六龍が飛ぶ 육룡이 나르샤 65話ヴァージョン
第55話 あらすじ
高麗最後の王だったワン・ヨは、処刑を受け入れることを決意。ユルランに市場に行ってきてほしいと頼む。一方、ドジョンは後世に続く規律を作るため役人の教育に勤しんでいた。プニもまたパンチョンで行首として平和に暮らしていたが、影を潜めていた無名が動き出す。南京での任務を成功させたバンウォンは遼東に戻り、ムヒュルと再会を喜び合う。そんな中、密本を結成したドジョンは兵制改革に拍車をかけ…。
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第55話 感想
前の王はとうとう処刑されてしまいます。守り切ることもできないのに擁立したポウンの責任もありますね。毒薬じゃなく縛り首って言うのでしょうか、初めて見ました。都では、サムボンが諫官を試して叱責していますが、もし諫言があったら聞く気があるのでしょうか?サムボンの言動こそ書き記したらどうでしょうね。
泮村でプニは行首と呼ばれるようになっています。この村は特別な場所で、王命なしでは官軍も入れず、プニを中心に自治が行われているよう。夜のシーンが多いせいか、なんだか村のあり様が全体的に怖い感じに見えてしまいます。なんとこの村に前の王の子とサグァンが潜んでいました。灯台下暗しで安全ということですね。
「根の深い木」でもあった正倫岩での集会、秘密結社「密本」が出てきました。「民が本」という演説にプニは感動したようですが、どうして秘密結社にするの?サムボンは朝廷の長なのに。ソンゲは言いなりなのだから牽制しなくてもよさそうだし、将来に渡って王権に対抗するためでしょうか?二心はダメだと言われていましたが…。
明の兵が朝鮮語を話すようになるほどの年月が流れたんですね。ムヒュルはさらにむさくるしくなって、バンウォンも髭をたくわえています。思わず「コロ~!」と叫びました笑。やっと戻ってきたら、軍までも手中にしたサムボンが、軍律を破ったとヨンギュ達を仕置き中。見せしめ?まあ泣いて馬謖を斬っているようには見えませんね。無名も動き出して、ここから新しい局面に入ります。
第56話 あらすじ
バンウォンら使節団が帰国。イ・ソンゲは明との外交問題を解決したバンウォンを称賛する。ところが、明がバンウォンを世子と勘違いしていることがわかり、使節団の全員が巡軍府に捕らえられてしまう。これを好機と見たドジョンは、バンウォンの幽閉をイ・ソンゲに進言。静観しているかのように見えたバンウォンだったが、バンソクの元を訪れ…。そこへ朱元璋からドジョンを明によこせとの書状が届く。
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第56話 感想
バンウォンの明での外交は成功。ソンゲとチョ・ジュンは喜んでいますが、サムボンの賛辞は白々しいこと。明の勘違いを、バンウォン潰しのチャンスにします。相手の思い込みだし、間違えられていた方が外交上都合よかったと思いますが、足元をすくいたがっている相手には通りませんね。
留守中の変化では、ムヒュルがみんなから変わったと言われ、バンジはちっとも変わらず。バンウォン夫人はアイラインが濃くなったような…。そして泮村が、もともと特殊な場所でしたが、前よりもっとヤバいところになっています。前の王の子がいて、秘密会合が開かれて、謀反用とも言える武器も隠してあって、敵味方入り乱れた秘密の宝庫ですね。プニは保険用に記録を残していますが、その記録の存在がかえって危険を呼ぶのではと気がかりです。
世子を訪ねるバンウォン。みんな大慌てで王までやって来て、ちょっとビビり過ぎ。賢いバンウォンがいきなり切りかかるわけないのに。でも、席藁待罪(ソッコテジェ)とは思いませんでした。バンウォン、ジョン・レノンみたい笑。幼い世子の反応は思惑通りで、お決まりの展開に。いつも思うのですが、「罰してください~!」「分かった、死罪っ!」ってことはないんでしょうか?
サムボンが急に師匠に戻ってバンウォンを諭そうとするのですが、ここへ来て誰に肩入れすればいいのか分からなくなってきました。ユ・アイン対キム・ミョンミンならもちろんアイン君だけど、バンウォン対サムボンとなるとどちらの言い分にも分かるところと納得いかないところがあって、なんだかモヤモヤしてしまいます。
第57話 あらすじ
ドジョンを明へは送らないと断言するイ・ソンゲだが、バンウォンはハ・リュンやミン・ジェ、成均館のチョ・マルセンらを動かしてドジョンを追い詰めていく。イ・ソンゲは別の臣下を明に送ることを発表し、ドジョンはすべての官職から退くと宣言。そんな中、カン氏が他界。その後すぐにイ・ソンゲは都を離れ、ドジョンも姿を消す。足取りがつかめず不安を覚えたバンウォンはプニに会いに行き…。
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第57話 感想
明がサムボンを呼びつけます。バンウォンサイドは、人望のあるクォン・グンや成均館の儒生などを使って、サムボンを追い込みます。儒者の中にも、サムボンのやり方でなく、王権を強化すべきという考えの人もいるんですね。さすがに弱気になったサムボンですが、ソンゲが説得します。聞いていて、ソンゲは非難覚悟であえてお人好しだったのかも、と少し思えてきました。天然か計算か?とにかくサムボンは揺さぶりに屈しないことに。
政と私心について、認めてるバンウォンと答えないサムボン。またですね、人のこと指摘はするけど、自分のことは答えない。サムボンにも儒者の欲みたいなものがあると思うし、もちろん聖人君子でもないのに。負けましたって鼻で笑いながら言われても、感じ悪いだけです。そして、とどめの一手の内なのでしょうね、官職を退くサムボン。密本のリーダーとして陰で指図すれば、表舞台にいなくても問題ないんじゃない?
王妃が亡くなりますが、バンウォンはもうちょっと大人にならないと。死に際だからってそんな虫のいいこと言われてもね~とは思うけれど、手をほどくなんて正直すぎます。その時のソンゲの顔ったら。まあ、他の人みたいに大声で泣くのもうそ臭いですけどね。
とどめの一手が気になるバンウォン。確かめたいことがあってプニに会います。プニが自分には嘘がつけないとなんだか嬉しそう。よかったね。ずっとピリピリしていて、ムヒュルにまで忠告されたり。これはムヒュルが成長したということでもありますね。それからしばらく時が経ったようで、前の王宮に集まるソンゲやサムボン達。一仕事やってきましたって感じですが、何をどうして来たのでしょう?
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