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不滅の恋人(大君-愛を描く)  13話・14話 あらすじと感想






不滅の恋人(大君-愛を描く)  대군 – 사랑을 그리다 全20話

quetalsurinoさん

13話あらすじ

ジャヤン大君(イ・ガン/チュ・サンウク)はジャヒョン(チン・セヨン)を監視させる中、ウンソン大君(イ・フィ/ユン・シユン)の安否が心配になったジャヒョンとシルケは彼のもとに向かうため、無断で家を出ます。

一方、大妃と幼い王が心配のウンソン大君は、ジャヤン大君から二人を助けるため、島を出る方法を考えます。ジャヤン大君の部下のヨウルウンはジャヤン大君の命令で、都護府使(郡県に派遣された長官)ト・ジョングクに、ウンソン大君の暗殺を持ち掛けます。ト・ジョングクの黙認のもと、ウンソン大君の命を狙ったジャヤン大君の部下たちが訪れますが、ウンソン大君は既に逃げた後。崖まで逃げたウンソン大君が刺客と闘おうとした時、ト・ジョングクが放った弓にあたり、ウンソン大君が崖から転落します。

翌日、確認ができないほどひどい顔の傷を負い、ウンソン大君の服を着た遺体が発見され、弓の位置が一致することから、ウンソン大君が亡くなったことをジャヤン大君の部下たちが確認します。遺体が発見された頃、無事に島に到着したジャヒョンとシルケ。ウンソン大君が亡くなったことにショックを受け、簡単な埋葬のあと、ヨウルウンに連れられ漢陽(ハニャン)に戻ります。ウンソン大君の仲間がまだ生きているとの話を聞いたシルケは一人島に残り、ギトゥクを捜しにむかいます。

ウンソン大君の死を伝えに自ら大妃のもとを訪れたジャヤン大君。しかし、大妃はウンソンの死を受け入れることができず悲しみます。王妃は幼い王の命が度々狙われ、恐怖に震える中、ウンソン大君までも亡くなったことを聞き、ジャヤン大君から幼い王を守るために、王位を譲る決心をします。

ソン・オクや王を守ろうとする大臣たちも、ジャヤン大君の権力の大きさと、10歳にも満たない幼過ぎる王を守り切れず、ついにジャヤン大君が即位します。野望通り、朝鮮の王となったジャヤン大君は、即位するとジャヒョンへの欲望を隠せず、ジャヒョンを王宮に呼びます。

13話感想

3年間の苦労の末戻ったウンソン大君。しかし、兄ジャヤン大君の計略に再び陥り、ジャヒョンとの結婚式も挙げられず、反乱罪の濡れ衣を着せられ島流しになったのが、第11話及び12話。幼い王を守ることもできず、ジャヒョンを守ることもできず、もどかしい展開が続きましたね。第13話からは何か逆転があると思いきや、ウンソン大君が死んでしまいました。。。

しかし、ちょっと想像してみました。第12話を振り返ってみると、ウンソン大君の婚礼に出席して殺害された大臣の息子で、都護府使(郡県に派遣された長官)ト・ジョングクは、父の敵をうつためウンソン大君を襲いましたが、後から現れたパク・ギトゥクに頭を叩かれ阻止されましたね。

ギトゥクが現れる前のウンソン大君は、ト・ジョングク向けていた剣を下げ、死を受け入れようとしていました。その後、ギトゥクにより気絶させられたト・ジョングクを二人が夜通し看病。女真族から逃げる時に捕虜になっていた朝鮮の民を逃がしましたが、ウンソン大君の島流しを聞いて彼のもとに現れた3人の男たち。彼らとウンソンの会話をト・ジョングクが聞いていたことや、亡くなった父がウンソン大君の婚礼に出席したのは、ウンソン大君側の人物だったから、などをまとめると、もしかすると、ト・ジョングクがウンソン大君を助けた可能性があると、思いました。

ジャヤン大君と対立する姿を多く見せた大妃シム氏。穏やかな性格ですが、情報力から判断力まで備え、母である前に国母としての役割を果たしていましたが、幼い王子を守ろうとする王妃の熱意に負け、危険と知りながらもジャヤン大君に王位を継がせる決心をしましたね。

ドラマの中盤で主人公が死ぬなんてあり得ないことなので、ウンソン大君の反撃がありそう。逆転があって欲しいです!思った以上に早く王座を手に入れたジャヤン大君。ジャヒョンを王宮に呼ぶとは、彼女の身に何が起きるのかちょっと不安な展開になってきました。そして、島に残ったシルケは無事、ギトゥク達に会うことになるのでしょうか。

ジャヤン大君のモチーフとなった首陽大君(スヤンデグン)は、兄弟の王子たちを殺害し、甥まで殺してしまう残酷な人物ですが、このドラマではウンソン大君が王になったジャヤン大君を王座から引きずり下ろすことができるのかが、最も気になります。そして、ジャヒョンとの恋の行方も。。。

早くウンソン大君帰ってきて!と叫びたくなります。

 

quetalsurinoさん

14話あらすじ

王になったジャヤン大君(チュ・サンウク)に呼ばれ、内密に王宮に入ったジャヒョン(チン・セヨン)は、ウンソン大君(イ・フィ/ユン・シユン)の死の復讐のため、ジャヤン大君に接近しますが、失敗に終わり、王宮の密室に監禁されます。

一方、ギトゥクの姿が見当たらないことから、ジャヒョンと共にハニャンに戻ることなく、喬桐島(キョドンド)に残ったルシケは必死に捜しまわり、ついにギトゥクと再会します。ウンソン大君は生きていると信じていたルシケの予想通り、ウンソン大君の死は偽装されたものでした。

ウンソン大君の婚礼日に起きた事件の真相を知った都護府使(郡県に派遣された長官)ト・ジョングクの協力のもと、ジャヤン大君が送った刺客を騙し、ウンソン大君が死んだようにだますことに成功。息をひそめたウンソン大君は、王宮のあるハニャンに戻る時を待ちます。

ジャヒョンがジャヤン大君と一緒にいるところを目撃したナギョム(リュ・ヒョヨン)は、嫉妬のあまり、王を殺害しようとした罪で監禁されているジャヒョンを勝手に連れ出し、拷問を始めます。酷い拷問で死にかけたジャヒョンを危機一髪で助けたのはジャヤン大君。王宮に呼ばれたきり、連絡のない娘を心配した父ソン・オクが大妃シン氏に、娘を帰してもらえるようお願いします。しかし、大妃シン氏は、ジャヒョンの出家を命じます。

喬桐島(キョドンド)の都護府使ト・ジョングクはハニャンに異動となり、ウンソン大君とギトゥクやシルケも共にハニャンに戻ります。ウンソン大君はジャヒョンが心配になり、彼女のもとに急ぎますが、ジャヒョンが自ら王宮に入ったことを知りショックを受けます。

ジャヒョンが王宮を出て出家する日、ジャヤン大君は密かにジャヒョンがお寺に入る前に、こっそりと他に移す計画を立てます。ウンソン大君も協力者ト・ジョングクから、ジャヒョンの出家日を知らされ、お寺の前で彼女を待ちます。しかし、ジャヒョンが別の場所に連れて行かれそうになった時、ジャヒョン大君の部下を阻止します。

14話感想

ウンソン大君が生きていました!予想通り、ト・ジョングクが協力者となり、ハニャンに再び戻ってくることになったウンソン大君。王になったジャヤン大君はまさか、弟が生きているとは知らず、王である前に男としてジャヒョンに執着しますね。感情を上手に表現できないジャヤン大君と、ウンソン大君がいなくなった後も、思うようにジャヒョンの気持ちを手に入れられないジャヤン大君の葛藤がすごく伝わってきた一話でした。

ウンソン大君の敵をうつためにジャヤン大君を殺そうとしたジャヒョンですが、計画は失敗に終わり、彼女により傷つきながらも、ジャヒョンをナギョムから守ろうとするジャヤン大君の姿もけなげで、出家を命じられたジャヒョンの運命もかわいそうで、やるせない気持ちになりました。

彼に片想いをしているシルケが、ウンソン大君を再会して喜ぶ姿に、切なさを感じました。シルケがすべてを捨ててまで朝鮮にきた理由がウンソン大君だったことを思うと、ウンソン大君の頭の中はジャヒョンのことばかりなのにと、切なくなる・・・。

ドラマが始まった時は、「オクニョ 運命の女(ひと) (原題:獄中花)」で演じたオクニョのイメージと重なりそうで心配しましたが、長編ではなく全20話のロマンス中心のドラマなので、チン・セヨンの魅力が凝縮された感じがしました。

それぞれすれ違った気持ちが描かれ、今後の展開にどのような影響を与えることになるか、ワクワクです。そんな中、お互いを信じ思い続ける一途なウンソン大君とジャヒョンが再会することに。ジャヒョンをこっそり別の場所に隠そうとしたジャヤン大君の計画は失敗に終わり、ウンソン大君たちに助けられたジャヒョンは、駕籠(かご)に入れられ、何が起きているのか分からず不安に。

駕籠(カゴ)が開け自らの手を差し出したウンソン大君。息もつかせぬジャヒョンとの再会シーンでした。

不滅の恋人(大君-愛を描く)  15話・16話 あらすじと感想

不滅の恋人(大君-愛を描く)  視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図

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