韓国ドラマ時代劇 あら感

七日の王妃 13話・14話 あらすじと感想






七日の王妃 7일의 왕비 全20話

quetalsurinoさん

七日の王妃 13話 視聴率4.3%

13話のあらすじ

ジンソン大君が経営する質屋を訪れたチェギョン(パク・ミニョン)は、ソノの父の葬儀で留守になっている質屋の鍵を壊して中に入り、生死簿(サルセンブ/誰が生きて死ぬかの名簿)を発見します。そこに父、シン・スグンの名前が赤く書かれていることに気づきますが、チェギョンとの結婚でシン・スグンが死を免れたことを知ります。

ジンソン大君が反乱を計画していることにショックを受けたチェギョン。彼女がまだ質屋にいる間、ジンソン大君、幼馴染たち、ヘミョンが戻り、チェギョンは急いで身を隠します。ジンソン大君はチェギョンが隠れていたことに気づきます。

燕山君がジンソン大君の計画を知ったうえでチェギョンにスパイになるよう命じたことを知ります。王宮に向かったチェギョンは、燕山君の残酷さに気づき、自分の手でジンソン大君の命を奪うことになる可能性があると分かり、ショックのあまり道で倒れてしまいます。チェギョンを心配して探しに出かけたジンソン大君は目の前でチェギョンが倒れます。ジンソン大君はチェギョンの気持ちを察し、優しく看病します。

質屋を監視させていた燕山君は、チェギョンが荒れた表情を見せ質屋から出たとの報告を受け、約束した場所にチェギョンが来るのを待ち続けます。待っても現れないチェギョンを思い気持ちは荒れ果て、チェギョンが約束の場所に現れた時、期待通りの返事ではなく、ジンソン大君と共にハニャンから遠く離れた場所で暮らす許しを願うチェギョンに、剣を向けます。駆け付けたジンソン大君に助けられ王宮を出ることができますが、ジンソン大君をかばって、燕山君の剣に腕を切られます。

密書の存在を知ったチェギョンは、王宮から戻ると背中の入れられた文字を確認します。慈順大妃(チャスンテビ)もチェギョンの体に文字があることに気づき、チェギョンに圧力をかけてきます。ミョンヘは身分を隠してチェギョンのもとで働くことになりますが、チェギョンはジンソン大君にキスしていた女性がミョンヘだと気づきます。

13話の感想

多くの動きがあった第13話でした。三角関係にあるそれぞれの気持ちが上手に表現されたと感じます。燕山君から密書の存在を知らされたチェギョンは、彼女の体に残された文字の意味を知り、ついに密書を発見します。その後、慈順大妃(チャスンテビ)は文字を確認するため、チェギョンとジンソン大君の初夜を急ぎます。チェギョンは、慈順大妃(チャスンテビ)の圧力やミョンヘの正体と目的に気づき、将来を心配する様子。チェギョンが廃妃になった後、即位したジンソン大君の継妃になったのはミョンヘなので、結末が分かるだけにチェギョンが可哀そうに思えてきました。チェギョンは今後どう対処していくのでしょうか。

燕山君のチェギョンへの気持ちが抑えきれなくなりました。待っていたチェギョンは現れず、時間が経つにつれ燕山君は自分の気持ちに気づき始めます。ジンソン大君とチェギョンの仲に嫉妬し、チェギョンに気持ちを伝えます。燕山君にとって、ジンソン大君の反乱の計画よりも、チェギョンとジンソン大君の関係の裂くことが最も重要になります。燕山君はついにチェギョンに剣を向けますが、ジンソン大君により助けられます。燕山君の剣によってチェギョンが腕を怪我した時、チェギョンが弟の妻であることに改めて気づいた様子。。。二人の結婚を許すなんて、今更ながら後悔しても遅すぎた気がします。

チェギョンと抱きかかえて堂々と歩くジンソン大君が素敵でした。燕山君の残酷で荒れ果てた姿を見て、正直少しがっかりでした。燕山君の予想とは違い、チェギョンがジンソン大君に不信感を持ち二人の仲に亀裂が生じることはなく、逆にお互いへの愛が深まることになりました。ジンソン大君にドキドキするシーンが多く登場するので、期待できる話です。自分を犠牲にしてまでジンソン大君を守ろうとすることが予想されるだけに、悲しい結末と分かっていても何か隠されたおちがあるのではないかと、期待してみます。

密書を探すため本格的に動き出した 慈順大妃(チャスンテビ)とミョンヘ、チェン・ノクスやイム・サホンもチェギョンの体にその手がかりが残されていることに気づきそうなので、今後チェギョンが危険な立場に置かれることになりそうです。ジンソン大君は果たしてチェギョンを守ることができるのでしょうか。

quetalsurinoさん

七日の王妃 14話 視聴率4.7%

14話のあらすじ

情報を集めていたジンソン大君の質屋の近くに、新しい質屋ができます。同じくお米と交換に情報を買う質屋ですが、彼らが買っている情報はすべてウロンガクシに関することでした。質屋を運営しているのはシン・スグンで、彼はウロンガクシの正体を明かすために動きます。

チェギョンを心配したジンソン大君は彼女を実家に行かせゆっくり過ごせるよう配慮しますが、チェギョンはジンソン大君が心配になり、屋敷に戻ります。ミョンヘとジンソン大君の会話を偶然耳にしたチェギョンは、ミョンヘも密書を探していることを知ります。ミョンヘは密書の在りかを示す文字が残された女性がチェギョンであるとジンソン大君に話しますが、ジンソン大君は全く驚かない様子。ソノの父が亡くなる前にすべてを聞いたジンソン大君は、チェギョンを守るために誰にも言わず内緒にしていました。

ジンソン大君がすべて知っていたことに戸惑うチェギョンは、ついに気持ちが抑えきれず爆発し、彼女の体に残されている文字をジンソン大君に見せますが、文字はチェギョンにより既に消された後で、ジンソン大君は彼女の気持ちを察し、深い悲しみを感じます。チェギョンの気持ちに応え、田舎で暮らすことを約束します。

チェギョンが何者かに拉致された、ジンソン大君は王宮へ急ぎます。慈順大妃(チャスンテビ)が密書の秘密を握る女性の存在に気づいていること、その女性がチェギョンの可能性が高いと告げるイム・サホンは、直接確認するようチェギョンを燕山君の前に連れてきます。チェギョンの父、シン・スグンは、娘は何も知らないと話しますが、燕山君はチャン・ノクスに文字があるかの確認をさせ、チェギョンは強く拒否します。拒否し続けることが難しいと判断したチェギョンは、自ら服を脱ごうとした時、ジンソン大君が現れます。

ジンソン大君の手には先王が残した密書があり、ジンソン大君は父の遺言通り、王になると宣言したあと、王座を兄の燕山君に譲渡すると宣言し、チェギョンと共に王宮を立ち去ります。

14話の感想

チェギョンのジンソン大君への気持ちがすごく伝わる話でした。ジンソン大君は、簡単に王座を手に入れることができたにも拘わらず、チェギョンとの愛を選ぶことになります。チェギョンがジンソン大君に涙で訴え、背中に残された傷を見せた時のセリフが感動的でした。ジンソン大君が彼女に「チェギョン。。。」と優しく呼ぶたびに心が揺るぐって恋をしたことのある人なら、誰もが理解できる感情の表現だと思います。

ジンソン大君がどんどんとかっこよくなってきました。王座ではなく愛する人を選ぶとは、失うことを恐れる燕山君には絶対にできない選択だと思います。ただ、チェギョンを心配する燕山君の様子も描かれ、欲しいものは何でも手に入れられる王にとっても、自由にできないものがあると気づく姿がかわいそう。チェギョンへの愛を選択して堂々とチェギョンと共に王宮を去る二人を見る燕山君の表情が悲しそうに見えました。

結局、チェギョンは密書をジンソン大君に渡していました。その密書をどのように使うかは、ジンソン大君にすべてを託すことができたのは、ジンソン大君への愛の大きさと信頼の深さを現したものでしょう。第13話及び14話は、ジンソン大君とチェギョンのロマンスが中心になっているので、ドキドキと共に切なさも感じられます。

王座を捨てたはずのジンソン大君が即位することになるので、今後はジンソン大君を取り巻く周辺の人物たちが、彼にどのような影響力を与えるか描かれるようです。これまでジンソン大君を支えてきたウロンガクシの存在を無視するのは難しい状況。ジンソン大君の心の葛藤が描かれ、チェギョンが結局、犠牲になるのでしょう。

今後も興味深い展開が続きそうで、素敵なジンソン大君の姿が見られそうです。

七日の王妃 15話・16話 あらすじと感想

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