放送予定
●BS12 トゥエルビ全134話(2018/6/20から)月~金曜日深夜28時から 字幕
●BS12 トゥエルビ(2017/12/14から)月~金曜日17時から 字幕
https://www.twellv.co.jp/index.html
大祚榮 全134話 |
2006年放送 渤海時代 |
平均視聴率 25.29% 最高視聴率35.5% |
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あらすじ
渤海国を建国した英雄 大祚榮(テジョヨン)の一代記の物語。
7世紀後半、唐は高句麗の攻略を進め、高句麗は戦乱の地となった。テジョヨンは、唐の軍隊に囲まれて孤立している父を救うため飛び込んでいくが、契丹族の襲撃を受けてしまう。
しかし、契丹族の部族の長の娘チョリンがその危機を救う。テジョヨンはチョリンと触れ合ううちにお互いに愛を感じ始める。チョリンの幼馴染である契丹族のイ・ヘゴはチョリンに恋心を抱くが、チョリンはイ・ヘゴには兄としてしか見ることが出来ない。イ・ヘゴはこの後に、テジョヨンの前にずっと立ちはだかることになる。
テジョヨンは、分裂の危機にある高句麗を救うべく、平壌城に赴くが、監獄に閉じ込められてしまう。王の姪スギョンはテジョヨンを監獄から救い出し、テジョヨンのために尽くすようになる。
ついに高句麗は滅亡し、唐の将軍ソ・リンギは、唐に対抗する勢力を攻めはじめる。
やがてテジョヨンとソ・リンギは因縁の対決として高句麗を巡って激しい戦いをはじめることに。 |
キャスト
テ・ジョヨン(大祚榮)役 チェ・スジョン 渤海建国の英雄 /その他の出演作 太祖王建(2000年) ワン・ゴン役 海神 -Heshin-(2004年) チャン・ボゴ役 大王の夢 (2012年)金春秋(キム・チュンチュ)/武烈(ムヨル)王役
ソリンギ(薛仁貴) 役 イ・ドクファ 唐の将軍、契丹出身 /その他の出演作 2003年 武人時代 李義旼役 2009年 千秋太后 姜邯賛役 2013年 宮中残酷史・花たちの戦争 仁祖役
イ・ヘゴ(李楷固) 役 チョン・ボソク 契丹族最強の武将 /その他の出演作 商道 – (2001年) チョン・チス役 武神 – (2012年) チェ・ウ役
コルサビウ 役 チェ・チョロ 大祚榮の弟分、高句麗の武将
フクスドル役 キム・ハクチョル 大祚榮の弟分、ナムセンの元護衛隊長
チョリン役 パク・イェジン 契丹族族長の娘
スギョン役 ホン・スヒョン 高句麗ポジャン王の姪、ジョヨンに好意
テ・ジュンサン役 イム・ヒョク 大祚榮の父、高句麗の将軍
ヤン・マンチュン(楊萬春)役 イム・ドンジン 安市城城主、大将軍
ヨン・ゲソムン(淵蓋蘇文)役 キム・ジンテ 高句麗大莫離支、大祚榮の養父
則天武后役 ヤン・グムソク 唐の皇后
ポジャン王役 キル・ヨンウ 高句麗第28代皇帝
ヨン・ナムセン役 イム・ホ ヨン ゲソムンの長男、スギョンに好意 |
スタッフ:[監督・演出]キム・ジョンソン[脚本]チャン・ヨンチョル |
感想 ネタバレ含む
感想
とにもかくにもテ・ジョヨンの物語です。 基本 テ・ジョヨンVSソリンギ と テジョヨンVS李楷固 の対立関係。恋話は テ・ジョヨンとチョリンVS スギョン 子弟はテ・ジョヨン、コルサビウ、フクスドルの(三国志、劉備、関羽、張飛関係パターン)です。
ストーリーの流れは史実に基づいてとは言え、分かりやすい展開、分かりやすい人物関係図、善と悪。万人向けの構成で視聴率は高いしわかりやすく、明確に脚本された韓国版水戸黄門って感じがしました。安心して見れるという感じですかね。
全134話なのでかなりの長丁場でかなり、ぶっつけで見ましたが、若干「ダレ」はありましたが、長さの割には結構楽しんでみました。とくにこの作品テ・ジョヨンありきで、チェ・スジョン氏が演じたから成功した作品と思います。恋バナはありますが、どうでしょう?女子向けというより、視聴層は半々といったところでしょうか?作りが昔の韓国時代劇感があります。良く言えば王道スタイル。個人的にはコルサビウ 役 チェ・チョロはかっこいい!フクスドル役 キム・ハクチョルは完全に引き立て役、張飛キャラであります。まぁ、キム・ハクチョル氏はこのキャラ定番ですが。
昔の韓国時代劇スタイルが好きな王道タイプがいい方にはおすすめな作品です。「広開土太王」や「大王の夢」が面白かったという方であれば、まちがいない作品。
渤海国を建国した「大祚榮」を題材にした大河ドラマです。まず最初の10話くらいまでが見所です。主人公・大祚榮がまだ幼い頃の、大国・高句麗の滅亡前の最後の時代を描いた部分になりますが、その時代の英雄たちを演じるオジサマ俳優陣の演技が迫力満点で見ごたえがあり、話のテンポも良くて引き込まれます。ところが高句麗の滅亡後、ストーリーは一転します。
主人公は高句麗への郷愁を抱きながら苦難を堪え凌ぐ展開となるわけですが、見ている側も序盤の華々しい時代が強く印象に残っている為、主人公に感情移入できる作りになっています。全134話にわたって延々続く苦難を、最期は主人公たちと共に乗り越えたような気分になれる、そんな作品です。