韓国ドラマ時代劇 あら感

世子が消えた 11話・12話 あらすじと感想

世子が消えた





世子が消えた  세자가 사라졌다 2024年放送 MBN 週末   全20話

第11話視聴率3.1/3.8

第11話あらすじ

チェ・サンノクは「目覚めが早かった」と王に再び、毒を飲ませます。

突然、父が入って来たことで驚いて身を隠したチェ・ミョンユンは、その光景を目撃するとショックを受けます。父の正体を知ってしまったミョンユン。

自分の正体を明かして父を許して欲しいと世子のイ・ゴンにお願いをした時、世子が怒った理由に気づいたミョンユン。

その後、大妃のミン氏に挨拶をすることになったチェ・ミョンユン。大妃は幼い頃、ミョンユンに会ったことをあると話すと、父チェ・サンノクを信じるようアドバイスします。

また、ドソン大君はやさしい性格だと伝えると彼との結婚に彼との結婚に関して触れます。チェ・ミョンユンは大妃の説明を聞いて、何かに気づき。。。

ドソン大君が世子になる日、チェ・ミョンユンは世子になったドソン大君と、婚礼を上げることになります。

望まない結婚をすることになったチェ・ミョンユンと、ドソン大君も望まない形での世子になることから、二人の顔には影が。。。

その時儒生たちと共に玉璽を持ったイ・ゴンが王宮に姿を見せます。

奴隷の証拠文章を処分することをイ・ゴンが約束したことで、ドソン大君の祖父であるユン・イギョムがイ・ゴンの味方に付きます。

偽物の玉璽を使って王の命令を伝えようとする中、玉璽が偽造されたことを伝えると、臣下たちは二つのグループに分かれます。

その時、王の食事を毒味して死んだとされた尚宮が現れ、取り調べが始まります。

一方、兄イ・ゴンが戻ったことを喜ぶドソン大君、、、二人は抱き合うとお互いを励まします。 内禁衛大将のおかげで王の身は安全。

臣下たちはドソン大君派とイ・ゴン派に分かれて対立しますが、王を毒殺しようとしたのが誰かを明確にする必要があると言い出すユン・イギョム。

大妃のミン氏は、世子がドソン大君の祖父の奴隷文章を持っていると考えます。

そのころ、オウォルは婚礼式の途中、式が中断されたことで、チェ・ミョンユンが結婚でできなかったことに安堵します。

イ・ゴンは生きていた尚宮を守り、王妃も守ると同時に、ドソン大君の祖父には罷職させることで、事を解決するよう命じます。

一方、チェ・サンノクは大妃のことばかり、、、彼女に何か起きたら王の命はないと、、、イ・ゴンをおどします。

チャン・ヒョンウクは、王なら息子世子のためなら命を落とすことを恐れないだろうと、大妃の命を助けたければ、解毒剤を差し出すよう求めます。

大妃を逃がす計画を進めるチェ・サンノクは、娘ミョンユンも無事に逃げたことを確認してから、解毒剤を渡すと言います。

イ・ゴンはチェ・ミョンユンに会うと、彼女への自分の気持ちを確かめた様子。

ドソン大君が世子になることを止めたかったのか、チェ・ミョンユンの婚礼式を止めたかったのか、、、自分の気持ちに気づいた様子。

チェ・ミョンユンを逃がそうとしますが、チェ・ミョンユンはどこにも行かないと拒否。

大妃は準備した通り、宮を抜けだすはずが約束した場所にチェ・サンノクの姿がないことに、宮をでることを拒否します。

ムベクはミョンユンを連れてチェ・サンノクが来る予定のため、急いで大妃を移動させる必要があると説得します。

大妃が宮から逃げると知ったイ・ゴンは急いで大妃殿に向かいます。

しかし、大妃は予定通りに宮を抜けだすことなく、イ・ゴンが確認をした時に、本人が大妃殿に戻っていた。

第11話感想

王宮の外に大妃を逃がす計画は、失敗?ムベクがチェ・サンノクは娘を逃がすために向かい、それぞれが脱出して待ち合わせの場所で会う予定だと説得。

大妃がムベクに説得させられて王宮を出て、キム尚宮が大妃のふりをすると予想していましたが、意外な結果となりました。

ドソン大君とチェ・ミョンユンの結婚は、婚礼式が終わる前に中断となり、幸い二人が結婚することはなかったです。

でも、世子とドソン大君と結婚する予定だったチェ・ミョンユンが結ばれることに果たしてなるのでしょうか。

韓国の時代劇を見ていると、政治的に生き残るため、今日の敵が明日の味方になることはよくあることです。

ドソン大君の祖父は家の秘密を画すために、結局は世子と手を結んで奴隷の証拠を消す代わりに、世子側に立つことになった今話の結末。

しかし、いつ実の孫を王にするため、世子を裏切ることになるのか、、、政治色はある時代劇ですが、ファンタジー作品としては見やすいです。

現代的な視点からすると、チェ・サンノクと大妃の関係は非常に切ないもので、この二人が迎える結末が悲劇的なものにならないことを願いたいですね。

第12話視聴率3.6/3.8

第12話あらすじ

大妃ミン氏(ミョン・セビン)とチェ・サンノク(キム・ジュホン)は、世子のイ・ゴン(スホ)が王宮に戻ったことで、覚悟を決めて王宮を出る決心をしますが、娘チェ・ミョンユンを置いていけなかったチェ・サンノク。

大妃を先に王宮から出そうとしますが、彼女が拒否をしたことで、イ・ゴンが大妃殿を訪れた時に、彼女はそこにいました。

最後を覚悟した大妃は、チェ・サンノクとの一夜を準備。。。

チェ・サンノクはイ・ゴンさえ消えれば、大妃の安全を守れるとイ・ゴンを殺すために訪れます。

何があってもチェ・ミョンユン(ホン・イジェ)を守ると決めた世子は、彼女を宮女に見せかけては自分の部屋の隣に隠します。

そんなことを知らず現れたチェ・サンノクが、短刀をイ・ゴンに向けると驚いて父を止めるチェ・ミョンユン。「私を殺してください」というチェ・ミョンユンの言葉に驚きます。

世子の前に立つ娘を傷つけられず困った状況のチェ・サンノクは、外から世子を呼ぶかプソクの声に、、、断念して世子に短刀を渡します。

世子が娘ミョンユンを守るために、隠していると気づいたチェ・サンノクは、ミョンユンの安全のために、何事もなかったかのようにその場から立ち去り、大妃の元に向かいます。

その頃、王妃は父である左議政から、王が倒れる前に毒味をした尚宮を生かしておくと、王妃とドソン大君(キム・ミンギュ)に危険が及ぶと伝え、王妃を悩ませます。

その夜、息子のドソン大君が死ぬ夢を見た王妃は、牢獄にいる尚宮を訪ね、、、大妃からの命令だったことを明かします。

自害するよう王妃から言われると、態度を変えて「ドソン大君の命令でやったと言います」と脅し。

その言葉に、王妃は持っていた銀の懐刀で無意識のうちに、尚宮を殺してしまいます。

イ・ゴンと時間を過ごした後、母を訪ねたドソン大君は、尚宮を殺したとの母の言葉に、彼女を助けるため、血の付いた銀の懐刀を持って世子に自分が牢獄の尚宮を殺したと言います。

イ・ゴンは落ち着いた表情で弟のドソン大君をやさしく抱き締めるだけ。。。

その頃、大妃とチェ・サンノクは二人だけの時間を過ごし、二人で迎える最期の準備。薬をいれたお酒を飲んだ大妃が意識をなくし、、、その後、薬をいれたお酒を口にしようとするチェ・サンノク。

その時、キム尚宮が現れては薬の入ったお酒を飲もうとするチェ・サンノクを阻止します。

チェ・サンノクが残した遺書を呼んでいたキム尚宮。

遺書にはすべての罪はチェ・サンノクにあると、無事に娘ミョンユンが王宮から逃げた後、世子に王を助けることができる解毒剤を渡すと書かれた内容でした。

牢獄にいた尚宮が死亡しているとの報告を受けた世子の母方の祖父は、イ・ゴンに報告するために現れます。

その時、尚宮を殺したのは自分だと言うイ・ゴン。

第12話感想

死を覚悟したチェ・サンノクと大妃でしたが、ここで二人が死を迎えることにはならず、、、意識を失った大妃は毒薬ではなく眠らされただけだと感じました。

これまでお互い両想いのカップルが別れるきっかけが、王妃や後宮などになる設定の時代劇はありましたが、王宮内で大妃となった女性が初恋の相手と数十年後、再び愛を育むだけでなく、一夜を共にする演出は正直初めてで驚きました。

純粋な二人の恋物語、、、というよりは、チェ・サンノクの権力へのしがみつきという認識が強かった分、違和感も持ちました。

はじめは切なさを持って見ていたチェ・サンノクと王妃の関係でしたが、この二人は最終話まで登場する気がします。

ファンタジー時代劇ですが、それほどファンタジーのイメージは強くなく、個人的には見やすく面白い印象を受けました。

今話、牢獄にいる尚宮を殺してしまった王妃、、、これまで何もしなかった彼女がどうして、こんなことをしてしまったのか、驚きました。

しかし、更なる驚きが、、、ドソン大君は自分が殺人を犯したと言い、その後、世子イ・ゴンが尚宮を殺したと言い、この先どうなってしまうの??という疑問を抱かせるエンディングでした。

解毒剤がないとまだ危険な状況の王と、解毒剤を持っている又は作れるのがチェ・サンノクだけだとすると、彼が解毒剤を残さず死ぬと王も死ぬことになる状況で、尚宮が殺害される事件まで起こり、、、

チェ・ミョンユンが果たして王宮から無事に逃げられるかも明確になっていない状況で、今後、再びイ・ゴンに危機が及ぶことになるのでしょうか。

第13話が楽しみです。


モバイルバージョンを終了