太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話
第25話視聴率9.5%
daisySSさん |
第25話あらすじ
反乱軍の勢いにおされそうになると、自ら戦場に到着し兵士たちを励ましたイ・バンウォン(チュ・サンウク)。反乱軍をおさえ、父イ・ソンゲがいる陣営に乗り込んできた息子を確認したイ・ソンゲは、敗北を認めます。とらわれた反乱軍たちの解放を求めるイ・ソンゲ、、、チョ・サウィが反乱を主導したことになり、イ・ソンゲはテジョン王イ・バンウォンの要求通り、ハニャンに準備された太上王の宮に戻ることを約束する。
太上王のイ・ソンゲと共にハニャンに戻るテジョンイ・バンウォンとミン・ムジル(ノ・サンボ)。これまでミン家をけん制した理由は、王として正しい政治をするためのためだったと語る王の言葉に不満を持つミン・ムジル。
西北方面の兵士たちがもとに戻ったとチョ・ヨンムから報告を受ける王。反乱を主導したチョ・サウィは逮捕され、、、ハニャンに戻ったイ・ソンゲはすべての勢力を失ったことに涙を流す。逮捕されたチョ・サウィ、彼の部下たちとイ・ソンゲの命令を従ったキム内官は、反乱を起こした罪で処刑される。
反乱を鎮圧するにあたり、力になった家臣たちのために食事会を開いた王は、イ・ゴイに私兵廃止を反対するのかを尋ねると、イ・ゴイは考えを曲げることなく、太上王のイ・ソンゲを支持する考えを伝えます。王イ・バンウォンは彼に自宅に戻ると処分を待つよう伝えます。同じく、その場にいたミン・ジェには権力への未練を諦めるよう警告する。
屋敷に戻ったミン・ジェは、息子たちに言動を慎むよう伝え、、、ミン・ジェの妻ソン氏を探す老婆。王妃ミン氏の下女のキム氏が妊娠していることを伝えると、直接彼女の状態を確認するソン氏。
誰の子供なのかを尋ねるソン氏の言葉に、テジョン王の子供だと答えるキム氏。彼女の言葉を信じないソン氏、、、念のため、キム氏の服や布団を処分し、彼女の部屋を温めないよう指示する。夫ミン・ジェには下女が妊娠したことを内緒にします。
意思を曲げなかったイ・ゴイと息子たちに処分を下し、ハ・リュンから明の皇室で朝鮮の王子との結婚を計画していると知らされた王。王妃のミン氏は、明との関係改善のためには結婚に賛成するものの、息子が明の皇族と結婚することに対しての心配を隠せない。
一方、ミン・ジェの屋敷では、下女キム氏が王の子供を出産することが、今後の王位継承に問題になる可能性が起こる恐れがあり、キム氏が無事に出産をするべきではないとの考えから、警戒するソン氏。暖房のない部屋で一人出産を終えたキム氏、、、赤ちゃんの泣き声が聞こえると、ソン氏夫人はキム氏を屋敷から出すことを命じます。
屋敷から小屋に移されたキム氏と生まれた赤ちゃん。。。地方に派遣された官員が王に啓上する文書があげられたことを知った王、、、その内容を確認すると怒りを爆発するイ・バンウォン。王の血を継ぐ王子がいるとのこと。ファン・ヒから王子が隠されて育てられている屋敷が、ミン・ジェの屋敷だと知ると、イ・バンウォンは驚きます。
報告を受けた王妃ミン氏は、下女キム氏を温かい部屋に移し、待遇をするよう命じます。状啓された内容を確認し、キム氏が王子を出産したことを確認すると、後宮として王宮に迎え入れられたキム氏。生まれた王子はキョンニョン君となります。
キム氏の出産を知っていたのかを王妃ミン氏に尋ねるイ・バンウォン。あとから報告を受けて、待遇をするよう命じたことを伝えますが、王イ・バンウォンは、ミン氏家門を排除する粛清の計画を始める。。。
第25話感想
王妃ミン氏の下女として宮に入ったキム氏が妊娠し、庶子の王子「キョンニョン君」を出産したことを内緒にしたことで、王イ・バンウォンのミン氏一家を排除する本格的な動きが始まることになります。
世子となる長男を母方の祖父母となるミン・ジェとソン氏が育てたことから、世子がミン氏家門の影響を受けることを恐れた王イ・バンウォンは、これまで何度も、ミン・ジェの権力を抑制する方針を持ち続け、その都度、低姿勢で対応してきた父ミン・ジェ。
キョンニョン君の出産に関して、ソン氏夫人が秘密にしたことから、危機を迎えることになったミン・ジェをはじめとするミン氏家門。これからミン・ジェ、ミン・ムグ(キム・テハン)とミン・ムジル(ノ・サンボ)を王により殺害されることになり、その過程で王妃ミン氏とイ・バンウォンの関係も再び危機を迎えることになりますね。
今話、世子のヤンニョン大君と朝鮮第4代王に即位するチュンニョン大君の姿も登場しました。記録ではヤンニョン大君がイ・バンウォンの長男となっていますが、キム氏との間に生まれたキョンニョン君(庶子のため、大君ではなく「君」)がイ・バンウォンの長男だったという話しもあります。聡明だったことから弟たちの勉強を教えたと伝えられている程。
王権を強くするための王イ・バンウォンの新たな計画が始まる!
第26話視聴率11.5%
daisySSさん |
第26話あらすじ
王妃ミン氏の宮女だったキム氏が妊娠し、出産したことを秘密にしていたことから、ミン氏家門の勢力を徹底K的に抑える必要があると、命じるテジョン王イ・バンウォン(チュ・サンウク)。
ハ・リュン、イ・スクボンとチョ・ヨンムが集まり、王の命令で対策を立て始める。王妃の弟のミン・ムジルを訪ねたイ・スクボンは、彼の権力への本心を試すための罠をはり、過去、ミン・ムジルに対して無礼な態度を取ったことを謝るイ・すぐボン。その姿に、ミン・ムジルは彼をさらに疑います。
イ・スクボンの態度が変ったことを兄ミン・ムグに伝えると、油断せず計画するようつたえます。そう語りながらも、テジョン王がミン氏家門への配慮がある可能性があるとの期待は捨てない。
後宮となったキム氏の出産を隠していたことが、予想とは違い王から許しを受けたと安堵する妻ソン氏を心配そうに見つめるミン・ジェ。王の性格を知るミン・ジェは心配を隠せない。
テジョン王イ・ソンゲは、世子の勉強に教育熱心。文官出身のため、幼い頃から勉学の面で優秀だった王とは違い、世子は全く勉強に興味がなく、王をガッカリさせます。ますます世子の教育に熱心な王は、その日の勉強が終ると、勉強した内容を確認する程。
しかし、世子は勉強内容を覚えておらず、、、世子の先生たちを首にして、世子をケアする宦官に罰を下すなど、世子が勉強を熱心しないと、誰かが代わりに罰を受けることになることを世子に伝え、、、勉強に集中するよう威圧的になる王。
信頼する家臣たちを呼んだ王は、突如、幼い世子に王位を譲渡すると告げ、家臣たちから反対されるも、譲渡を譲らない王。一方の世子は、勉強が嫌い、父が怖いと言い出すと、母のもとにいきたいと泣き出します。しっかり勉強にはげみ王を怒らせないよう説得するソン内官。
その時、王命に従って国璽(王の印章)が入った箱が世子の前に運ばれ、手を伸ばそうとする世子は、ソン内官の表情を確認します。首を横にふり、受け取ってはいけないことを暗示する彼の表情に、世子は急いで手を後ろに隠すと、受け取りを拒否する。
そのことを知らされた王妃ミン氏は、王は王位を譲渡するつもりはなく、ミン家の反応を探ろうとする考えだと、気を付けるよう忠告します。父ミン・ジェも王が譲渡をなかったことにするまで王宮に滞在するよう指示。
集まった家臣たちは王の譲渡に反対する声を出し、その中にはミン・ムグとミン・ムジルも含まれる。父ミン・ジェの指示通りに王宮に滞在していた二人のもとに、イ・スクボンが現れ敬意を払うと、王の譲渡が本心だと勘違いしミン氏兄弟、、、王妃の忠告を守らず、譲渡されたことに喜びの反応を見せます。
王の譲渡を反対する家臣たち、、、国璽(王の印章)は世子が住む東宮殿に置かれた状態で、王妃のミン氏は、世子に勇気をあたえます。世子が自ら国璽(王の印章)を王に返すしか、事態を修復することはできないと聞かされると、直接テジョン王に国璽(王の印章)を返しに向かいます。「勉強不足の僕は王位を受けることが出来ません」と語る世子の言葉に、「ではこれからは勉強を頑張るのか」と問う王。
王位を譲渡することを辞めたと知らされた家臣たちは、喜びの声をあげます。しかし、ミン・ムグとミン・ムジルの兄弟の反応を確認していたイ・スクボン、、、計画通りに、二人を追い詰めることに成功。ミン氏兄弟を弾劾するよう求める上書があげられ、二人は島流しの刑となります。
命を落とすことなく弟たちが島流しの刑で終わったことに涙を流す王妃ミン氏。父の威圧的な圧迫に心が重い世子は涙を見せ、母ウォンギョン皇后(ミン氏)は、「世子が大人になると、王として力を手に入れることになります。その時は叔父たちの力になってください」と語ると涙を見せる母に抱きつく世子。
時間が過ぎて、成長した世子のイ・ジェ。。。
第26話感想
王の計画通りに、罠にはめられた王妃ミン氏の弟たち、ミン・ムジルとミン・ムグ、、、島流しの刑を受けて、ミン氏家門の勢力を抑えることが出来た王。
今話でも世子に王位を譲渡するということで幼い世子に圧力を抱えることになりましたが、この後もテジョン王は何度か世子に王位を譲渡すると言い出し、世子を試すことになります。軽率な言動を慎むよう伝えていた父、ミン・ジェ。彼の心配通りになりました。王妃のミン氏は、冷静な対応を続けますが、王宮内で頼れる相手が、長男である世子しかいない状況をあらわすようなエンディング。
勉強が嫌いだった世子のイ・ジェが成長しました。成長した世子を俳優のイ・テリが演じています。今日の勉強で覚えたところを教えるよう語るテジョン王の言葉に、「勉強はしましたが、頭ではなく心でその意味を理解し覚えました」と父に反抗的な態度で対応する世子の姿が描かれました。
テジョン王と世子イ・ジェの対立が今後描かれることになり、次の話では三男のチュンニョン大君が登場することになるのでしょうか。
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