韓国ドラマ時代劇 あら感

哲仁王后 11話・12話 あらすじと感想






哲仁王后 철인왕후 Mr. Queen 2020年放送 tvN 全20話 【韓国放送期間】2020年 12月12日から2021年 2月14日まで

第11話視聴率12.517%

daisySSさん

第11話あらすじ

哲宗(キム・ジョンヒョン)の気持ちが王妃キム・ソヨン(シン・ヘソン)に向き始めたことに気づいたチョ・ファジン(ソル・イナ)は、井戸で発見した秘密帳簿をチョ大妃に渡すと、ソヨンを王妃の座から追い出して欲しいと願います。王の秘密に加え、秘密帳簿まで手に入れたチョ大妃は、大王大妃スンウォン王后(ペ・ジョンオク)を恐れることなく、対立していく計画。

王が登場する夢を見たソヨンは、夢の内容からソワソワ、、、嫌じゃないけど王にときめいているソヨンの姿に、自分が男、ジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)であることを忘れないよう、自分に言い聞かせる。ソヨンへの嫉妬から秘密帳簿をチョ大妃に渡したファジンは、王の前では王妃との関係を応援するようなふりをします。

ソヨンは実家から持ち帰った化粧品を大王大妃スンウォン王后(ペ・ジョンオク)に紹介すると、料理に続き美に関心が高い大王大妃の心を掴みます。しかし、毎朝大王大妃の朝食を準備することをしったチョ大妃が、不満をあらわし、チョ大妃の機嫌を取るために急いで料理を作ったソヨン。現在、大統領府で働くハン室長と同じ顔をした男を発見すると、彼を追いかけるソヨン(ジャン・ボンファンの魂が宿っている状態)はチョ大妃のために準備した料理を台無しにした挙句、男を見失う。このことでチョ大妃の怒りをさらにかうことになります。

王宮では宴会が開かれる予定で、水刺間(スラッカン)の責任者に当たる待令熟手(テリョンスクス/宮中の男調理士)のマンボクと提供する料理に関して話し合いをする王。キム・ジャグン(キム・テウ)は秘密帳簿を手に入れたのが王だと予想し、宴会でその内容が公表され、事が運ばれると警戒します。

宴会を邪魔するため、料理に使う予定の食材を使えなくしたキム・ジャグン。水刺間(スラッカン)では待令熟手のマンボクが料理の支度ができず焦る中、、、大王大妃はキム・ビョンイン(ナ・イヌ)と王の武術対決を提案し、二人の武術対決を通じて王を観察する大王大妃。この対決を通じてキム・ビョンインは、ソヨンの命を狙った刺客が王だったことを確信します。

一方、宴会では王妃をはじめとする後宮たちによる狩りが準備され、弓を持って出かけた王妃とチョ・ファジン(ソル・イナ)。家族のような存在だったオウォルが殺されたこと、王の気持ちを自分から奪ったとの理由から、ソヨンへの憎みを込め、ソヨンに矢先を向けるファジン。ソヨンは飛んでくる矢を確認すると驚き、、、その場から身動きが取れず。。。

第11話感想

政治的に大きな動きが始まる??

大王大妃とキム・ジャグンは協力し合う仲でありながら、お互い警戒する仲でもあり、秘密帳簿が既に王の手に渡ったと思ったキム・ジャグンが動き出しました。秘密帳簿なのか秘密名簿なのか、その内容が明確になっていませんが、王権を強化させるために重要な内容が含まれているようで、チョ大妃の手に渡ったこの帳簿が、王の未来を左右する重要なキーとなるのでしょうね。

今話、王へのソヨンの気持ちに混乱するジャン・ボンファン(チェ・ジニョク)の姿が描かれました。王妃の権限で後宮を追加で選ぶことになりましたが、その過程で美貌を重視して選んだはずの後宮たち。。。ジャン・ボンファンの男としての下心丸出しの結果が、王にとっては政治的に偏っていない結果となり、満足そうに見えました。

ちょっとした手違いから、ソヨンが後宮に送ったメッセージを受け取った王が返事を返し、ソヨンは相手が王だと気づかないまま再び返事を返すことを繰り返し、、、王とソヨンがラブメッセージをやり取りするエピソードが、個人的には面白かったです。王がソヨンに恋しているのはこのエピソードで明らかになりました。ソヨンに関しては、男性であるジャン・ボンファンの魂が宿っていることから、本来の王に恋するソヨンとジャン・ボンファンとのブロマンス的な絆が深まっていくように見えました。

宴会の目玉である料理が出せなくなることが王にとって不利になることは明らかですが、第12話ではジャン・ボンファンの料理の腕前を使って、危機を乗り越えることになるようです。しかし、ファジンが放った弓がソヨンに向けられ、ソヨンの身に危険が及んだ状態!ソヨンはこの危機をどのように乗り越えるのでしょう。この出来事でソヨンとファジンの対立が更に激しくなるようです。

嫉妬心から起きた出来事、、、もっと早く王に真実を伝えていたとすれば、ファジンの暴走を止めることができたのでしょうか。驚くソヨンの顔がクローズアップされ終わり、驚きのエンディングでした。

第12話視聴率13.224%

daisySSさん

第12話あらすじ

チョ・ファジン(ソル・イナ)がキム・ソヨン(シン・ヘソン)に向けて放った弓は、すぐ隣にある木に命中。自分を狙ったことを知ったソジンは、不満をみせます。ファジンと交わした言葉から、意図的に二人の関係を裂こうとする人物が存在することに気づいたソヨン。引き下がることのないファジンは練習用の弓をあえてソヨンに当てると、ソヨンを挑発します。

狩りが終わったソヨンと後宮たちが王宮に戻り、宴会を邪魔するために食材を使えない状態にしたことに加え、大王大妃スンウォン王后(ペ・ジョンオク)は、王の宴会を邪魔する別の計画を進めていることに気づいたソヨン。。。現在の大統領府で働くハン室長と同じ顔の人物を再び王宮内で発見すると、彼を不審に思い名前を調べさせます。

水刺間(スラッカン)では準備していた食材が腐り、使えない状態になっているだけではなく、料理人たちがお腹を壊し料理が準備できない状況、、、最後まで諦めない王の姿に、水刺間(スラッカン)が非常状態にあることを知ったソヨン(ジャン・ボンファンの魂が宿る)が動き出します。男性料理人の格好に変装したソヨンは、助け人として料理の準備を始め。彼女の正体に気づきながらも彼女に協力する待令熟手のマンボク。

王のために栽培する畑があることを知ったソヨンは、畑で育てられていたトマトとジャガイモを発見すると、宴会に出す料理を提案します。朝鮮初のハンバーグとストリートフードの一つ、トルネード(ツイスト)ポテトフライを作ったソヨン(ジャン・ボンファンの魂が宿る)。デザートまで準備し、料理の説明と名前まで完璧に準備し、王をサポートします。

宴会で出された初めて見る料理を味わった大王大妃をはじめとする家臣たちは、その味に驚き、宴会は哲宗(キム・ジョンヒョン)の計画通りに進みます。王は自分の政治的な立場を明らかにする予定。王権を強化し政治的な判断を自ら下す予定だと念を押そうとした時、王の計画に気づいたキム・ジャグン(キム・テウ)が、禁衛営 (グムィヨン/首都防衛を行った軍営)の不審な人物たちを逮捕したと、先手を打つ。

逮捕された不審な人物たちとは、王と永平君(ユ・ミンギュ)と共に訓練を続けていた兵士たち。彼らを守ろうとしますが、キム・ジャグンは永平君の命を危険にさらすことになると一撃を加え、キム・ジャグンの言いなりになるしかない王。。。

宴会の最後、王は法事の儀式を進めるため、線香に火をつけます。その瞬間、線香が入っていた器が爆発し、その勢いで王が飛ばされる。。。驚いたソヨンが王のもとに向かい、傷を負った王が血を流しながらソヨンを見つめる。

第12話感想

あっという間の出来事に驚くエンディングでした!予想していた以上に、どんどん事件が起きる感じ。線香が爆発し、飛ばされた王、、、彼の命を狙ったのはキム氏家門?それともチョ氏家門?果たして王は無事なのでしょうか。

ジャン・ボンファンは困っている王をほっておくことができず、宴会に出す料理を作り、自然と王をサポートすることになりましたが、今後も王をサポートすることになるようです。試練続きの王の人生、、、王が二重生活を送っていることを確信したキム・ビョンイン(ナ・イヌ)。そして、大王大妃とキム・ジャグンまで王権を強化するため、哲宗(キム・ジョンヒョン)が動いていることに気づき、今後激しい権力争いへとつながることになるようです。

今話も料理の腕前を振るうジャン・ボンファンが大活躍しました。水刺間(スラッカン)で料理を作るエピソードは、毎話そうですが、コミカルで面白いです。登場する料理の完成度も高くて、美味しさまで伝わってくるようでした。登場したハンバーガーの名前は「マクドナルドゥ」で、トーネイド(ツイスト)ポテトは韓国で発案されたもので、ジャガイモ丸々1個をらせん状にカットしたもの竹串に巻きつけ揚げた見た目も、グッド。デザートも「フォーチュン羊羹」という名前で、棒に当たり外れがあるもので、朝鮮時代では斬新なアイディアのあるものでした。

王の命を狙った犯人をどのように突き止めることになるのか、まだまだストーリーは続くため、どんな展開へと発展していくのかが、全く予想できない。。。ジャン・ボンファンの魂が現代にタイムスリップすることなく、ドラマが終わらないことを願いたいです。朝鮮で出会った顔がハン室長に顔がそっくりの男もハン氏だったことから、ハン室長の先祖であることを意味しているようなので、ジャン・ボンファンの復讐が現代にタイムスリップする前に、始まることになるのか、第13話も興味津々の展開が続きます。

哲仁王后 13話・14話 あらすじと感想

哲仁王后 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

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