韓国ドラマ時代劇 あら感

世子が消えた 9話・10話 あらすじと感想

世子が消えた





世子が消えた  세자가 사라졌다 2024年放送 MBN 週末   全20話

第9話視聴率2.6/3.2

第9話あらすじ

毒を飲まされて倒れる前、王は王妃に玉璽を必ず世子のイ・ゴン(スホ)に渡すよう伝え、王妃は言われた通りに、彼に渡したことで本物の玉璽をもって母方の祖父の屋敷に到着。

これまで世子であることを隠していたイ・ゴンは、結局、チェ・ミョンユンに正体がバレてしまいます。騙すつもりはなかったと話す世子。

一方、チェ・ミョンユンは、父が世子を殺そうとした理由が、自分のためにポッサム(拉致)をしたせいだと、悩み。。。

これまで隠していた自分の正体を明かします。

下女ではなくお嬢様だったことを打ち明けたことよりも、彼女がチェ・サンノクの娘であることに強いショックを受ける世子のイ・ゴン。

大妃ミン氏とチェ・サンノクの関係を知らないミョンユンに、詳細を話すことができず、、、チェ・ミョンユンは罪悪感から、一人でハニャンに戻ります。

一方、偽物の玉璽を使った教旨(大妃の命令)をもって現れては、イ・ゴンを捕らえようとすると、世子は玉璽が偽物であることを明かし、逆に彼をとらえようとする男たちを捕らえます。

ハニャンに戻ったチェ・ミョンユンは父から、ドソン大君が世子になると伝えられると、計画通りにミョンユンが世子濱になると伝えます。

反発する娘に、廃位となったイ・ゴンは命を落とすことになると伝えると、ドソン大君がミョンユンに想いを寄せていると話します。

王妃はドソン大君が世子になると、父である左議政が王を殺して、ドソン大君を王にする計画だと、息子に話すことができず悩み。

左議政は王の状態を確認した医員から、王が飲まされた毒は特殊なもので、王の治療ができるのは、チェ・サンノクのみだと聞かされます。

そのことを知ったドソン大君は、父を助けるためには大妃とチェ・サンノクに、敗北して王を助けて欲しいとお願いをします。

チェ・サンノクが王の治療を始めると、王に変化が起き。。。

ドソン大君は世子になることや世子濱を迎え入れることを承諾したことを、王妃に伝えます。

これまで王妃は、息子に父の計画を言えずいましたが、ドソン大君が世子になると王が殺されることになると伝え、、、悩むドソン大君。

大妃とチェ・サンノクは、 ライバル関係にある左議政イ・ギョムを警戒し、彼が長年隠そうとしてきた秘密を突き止めます。

王妃の父であるイ・ギョムの母は両班のお嬢様ではなく奴隷。戦争で身分を変えて両班の家に嫁いでいました。

戦争のため、記録がなくなったことでこれまでは両班のふりをしてきたものの、このことがバレると、イ・ギョムは両班ではなくなります。

長年隠してきた秘密を大妃とチェ・サンノクが知ってしまったと気づいたイ・ギョムは、大妃を攻撃する計画を立てます。

離宮への外出を求めていた王妃は、チェ・サンノクに守られて、移動。。。

お金で買収した男に銃を渡して大妃を狙わせたイ・ギョム。しかし、異変を察したチェ・サンノクが大妃を守って、銃に打たれてしまいます。

倒れたチェ・サンノクを抱きかかえる大妃は号泣。

第9話感想

玉璽を持つイ・ゴンが今後、どのような動きをするのか楽しみです!

しかし、チェ・ミョンユンが誰なのかを知ってしまい強いショックを受けた世子ですが、二人は再会することになるのでしょうか。

まだ、父と大妃の関係を知らないミョンユンと、彼女を世子濱として迎え入れるしかなくなった状況に陥ったドソン大君。

彼が世子になると父は祖父の手で命を奪われると言う辛い状況を迎え、ドソン大君の今後の動向が気になります。

朝鮮時代は母の身分が子どもの身分を決める基準のようです。母が奴隷なら子どもたちも奴隷になると解釈するべきでしょうか。

そのため、イ・ギョムの母が奴隷だったことがバレると、王妃は王妃でなくなり、ドソン大君も王族ではなくなるということになりますね。

何とか秘密を守る必要があるイ・ギョムは、大妃を攻撃するはずが、計画が失敗してチェ・サンノクを撃ってしまうことになり、大妃は犯人がイ・ギョムだと気づいたようです。

これで、隠そうとした秘密が暴かれることになるのでしょうか。

追われて母方の祖父を訪ねたイ・ゴンもまた、祖父から王妃の父イ・ギョムの秘密を教えられます。

万が一のために、秘密をこれまで守って来た世子の祖父。世子に何があったのかを知ると、世界を守るために動き出すようです。

次の話からは、政治的にもっと激しいぶつかり合いが起こることになるのでしょうか。

これまではバックアップしてもらえる存在がいなかった世子に、母方の祖父が登場したことで新たな局面を迎えることになりそうですね。

第10話視聴率3.0/2.9

第10話あらすじ

大妃のミン氏を守って銃に打たれたチェ・サンノク。ドソン大君の祖父の左議政が疑われると、自分は犯人でないと主張します。

しかし、大妃(ミョン・セビン)は、左議政が犯人であることを確信すると心配になり、チェ・サンノクの状態を確認します。

心臓に当たったが傷が深くないため、命を落とす程ではないと説明されます。

母方の父を助けるために、大妃を訪ねたドソン大君、、、怒った大妃は結んでいた契約は破棄すると言うと、これまでとは違う怖い表情を見せます。

目を覚ましたチェ・サンノクは、左議政が狙ったのは大妃であることを伝えると、絶対に許してはいけないと必ず左議政を死刑にするべきだと言います。

この出来事を利用して左議政と彼側に立つ人物を地方に送り、ドソン大君を世子にすると公表します。また、世子に冊封される日に世子妃を迎え入れると言い。。。

祖父が奴隷出身であるとの家の秘密を知ったドソン大君は、どうすべきか悩みます。祖父の命を助けるためには、大妃の言うとおりにするしかない。。。

一方、ハニャンに戻った世子のイ・ゴンは、母方の祖父と祖父の教え子たちからサポートを受けて、自分に着せられた濡れ衣を晴らそうとする計画。

東宮の内官であるサンスに会うと、王宮内の様子を伺います。その過程で、サンスを治療した医員が王を治療したと聞かされると、父の状態を確認します。

使われている毒に関して聞かされて、もしも犯人が医員なら、解毒剤を絶対に持っているはずだと言われ、、、チェ・サンノクが解毒剤をもっていると気づいた世子イ・ゴン。

イ・ゴンを訪ねたのは、大妃の宮にいる宮女で、王に毒入り食べ物を食べさせた毒味の尚宮が生きていると、聞かされます。

死亡した尚宮の墓を彫り上げて中を確認してみると遺体がない、、、棺をつくる男に生きている人間が、棺に隠れて逃げる方法があると教えられます。

イ・ゴンがまさかハニャンにいると思わないためか、自由に動きまわる世子。

彼が向かった先はドソンの祖父の屋敷。持っていた奴隷の証明書を渡すとお願いがあると言います。

ハニャンから出されて地方へ追い出される身になっていただけに、左議政は出された内容を確認すると。。。

チェ・サンノクは娘が世子妃になることを知ると、再び姿を消してしまうかが心配になり、彼女を監視させます。

そんな中、ドソン大君が現れてチェ・ミョンユンに、王の状況を診察して欲しいと依頼。

断ることができず、王の状態を注意深く観察するチェ・ミョンユン、、、その時、王が目を覚まします。

その時、チェ・サンノクが王の状態を確認するために現れて、チェ・ミョンユンは急いで身を隠し。。。父が王を診察する姿を見ます。

「予定よりも早く目が覚めてしまいました」と言うと、王に毒を飲ませます。

第10話感想

今話も見どころ満載でした!

まず打たれたチェ・サンノクは心臓を打たれたにも命に別状はなく。。。

、このこと大妃が変わりました。これまでは強がっているように見えて本当は心の優しい女性ってイメージが残っていました。

しかし、彼女にとって誰よりも何よりも大事な相手であるチェ・サンノクが、自分を守った事件が起きてからは、ブラック化したようです。

ドソン大君との約束も結局は彼の祖父が大妃をターゲットにしたことで、今後はドソン大君との取引はないようで、結局ドソン大君は世子になるだけでなく、チェ・ミョンユンと結婚することになりますね。

避けようとしたことこそ、避けられないの。。。イ・ゴンはチェ・ミョンユンが世子妃になることにはまだ気づいていないようですね。

チェ・サンノクがドソン大君の祖父の秘密を手に入れてなければ、こんな状況にはなっていないはずで、本当の奴隷の文書を持っているのは世子のイ・ゴンだったことも以外でした。

結局、イ・ゴンに協力することになるはずの左議政。。。何かと事件の中心にありながらも、生き残るすごい生命力を持った人物ともいえる。

新たに分かったことは、王を毒殺した尚宮が生きていることと、王を毒殺したのが父チェ・サンノクだと娘チェ・ミョンユンが知ってしまったことです。

これまでは優しい父の姿しか娘には見せなかっただけに、権力を他に入れるために父が何をしたのかを直接目撃したチェ・ミョンユン、、、次の話では何が起こることになるのでしょう。

また、毒で死んでいない尚宮がどこかに生きているとすれば、彼女を見つけることで世子の無実が明かされることになるようですね!


モバイルバージョンを終了