放送予定
【日本放送】
未定
【韓国放送期間】 2023年10月30日~12月19日 午後9時45分
婚礼大捷 (こんれい たいしょう) 혼례대첩 The Matchmakers |
2023年放送 KBS 月火 全16話 |
視聴率平均視聴率 % 시청률 最低視聴率第回% 最高視聴率第回% |
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あらすじ朝鮮時代の寡婦と寡夫が出会って、怨女と曠夫(朝鮮時代に未婚で年をとった女性と男性を指す言葉)を結婚させるために作戦を繰り広げる過程を描くコミカル恋愛ドラマ |
相関図 |
キャスト主要人物
シム・ジョンウ cast.ロウン (駙馬 / 漢陽(ハニャン)最高のうっぷん男) 勉強はもちろん、絵、楽器の演奏、医学にまで精通する天才で、抜きんでた外貌までそなえた両家の顔合わせフリーパス顔のジョンウ。王女の目にとまって駙馬(王の婿)となったが、婚礼の日に王女が倒れて17歳で寡夫(妻を失った男)となった。この時からだろうか。男女が寄り添う姿を見るだけで胸がドキリとし、常にイライラしてしまう。人々はこれをうっぷんだと定義づけ、ジョンウを“漢陽一のうっぷん男”と呼ぶのだが…。まぁ、うっぷんがたまらないわけがない状況だ。 ジョンウはうっぷんを堪えることなく、婚姻無効上疏を8年間毎日のように上げている。そんなある日、真心は天に通ずるとでもいうべきか。義理の父、いや王様が怨女曠夫(適齢期になっても相手がいない男女、または離別・死別した男女)問題を解決すれば、駙馬の身分から抜けさせてやろうと言った。 ついにチャンスをつかんだジョンウ!結婚なんて大したものではない。適当に条件に合う者同士を引き合わせてやればいい。ところが、婚姻プロジェクトを開始してすぐに難関にぶち当たってしまう。業務メイトである行商のスンドクがいちいちタックルをかけてくるのだ。婚姻は条件ではなく、心が通い合わなければならないとかなんとか。しかし、一緒に仲立ちすればするほど、彼女の言葉が正しいように思えてくる。たった一度きりの縁、しっかりと引き合わせてやりたい!
チョン・スンドク cast.チョ・イヒョン (左議政の家の2番目の嫁、行商) 北村にただよう噂が1つある。夫を早くに亡くした左議政の家の2番目の嫁が悲しみに暮れ、8年前に自決した長男の嫁の霊に憑りつかれて、夜ごとに頭を壁にぶつけて血まみれになるというものだが…。そうだ、これはただのデタラメだ。 幼い頃から恋愛小説が好きだったスンドクは、本に出てくるやさしくて正義感にあふれ、素敵な旦那様とピッタリなイングクと出会う。しかし、身体の弱いイングクは婚姻から半年でこの世を去ってしまい…。 だれよりも活動的だった彼女は、一人で別荘で暮らすうちに噂のように狂ってしまう寸前だった。生きるために方法を模索するなか、彼女が選んだのは二重生活!公式には左議政の家の2番目の嫁だが、誰にも内緒でヨジュ宅の名前を借りて漢陽最高の仲介人となったのだ。 スンドクはシャーロック並みの観察力と婚姻は必ずお互いにいい縁のもとしなければならないという信条のもと、顧客の心をがっちりとつかんで仲介の神となった。おそろしい義母と腹黒いサムウォル母の目を避け、ローラーコースターのような生活を送る彼女。 そんなある日、王命を受けた御史だといってスンドク(ヨジュ宅)を訪ねてきたジョンウと出会い、仲介人の使命感で怨女婚礼プロジェクトに飛び込むのだったが、恋愛についてなにもわかっていないジョンウと毎度のようにぶつかり合う。ところが、最初は問題児のようだったジョンウがスンドクの目にかわいく映るようになっていく。まさかこれが、未婚禁小説に出てくる恋愛の始まり? シム・ジョンウの周辺人物
キム・オボン cast.キム・ヒョンモク (ジョンウの執事) 代々ジョンウの家門の執事として働く。婚姻して間もない新婚のため定時退社が願いだが、ジョンウが仲介の仕事をはじめてからというもの、やることが一気に増えてしまった。たまに童貞のジョンウを馬鹿にする発言をしたりもするが、誰よりもジョンウのことを思い、本気で考えている。
ユ医員 cast.キム・ゴンホ ジョンウの主治医。王の医者出身で百草房を運営している。
シム・ミョンウ cast.キム・ヨヌ (ジョンウの兄) 実力はないが欲が多く、いつも問題を起こす。もちろんすべての後始末はジョンウの仕事だ。
シム・ジンホ cast.イ・サング (ジョンウの父) トンノ派を作り上げた立役者。不愛想だが息子たちに対する心は誰よりも深い。 チョン·スンドクの周辺人物
チョン・スング cast.ホ・ナムジュン (スンドクの兄。非婚主義者) スングは妹のスンドクが左議政の家へ嫁に入り、未亡人となったのが人生の恨みだ。貧しい家を救うために婚姻したというのに…。これに対する反発心から、非婚主義者として生きることを決めた。 スングは作家のファロクを検挙するようにとの命を受ける。調査の一環で彼の恋愛小説を読んだことで、いつしかファロクのファンになってしまう。おとり捜査のために愛読者のフリをしてファロクと会うことになるが、追補の過程で口づけをしてしまうという大事件が起きる!そして、ファロクの正体が男装したサムスンだということを知るのだが…。
ケドンイ cast.パン・ウンジョン (左議政の家の饌婢) 外居奴婢としてスンドクの二重生活を手伝ってお金を得るが、もともとスンドクのことが好きで従っている。 左上家の人々
パク氏夫人 cast.パク・ジヨン (貞敬夫人 / 影の実力者) 大富農の家の長女として生まれ、成均館に入学したことくらいしか自慢することがないチョ・ヨンべのもとへ嫁にいった。息子2人、娘1人を産み、理想的な家庭を築き、夫を左議政、弟を兵判、妹を淑嬪(スクビン)の座に就かせた立志伝中の人物だ。 ところが、中殿が遅くに息子を産んだことでパク氏夫人の一家は危機を迎え、ジンソン君を王位に就かせようという計画を企てる。 パク氏夫人は家門を重要視する女性だ。家門は木と同じで、繁栄するためには根がしっかりとしていなければならず、その根を作り上げる者こそ、まさに家門の女性立ちだと考える。また、家門のためならどんな犠牲にも目をつむらなければならないという考えを持つ。 窮地に追い込まれるたびに驚くほどの手腕を見せ、危機を乗り越えてきた彼女。チョ・ヨンべがいながらも、本当の実力者はパク氏夫人であることをたいがいの人々は皆知っている。
チョ・ヨンべ cast.イ・ヘヨン (左議政、トンノ派党首) 空飛ぶ鳥を落とすほどの権力を持っている。民に対する配慮や正義感はなく、選民思想と欲にまみれる為政者(政治を行う者)だ。自分なりの哲学もなく、実質的な政治は夫人がしているということすら知らない人物。 朝鮮は王の国ではなく士大夫の国であり、その士大夫の長こそが自分であると権力の味に酔いしれている。怨女曠夫が溢れているという名目で世子の嘉礼(王室の婚礼儀式)に反対し、ジンソン君を王世子に就かせようとする中心人物だ。
パク・ボッキ cast.イ・スンウォン (兵判 / 悪質スケベ) 能力はないがパク氏夫人の弟でジンソン君の叔父という事実だけで、何不自由なく暮らしてきた人物。女性を求めるということが丈夫の当然の気概だと、馬鹿げたことを口にして生きる。女性の身分が低い場合は一方的に強姦し、両班には悪い噂を流して縁談をダメにし、妾とする。ジョンウに毎度のようにやられるが、反撃する頭もないため、毎日怒りをあらわにする。
チョ・イェジン cast.オ・イェジュ (左議政の家の一人娘) 才色を兼ね備えた漢陽一の嫁候補。イェジンは家の中でスンドクが仲人の仕事をすることを知る唯一の人物で、スンドクの正体がバレそうになる危機を何度か救ったこともある。スンドクとは難しい小姑の関係だが、お互いの話し相手になってやったり、ときにはこっそり飲み友達もしてやるほど、親しい間柄だ。 幼い頃から母親のように貞敬夫人になるのを夢見ている。そのため、自分の配偶者は家柄が一番重要だと考える。ところが、身分の低い家系のブギョムを愛する彼女。婚姻を目前に控え、現実と愛の前で悩んでいる。
チョ・グンソク cast.キム・シウ (スンドクの息子) スンドクの亡くなった義理の兄の息子で、チョ氏家の長孫だ。1番目の息子が亡くなり、2番目のイングクが婚姻してすぐに戸籍に入れた、現在スンドクの息子だ。昼夜問わずに文字の勉強をさせるチョ父母に苦しめられるも、自分の心をなんでもよく知っているスンドクがいるから、明るく育つ。
チョ・インヒョン cast.パク・ソンジン (左議政の家の長男) 性根がやさしく、両親の言葉に逆らったことはない。平壌府庶尹として在職していたが、不慮の事故で命を落としてしまう。
チョ・イングク cast.ユン・ヨウォン (スンドクの夫) 病弱に生まれ、スンドクと短く愛し合った末に持病によって死亡した。
サムウォル母 cast.キム・ガヨン (左議政の家の下人) パク氏夫人の心腹として、スンドクの一挙手一投足を監視して報告する。 宮殿の人々
王 cast.チョ・ハンチョル (朝鮮の王、ジョンウの義父) 娘ばかり5人の、真の娘富者の家の父。枝の多い木は常に風に揺さぶられると言って、嫡子であるイジェを世子にしようとするが、後宮の息子であるジンソン君の母方の勢力が怨女曠夫問題で嘉礼を妨害する。 ジョンウに任せたプロジェクトが成功すれば世子を婚姻させ、王権を強化させることが目標だが…。息子1人、世子にさせるのがこんなに大変だとは。
中殿 cast.チン・ヒギョン (イジェの母) 王女ばかり5人も産んで後継ぎがいないと人目ばかり気にして、やっとの思いでイジェを産んだ。ところがジンソン君の母方の勢力のせいで日々不安にさらされる。
イジェ cast.ホン・ドンヨン (世子) 中殿が王女ばかり5人を産んで、遅れて生まれた王子。書物を読むことが好きで、宮の外の世界が気になる。子供らしくないしっかりとした態度で王の愛を受けるが、すでに成長して立場を固めた腹違いの兄ジンソン君の母方の実家から、身の危険を感じさせられている。
都承旨 cast.ソ・ジンウォン ナムジャン派の首長で、王が信頼を置く最側近の人事。誠実さで固められている。
淑嬪パク氏 cast.パク・ヒョンジョン (ジンソン君の母) 王の寵愛を受けた後宮。ジンソン君を世子に就かせるためなら、なんだってやるつもりだ。
キム・ムンゴン cast.キム・ダヒン (判尹) 科挙の試験でジョンウに一等の席をとられてからというもの、常に自責の念に苛まれている。判尹になったものの、左議政のチョ・ヨンべと兵判パク・ボッキの間で機嫌をとるのに苦労する。
イ佐郎 cast.フィヨン 文武にすぐれたパク・ボッキの心腹。寡黙で、何を考えているのかわからない。
ヒョジョン公主 cast.パク・チェヨン (王女 / ジョンウの妻) 王室の最初の子孫として王の愛を受けたが、婚礼の日に倒れて亡くなった悲運の王女。 孟博士家の人々
チョ氏夫人 cast.チェ・ヒジン (メン博士の家の3姉妹の母) 王と同文受学した友で成均館の博士、メン・サンチョンの妻で怨女の代表走者ナムサンゴル、メン博士の家の3姉妹の母。生まれながらの奥様スタイルで、どんなときも気品にあふれ、人の心を察する能力にたけている。 チョ氏夫人は身分を偽って行商として働いていたが、どういうわけか突然目が見えなくなり、どういうわけか娘たちは非婚を決心した。チョ氏夫人もまた、娘たちには結婚を強要したりはしない。
メン・ハナ cast.チョン・シネ (メン博士の家の長女) メン博士の3姉妹のうち、美貌の1番目の娘。あまりにも美しいせいで人々は頭が悪いと考えるが、ジョンウと張り合っても負けないほどの博識を持つ。実はこれまで数多くの士人(ソンビ)がハナとの婚姻に失敗した理由は、財力が追いつかなかったからではなく学識が足りなかったからだ。 ハナは母がどうして目が見えなくなったのかを知っている。だから口では条件に合う士人を選んでいると言いながら、嫁にはいかずに母親のそばで支える。
メン・ドゥリ cast.パク・ジウォン (メン博士の家の次女) メン博士の家の3姉妹のなかで、もっとも気性が荒いという2番目の娘。性格が悪くて口がきつく、漢陽のなかで“マクドゥ女”と呼ばれている。ところがドゥリは、そんな噂を大して気にしていない。スンドクとジョンウが婚事の件で訪ねてきて、理想のタイプを聞かれたときも、「男なんてどれも同じでしょう。期待してないから好きにして」とクールな一面を見せた。 裁縫の腕が漢陽で一番の彼女は、仕事を取りつけてくる大司成の家のイ・シヨルと出会い、かせ糸のような妙な感情に引き込まれていく。
メン・サムスン cast.チョン・ボミン (メン博士の家の三女) メン博士の家の3姉妹の末っ子で、旋風的な人気を誇る未婚禁小説の作家ファロクが彼女の正体だ。頭のなかはつねに“男女相悅之詞”のことでいっぱいだが、文字だけで愛を学んだ恋愛初心者。本の納品のために男装して歩き、小説で家の生計の片腕を担っている。 彼女の未婚禁小説を読んだ女性たちは、白馬に乗った王子様だけを待って目が高くなったというあり得ない奇怪な男たちの発想のせいで、漢城府の従事官チョン・スングに追われる身になってしまう。 新郎候補者
イ・シヨル cast.ソン・サンヨン (成均館の儒生) 成均館大司成の家の長孫で、顔なら顔、頭なら頭、なに1つ欠けることのない漢陽一の新郎候補。 ある日、シヨルはドゥリを泥棒と誤解してしまい、彼女からありったけの汚い言葉を浴びせられた。あれが女性の口から出る言葉か?この程度ならドゥリを嫌いになるところだが、なにかと彼女のことを考えてしまう。シヨルは偶然を装って何度かドゥリに会いに行くのだが…。イェジンとの婚事が目の前まで迫っているというのに、しきりにドゥリが気にかかる。
ユン・ブギョム cast.チェ・ギョンフン (曠夫24号。イェジンの初恋の相手) 低い身分の一人息子として生まれ、早くに両親を失くして農業をして暮らす。幼い頃、おチビちゃんだったイェジンに凧を作ってあげ、初八日には燈を作ってあげるなど、近しくしてるうちに愛という感情に発展していく。しかし、自分の身分ではイェジンを望むことなどできないから、イェジンを訪ねて距離を置くことにし、冷たく接する。 そんなある日、怨女曠夫婚礼プロジェクトに無理矢理連れていかれ、ドゥリの相手に指名されるのだった。
ホ・スクヒョン cast.パク・チャンウク (曠夫23号) 待令熟手(男性料理人)を夢見る士人。家の中では男の恥さらしだと言われ、厄介者扱いされている。
キム・チブ cast.チョン・ウジェ (曠夫12号) 家門よりも自分を心から愛してくれる女性を探して八島を巡るロマンチスト。
チャン・チュンべ cast.チョ・チャンヒ (曠夫15号) トルチョン(バツイチ)として財力を背に抱え、若い新婦を求めている。
ハン・ジョンボク cast.コ・ドクウォン (曠夫16号) 10年間科挙試験の準備中。自分を支えてくれる新婦を探している。 紅月客主の人々
ヨジュ宅 cast.パク・ファンヒ (桃花粉製作者) 平安道でスンドクが命を助けてくれた縁で出会い、スンドクが行商として働けるように自分の名前を貸してやる。 8年前、ちょうど川辺を通ったスンドクとスングのおかげで命拾いし、ヨジュ宅として身分を改め、現在は漢陽で娘のボクヒと共に暮らす。腕がよく、桃花粉を作ってホンウォル客主に納品している。
ホン・チョンス cast.チョン・スンギル (ホンウォン客主の代表) 漢陽の両班の奥様方の流行を先導するホンウォル客主の首長。女性たちの心をよく知り、すてきな商品や新しいアイテムを発掘し、ホンウォル客主はいつでも営業中だ。計算の早い商売人のようだが、スンドクの二重生活とサムスンの男女の秘密をすべて守ってあげる、あたたかい心の持ち主だ。
イ氏 cast.チョン・ヨン (行商4人衆) 仲介人の役割を果たし、漢陽で起こったことならなんでも知っている。
マサン宅 cast.チョン・ジアン (行商4人衆) 仲介人の役割を果たし、漢陽で起こったことならなんでも知っている。
チョンジュ宅 cast.パク・ボべ (行商4人衆) 仲介人の役割を果たし、漢陽で起こったことならなんでも知っている。
ケソン宅 cast.イ・ソイ (行商4人衆) 仲介人の役割を果たし、漢陽で起こったことならなんでも知っている。
ボクヒ cast.イ・イェジュ (ヨジュ宅の娘) 年齢は幼いが、賢くて計算がはやく、スンドクは巨商になる逸材だと口癖のように話す。 その他の人々
アン・ドンゴン cast.キム・ドンホ (元従事官、現推奴) 今は逃げ出した奴婢らを捕まえる推奴(チュノ)だが、過去は平安道官衙所属の従事官だった。8年前、囚人を逃がして従事官を破職となったあと、推奴として全国を回って廃人のように生きた。偶然目にした桃花粉によってなにかを直感した彼は、漢陽へと向かう。
埋骨僧 cast.イ・チャンミン ソンファ寺で埋骨僧としていながら、自身と衆生を救済することに力を注ぐ。
チョン氏夫人 cast.ウ・ヒョンジュ (シヨルの母) まったくだらしない夫だけを見つめて生きてきたが、息子シヨルと左議政の家との婚談が行き交い、新たな希望を見出す。
ソンジンサ宅夫人 cast.チャン・ヘジン 金があるだけの家という言葉を聞くのが嫌で、娘を良い家に嫁に出すというのが人生最大の目標だ。
イ・チョオク cast.ヤン・アルム (ハナの親友) 突然の死によって彼女の怨霊が朝鮮を揺らがせたというとんでもない噂が広まる。
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スタッフ /演出:ファン・スンギ、キム・スジン、脚本:ハ・スジン |
作成:え/キ.ね |
話数ごとのあらすじと感想
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neroさん |
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作品感想
●朝鮮版、お見合い大作戦!?適齢期を過ぎてもなかなか結婚しようとしない男女を結ぶ、縁結びロマンス!
タイトルを見たときは、一体なんの話かと首を傾げましたが、内容は架空の朝鮮時代を舞台に、適齢期を過ぎても結婚していない男女を結びつけるお見合いストーリーでした。
“仲人の神”という異名を持つスンドクに扮するのは、「賢い医師生活」や「今、私たちの学校は…」のチョ・イヒョン。そして、王命を受けてスンドクと共に未婚の三姉妹のお見合い作戦に乗り出すジョンウ役を、「偶然見つけたハル」「恋慕」のロウンが演じています。
Netflixドラマ「今、私たちの学校は…」でファンになったチョ・イヒョンの作品とあって、放送前から期待していました。
お相手のロウンは、実は本作ではじめてその演技を拝見しました。イケメンなのにどこかおっちょこちょいで、純情なジョンウを見事に演じていたと思います。チョ・イヒョンとの身長差もgood。
王の婿に選ばれたジョンウは、婚礼の当日に妻である王女を亡くしてしまいます。それから8年もの間、毎日のように王に婚礼を無効にして欲しいと訴えていたジョンウ。そんなある日、王からまったく結婚の気配がないメン家三姉妹の婚礼を取り持つよう言われたジョンウは、“仲人の神”と呼ばれるヨジュ宅を探すのですが…。
ヨジュ宅を名乗る女性の正体は、左議政家の次男の嫁スンドクでした。スンドクもまた、結婚して間もなく夫を病気で亡くし、未亡人に。
スンドクもジョンウも、結婚して間もなく相手と死別したという共通点があり、ドラマの中盤ではお互いに惹かれ合いながらも、寡夫・寡婦という立場からなかなか近づくことのできない2人の感情がなんとも切なく描かれていました。
一方で、思わずくすっと笑ってしまうコミカルなシーンも多く、堅苦しすぎないラフさが心地よかったです。
また、恋愛以外にも、ジョンウの妻である王女の死に隠された秘密や、世子の命を狙う勢力など、サスペンス要素もあって、飽きずに最後まで見進めることができました。
とくに10話以降、畳みかけるように次々と過去のなぞが明らかになっていく様は、見応え抜群。普段ラブコメはあまり見ない私でも、ハラハラドキドキ、毎回続きが気になって後半はほぼノンストップで一気見するほど。
堅苦しいドラマが苦手な方や、時代劇初挑戦の方にも見易いドラマになっていると思います。
劇中で登場する華やかな衣装や、キャラクター一人一人の細かいエピソードなどもお見逃しなく。個人的には、三姉妹の末っ子サムスン(チョン・ボミン)とスンドクの兄スング(ホ・ナムジュン)の恋愛模様がとっても胸キュンで、印象に残っています。
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