仮面の王 イ・ソン(君主~仮面の主人~) 군주 – 가면의 주인 全20話 (※オリジナルは35分の全40話)
第7話 あらすじ
パク・ムハは突然逃げるチョンウンの顔を見て、世子を守っていた護衛武士だったことを知ることになる。結局、世子イ・ソンに正体を聞くことになり、イ・ソンは自分が5年前に命令を下した世子だと明かす。ひざまずく世子を見てパク・ムハは庶尹を思い出して涙を流す。そして庶尹の最後の言葉、世子を助けろという言葉も頭に浮かぶ。そんなパク・ムハに世子は銅に関する自分たちの計画を話す。
一方、王宮でカウンは王の温室に入るために偽装するが、護衛武士に見つかってしまう。そしてついにカウンは賎民イ・ソンと会うことになる。2人は温室で話をするが、自分の正体を明かしたくても明かせない賎民イ・ソン。カウンを送り出した後でイ・ソンはカウンに会えただけで満ち足りた気持ちになる。
teikokuさんより |
第7話 感想
イ・ソンは正体を知られたパク・ムハにひざまずいて謝罪しました。今でこそ行商人の頭領ですが、本来ならば王。それなのに、ここまでするなんて。驚きました。あの冷静なチョンウンが表情を変えるのも分かります。やはり、この人が王となるべきです。改めて、そう実感しました。
イ・ソンが仮面を付けた王・イソンのことを“傀儡の王”と表現していて、なんて切ない表現…。と思っていましたが、ゲーム「ストリートファイターIV」に登場する人物“セス”のキャッチコピーと一緒でした。この言葉を自分の中で美化しすぎていたのでガッカリです。
やはり、ファグンは信用できませんね。ウジェを逃がしました。でも、父親だから助けたと言うよりは、ガウンのことを想い続けているイ・ソンに嫉妬して意地悪をしてしまったという気持が強かったようです。相変わらず一途ですが、叶わない恋に悩んでいる姿は可哀想。どんなにイ・ソンのことを想っても、イ・ソンがその気持に答えることはないかと思うと切ないです。まさに“愛は身を滅ぼす”。この先も報われることはないのでしょうね。
不幸な境遇でも日の当たるガウンと、生まれから影のファグン。イ・ソンの愛までもガウンに向けられ、ここでも影の存在で終わるのかと思うと同情してしまう。テモクの孫なのに悪人じゃないだけに、可哀想に思えてきます。
気になるのはメチャンの存在です。一体何者のでしょう。テモクに恨みがある人物?テモクはあらゆる方面から恨まれていそうなのでそれもあり得るも。テビの関係者かもしれません。まさかイ・ソンに影ながら助けてくれる協力者がいるとか?それはないですね。だったら、もっと早く登場しているはずです。
気がついたのですが、メチャン役のイ・チェヨンは「イニョプの道」でも妓生でムミョンの情報屋でした。韓国ドラマでは、女官役は別作品でも女官。と言うのはありがちですが、別作品でも情報屋の妓生役とは珍しい。面白いです。
ガウンは相当イ・ソンのことを恨んでいますね。傀儡の王にさせられているイソンから謝罪され、怒りを抑えて震えていたシーンが印象的でした。真実を知らないのだから当然です。一刻も早く、温室の壷を見つけて誤解を解いて欲しいです。
第8話 あらすじ
王宮で王に会ってきたカウンだったが、求めていた答えを得られなかった。そんなカウンの帰りを頭心配して待っていたイ・ソンは、王宮の様子や賎民イ・ソン扮する王がどう過ごしているかを聞く。辺首会でファグンの父は銅を頭イ・ソンらの計画で奪われ、帰ってテモクに大目玉を食らう。テモクは責任を取って銅を取り戻せと命じる。銅を手にしたイ・ソンは大妃の使いに会って、自分が銅を出すから吏曹判書の座をくれるように言う。大妃にその話を伝えた後、ウボに会ったイ・ソン。イ・ソンはウボを吏曹判書に就かせようとしているのだった。
一方、大妃は王がカウンに会ったという知らせを耳にし、その娘を連れて来るように命じる。再び王に会った後、大妃に呼ばれたカウン。大妃はカウンに父ハン・ギュホの汚名をすすいでやると持ちかけられる。
teikokuさんより |
第8話 感想
これまでは辺首会に押され気味でしたが、久しぶりにこちらの思惑通りに事が運び気持ち良かったです。冷静になって辺首会を見てみると、テモク以外はみんな大したことない。そんな気がしてきました。中でも厄介そうだったテホですが、案外そうでもないかも。銅を奪わせた所なんて、明らかに芝居じみていたのに全く気がつかず、まんまと欺されていました。頭領の作戦勝ちです。
韓国歴史ドラマでは、緊迫したストーリーの中でも癒しタイムのようなシーンが織り交ぜてあることが多いです。「オクニョ」ではチョンドクおじさんのシーンがそうでしたが、本作はイソンの妹コムルに癒されます。言動がいちいちオシャマで可愛い。そんなコムルですが、今回は大活躍でした。コムルのおかげでガウンが頭領の正体に気付いたのですから。
癒しの話題になったところでもう一つ。ファグン役のユン・ソヒが誰かに似ていると以前から気になっていたのですが、思い出しました。瀬戸朝香さんに似ている。やっと思い出せてスッキリしました。
ガウンの父ハン・ギュホの処刑を執行したのはチョンウンだったのですね。これまでそこにスポットが当たることはなかったのでその点は重要ではないのだと思っていましたが、まさかチョンウンだったなんて。チョンウンも闇を背負っていたかと思うと、改めてそれを仕組んだ辺首会が憎いです。
頭領とガウン、感動の再会を迎えたのもつかの間。ガウンに大妃様から女官のオファーが来ていたことが頭をよぎります。もしも、ガウンがそれを受けたら、チョンスと結ばれることはできなくなります。それでもガウンは女官の道を選ぶのでしょうか?本来なら王はイ・ソンで、ガウンを妃に迎えることもできただろうに。そう思うと悔しいです。
またメチャンが怪しい行動をとっていました。メチャンは何者かの指示でスパイをしているようですが、誰の指示なのでしょう。イ・ソンのことを知っている人物のようでしたが、一体誰なのか。イ・ソンの敵ではないようです。亡くなったと思われている誰かなのか?気になります。
ウ・ボを吏曹判書に据え大妃様と手を組む。そのうえ、他にも味方がいるとなると、絶大な権力を誇る辺首会にも対抗できる可能性が出て来ました。このまま押し切って欲しいところですが、ファグンのジェラシーがまた問題を起こしそうです。ファグンはそれで一度後悔したのだから、同じ轍は踏まないで欲しいです。
ユン・ソヒ 윤소희 仮面の王イ・ソン 군주 – 가면의 주인 (2017/MBC) キム・ファグン 辺首会首長の孫娘 |
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生年月日: 1993年 5月 7日 身長: 168cm 体重 48kg 生まれ: ドイツ シュトゥットガルト KAIST(大韓民国の国立大学・2015年度世界イノベーション大学ランキング第10位)出身 |
仮面の王イ・ソン(2017/MBC) キム・ファグン 辺首会首長の孫娘 秘密の扉(2014/SBS) ソ・ジダムの成年時代 剣と花(2013/KBS) ナンガ クムファ団の策士 |
仮面の王 イ・ソン(君主~仮面の主人~) 視聴率 あらすじ キャスト 感想 相関図 |
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