韓国ドラマ時代劇 あら感

世子が消えた 17話・18話 あらすじと感想

世子が消えた





世子が消えた  세자가 사라졌다 2024年放送 MBN 週末   全20話

第17話視聴率3.3/4.4

第17話あらすじ

王のへジョン(チョン・ジノ)は世子のイ・ゴン(スホ)に、眠らされていた間、聞くことは出来たと、、、

チェ・ミョンユンがチェ・サンノク(キム・ジュホン)の娘であることを知っていると伝えます。

王の命を助けたことから必ずチェ・ミョンユン(ホン・イジェ)の命は助けると約束され、安堵するイ・ゴン。

王の状態を確認するチェ・ミョンユンは、脈が安定している状況ではないが、心配することはないと言うと、イ・ゴンが目で合図をします。

すると、「でも、まだ完全に回復されたわけではないため、しばらくは安静にされるべき」だと言います。

気持が先走る王は、イ・ゴンとミョンユンを連れて、大妃に対抗できる特殊軍が滞在している先に向かいます。

しかし、状態が悪化すると、ミョンユンは王が安静にする必要があると伝え、イ・ゴンが1人目的地に向けて進むことになります。

イ・ゴン、カプソク(キム・ソルジン)とムベクは、チャクホ軍(虎をかることができる特殊部隊)が滞在する地位に到着します。

王は世子を一人で向かわせることに不安を感じると、出発前に王の持ち物を渡し、王からの伝言であることを証明するよう伝えます。

しかし、到着して王の命令を伝えるために来たと伝えたイ・ゴン。少し待って欲しいと言われると、はじめは疑うことの無い状況が、突然、チャクホ軍の攻撃を受けることになります。

王の命令だと伝えるも、チャクホ軍は大妃の命令に基づき動いているとの答えが返ってきます。

驚くイ・ゴン、、、しかし、三人は軍に捕らわれそうになった時、王が現れます。王は、王宮内にいる反逆者たちを捕らえると命じると、作戦を始めます。

王宮内では左議政が王妃を呼ぶと、王を殺害する計画をつたえます。尚宮はこのことを大妃に伝えようとしますが、ドソン大君に見つかり、、、その計画を知ります。

毒薬はチェ・サンノクから渡されたもので、イ・ドを殺す予定だったと嘘をドソン大君に自白します。

一方、王の計画通りに動くチャクホ軍たち。。。

王宮内では虎の吠える音が聞えてくると、大妃は虎が現れたということを理由に、チャクホ軍をハニャンに呼び、左議政の勢力と対立しようとしていた。

大妃の計画を逆に利用することにした王。。。

一方、ドソン大君は、イ・ゴンを毒殺しようとする計画を知らせるため、急いでイ・ゴンを探します。しかし、チェ・ミョンユンと一緒にいる兄の姿に、ドソン大君は声を掛けずその場から立ち去る。

王とイ・ゴンはまず、イ・ゴンの祖父を殺した背後が誰なのかを調べ始めます。ムンヒョンデガムを殺したと言いふらしている男たちの噂を聞きつけて、見つけだすことに成功します。

左議政は王を殺すための計画を進め、王の顔を拭かせる際に、毒を飲ませるよう命じます。

しかし、時間がたっても王が死ぬことなくいきていることから、怒りを爆発。。。

王を殺そうとする動きがあったとして左議政の罪を明かすべきだと主張するチェ・サンノク派と、チェ・サンノクが濡れ衣を着せようとすると主張する左議政派が対立します。

結局、左議政の勢力が勝つ結果を迎えることになります。

その時、計画していた通りにチャクホ軍を呼ぶチェ・サンノク。不安な表情を見せる大妃とチェ・サンノクの前に、チャクホ軍ではなく王が現れます。

その後、チャクホ軍は王の命令に従い、左議政派の軍を鎮圧します。

第17話感想

結局、王という存在が最も絶大な権力!

これまで王が目を覚ました場合、全てが解決すると予想はしていましたが、意外にも王の登場で簡単に、王妃やチェ・サンノクに反撃を加える形になり、少しガッカリした気持ちになりました。

だた、今話はまだ17話であることを考えると、このままチェ・サンノクと大妃の最後を迎えることになることはなく、何か逆転が待っているようですね。

ドソン大君は、やはり兄の事を心配する優しい弟でした。

でもミョンユンのことはまだあきらめていないようで、いつになったらドソン大君が諦めることになるのでしょう。

左議政は王を殺そうとしていたにも拘わらず、その王が生きて現れたことで、王妃とドソン大君の将来が心配になりました。

時代劇を見ると、左議政が処刑になり王妃も廃位、ドソン大君も命を落とす、、、と言う展開になることが多い気がしますが、ファンタジー時代劇ということで、予想とは違う展開へと進む気もしました。

第18話視聴率4.1/4.5

第18話あらすじ

世子のイ・ゴンは、チェ・サンノクに大妃を殺したくなければ、断念するよう言います。毒のせいで動けないはずの王が、立って現れた状況からチェ・サンノクには選択肢がなく。。

チェ・サンノク(キム・ジュホン)は大妃の命だけは助けたいと思い、土下座をします。

世子がイ・ゴンからドソン大君に変わったこと、イ・ゴンの祖父の死等々、これまで王宮内で起きたすべてを解決して、これまで通りに戻すため、王は罪のある臣下たちに罰をあたえ、人事を改めます。

ドソン大君(キム・ミンギュ)は世子ではなくなり、王宮から出されます。また、左議政とハンソンパンユンを牢獄に入れると、王妃には謹慎するよう命じ。。。

しかし、王妃には今後何があっても、困難することなく自分を信じて欲しいと話す王。ドソン大君は、チェ・ミョンユンの事が心配になり、王に彼女のことを質問しますが、ドソン大君が関与する問題ではないと言われ。。

チェ・サンノクはすべての罪を認めたことで、島流しの刑を命じられます。

その後、大妃ミン氏(ミョン・セビン)を訪ねた王のへジョン(チョン・ジノ)は、チェ・サンノクさえ諦めると言うと、大妃殿は守ると約束します。

また、大妃が王の宮を自分の人で固めたように、王は自分の命令だけを受ける内官や尚宮を大妃殿に手配すると、大妃の行動を確認しては報告するよう命じます。

王は大妃にずっと一緒だったキム尚宮だけを側に置くことを許すと、「何もしないでいることが命を守ることです」と言い、、、

大妃の行動次第で、チェ・サンノクの命が危険にさらされると注意します。大妃は王の言葉に涙を流すだけ。。。

落着いた状況で、イ・ゴンとチェ・ミョンユンが一緒にいる姿を目撃した王妃は、チェ・サンノクとの過去を思い浮べると、お互いに愛し合っているイ・ゴンとチェ・ミョンユンのためにも、チェ・サンノクに娘の愛を応援するよう説得します。

大妃とサンノクは2人のためにチェ・サンノクとの愛は諦めるべきだと決意する。

その後、チェ・サンノクはイ・ゴンを訪ねると、ミョンユンを守れるか聞きます。その後、娘をお願いするとの言葉を残し。。。

ドソン大君はミョンユンを助けるために彼女を遠くに行かせようと、計画を立てます。

ミョンユンは自分に執着するドソン大君に、幸せになるための自分の道を選ぶようアドバイスします。

結局、彼女のためにできることがないと諦める。

イ・ゴンと共に街に出掛けたチェ・ミョンユンは、足を怪我した老人を助けます。すると、ミョンユンの顔をじっと見ていた老人は、ミョンユンの運命が変わったと言います。

運命が変わったとの言葉に驚くチェ・ミョンユン。

キム尚宮、大悲とチェ・サンノクは王宮を出る決意をして、チェ・サンノクは大妃をおぶって出る。

命を落とすと事を覚悟した2人でしたが、、、大妃の脈を確認したチェ・サンノクは、彼女が妊娠していることに気づきます。

第18話 感想

王が戻ってからは、1話で多くの出来事が起りました。これまで対立して混乱していた王宮内が、素早い対応で一新された感じ、、、やはり王がもつ権力の凄さが実感できた一話でした。

世子もドソン大君からイ・ゴンに戻り、王の一言ですべてが解決…!

しかも、ドソン大君のチェ・ミョンユンへの気持ちも叶わない相手だと気づいて諦め始めた気がしました。

父チェ・サンノクの罪で、ミョンユンまで罰を受けることを最も心配するドソン大君でしたが、彼にできることはあまりなかったですね。王しか、彼女を助けられる人はいないということでしょう。

また、チェ・ミョンユンの運命が変わったと言われたエピソードが登場しましたが、どうして彼女の運命が変わったのかは不明でした。何があったから彼女の運命がかわったのでしょう。

運命が変わったのなら、世子のイ・ゴンとの幸せな未来が待っている?という肯定的な解釈もできそうですね。

イ・ゴンとチェ・ミョンユンの恋は明るい未来があるとは言え、チェ・サンノクと大妃の運命は結局、悲劇的なエンドを迎えることになるのでしょうか。

死を覚悟して王宮から出ることを決意した大妃が妊娠?この多ミングで妊娠を知ったことで結局二人は王宮から出ることを諦めることになるのでしょうか。

だた、一緒にいたいだけ、お互いへの一途な気持ちを持つ2人は、またもや王宮から出られない状況に?また、独り身の大妃が子どもを出産することは許されないため、一体このドラマの結末はどこに向かっているのでしょう。


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