太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話
第29話視聴率10.2%
daisySSさん |
第29話あらすじ
夜遅くまで勉強に励む世子のイ・ジェ、、、そんな世子の様子を報告されるテジョン王イ・バンウォン(チュ・サンウク)。
ウォンギョン皇后ミン氏(パク・ジニ)に内官と宮女たちの数を増やして欲しいとお願いする後宮のキム氏。「ミン氏家門を守るためにも、宮女たちを増やして秘密を漏れないようにするべきです」と軽率な彼女の言葉に、二度と中宮殿に足を運ばないよう忠告とするウォンギョン皇后。
世子が大學衍義を終えたことを祝う会が開かれ、二人の王子ヒョリョン大君と三男のチュンニョン大君も呼ばれ、兄世子を祝います。
世子に質問をするテジョン王、世子は王の質問に答え、その後、どの書籍からの引用なのかをチュンニョン大君に質問する王。チュンニョン大君の答えを聞いた家臣たちは、彼の優秀さをほめ、機嫌を損なえた世子のイ・ジェ。
その夜、弟のチュンニョン大君を呼ぶと、武道対決を持ち掛けます。学問仁おいては優秀な弟に劣るが、武術に関しては自信があることをアピールし、おさえる。
チョ・ムヨンは引退を表明し、夜、王宮を出て外出した世子。ウォンギョン皇后に反感を持つ後宮のキム氏は、過去、王子を出産する際のミン氏家門での待遇を王に告げ、王はミン・ムフュルとミン・ムフェと逮捕すると、自ら取り調べると怒りを見せる。拷問を受ける弟たちを目撃した王妃ミン氏は、涙を流し、便殿を訪れると「私を廃位してください。弟たちは無実です。私に毒薬を下してください」と王に涙で訴える。
罪にない叔父たちへの父の厳しい仕打ちに口を開けたチュンニョン大君。その時、世子が現れると、叔父たちは罪があると伝える。弟チュンニョン大君は学問を通じて政治を学び、王になる者が背負う重さを知らないとののしる。父テジョン王の考えを理解できるのは、自分しかいないと、自身が王位を継承するべきだと主張します。
テジョン王の前で、対立する世界とチュンニョン大君。。。ミン・ムフュルとミン・ムフェは島流しの刑を受けることになる。
王宮にクァク・ソンの妾オリを連れ込んだ世子は、王に即位すると王妃のような待遇をすると語り、、、その時、母ミン氏が東宮殿に現れます。急いでヨリを隠す世子、、、母ウォンギョン皇后(ミン氏)は、叔父たちの命を奪ったことへの怒りを彼にぶつける。
テジョン王は、世子とクァク・ソンの妾オリの関係を報告され、王は世子を王宮から通報。弟チュンニョン大君が密告したと誤解する世子は、「王になったらお前から殺す」と激怒する。
王はチュンニョン大君に「王になりたいのか?」と問います。迷っていた様子のチュンニョン大君は、「はい、王になりたいです」と本心を語る。
第29話感想
チュンニョン大君の王になりたい気持ちを確認するテジョン王!
二人の叔父たちを助けることが出来たにも拘わらず、犠牲にしてまで王位への野望を燃やした世子は、残る二人の叔父たちを排除するために動くテジョン王から、無実だと知りながらも助けることなく、政治的に利用して父の機嫌を疑う姿が描かれました。
世子とは違い、叔父たちの無実を訴える行動を取ったチュンニョン大君の姿が描かれ、二人の王子の対立が更に激しく描かれた一話でした。
あと、印象的だったのがチュンニョン大君と妻のシム氏が散歩するシーンでした。チュンニョン大君が王になりたい気持ちを察したシム氏は、大君が王になることを心配します。義理の母のミン氏家門に起きた悲劇を見てきたからでした。三男だったチュンニョン大君が王に即位することで、義理の父であるテジョン王の圧力で、シム氏家門も弾劾を受けることになるため、見ていて切ない気持になりました。
過去、王子を出産した時に受けた使いを王に今更話す後宮のキム氏、、、ちょっと憎いキャラクターです。彼女のせいで、王妃ミン氏の弟たちを逮捕する理由をテジョン王イ・バンウォンに与えることになり、拷問を受けて島流しになったもう二人の弟たち。
後宮キム氏が王子を出産する際に、娘の将来のためにしたソン氏。彼女の選択がミン氏家門を追い込む結果となり、二人の息子を亡くしたことだけではなく、残された息子たちが再び王の弾圧をうけることになったことに涙を流すソン氏がかわいそうに思いました。
母ソン氏だけではなく、弟たちの死後、残された他の弟たちまで命を奪われる危機を迎え、精神的に大きな衝撃を受けた王妃ミン氏。今後は、三男と長男が王位を争う対立関係を形成する上で、どんな役割を果たすことになるのか、、、クライマックスに向けてドラマは進むことになります!
第30話視聴率11.3%
daisySSさん |
第30話あらすじ
テジョン王、イ・バンウォン(チュ・サンウク)は、チュンニョン大君と対面すると、「王になりたいのか?」と尋ね、「はい、王になりたいです」との気持ちを訴える。王は、チュンニョン大君にチャンスを与えることを約束します。しかし、「自分の政治力で王位を手に入れなさい」と語ります。
王宮から追い出された世子は、義理の父に東宮殿に戻る方法を模索するようお願い、世子の勉強を担当する師匠たちの努力で、世子が王宮に戻る正当な理由を見つけます。
王は世子に反省の気持ちがあるのかを、ファン・ヒに尋ねます。世子が反省していると答える彼の返事を信じ、王宮に戻ることが許します。「自分の能力で防御して、世子の座を守ってみなさい」と伝える王。
チュンニョン大君が家臣たちのために宴会を開くことを知った世子は、王命で禁止されている宴会をチュンニョン大君が開くことを伝えると王は、「チュンニョン大君は権力を手に入れるために官僚たちを買収したりしない」と冷たく返事する王。
チュンニョン大君が自由に政治を論議したいと申したことを受けいれて、王は彼の申し出を許していた。一方、チュンニョン大君の妻シム氏は、王位につくことへの野望を持ち続けることに不安を感じ、義理の母であるウォンギョン皇后(ミン氏/パク・ジニ)を訪ねると、チュンニョン大君を説得して欲しいとお願いします。
王が世子とチュンニョン大君を競わせる考えを持っていることをしると、テジョン王を説得する王妃ミン氏。「王座につくために弟たちを殺したことをお忘れですか?またあのような悲劇が起きる可能性があります」と語ると、心配するミン氏。
「世子にもチュンニョン大君にも同じくチャンスを与えて、より王に相応しい王子に王位を継がせることが王としてやるべきこと」と語ると引き下がらないテジョン王。王妃ミン氏は、息子たちの命を危険にさらしたくないと激怒しますが、王を説得することは出来ない。
チュンニョン大君の屋敷を訪れた王妃ミン氏は、彼の部屋から政治に関する文献をすべて処分するように命じ、、、駆け付けたチュンニョン大君に、これまで多くを犠牲にしてきたことを話すと、王子たちを失うことへの心配を涙で語ります。母の気持ちを知ったチュンニョン大君ですが、それでも王位を継承したい意思は強く、その気持ちを母に伝えます。
チュンニョン大君を警戒する世子は、王が家臣たちとの政事を論じる場に参加したいと、テジョン王に申し出ます。積極的に王になることを考える姿勢の世子に王は、彼の参加を許し参加した世子。議論となった課題に対する意見を問われた世子は、正確に自分の考えを話すことが出来ず、、、王は、「王になるためには知識が豊富で勉強に励まないといけない」とアドバイス。
その夜、世子のいる東宮殿を知らせなく突然訪れた王妃のミン氏。気に入ったクァク・ソン妾オリを王宮に連れこんだ世子は、突然の母の訪問にオリを隠すことが出来ず、一緒にいる場面を目撃されます。
言い訳をする世子の姿に、「世子の座を守るために叔父たちを犠牲にしたことを忘れたのですか?王になる資格も私の息子であり続ける資格もない」と冷たく語ると、宮を出る王妃。王妃と世子のやりとりを、王とチュンニョン大君が目撃する。
第30話感想
長男イ・ジェがクァク・ソンの妾のオリを王宮に隠していたことを知り、彼にがっかりしたのは王妃だけではなく、その場面を目撃した王は、大臣たちを集めて世子を交替する準備を命じるところで、今話が終わりました。
個人的な予想としては、チュンニョン大君が王位を継ぐところで、このドラマはエンディングを迎えると思っていました。でも、まだ最終話まで2話を残していることから、チュンニョン大君が王になった後まで描かれる可能性がありますね。
正確が真逆の長男で世子のイ・ジェと三男のチュンニョン大君、、、王になったら真っ先に弟の命を奪うと脅す世子とは違い、チュンニョン大君は自分が王になっても兄はこれまでの生活が送られる、、、と語るシーンが登場し、二人の対立がますますヒートアップすることになりそうです。
テジョン王がチュンニョン大君に平等なチャンスを与えた時の条件は、世子の交替が議論される時、家臣たちからチュンニョン大君を推した場合、彼を王にするということでした。
果たしてチュンニョン大君は、政治的な力を発揮して世子イ・ジェに代わり、次の王として家臣たちから認められることになるのか、第31話でこのドラマのクライマックスを迎えると予想されます。
太宗イ・バンウォン 31話・32話(最終回) あらすじと感想
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