商売の神 – 客主2015 장사의 신 – 객주 2015 全41話(オリジナル話数)
第22話 あらすじ
【接長選挙】
プンドゥン峠は開通したものの、六矣廛の買い占めのせいで物資を仕入れられず、不満を募らせる行商人たち。彼らに詰め寄られたボンサムは、なんとしても品物を仕入れると約束したものの、手立ては浮かばない。万事窮したボンサムはソゲにひざまずき、物資を回すように懇願する。そんなボンサムにソゲは１つのヒントを与える。その頃、漢陽ではソリンが妊娠中毒症にかかり、心配したソクチュがケトンを呼んで手当てにあたらせる。
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第22話 感想
ボンサムが出した激文を見て集まった行商人の数は300人を超えた。心底困ったボンサムはキル・ソゲの元を訪ねる・・・・ボンサムは、キル・ソゲがどんな人間になっていようとも「兄さん」と呼んでいます。まだ信頼する心があるようです。こんなゲス男なのに、突き放すことができないのがボンサムの人情に厚いところ。こんな所もステキです★
米の運搬船で紛失した米2000俵は、キル・ソゲの仕業だったのに一言も言わなかったボンサムは、ソゲに「兄貴は俺に借りがあるだろう？」と言います（これはソゲがすると”脅迫”ですが、ボンサムがするのは許します！）ソゲはそっとヒントを教えます。これにより、六矣廛の店から仕入れなくても生糸の仕入れが継続してできることになり、半殺しになる寸前のボンサムは命拾い。今回のソゲはいい奴じゃん！
そしたら、次の問題が起きます！ボンサムが行商人達からの推薦で「接長選挙」に立候補することになっちゃいました？(･◇･｡)？ここは、行商人達がまぁ”所得税”みたいな税金を納める役所みたいなところのようです。今までの「接長」がこれもまたソクチュンと癒着していてソクチュンの懐を肥やしていた一部分でもあるみたいです。ボンサムが立候補したと知り、ソクチュン側はキル・ソゲを対抗馬に！次回、決着が付くのでしょうか？
第23話 あらすじ
【遊説】
ボンサムの身を案じるソリンはお腹の子のためにも立候補を辞退するよう懇願する。その言葉を聞き、言葉の真意を確かめようとするボンサムだが・・・。京畿道任房の接長候補が出そろい、ソゲとボンサムの遊説が始まる。あるべき任房の姿と抱負を語って熱烈な支持を受けるボンサムに危機感を募らせるソゲ陣営。そんな中、ソリンがボンサムから贈り物まで受け取ったことを知ったソクチュが激怒し、ソゲにボンサムの暗殺を指示する。
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第23話 感想
前回の終わりのシーンの続きから始まります。森のなかで話をしているボンサムとソリンを見つけ盗み聞きをしているソクチュは、ついにソリンが「お腹の子の父親」の名前を言う寸前でソリンを連れ帰るり、ソリンに「お前は金で買った絵だから口を聞くことも許さない！この部屋から出るな！」と怒るんですよ。
ソリンにとっては、自分がお金で嫁に来たことは十分すぎるくらい承知の上のこと。ひどい言葉に泣き崩れるのもわかるけれど、ソクチュも年老いた自分が亡くなったあとにソリンが子供を連れてと大行首の座もろともボンサムに奪われるんじゃないかと、とても心配しているようですね。
ソリンのことを本気で好きになってしまった老いた自分が歯がゆいんですね。ソリンのことを怒る姿を見ていると逆に哀れに見えてきます。そして怒りのあまり、キル・ソゲにボンサム殺しを命じます。コワッ；￣ロ￣）！！
さて、今回の本題「選挙演説」ですが、やはりボンサムの説得力のある演説に圧倒的な行商人からの支持が集まり、選挙もキル・ソゲの倍近くの得票数で圧勝！
ところが、祝賀会の最中に役人たちが押し寄せてきて「牛及び牛革の密売容疑」で家宅捜索。出ましたよ証拠の品が・・。そういえば、先日珍しくキル・ソゲが馬房を訪ねてきていましたね～。怪しいですよ。ボンサムは連行される寸前で今回は終了。
途中、ソンドルが頭を怪我して失明の可能性が・・・。こちらの行方も気になります。
第24話 あらすじ
【判決】
牛皮密売及び牛の闇処分の罪状で広州府の獄につながれたボンサムはソゲが仕組んだ陰謀に違いないと考え、接見に来たソゲを問い詰めるが、ソクチュの命令だと聞き、衝撃を受ける。ボンサムを救出するため、奔走するケトンはソクチュに泣きつくようソリンを説得するがソリンはこれを拒否する。一方、ボヒョンはボンサムを生かして自分の手下にすべきだというケトンのお告げに従うことにし、広州府へ向かい、ボンサムと接見をする。
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第24話 感想
今回は、牢獄に入れられたボンサムを助けるために巫女のメウォルがあちこちに奔走します。牢獄で気を失っているボンサムに面会し唇を合わせボンサムを起こすメウォルですが、意識が朦朧としたボンサムにはメウォルがソリンに見えて、メウォルが話しかける言葉もソリンの言葉として聞こえます。そして最後に「ソリン・・・。」と言ってまた気を失うのですが、この時のメウォルが本当に可哀想。
それでも、メウォルはボンサムを助けようとキム・ボヒョンに「神からの言付け」と称し助けさせようとするが、ボンサムが断って失敗。ソリンにもボンサムに会えるように頼まれて牢獄にソリンを連れて行く。ソリンは手作りの弁当を持参するが、ボンサムにはもう箸を持つ力もない。その様子を見ているメウォルが可哀想で辛くなってきます。
結局、馬房の仲間の機転に救われ釈放されたボンサム。自分を殺そうとしたソクチュには商売で復讐すると仲間に誓う。
何回か死にそうになったボンサムですが、今回はもう手だてがないかのように思え、ひやひやしました。そしてメウォルの奔走ぶりに涙がでます、報われていない愛情なのに一生懸命なメウォルの姿に感動でした。
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