジ(イ・ヨルム)でした。王を守る內禁衛將の動線を把握するために苦悩するイ・ジェファに、これまでウンボが危険にさらされた時、必ず王が助けたことを告げ、ウンボを利用すると反乱を成功させることができると語るチョ・ヨンジ。恋心が憎しみに変わってしまったことをあらわす彼女の姿に、最終話でも悪女を演じきって欲しいですね。
女人たちの戦争とは、王妃になるための戦いだけをさすのではなく、王宮内で生き残るための女性たちの戦いを描いているように思いました。王妃選びに重点を置かず観た方が、もしかしたらこのドラマをもっと楽しめたのかもしれません。
第16話視聴率6.348%
daisySSさんより |
第16話(最終回 )あらすじ
カン・ウンボ(チン・セヨン)の声を聞いた王、イ・ギョン(キム・ミンギュ)は、彼女を捜しに向かいますが、ウンボは既にイ・ジェファ(ト・サンウ)の手に。。。反乱を起こしたものの、対抗する王に追い詰められたイ・ジェファは、ウンボとワル(イ・シオン)を人質に取ると道を開けるよう要求し、王はウンボを助けるため反乱軍に道を開ける。王はイ・ジェファが向かった先を尾行させます。
イ・ジェファに連れられ隠れ家に戻ったウンボは、追われる身の王妃となったチョ・ヨンジ(イ・ヨルム)が反乱に加わっていることを知ると非難。避難を受けたチョ・ヨンジはウンボに剣を突きつけますが、彼女の父チョ・フンギョンはウンボを利用して王をおびき寄せるために間違った選択をしないよう説得します。
イ・ジェファは、王イ・ギョンへの憎しみをあらわし、王位を奪ってウンボも手に入れたいと、彼女への気持ちを告白しますが、ウンボはイ・ジェファの気持ちを断ります。強く拒否するウンボにイ・ジェファは怒りを見せ、彼女の命を奪ってまでもカン・ウンボを自分のものにしたいと語り、ウンボはその姿に驚きます。
王はウンボを助けたいのなら一人で、指定した場所に来るよう伝える手紙を受け取ります。その頃、ウンボと共に監禁されることになったワルは、逃亡を図り。再び未来を予言できる夢を見た王は、反乱を起こした軍がいる場所を探し出し、その場所に向かいます。しかし、ウンボの姿はない。ワルの助けを得て変装し逃げることに成功したウンボ。彼女が逃亡したことを知ったイ・ジェファが後を追い、ウンボを助け出すために到着した王とイ・ジェファが正面対決。イ・ジェファの王位を狙う野望は失敗に終わり、ウンボの目の前で自決することを選択。
反乱に加わったチョ・フンギョンは死刑、娘のチョ・ヨンジは追放され、大妃も王宮を去ることになる。キム・マンチャとその仲間たちは島流し。反乱に加わった人物が処罰され、すべてが終わります。
しかし、ウンボがとらわれている場所を探すため、続けて夢を見てきたせいで体調不良に陥り、意識不明になった王。自分を犠牲にしてまで自分を助けようとした王の気持ちを知ったウンボは、王を助けるためには彼の側を立つ必要があることに気づきます。最後の別れを告げて王宮を後にしたウンボ。
それから1年後、カン・ウンボを捜し続けている王、イ・ギョン。ウンボを訪ねたワルは、彼女が出産したことを知ると王に居場所を知らせ、1年ぶりに再会する二人。
第16話(最終回)感想
幸せなエンディングを迎えない可能性があるのでは??との予想とは違い、完璧なハッピーエンドでした。未来を予知する夢を見続けることが身体の負担になることを知りながらも、ウンボのために自分を犠牲にした王。最終話ではこれまでになくカッコよく見え、王の初恋は叶ったエンディングでした。そのうえ、一年後再会した二人の間には王子が生まれて初恋が実り、家族へとなっていく姿が見られたのも、心が温かくなる最終話でした。
イ・ジェファが起こした反乱に関しては、第15話から第16話に掛けて描かれましたが、期待した以上に分量が短いように思えました。すべての出来事をまとめるためには最終話をこんな感じにまとめるしかなかった気はしますが、時代劇が持つ独特の緊張感がそれほど感じられないところがやはり残念。最近放送される時代劇は、本格派アクションが楽しめるヤン・セジョン主演の「私の国」や、キム・ミンジェ主演のロマンティック時代劇「コッパダン:朝鮮婚談工作所」の方が個人的には、胸キュンする展開に政治的なプロットまで、面白かったので、比較してしまいます。
従来の時代劇を楽しみたい方には、楽しめる作品だと思います。王が夢を通じて未来が見られるという設定や双子の姉妹が登場し、王の初恋がどちらか初めはわかないところもよかったけど、王とヒロインのカン・ウンボのロマンスをもっとロマンティックに描くことができなかったのかは、残念。
イ・ギョンはウンボと一緒に過ごした時間が美しい時間であったとの意味を込め、生まれた王子の名前をイ・ダムに決め、ウンボは自分が側にいる限り王の命が再び危険にさらされることを心配しますが、王は彼女への気持ちを告白し、どんな時も彼女が側にいる方が二人の幸せにつながると、彼女を迎え入れる。ハッピーエンドを迎えたので、二人のストーリーは完結!
チン・セヨンが主演した「オクニョ 運命の女」に登場する運命をきりひらく強い女性のイメージ、オクニョと重なる部分もあり、懐かしい気持ちになりました。
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