太宗イ・バンウォン 태종 이방원 2021年放送 KBS 1TV 全32話
第15話視聴率8.9%
daisySSさん |
第15話あらすじ
王命と伝える宦官の言葉に従うしかないイ・バンウォン(チュ・サンウク)は、軍人の名簿と共に保有する武器を渡します。そんな中、妻のミン氏(パク・ジニ)は急いで、保有する武器の一部を急いで隠します。
王の考えなのか、チョン・ドジョンの考えなのかを問うイ・バンウォンの質問に、宦官は答えることなく。。。その頃、三男のイ・バンウィと四男のイ・バンガンの私兵も同じ理由で三軍府に移籍を命じられます。イ・バンガンは王命に従うことができないト拒否、チョ・ヨンム将軍が現れると、悔しい気持ちをおさえ、結局は王命を受け入れる。
王子たちだけではなく、家臣たちの保有する私兵も三軍府に移籍を命じられると、反発する声が上がります。三軍府への移籍を命じた理由を北の国境で対立する女真族の征伐を始めると、王命であると立場を明らかにする王。
次男のイ・バングァは、このすべては王が世子を守るために私兵を集めていると、王子たちを警戒しての処置だと語り、現状を受け入れるようアドバイス。
イ・バンウォンはこれらがチョン・ドジョンの計画だと知ると、彼に女真族を征伐するという無謀な計画を実行することの危険性を伝え、、、「これは王の考えですか?それとも王の影で彼を動かす臣下の独断ですか」と考えを伝える。イ・バンウォンの言葉にチョン・ドジョンもバンウォンが隠している本心をつくような発言をします。「王位が自分の物だったと確信を持たれておるが、なぜ弟から王位を奪おうとする欲を捨てきれないのですか」と問い、激しい口論となる。
最後に、「王様は息子の首を斬ることは出来ないはずですが、私は新たに建国したこの国、朝鮮のためなら、王子でも斬り捨てます」と一撃を加える。その言葉に、イ・バンウォンがこわばります。
計画通りイ・スクボンは私兵を連れてハニャンに入ることに成功します。チョン・ドジョンは武器を隠しているのかを疑いますが、武器は発見されず、許可される。その後、夫に隠した武器を見せるミン氏。
大事を起こすことを決意することが弟のイ・バンソクの命を奪うことにつながると、イ・ファサンにかたるイ・バンウォン。中途半端な決意をもっては大事を成し遂げることができないと、語るイ・バンウォン。
ミン・ジェ(キム・ギュチョル)はイ・ソンゲの異母兄弟にあたるイ・ファにチョン・ドジョンを排除する計画を伝えると協力を求めます。チョン・ドジョンの勢力が大きくなることを恐れていたイ・ファは協力をすることに同意。
シンドク王后カン氏が亡くなって3年目の命日を終え、王宮にも戻る道、意識を失った王イ・ソンゲ。意識を失った父の姿を王宮で見守るイ・バンウォン。屋敷に戻ると、「計画を実行するチャンスが訪れました」と冷たく語る夫の姿に驚くミン氏。回復しないイ・ソンゲ、、、チョン・ドジョンは万が一ことを考え、対策を考え始めます。
王イ・ソンゲが危篤であることを伝え、王子たちが王宮に集まり、ナム・ウンは今が王子たちを処理するチャンスだと助言しますが、王子たちに危害を加えることを王は望まないと、チョン・ドジョンは決断を下すことが出来ない。
世子のイ・バンソクはイ・バンウォンに自分の考えを伝えます。「僕に王としての能力を証明できる時間をください」と語る世子。イ・バンウォンは、「自分の位置を守りたいのであれば、今すぐに僕の命を奪うべきです。王家の義務」が何かを訪ね、王子の中で最も強い人物を王にすることがその義務です」と考えを伝えます。
世子のイ・バンソクは驚きながら、「では僕を殺して世子になられるのですか」と問う。
第15話感想
第一次王子の乱が始まる!
興味深い展開が続きました。世子のイ・バンソクも兄イ・バンウォンの野望に気づき、緊張するエンディングでした。イ・バンソクは家族、、兄弟として兄に接する姿とは違い、イ・バンウォンは「王家」としての義務を口にし、二人の考えが対立する様子が描かれ、今後どんな展開を迎えることになるのでしょうか。
私兵を奪われたイ・バンウォンは、ただ状況を見守るしかない状況となりました。しかし、彼に協力するイ・スクボンがシンドク王后カン氏のお墓を整備するとの理由か私兵を連れてハニャンに入ることに成功。王命で私兵及び武器を奪われる際、一部の武器を隠したミン氏のおかげで、武器まで持つ私兵が準備された状況。
イ・ソンゲが倒れたことで、チャンスだと考えるイ・バンウォンは、事を起こすことになるのでしょうか。ロマンス中心の軽い時代劇とは違い、正統派時代劇はやはり面白いです。歴史的な認識や研究の違いで、同じ人物が主人公となる場合でも、描かく視点を変えればこんなに新鮮に感じる程、面白いです。
第16話視聴率9.5%
daisySSさん |
第16話あらすじ
世子イ・バンソクとイ・バンウォン(チュ・サンウク)の会話を外で聞いていたチョン・ドジョン。イ・バンウォンは「あくまでも仮定です」と返事すると、イ・バンウォンにミン氏(パク・ジニ)が危篤だと伝えます。
イ・ファサンはイ・バンウォンを連れて急いで屋敷に戻り、、、チョン・ドジョンは二人への疑いから、イ・ジェにミン氏の状態を確認するよう尾行させます。屋敷に戻ったイ・バンウォンは、王宮からイ・バンウォンを連れ出すための計画だったことを伝える。
ミン氏の弟ミン・ムングとミン・ムジルは「今夜、パク・ウンが率いる軍隊が城の前に到着します。パク・ポの軍隊も合流する予定です」と伝えます。彼らの計画は、日が暮れた後、イ・スクボンの兵士たちが武器を取りにイ・バンウォンの屋敷で合流するとの計画。日が暮れと敵との区別がつけにくく、暗号を「山城(サンソン)」と決めます。
イ・バンウォンの屋敷を監視していたイ・ジェはチョン・ドジョンに特に異変はなかったと報告。「今夜は王宮内の灯りをともすな」と伝えるチョン・ドジョン。チョン・ドジョンは王子たちを王宮に集め、処理すること決意を固めます。
イ・バンウォンはチョ・ヨンム将軍を訪ねると、「今夜、大事を行います。将軍の選択を待ちます」と語り、、、王イ・ソンゲの意識が戻ったことを伝える内官。その頃、チョン・ドジョンはナム・ウンの屋敷で、仲間たちと世子に脅威にとなる王子たちを排除すると決意を固めます。
イ・ソンゲが目を覚ましたことを知り、王宮内を移動するイ・バンウォンは、灯りがついていないことに疑問を持つと、内官に「誰の命令で王宮内の灯りが消えている」と質問。チョン・ドジョンの言葉を話す内官の言葉に、、、迷信を嫌うチョン・ドジョンの発言から、罠にはめられたと気づいたイ・バンウォンは、兄たちにそのことを伝えます。
その時、身を隠していた刺客たちが現れ、、、王子たちは急いでその場から逃げる。刺客の攻撃を受けた時、異変に気づいたチョ・ヨンム将軍が軍を連れて現れ、王子たちを助けます。これで、チョ・ヨンム将軍がイ・バンウォンの仲間に加わる名分ができる。
イ・バンウォンは兄たちに、、、「これからは私の番です。僕たち兄弟を殺害しようとした者たちを処分し、バングァ兄を新しい世子に立てます。バングァ兄と安全な場所に移動してください。後は僕にお任せください」と語る。
ハニャンの城の門の前にはパク・ウンとパク・ポの軍隊が到着し、、、急いで城の門は閉じられます。しかし、イ・スクボンの軍隊が攻撃を始め城の門が開く。ミン氏夫人も兵士を連れて、王宮に向かい。。。
王宮内にいる世子のイ・バンソクは外の様子を確認。軍隊の掛け声と無数の明かりを確認すると、戦うことを諦めます。チョ・ヨンム将軍は、イ・バンソクの命を絶対に守ると命令が下るのを待ちますが、恐怖のあまりバンソクは決断を下すことが出来ず、ためらう。
世子バンソクの実の兄バンボンは王宮に向かう途中、イ・バンウォンと鉢合わせ、一緒に居ると安全だと語るイ・バンウォンの言葉に、「母はバンウォン兄を信じるなとお話しされていました」と語ると、弟のいる王宮に向かいます。
イ・バンウォンに協力する者たちと軍隊は、チョン・ドジョンとナム・ウンを攻撃するために向かい、意識を取り戻した王イ・ソンゲは、王宮内が騒がしい理由を弟のイ・ファに問います。三軍部の訓練のためだと語ると、気にすることがなにもないと王に説明する。
イ・スクボンの軍隊はチョン・ドジョンがいるナム・ウンの屋敷を襲い、世子の義理の父にあたるシム・ヒョセンとチョン・ドジョンに協力し仲間たちを殺害する。
第16話感想
朝鮮建国の基礎を作った人物チョン・ドジョンが命を落とす!
チョン・ドジョンは王子たちを殺す計画で刺客を王宮に忍ばせますが、イ・バンウォンは罠に気づき王子たちを助けることになります。チョン・ドジョンの計画が失敗したことで、イ・バンウォンが王子の乱を起こす名分を与える結果になり、今後、世子イ・バンウォンと彼の実の兄バンボンが殺害される第一次の王子の乱が本格化することになりますね。
イ・バンウォンを幼い頃からみてきたチョン・ドジョンは、彼が死ぬ姿を見る勇気がなかったと、自ら刺客をコントロールしなかったことを語り、息を引き取るエンディング。イ・バンソクも叔父のような存在だったチョン・ドジョンの命を奪うシーンでは涙を見せました。
チョン・ドジョンを王子たち殺そうとした反逆者だったと、遺体を山に捨てるよう命じた、、、結局、チョン・ドジョンはイ・バンウォンが王になった後は、歴史上のすべての記録から削除される悲惨な結末を迎える人物となりました。
次の話では世子イ・バンソクが命を落とす展開が描かれるのでしょうか。
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