婚礼大捷 (こんれい たいしょう) 혼례대첩 The Matchmakers 2023年放送 KBS 月火 全16話
neroさん |
第7話視聴率3.3
第7話あらすじ
話し合いの席で急に苦しみ出したジョンウ(ロウン)は、そのまま倒れてしまう。慌てて駆け寄ったスンドク(チョ・イヒョン)は、心配そうにジョンウの身体を支えた。
ジョンウは自らの発作(?)の原因を、若い未婚男女が不適切な距離でくっついているからだと考える。そんなジョンウに向かって、「ご自分に可能性がないから、妬んでいるのでは?」とサムスン(チョン・ボミン)。
まるで図星をつかれたかのように、ジョンウは憤慨した。そんなジョンウをよそに、サムスンは隣に立つスング(ホ・ナムジュン)が未婚だと知って大喜び。
その頃、パク氏夫人(パク・ジヨン)の命を受けた使用人のサムォル母(キム・ガヨン)は、スンドクの後を追って書房を訪れていた。
スングの話によると、イ・チョオクを殺害したのは、おそらく兵曹判書ではないかという。チョオクが行方不明になった日、屋敷では兵曹判書の誕生祝が行われていた。その日、チョオクを兵曹判書の屋敷で見たという目撃情報もあり、さらには兵曹判書がチョオクを部屋に連れ込んだという証言もあったという。
ところがそれらの証言はすべて、一夜にして黙されてしまった。その後、チョオクが自ら川に入っていくのを見たという兵曹判書側の証言が飛び出し、事件はチョオクの自殺として処理された。
さらにチョオクの部屋からファロクの小説が多数見つかると、漢城府はこの小説こそがチョオクを自殺に導いた原因として、作者のファロクを犯人に指名。こうしてファロク、つまりサムスンが漢城府から追われる身となってしまったのだ。
スンドクの作戦は“噂を噂で食い止める”こと。兵曹判書の罪を暴き、メン家の長女ハナ(チョン・シネ)にまつわるよからぬ噂を一掃してしまおうというものだった。
そんななか、サムスンはスンドクに自分の婚姻相手を23号の曠夫ではなく、スングにして欲しいと頼む。兄スングの性格をよく知るスンドクは一瞬ためらったが、サムスンならばもしかすると…と、それを承諾する。
一方、どこかよそよそしいスンドクに寂しさを覚えたジョンウは、スンドクが自分の身分を知ってしまったからだと考える。身分の違いなど気にするなと手紙を送るジョンウだったが、スンドクからの返事は素っ気ないものだった。
母の指示で別邸に身を隠していた世子(ホン・ドンヨン)は、宮廷に向かうと言われて篭に乗るも、いつもは通らない山道を通ることを不審に思う。危険を察した世子は途中で篭を降り、岩の影に身を隠した。
しかし、すぐに追っ手がやってきて、見つかりそうになってしまう。そんな世子を救ったのは、偶然妹と共に山に来ていたハナだった。ハナのおかげで一命をとりとめた世子は、そのまま一晩をメン家の屋敷で世話になることに。
その頃、世子を途中で見失ったと知ったパク氏夫人は、ひとまず世子を連れ去ろうとした兵士の口封じが先決だと話す。自分を差し置いて次々と指示を出す夫人を前に、ヨンべ(イ・ヘヨン)は憤りを募らせた。
翌朝、ハナの機転によってまたしても命を救われた世子。中殿(チン・ヒギョン)は最後まで自分と世子の身分を明かしはしなかったが、聡明なハナのことが気に入る。
小説が完成すると、ジョンウはファロクの新作を心待ちにしていた女性たちの前で、自らファロクとして小説を音読して聞かせた。
ファロクの新作はみるみる話題となり、さらに小説に出てくる女性がチョオクであること、そしてチョオクを殺害したのが兵曹判書であるとあちこちで噂される。この噂はパク氏夫人の耳にも届き、夫人は弟である兵曹判書に、自ら官職を降りるよう命じる。
納得のいかない兵曹判書は、小説を書いたファロクを躍起となって探し回った。一方、スンドクらは最後の仕上げにとりかかるのだが…。
第7話感想
噂を噂で食い止めることに成功したスンドクとジョンウでしたが、腹を立てた兵曹判書によってピンチに・・果たして、ジョンウとスンドクは無事なのでしょうか。
もともと、水泳の得意なスンドクがファロクのフリをして川に飛び込むというシナリオでしたが、第7話の最後で崖に追い詰められたのはスンドクではなくジョンウでした。おそらくスンドクの身を心配したジョンウが、自ら身代わりを買って出たのだと思われます。
そして、川に落ちたジョンウを救出に向かうスンドク。なんだかここに来て、2人の関係が急激に近くなったような気がするのは気のせいでしょうか。
また、23号の曠夫と結婚する予定だったメン家の三女サムスンは、スンドクの兄スングのことが気に入ったようです。スングもまんざらでもないように見えますが、どうなんでしょう。それにしても、いまだにスンドクの正体に気づかないスング。…鈍感すぎませんか?(笑)
一方で、前回嫁スンドクの外出に気づいたパク氏夫人は、使用人を送り込んで監視をつづけます。スンドクの嘘がいつバレるのかと、毎回ヒヤヒヤ。。
それぞれのラブラインも気になるなか、次回はどのような展開が待っているのか、楽しみです。
第8話視聴率3.9
第8話あらすじ
約束の時間に書房へ向かったスンドク。そこでスンドクは、すでに自分抜きで作戦が始まっていたことを知る。慌てて川辺へ向かったスンドクは、おぼれるジョンウを救出。
幸いジョンウはすぐに息を吹き返したが、スンドクは自分の身代わりになって怪我をしたジョンウを心配する。そんなスンドクに、「怪我をしたのがあなたでなくてよかった」とジョンウ。
遅れて駆けつけたスングは、水に入ったおかげで化粧が落ちてしまったスンドクの顔を見てハッとする。こうしてヨジュ宅を名乗る人物が妹のスンドクだったと知るスング。スングはスンドクが仲介人として働くことに反対したが、スンドクは問題ないと一蹴する。
王(チョ・ハンチョル)は兵曹判書がファロクを殺そうとしたことを受け、小説が事実であると認めたも同然だと主張。しかし、都承旨は小説はあくまで小説だとし、今回の件を認めてしまえば、今後わざと都合のいいように小説を書く者が相次ぐ可能性を指摘した。
一連の騒動を快く思わないパク氏夫人は、兵曹判書に職を退くよう命じる。しかし、夫のヨンべはこれに反対の姿勢を示す。
今回の仲介がジョンウにとって非常に大事なものだと言って、兄スングを説得しようとするスンドク。そんなスンドクに、スングはジョンウのことが好きなのかと聞く。慌てて否定するスンドクだったが、その心中は複雑だった。
翌日、王は兵曹判書を宮廷から追放する。一同は例の小説が原因かと考えたが、王が明かしたのはまったく別の件だった。きっかけは世子が追っ手に追われてメン家の長女ハナの世話になったときのこと。夜の散歩に誘われた世子は、そこではじめて民衆の声に耳を傾けたのだ。
世子の申し出にすぐさま動いた王は、通行禁止の看板を立てたのが他でもない兵曹判書だと知る。これによって、違法に看板を設置し民衆に不便をかけた罪で、兵曹判書はその職を追われたのだった。
ファロクの件は一件落着したものの、スングとサムスンも引きつづきメン家の仲介に協力するという。その日、勢いあまってスングに求婚してしまうサムスン。スンドクが止めようとしたのも虚しく、スングはキッパリとそれを断る。
一方、チョン氏夫人の息子シヨル(ソン・サンヨン)は、メン家の二女ドゥリ(パク・ジウォン)に、端午の節句で一緒に相撲を見ないかと誘う。これに気をよくするドゥリだったが、パク氏夫人から夫人宛に小包が届く。それは新しい兵曹判書に、シヨルの父が内定したことを指していた。
シヨルとの婚礼を控えたパク氏夫人の娘イェジン(オ・イェジュ)は、ひそかに想いを寄せるブギョム(チェ・ギョンフン)が、メン家の娘と結婚する予定だと知ってショックを受ける。義姉のスンドクにそれとなく聞いてみるも、肝心の相手が三女の誰なのかはわからず。
ジョンウは主治医のユ医院を通して、世子が残した食事を口にした官女が亡くなった王女と同じ症状で苦しんでいることを知る。医院の話によると、8年前に亡くなった王女もまた、鎖骨の下に同じようなアザがあったという。それは他でもない、毒物によるもの。
ジョンウはすぐにこれを王に報告し、毒物を購入した者の顔を覚えていると話す。しかし、ジョンウが言う男はすでに、何者かによって殺された後だった。
世子に服毒の症状がないことから、ジョンウは世子を宮廷から出すために宮女が自ら毒を口にしたのだろうと考える。王の考えもジョンウと同じだった。都承旨はジョンウの言葉を信用するのかと聞き、王は「8年間も一人で王女の死を調べてきた。父の私ですら忘れて生きて来たというのに…」と返す。
そんななか、ヨジュ宅を探す怪しい男を見かけたジョンウの付き人オボン(キム・ヒョンモク)は、ヨジュ宅が左議政の長男を殺した罪で指名手配されているとジョンウに伝える。もちろんにわかには信じられないジョンウ。
その日、スンドクを呼び出したジョンウは、自分に明かした名前が本当なのかと聞き…。
第8話感想
ヨジュ宅が殺人犯??それも左議政の長男って、、スンドクの夫の兄ですよね?
普段は仲介人としてヨジュ宅の名前を語って商売をしていたスンドク。しかしそれが、ここに来て大きな波紋を呼ぶこととなってしまいました。スンドクをヨジュ宅だと思い込むジョンウは、オボンの話を聞いて真実かどうか確かめに行きます。
てっきり自分が左議政家の嫁であることがバレたと思い、困惑するスンドク。そんなスンドクを見て、オボンの話が本当だとジョンウは勘違いしてしまいます。もし誤解が解けたとしても、スンドクは正体を明かさざるを得ず、ジョンウはどんな反応を見せるでしょうか。
そして、メン家の三姉妹の恋の行方も、なかなか複雑になってきました。スングはサムスンの告白に間髪入れず「ノー」と言いましたが、内心サムスンのことが気になっている様子。
スンドクも言っていましたが、スングの性格上、白か黒か、二択しかないのでしょう。だから今はまだサムスンとの結婚が考えられない、つまり「ノー」。今後変わる可能性がある、とは言えないのがスングのいいところでもあり欠点でもあります。
また、これまでこれといった動きがみられなかった長女のハナ。ところが先日の救出劇をきっかけに、世子の嫁に??なんて可能性も出てきました。ただ、王室に入るのは並大抵のことではありませんからね。2人の運命がどのように変化していくのか、注目です。