太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話
第19話視聴率9.9%
daisySSさん |
第19話あらすじ
イ・バンウォン(チュ・サンウク)と対立する次男のバングァ(キム・ミョンス)。父を心配し王位を継ぐと決心した兄の意志が固いことから、屋敷に戻ると怒りを爆発させます。妻のミン氏は荒れた夫イ・バンウォンの姿に、何があったのかを気にする。兄イ・バングァが即位することを伝えると、ミン氏は冷静に対応するようアドバイスします。
次男イ・バングァが即位することを知ると、四男のバンガン(チョ・スンチャン)は、反乱を起こすことを決断します。三男のバンウィ(ホン・ギョンイン)を訪ねると、「軍を支配しているのはバンウォンです。王になってもバングァ兄さんができることはないはず、、、結局王位を奪われることになる」と語ると、反乱に参加しようとバンウィを説得する。結局、軍を派遣すると約束するイ・バンウィ。
適正者を王位に継がせるとの名分で反乱を起こしたイ・バンウォン。次男をバングァが即位することを反対する正当な理由がないことを伝えるハ・リュン。冷静な声のイ・バンウォンは、「心配はいらないです。力のない王ができることは何一つないはず・・・」、「そのことを相手に知らせるための準備をしましょう」と語る。
1398年、イ・バングァは朝鮮第2代王に即位し、イ・ジョンゲは上王となり、すべての権限を息子に譲ります。実質的な権力を握るイ・バンウォンに対抗するための方法を、バングァに知らせるイ・ソンゲ。ジョンジョンの力になってくれる家臣を教えると、大事にしている弓をジョンジョンに渡します。「時々、王宮から外出して、狩りに出かけるなどの活動をすることで、誰が王なのかを民に認識させる必要があることを忘れるな」と、王になったバングァに色々とアドバイスをします。
第一次王子の乱でイ・バンウォンに協力したパク・ポは、功績を認められないことに腹を立て、三軍部内で騒動を起こします。イ・バンウォンが彼の役職を奪う厳しい処置を下し、イ・バンウォンの対応に不満を持つパク・ポに近づいたイ・バンガンとイ・バンウィは、反乱に加わるよう説得。
イ・バンガンとイ・バンウィが反乱を計画していることを知ったミン氏。イ・バンガンの息子イ・メンジョンは、父のメッセージを伝えるために、イ・バンウォンの屋敷を訪れます。「今日の狩りはどちらの方向に行かれるのかを父から尋ねるよういわれました」と語るイ・メンジョン。
「まだ決めていない」と返事をすると甥に、イ・バンガンへの伝言を伝えます。反乱を起こすのは辞めるよう伝えるイ・バンウォン。イ・バンウォンが既に計画を知っていたことに、これ以上攻撃を遅らせることはできないと判断したイ・バンガンは軍を連れて現れ、、、待っていたイ・バンウォンの軍隊と対立。兄イ・バンウィが軍を連れて加わることを待ちながら、軍隊を配置するイ・バンガン。
兄イ・バンカンに諦めるよう説得するイ・バンウォンの言葉を受け入れることなく、イ・バンカンの息子がバンウォンを狙って弓を放ち、、、馬から落ちたバンウォン。これを機に、バンウォンとバンソガンの対立が始まります。
ハニャンのど真ん中で始まった戦いのせいで、犠牲者が多く発生することになり、イ・バンウィは反乱に加わることなく、イ・バンウォンの軍に捕まったイ・バンガン。「なぜこんなことを起こしたのですか」と問うイ・バンウォンの質問に、「朝鮮の王になりたかったからだ!早く殺せ」と語るイ・バンガン。。。
イ・バンソクはそのまま王宮に向かい、、、門の前で阻止されますが、引き下がらない。。。
第19話感想
第二次王子の乱が起こりました!
世子だった弟イ・バンソクの命を奪ってまで王になろうとする野望を隠せなかったイ・バンウォン。。。兄イ・バンガンに反乱を起こそうとした訳を聞くと、過去、彼がイ・バンソクに語っていた同じ理由を話し、、、結局、自ら王になりたいと願う兄弟たちの戦いという結論でした
歴史上、イ・バンガンは死刑となりますが、今話ではイ・バンガンが殺される場面は登場することなく、イ・バンウォンが向かったのが王宮だったため、何が起こるのか興味津々の展開へと続きます。
イ・バンウォンの思い通りにさせたくないという理由から、即位した次男イ・バングァをバックアップする上王となったイ・ソンゲ。
しかし、イ・バンウォンが持つ権力が圧倒的で、ジョンジョン(イ・バングァ)王に協力する家臣たちは、汚職の罪を掛けられて逮捕される。その後も、ジョンジョが力のない王であることを証明するイ・バンウォンの計画が進みます。
父と弟イ・バンウォンの間に挟まれて困った状況に置かれた王ジョンソン(イ・バングァ)、、次の話ではどんな展開を迎えることになるのでしょう?
第20話視聴率9.9%
daisySSさん |
第20話あらすじ
血の付いた剣を手に、、、王宮に到着したイ・バンウォン(チュ・サンウク)。ミン氏(パク・ジニ)とイ・ファサンは状況が分からず不安な表情を見せ、、、イ・スクボンが現れ、イ・バンガンが起こした乱を鎮圧したことを伝えます。
王宮の中まで進んだイ・バンウォンは兄で王のイ・バングァと対面。「戦いは終わったのか?バンガンはどうなった?兄を殺したのか」と問う王の問いに、「殺します。しかし、その前に王様から殺します。すでに多くの犠牲者が出ました。邪魔になる者は全員斬り落として、、、王になります」と返事をするイ・バンウォン。
剣を持ち上げて兄で王のイ・バングァを狙うイ・バンウォン。ジョンジョン王(イ・バングァ)は彼の攻撃を切り抜け、再び攻撃しようとするイ・バンウォンの手から剣を奪う王。
王は弟バンウォンに、「しっかりしろ!王座につきたいという野望が家族を壊した。兄が弟を殺し、息子が父を追い詰めるほどの力が、、、王座。王座の重さを受け止めて王に相応しい王になりなさい」と語ると、イ・バンウォンに王位を譲ると話す。
夫イ・バングァが王位に継ぐことを反対していた妻のジョンアン皇后は、イ・バングァが生きていることに安堵します。イ・バンウォンから兄が王位を譲渡したことを伝えられたミン氏。一方、上王の父イ・ソンゲは、バングァが王位を諦めたことをしるとガッカリを隠せない。
屋敷に監禁されているイ・バンガンと息子のイ・メンジョンは、いつ死を迎えてもおかしくない状況で、弟イ・バンガンを訪れた兄、イ・バンウィ。なぜ約束を守らなかったかを問うバンガンの言葉に、「バンウォンが怖かった・・・」からと正直な気持ちを伝えます。
反乱を起こした人物としてパク・ポが処刑され、、、イ・バンガンと王のイ・メンジョンを島流しの刑にします。奴隷まで一緒に送り、、、生活面での不便がないよう配慮するイ・バンウォン。
三男のイ・バンウィ(ホン・ギョンイン)は反乱に加担したことを正直にバンウォンに話します。口にしなければ問題がないと、イ・バンウォンは兄を安心させます。王イ・バングァは、イ・バンウォンを世弟と迎え入れようとしますが、イ・バンウォンは、世弟ではなく、イ・バングァの養子になることを求め、世子として迎え入れて欲しいと語る。
イ・バンウォンの要求通りに、世弟ではなく世子としてジョンジョン王(イ・バンウィ)のあとを継ぐことになります。世子と世子嬪として上王のイ・ソンゲに挨拶をする二人、、、しかし、イ・ソンゲは二人には冷たく、弟を許すようお願いするイ・バングァの言葉に、「許す?一度も許しを求めたことがないのに、、、どうして許さないといけない」と問うイ・ソンゲ。
許しを求めるイ・バンウォンの言葉に、罪を償ってから、許しを求めるよう求めるイ・ソンゲ。「自らの命で罪を償え」と語る父の言葉に、バンウォンとイ・ソンゲの関係はさらに悪化します。
世子嬪となり、王妃になる日を待つミン氏、、、ミン家では成果をだしたことを祝います。私兵を持つことを廃止する改革を考えるイ・バンウォンに、反対するミン・ムグ(キム・テハン)とミン・ムジル(ノ・サンボ)。保有する私兵をなくすとイ・バンウォンを守ることができないと主張。妻ミン氏もイ・バンウォンの考えに賛同できない。
一方的なイ・バンウォン考えに反対的な態度を見せるミン氏。「王は私です」と答えるイ・バンウォンの言葉に、「これまで一緒にすべてを乗り越えました。王になれるようサポートしたのは私です。朝鮮の半分は私のものです」と主張するミン氏。
第20話感想
これまで共に同じ目標に向かって歩んできたイ・バンウォンと妻のミン氏。世子と世子嬪になって以来、二人の間に葛藤が始まり、、、これまでイ・バンウォンをサポートしたミン氏の家を排除するために動き出したイ・バンウォン?ミン氏の弟たちが殺され、父も殺される出来事へと繋がる展開が始まることになります。
父イ・ソンゲとイ・バンウォンの溝は結局さらに深まりました。イ・バンウォンを許すことができないイ・ソンゲ、、、王宮から出ることが許されないイ・ソンゲを心配したイ・バングァは、イ・バンウォンの許可なく父を王宮から出し、、、軍を集めてイ・バンウォンを攻撃するために動き出したイ・ソンゲ。
弟に王位を譲渡するはずのジョンジョン王(イ・バングァ)は、父と弟イ・バンウォンの関係が更に悪化すると、父を心配して王位を譲渡することができず、悩む姿を見せました。王位に執着することのないイ・バングァと、王位に執着するイ・バンウォンの姿を比較できる一話でした。
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