韓国ドラマ時代劇 あら感

世子が消えた 7話・8話 あらすじと感想

世子が消えた





世子が消えた  세자가 사라졌다 2024年放送 MBN 週末   全20話

第7話視聴率2.1/2.3

第7話あらすじ

お嬢様をポッサム(拉致)したことに対して、批判をするチェ・ミョンユン(ホン・イジェ)の言葉に、世子のイ・ゴン(スホ)は、謝罪をするとオウォルを連れて屋敷に戻るよう言います。

その頃、漢城判尹からイ・ゴンが官軍士たちから逃れて姿を消してしまったと報告を受けたドソン大君(キム・ミンギュ)は、チェ・ミョンユンを自分の者にしたい気持ちから、突然、彼女への執着心を見せます。

牢獄からイ・ゴンを逃がしたことで、弟としての役割は果たしたと言い、廃止された世子の兄は自分の敵だと発言をすると、逃げたイ・ゴンを捕らえるよう命じます。

豹変したドソン大君の姿に、漢城判尹は驚き。。。

その頃、屋敷では、娘が残した手紙を読んだチェ・サンノク(キム・ジュホン)がその内容に激怒します。

揀擇が終わった後に必ず戻って罰を受けると書いた手紙の内容。

「私のせいで追われる身になってしまい、もうしわけございません」とイ・ゴンに話すチェ・ミョンユン、、、

隠していた身分を明かすことなく、続けて「…とお嬢様がおっしゃっていました」と言います。

その後、イ・ゴンが安全に都城から逃げる方法があると、伝えるチェ・ミョンユン。

伝染病で死亡した患者に見立てたイ・ゴンとカプソクを、チェ・ミョンユンとオウォルが医女として、都城から運び出す計画を聞いたイ・ゴンは、計画通りに実行します。

計画通りに都城から出ることができたイ・ゴン。。。チェ・ミョンユンにお嬢様を連れて戻るよう言いますが、父に手紙を残して家を出たため、チェ・ミョンユンは戻ることができず、まだ傷が治っていないイ・ゴンは治療が必要だと説得をすると、二人と共に移動をすることになります。

突然のチェ・ミョンユンの発言に驚くオウォルですが、チェ・ミョンユンの無事を祈るしかなく、彼女だけ都城に戻ることに。。。

カプソクはチェ・ミョンユンが一緒に旅を続けると知ると、喜びます。

一方、部下のムベクから娘がイ・ゴンと共に都城から出たことを知ったチェ・サンノクは、激怒するとムベクに必ず、娘を捜し出すよう命じます。

王宮では、意識のない王が心配になった王妃が、王宮の外から医員を連れてきては、王の状態を確認させようとします。その時、チェ・サンノクが入ってくると医員を追い出し。。。

その後、王の状態を確認しよとするチェ・サンノクを阻止する王妃。

內禁衛將を呼ぶと、チェ・サンノクが不審な動きをした際には、斬るよう命じます。

その後、大妃を信じた自分の行動を後悔する王妃。。。

チェ・サンノクは、孫のドソン大君を王に即位させたがっている左議政に、玉璽が見つからない限り、世子に冊封するのは難しいと言います。

イ・ゴンとカプソクを捜すため、街中に二人の似顔絵が貼りだされたことで、二人は身分を変えて変装をすることになります。

下男となったイ・ゴンの顔が白すぎて変装にならないと、チェ・ミョンユンが顔に墨を塗るとじっとしているイ・ゴン。

寒い中、夜を過ごしたせいで翌朝熱を出して体調を壊したチェ・ミョンユンが心配になったイ・ゴンは、彼女を医院に連れて行きます。

風邪をひいたと診断されて、数日間安静にするよう医員から言われ、、、その時、イ・ゴンの顔を見て何かを気づいた様子の医員は、貼りだされていた指名手配中の二人の似顔絵を確認します。

医院から戻ったチェ・ミョンユンはそのまま眠りにつき、起きて外に出ると、隠れている家に向かって官軍が近づいて来るのを目撃。

イ・ゴンとカプソクは官軍と対立すると、チェ・ミョンユンを守ろうとします。

第7話感想

何があっても兄を裏切らないと思われていた、ドソン大君の気持ちが変わった?と思えるようなシーンが登場して、、、ドソン大君のブラック化が進むことになるのでしょうか。

変装までしたイ・ゴンとカプソクは結局追って来た官軍によって捕まり、再び王宮に連れ戻されては王に毒の入った食べ物を食べさせた罪に、問われるのか心配になるエンディングでした。

危機一髪のどころで、再び逃げることができるのか、次の話の展開が気になりますね。

玉璽も姿を消して、娘も家を出てしまったことでチェ・サンノクの怒りを苛立ちが目立つ一話でした。

また、大妃までうまくコントロールするチェ・サンノクの姿から、第1話で王を守って自分を犠牲にした姿とは全く異なり、権力に執着しているような姿を見せ、果たして今後彼が求める通りに、娘を世子濱にすることができるのか、楽しくなってきました。

チェ・ミョンユンはまだ、イ・ゴンが世子だとは気づいておらず、、、お互いへの気持ちが深まる展開でした。

第8話視聴率3.3/3.6

第8話あらすじ

現れた官軍からチェ・ミョンユン(ホン・イェジ)を守ろうとする世子のイ・ゴン(スホ)…、

しかし、困った状況に置かれた時、覆面の男が現れてはイ・ゴンを助けます。

覆面の男はドソン大君(キム・ミンギュ)。

チェ・ミョンユンを連れて逃げたイ・ゴンは、元々身を隠していたところに戻ると、「まさかここに戻るとは誰も思わないはず…」と言い、チェ・ミョンユンを安心させます。

彼女の体が冷たいことに心配になったイ・ゴンは、彼女を優しく抱きしめて温める。

目が覚めたチェ・ミョンユンは、そばにいるイ・ゴンを見ると、「私のせいでこうなってしまい申し訳ない。。。でも、ベックとしてでもいいので、そばで力になりたいと考えます。

チェ・サンノク(キム・ジュホン)と大妃のミン氏(ミョン・セビン)は、玉璽を探してドソン大君を世子にすると、左議政が王を殺害すると予想すると、ドソン大君を世子にすることをできるだけ先延ばしにする必要があると考えます。

しかし、一刻も早く孫のドソン大君を世子にしたい左議政は、偽物の玉璽をつくって現れ、チェ・サンノクと大妃に、ドソン大君を世子にできると言います。

翌朝、イ・ゴンとチェ・ミョンユンが官軍に逮捕されます。しかし、一人で別のルートで逃げたカプソクが忍び込み、二人を助けて脱出することに成功します。

オウォルがムベク(ソ・ジェウ)に捕まったことで、チェ・ミョンユンはイ・ゴンと共にする意思を明確にすると、彼女と共に先を進むことを決めたイ・ゴンとカプソク。

イ・ゴンとカプソクは絶対に失くしてはいけないと言い、隠しておいた荷物を取に向かいます。 

一方、ドソン大君は王宮に入るとわざと変な行動を取り、世子に冊封するのを先延ばしにする考え。。。

大妃が大事に育てている梅の花を割り、宣戦布告します。ドソン大君はわざと、王宮内で禁止されている行為を行い、世子に相応しくない行動を取ります。

自分なりの方法で家族を守るために奮闘するドソン大君。

しかし、優しかったドソン大君が豹変した姿を見せると、大妃ミン氏は涙を見せます。

過去、、チェ・サンノクとスリョンは結婚を約束した仲。チェ・サンノクが試験に受かった時に、二人は婚礼を挙げる予定でしたが、スリョンを気に入った王は彼女を後宮にしようとします。

チェ・サンノクとスリョンは、王との結婚を避けるため。急いで夜逃げ。

しかし、王に見つかったことで、スリョンはチェ・サンノクを助けるために、王の要求通りに後宮となり、二人の結婚は叶わないものとなる。

一方、絶対に失くしてはいけないと言っていた大事なものを取って、イ・ゴン、カプソクとチェ・ミョンユンが向かった先は、イ・ゴンの母方の祖父の屋敷でした。

イ・ゴンが現れると祖父は、「世子様・・・」と言い。チェ・ミョンユンはその時、初めてイ・ゴンが世子であることに気づき、驚きます。

第8話感想

今話はこれまでとは違う姿のドソン大君が登場しました。

優しいイメージのドソン大君は、王宮内で反対されているすべてをやり、自分のイメージをわざと悪くしているように見えましたが、その理由は家族を守るためだったことが分かりました。

大妃からもしも、ドソン大君が世子になると、彼の祖父である左議政が、ドソン大君の父である王を殺して、ドソン大君を王にするだろうと言われてから。

何も望むことなく父である王の命だけを助けるためにできることは全てする様子を見せて、切ない気持ちになりました。

これまでは兄のイ・ゴンに対立するためではなく、家族を守るための演技だったようですが、チェ・ミョンユンのことになると、今後、ドソン大君がどのように変わってしまうかは、分からないですね。

大君としては絶対にやらないだろうと思われる行動をして驚きましたが、ドソン大君のキャラクターがさらに魅力的に見えた気がします。

また、これまで明かされなかったチェ・サンノクと大妃の過去が登場しました。

王妃になってからチェ・サンノクと恋に落ちたわけではなく、若いころから二人は恋人同士だったようですね。

もっと早くチェ・サンノクが大妃と結婚していれば、二人の運命も変わっていたに違いないため、試験に受かるまで、結婚しないと言っていたことを聞いて、、、残念な結果になることが予想されました。

やはり、チェ・サンノクの命を助けるため、王の後宮になった大妃。。。大妃は実は心の優しい、一途な女性だったこと!!


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