韓国ドラマ時代劇 あら感

哲仁王后 9話・10話 あらすじと感想






哲仁王后 철인왕후 Mr. Queen 2020年放送 tvN 全20話 【韓国放送期間】2020年 12月12日から2021年 2月14日まで

第9話視聴率12.066%

daisySSさん

第9話あらすじ

秘密帳簿を発見するため、屋敷内を探し回る哲宗/チョルジョン(キム・ジョンヒョン)は、現れたキム・ビョンイン(ナ・イヌ)に見つかりそうになると、キム・ソヨン(シン・ヘソン)にキス。王の予想とは違いソヨンは押し出すことなく、ソヨンは彼のキスに応えます。物音を聞いて現れたソヨンの父キム・ムングンは、ソヨンと一緒にいるのが王だと気づくと、安心して部屋に戻る。

ソヨンと王は部屋に移り、積極的に王にキスするソヨン・・・、しかし、突然王の押し出すと怒りを露わにします。その後、ソヨンの様子がおかしいことに戸惑う王を気にすることなく、独り言を続けるソヨン。ソヨンがキスに応じたのは一時的に、ジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)ではなくソヨンの魂が戻ったからでした。その後、再びジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)の魂が戻り、突然のソヨンの行動に怒りだす。。。まだ完治していないと判断した王がソヨンを気絶させ、そのままソヨンは眠りに落ちます。

その後、ソヨンの部屋に隠されて秘密の場所を発見した王が鍵を開け、中を確認しようとしますが、鍵を開ける際に音を立ててしまい、音に気づいたキム・ビョンインが部屋に前に現れ、危機を迎えた王。その時、夢を見ていたソヨンの寝言に、キム・ビョンインは中に入ることなくその場を去ります。かかっている鍵を開けた王は、あるべきはずの帳簿がないことに、動揺します。昼間、ソヨンの父が井戸を見て警戒するような表情を見せたことを思い浮かべると井戸に向かう。

しかし、屋敷の下男たちが現れ急いで身を隠す王、、、日が昇り、これ以上忍びで帳簿を探すことは危険だと判断した王は、井戸の中を探すため、ソヨンの実家でもう一日過ごすことになります。王が両班の格好に変装して忍びで出かけると知ると、王宮に戻って大王大妃に出す料理の研究のために王をお供することになったソヨン。クッパを食べながら庶民の生活を確認しながら、デートならぬデートの時間を楽しみます。

一方、チョ大妃が攻撃を準備していることに気づいた大王大妃のスンウォン王后(ペ・ジョンオク)が、王宮内の実質的な権力者は自分であることを伝えるため、チョ大妃を呼びます。完全な権力をまだ手に入れていないことからチョ大妃は逆らうことができない。

その夜、井戸の中に探している秘密の帳簿が隠されていると読んだ王、、、幼い記憶からトラウマを抱えるにも拘わらず、恐怖を押し切って井戸の中に入ることに成功します。しかし、過去の記憶が押し寄せ、気を失う王。ソヨンが井戸の中にいる王を発見。。。

第9話感想

ドキドキするキスシーンから始まり、ソヨン、王とチョ・ファジン(ソル・イナ)の幼い頃まで描かれ、三人の間に何があったのかが登場しました。前話、ファジンが隠していた秘密が何か、明らかになりました。

王が井戸を見て発作を起こした理由は、過去、家族がキム氏により全員殺害された時、井戸に身を隠して生き残ったからでした。母から必ず生き延びるよう伝えられ、水が抜かれた井戸の中で身を隠していた状況、、、偶然、ソヨンも井戸の中に入り、隠れていた王を発見。

ソヨンとファジンは幼い頃、容姿が似ていたことや両方母を亡くした経験があることから、直接会うことはなくとも屋敷の壁を挟んで会話を交わしていた仲でした。亡き母に会う方法をファジンから聞かされた幼いソヨンは、死んで母に再会しようと井戸に入っていたこと。井戸に王が隠れていることを秘密にするつもりが、ソヨンの発言で王が隠れていることを知ったキム・ジャグン(キム・テウ)とソヨンの父が彼を殺害しようと動く。

結果的に殺される前にソヨンが王を助けたようですが、王は後から現れたチョ・ファジンをソヨンだと勘違い、、、自分の命を助けた初恋の相手だと、これまで思い続けていたようです。次の話で、井戸で何があったのか詳細が描かれることになるのでしょうか。

王の初恋の相手はチョ・ファジンではなく、キム・ソヨンだった!チョ・ファジンが王に隠し続けていた秘密というのも、キム・ソヨンのふりをして、王を騙していたことだったようです。キム氏家門出身という理由だけで、ソヨンに先入観を持っていた王が、ソヨンを心配し気にし始めている中、この秘密が明かされることで王の気持ちがソヨンに完全に向いてしまうことになる??今後、自分を守るためにソヨンを攻撃するファジンの姿が登場し、緊張する展開へと進むようです。

井戸の中で気を失っている王をソヨンが助け出すことになるのでしょうか。ジャン・ボンファンの魂が宿ったままだと、王とソヨンの恋は叶わないはず、、、今後どのような展開になるのか、本当に楽しみです。

第10話視聴率12.836%

daisySSさん

第10話あらすじ

哲宗/チョルジョン(キム・ジョンヒョン)を井戸の中で発見したキム・ソヨン(シン・ヘソン)。王は秘密にして欲しいと語り、仕方なく王を担いで井戸の上り王を助け出したソヨン。その夜、王妃になる野望を燃やすチョ・ファジン(ソル・イナ)は悪夢を見て、不安を感じます。これまで隠していた秘密を王に打ち明ける決心をしたファジンはソヨンの実家を訪れますが、王とすれ違い打ち明けるチャンスを逃します。

思い出の井戸の向かったファジンは、井戸の中に隠されていた本(秘密帳簿)を発見し、持ち帰ります。井戸から助け出した王が悪夢にうなされる姿を見たソヨン(ジャン・ボンファンの魂が宿った状況)は、彼を一人にできず、朝目が覚めると、王と同じ布団に眠っている自分を発見し、笑い飛ばす。

王宮に戻ったソヨンは、自分に後宮選びの権限があることにウキウキした状況。一方、探していた帳簿を手に入れることができず王宮に戻った王は、その行方が気になり、、、悩む。そんな時王の前に現れたソヨンに笑顔で親しく話しかける王の姿に、ソヨンの表情が明るくなり、自分の意思とは違い反応するソヨンの体に、ジャン・ボンファンの魂がツンと反応。

哲宗が王宮に戻ったことを知ったチョ・ファジンは、井戸で見つけた本(帳簿)を持って急いで彼の元に向かいます。しかし、ソヨンと一緒にいる王を発見すると笑顔が消えるファジンは、本を王に渡すことなく。。。ファジンが王に宛てた伝言を横取りしたチョ大妃は、王の計画を知っていることを伝えると手を結びたいと申し出ますが、王は大妃の提案を断ります。その後、ファジンの伝言を後から知った王は、約束した時間を過ぎてファジンを訪ねます。嫉妬から王妃に好意を持っているのかを王に尋ねると、王は否定することができず、ファジンを緊張させます。

ファジンを利用する予定のチョ大妃は、ファジンの下女だったオウォルが死亡したことをファジンに伝え、彼女を刺激するために、オウォルと容姿が似た遺体を手に入れると、わざと遺体を発見させます。家族のような存在だったオウォルが殺害されたことを知ったファジンは、怒りを爆発させます。

キム・ビョンイン(ナ・イヌ)は王宮の外で命を狙おうとした王に恋するソヨンの気持ちが理解できず、大王大妃スンウォン王后(ペ・ジョンオク)に、王が反乱を起こす準備をしていることを報告します。その夜、大王大妃に操られる悪夢を見る王、、、同じ頃、ソヨンも夢を見ます。ソヨンの夢では、後宮たちに囲まれ楽しい時間を過ごしている自分の姿(ジャン・ボンファン)、、、突然、王とキスするソヨンの姿に変わり。。。

第10話感想

王が探していた秘密の帳簿を手に入れたファジン!!隠していた秘密を王に打ち明けるチャンスを逃し、ライバル的な存在であるソヨンに揺れる王の姿に強い嫉妬を感じたことで、ファジンの行動が今後のターニングポイントとなるようです。家族のような存在だった下女の死が、ファジンを刺激し、権力を手に入れようとする野望へとつながるようです。

キム氏家門が政治の中心にあり勢力を握っていることに不満を持つ王が、反乱を計画するため二つの顔を持つことを既に気づいているキム・ジャグン(キム・テウ)は、王の計画をある程度把握していますが、彼の計画を実行することができないよう、動くことになるようです。キム・ビョン人がソヨンに想いを寄せいていることを知るキム・ジャグンは、これまで何度もソヨンへの気持ちを抑えるようアドバイスするシーンが登場しました。現段階では、ソジンの政治的なスタンスは明らかになっていませんが、今後王を助けることになると、キム・ジャグンと対立することになるので、ドラマの後半部は政治色の強い展開が始まることになりそうです。

ソヨンが王宮に戻ることを心配するソヨンの父、キム・ムングン。ソヨンのすべての記憶が戻ったことで、幼い頃、井戸で起きた出来事から娘を心配する良き父だと思っていたキム・ムングンが、ただ娘を利用して権力を握ろうとしたことに気づいたジャン・ボンファン。でも、ソヨンにとってキム・ムングンは悪い父のようには感じませんでした。

今話、王のソヨンへの恋が始まったことをあらわすシーンが登場しました。悪夢を見て目が覚めた王は、「中殿(王妃)辞書」を微笑みながら書き下ろす姿に、もらい笑いしました。キム・ジョンヒョンが演じる王の姿、段々素敵になってきました。王妃辞書とは、ジャン・ボンファンが使う現代の表現が集められた物でした。

ファン・ボンファンの魂が宿っていても、ソヨンの王への気持ちは隠せないようです。ソヨンの体が反応するようで、王とソヨンのロマンスが楽しみです!

哲仁王后 11話・12話 あらすじと感想

哲仁王后 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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