韓国ドラマ時代劇 あら感

太宗イ・バンウォン 17話・18話 あらすじと感想

太宗イ・バンウォン





太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話

第17話視聴率9.0%

daisySSさん

第17話あらすじ

意識を取り戻した王イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)は、王宮をイ・バンウォン(チュ・サンウク)に掌握されたことを知ります。剣をイ・バンウォンに向けると、チョン・ドジョンを殺害したのかを聞き、その理由を問います。「側室が産んだ王子を世子にしました。そのうえ、僕たちを殺そうとしました」と語り、イ・バンウォンの返事に声を上げる王。

師匠だったチョン・モンジュを殺しただけではなく、家族同然だったチョン・ドジョンまで殺害したことから、、、イ・バンウォンを殺そうとする。イ・バンウォンが軍隊を掌握したことから、王はもはや力がなく、王宮に監禁状態となったイ・ソンゲ。

その後、イ・バンウォンはハ・リュンに王にあげる上書を準備するよう命じ、ミン・ムング、パク・ポとイ・スクボンには大臣たちを集めるよう命じます。ミン・ムジルには義理の父ミン・ジェに状況を伝えるよう命じる。また、自分の許可なしには誰も王宮を出入りできないようにするよう指示します。

不安から王を訪れた世子のバンソクを見ると、涙を見せるイ・ソンゲ。イ・バングァとイ・バンウィは、イ・バンウォンが反乱を起こしチョン・ドジョンを殺害し、三軍部を手に入れたことを知ると、表情が暗い。

狩りから戻ったイ・ジランはミン氏(パク・ジニ)から彼が留守の間、起きた出来事を伝えます。勝手な行動を取ったイ・バンウォンへの怒りを爆発させるイ・ジラン。息子イ・ファサンが反乱に加担したことを知ります。

怒りを隠せずイ・バンウォンがいる幕舎を訪れた次男のイ・バングァは、イ・バンウォンへの怒りを爆発させます。世子になるつもりはないイ・バングァは、自分を利用するイ・バンウォンに対して、「世子になりたいのなら、自分がなればよい。利用するな」と語る。イ・バンウォンはこれまで対立を続けた父との関係が悪化したことから、しばらくの間、父と自分との間の懸け橋になって欲しいと気持ちを伝え、イ・バングァは世子になることを引き受けます。

四男のイ・バンガンと三男のイ・バンウィも私兵を連れて、イ・バンウォンに加わります。弟のイ・バンウォンが自分に命令をすると不快感を見せるイ・バンガン。

大臣たちが集まり、イ・バンソクを廃位し、新しい世子を次男のイ・バングァにするべきだと要求。王は、「なら、世子のイ・バンソクはその後どうなる?」と聞くと、兄のイ・バンボンと共に島流しになると告げられ、何があってもイ・バンソクを王宮から出すことはしないと強気になる王。

父イ・ソンゲを心配するイ・バンソクは、要求通りに世子の座からさがり、王宮を出ると王を説得します。王宮を出るイ・バンソクとすれ違ったイ・バンウォン。。。弟の質問に自ら王になりたかったから、イ・バンソクを世子の座からおろしたと伝え、自分が持っていた野望を隠さず見せます。

イ・バンソクは兵士により殺害され、キョンスン王女は夫イ・ジェがチャン・ドジョンに協力したことから夫の安易を心配。ハニャンから流配地(配所)に向かうイ・ボンは、途中、イ・バンガンにより殺害されます。イ・バンウォンはイ・バンガンまで殺すつもりはなく、勝手に動いた兄イ・バンガンに怒りをぶつける。

チョン・ドジョンと共に王子たちの暗殺を企んだナム・ウンも殺され、キョンスン王女の夫イ・ジェも殺されます。イ・バンソク、イ・バンガンとイ・ジェが殺され娘キョンスン王女だけが生き残ったことを知らされた王イ・ソンゲは涙を流す。。。

第17話感想

第一次王子の乱で、チョン・ドジョをはじめ、ナム・ウン、世子だったイ・バンソク、イ・バンボンとイ・ジェまで、イ・バンウォンに権力が分かることを恐れていた人物たちは死を迎えることになりました。

イ・バンボンまで殺害する計画ではなかったイ・バンウォン。これまでイ・バンソクにライバル意識を持ち、ねたんでいた兄イ・バンガンの勝手な行動で、イ・バンボンが死亡。このことで、イ・バンウォンとイ・バンガンとの間に溝ができ、次に起きる第二次王子の乱へと続く大惨事が起きることになります。

結局、自ら王になりたい野望から反乱を起こし、異母兄弟とは言え、過去、仲が良かった弟を殺害して王位を狙うことになるイ・バンウォン。王イ・ソンゲとの摩擦を避けるため、次男のバングァを世子に継がせる計画ですが、これは一時的なもの。

王位に興味を持っていない様子だった次男のバングァですが、権力を持つようになると、果たして弟イ・バンウォンに王位を譲ることになるのか、、、まぁ、その後、王子たちの間での権力争いが始まり、結局は他の王子も命を落とす第二次王子の乱が起こることになりますが、イ・バンウォンが王位につき、ミン氏の弟たちの命を奪うまで、イ・バンウォンがどのような心理変化を見せるのか、第18話も楽しみです。

第18話視聴率9.7%

daisySSさん

第18話あらすじ

イ・バンウォンの計画通り、次男のイ・バングァを世子にする要求を受け入れた王イ・ソンゲ(キム・ヨンチョル)。

次男のイ・バングァは王位に継ぐ程の野望は持たない人物。

王宮内に監禁状態になっていたイ・ソンゲは式が終わると、イ・バンウォンと遭遇。「これで満足か」と問うと、イ・バンウォンにも不幸が訪れると語ると、王宮を外出すると伝える王。王が向かったのは、亡きイ・バンソクを祭ったお寺。夫イ・ジェを亡くした娘キョンスン王女とお寺で再会した王。イ・バンウォンの悪事を明かすと語る娘の言葉に、彼女の安否を心配するイ・ソンゲ。

一人残された娘の命を助けるため、娘を出家させた王。自ら娘の髪を切るイ・ソンゲは号泣。王宮に戻ってからも王の号泣は止まらず。。。

反乱が成功し、屋敷の戻ったイ・バンウォンと妻のミン氏、、、二人を待っていたミン氏の母は、イ・バンウォンのために夕食を準備。祖父母に育てられているイ・バンウォンの長男と再会したイ・バンウォンは、息子を抱きしめると涙を見せます。冷静に反乱をリードした彼の緊張が解けた瞬間、、、その姿を見つめるミン氏も涙を流します。

長男は義理の両親、次男は叔母に預けられ、三男のみ夫婦が育てている状況。イ・バンウォンは子供たちの将来設計ができる時に名前を付けると妻に約束します。

父を心配し王宮を訪れたイ・バンガンは、イ・バンウォンの命令で、王宮に通されなかったことから、弟への反感を強く持ち始めます。三男のイ・バンウィを訪ねると、「王様にとっても兄弟たちにとっても、イ・バンウォンがやろうとすることは危険だと語ると、警戒している姿を見せる。弓の練習をしている息子イ・メンジョンを見つめるイ・バンカンは、息子に「チョンアン君(イ・バンウォン)を殺せるか」を訪ねると、何かを企む様子。

世子となったイ・バングァを呼んだイ・バンウォンは、「バンウォンへの罰として王位を継で欲しい。バンウォンに王位を継がせないために、絶対に最後まであきらめないで、王位を守って欲しい」と語ると、バンウォンに王位を継がせないためには、バンクァのむすこが世子にするべきだと語ると、世子になったイ・バングァへの譲位を決心します。苦しい表情を見せる王の姿に、悩むイ・バングァ。

イ・ソンゲはイ・バンウォンに王位が渡ることを避けるため、バングァに王位を譲渡する教書を準備させます。ミン・ジェ(キム・ギュチョル)、ミン・ムグ(キム・テハン)とミン・ムジル(ノ・サンボ)はその教書を世子のイ・バングァに届け、彼らの予想とは違い、王命を受けて王に即位することを受け入れます。

ミン・ムジルがこのことをイ・バンウォンと姉のミン氏に知らせ、、、、兄のバングァは王座への欲がないことを語ると、落ち着いた様子。しかし、バングァが世継ぎとして側室が産んだ息子を世子にするため王宮に呼び寄せたことを聞かされると、冷静を失い王宮に向かいます。

同じ頃、チョ・ヨンムもバングァに関することを知ると、突然の王の行動が理解できず、、、疑問にお思います。

王宮の到着したイ・バンウォンは、王になった兄イ・バングァと世子になったブルノを確認すると、混乱する表情を見せる。

「どういうことですか?」と問うイ・バンウォンの言葉に、「約束は守れなくなった。王になることを望んでいたわけではないが、父上が心配で、僕の息子が王位を継ぎ、その息子がその後を継ぐだろう。お前が王になることはないだろう」と返事するイ・バングァ。

イ・バンウォンが起こした乱のせいで息子たちを亡くした父イ・ソンゲの状況を説明すると、父イ・ソンゲのためにイ・バンウォンに王位を継がせることはできないと、立場を明らかにするイ・バングァ。

「苦しむ父の気持ちをなだめて、父上の悩みを取り除く努力をしなさい。大切に思う弟だからこそ、お願いする。強い悲しみに傷づいた父の許しをもらいなさい」とバングァはアドバイスする。

しかし、イ・バンウォンは側室の息子を世子にし、母ハン氏が産んだ息子たちを捨てたと強調すると、イ・ソンゲへの怒りを爆発させます。

イ・バングァは強硬な姿勢を取り、、、「父を捨てたということは、僕の弟ではないということだ。弟でなければ、王になって命を奪うことになっても罪悪感はないだろう」と語り、対立する姿を見せます。

第18話感想

イ・バンウォン(チュ・サンウク)が起こした反乱は成功し、すべては彼の計画通りに進んだはず、、、しかし、父とイ・バンウォンとの間の架け橋的な役割を果たすだけだった兄、イ・バングァが王位を譲位され、朝鮮第2代王に即位することになりました!

展開がはやく、イ・バンウォンを排除することを考えている四男のイ・バンガンの姿が描かれ、第二次王子の乱が始まる予兆が見えました。

キョンジョン王になったイ・バングァは、王として2年間の在位。その後、イ・バンウォンに王位を譲渡することになり、これまでは異母兄弟を排除することに注力していたとすれば、これからは実の兄たちと王位を争うことになり、ますます激しい争いが描かれることになる!

太宗イ・バンウォン 19話・20話 あらすじと感想

太宗イ・バンウォン 全話あらすじと感想 キャストと視聴率


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