大王への道 1話2話3話4話5話 あらすじと感想
大王への道は「宮廷女官チャングムの誓い」「イ・サン」「トンイ」韓国歴史ドラマの第一人者イ・ビョンフン監督の原点といえる作品で監修作品。(※演出作品ではない)
ちなみにこの監督の作品はヒット作品がとても多い。そのほかに視聴率最高の『ホジュン 宮廷医官への道』(1999年・MBC)や『商道』(2001年・MBC)、『馬医』(2012年・MBC)なども。
また2016年には『獄中花』(2016年・MBC)も手掛けている。
ただこの「大王への道」は当初予定された話数より少なく、34話と当時の話数としては短めとなっていて、視聴率が伸びなかった為と言われている。
あらすじの引用元は
BS JAPAN 大王の道 ストーリーより
第1話 辛壬士禍(しんじんしか)
時は1721年。朝鮮王朝第20代王の景宗時代、王位継承問題による辛壬士禍が起こった。その事件後、英祖が王位を引き継ぎ21代王となるが、この事件に巻き込まれたことで彼の人生は変わってしまい一生消えない傷を残すことになった。 *辛壬士禍:景宗暗殺嫌疑による少論の老論粛清事件
第1話は英祖が即位する前からはじまり、と歴史上の流れを人物の説明から丁寧に解説していき、ある程度の流れはわかる。
景宗⇒英祖 英祖は景宗の弟
この一話を見る限りでは主人公である、イム・ホ演じる 思悼世子 は無能?暴君?っぽく描かれている感じがする。どちらにしても英祖と思悼世子の対立を中心に描く作品
途中、洗濯してる若い子に声をかける ムン・ソングク(クォン・ヨンウン)、博打や妹の結婚式の足袋を作る金を使い込んで母親に叩かれるのはのちのムン淑嬪(ユンソナ)の兄である。
しかし、ユンソナってなんか久しぶり見た。一時期は日本でも活躍していましたよね。ただ、今でも韓国では女優で活躍していますね。
第2話 葛藤の始まり
辛壬士禍の真実を確かめようとしたせいで、父子間に溝が出来てしまい、いつの間にか思悼世子は英祖を恐れるようになっていた。だが妻の恵嬪ホン氏に支えられ、英祖の寵愛を受けられる息子になろうと思悼世子は努力するのだが…。
思悼世子 は勉強をさぼり、町を見物して英祖にしたためられる。やはり、この作品の序盤は思悼世子はそのような人物に描かれているようだ。
思悼世子が実際どのような人物だったかはわかりませんが、歴史的には英祖(思悼世子の父)も正祖(思悼世子の子)も有能だったとされているのでその間にいて王を継げなかったことを考えてもそのような人物に描かれても仕方のないことかもしれない。
第3話 和平姫への寵愛
思悼世子と和協姫は、英祖が寵愛する和平姫の宮殿への出入りを禁止されていたが、英祖の目を盗んで和平姫を見舞う。しかし、英祖にばれてしまい、 思悼世子は階段から突き落とされてしまう。英祖は、思悼世子を心配するどころか、和平姫ばかりに愛情を注ぎ、さらには懐妊していることを知って大喜びする。
思悼世子と和協姫は、英祖が寵愛する和平姫の宮殿への出入りを禁止。ここで親子関係や人数がどれだけいるのかを確認。
英祖には王子は2人しかいない。もうこの時点で長男:孝章世子 は死んでいてその妃 孝純王后も2話に登場し、英祖は不憫な娘だ仲良く頼むと思悼世子の妃・恵嬪ホン氏に頼む場面がありましたね。
つまり、王子は1人しかいないのだが、王女は12女もいる。(ただし、ほとんど夭逝している。)その中でも3女の和平姫は寵愛されていたようです。(この場面では床にふせていた人)思悼世子と一緒に見舞いに行ったのは七女: 和協翁主。和平姫だけなぜ寵愛されていたのかはわからないが、この3人の姉弟は同じ母 映嬪の子である。
長女・次女・四女・五女・六女とこの時点ではもう亡くなっているので実質上姉弟の三人となる。
第4話 ムンの本性
英祖の子供を産みたいと願うムンはミン尚官に呼び出され、はかない夢を見るなと叱責される。だが、ムン女官はソングクを利用して、英祖に近付こうと計画する。一方、思悼世子は宮中内で流れる悪い噂に激怒し、英祖に逆らい娯楽にふける毎日を送るが、そんな夫に惠嬪ホン氏は献身的に尽くす。
この作品は思悼世子の正室 恵嬪ホン氏は非常に思悼世子に対して献身的だ。演じるのはホン・リナ。ちょっとたれ目でとてもやさしい顔つきでその役柄にとても似合っている。(少なくともこの作品ではそのような人物で描かれている。
「宮廷女官チャングムの誓い」に チェ・グミョン(クミョン)水剌間女官、チャングムの幼少期からのライバルとして出演していたので、知っている方も多いかと思います。この時も性格は別としても有能な人物として描かれていました。
第5話 息子への憎しみ
和平姫はムンに噂を流した罪を問い詰めている最中に陣痛に襲われ、死産してしまう。和平姫が生きていることを知ったムンは自ら命を絶とうとするが、その和平姫までもが他界。英祖は、寵愛していた和平姫の死により深い悲しみに暮れる。
間一髪でたすかったムン。和平姫はムンに噂を流した罪を問い詰めている最中に陣痛に襲われ、死産。ムンを問い詰めたかどうかは史実上わからないが、実際に陣痛に襲われ、死産。自分も難産で亡くなったのは史実に残っている。
和平(ファピョン)翁主 英祖の三女、(母は暎嬪イ氏)はここでキム・ソンリョン出演終了かな。
キム・ソンリョンはこの作品ではチョイ役でしたが、のちに多くの韓国ドラマに出演している。また、時代劇もたくさん出演しています。
個人的には 「幻の王女チャミョンゴ」 モ・ハソ チャミョンの母、チェ・リの正妃役が印象に残っています。というのもこの時の側室の役の人が超インパクトあったので、対比としての印象が強かったです。
そのほかにも
一枝梅(イルジメ) タン シフの実母、イルジメの養母役
大王世宗(テワンセジョン) 孝嬪(ヒョビン) 太宗の側室役
王と妃 廃妃ユン氏 成宗の2番目の妃、燕山君の母役
他、出演しています。
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