ホンチョンギ 홍천기 2021年放送 SBS 全18話
第5話視聴率9.7%
daisySSさん |
第5話あらすじ
ウォルソン堂の副党首チョン・シェンネからホン・チョンギ(キム・ユジョン)を守ったのは、現れたハ・ラム(アン・ヒョソプ)。暴力的な相手チョン・シェンネと彼の部下たちを阻止すると、会場にホン・チョンギを連れて入ります。
ハ・ラムのおかげで梅竹軒書会(絵画大会)に参加することができることになったホン・チャンギは、必ず大会の優勝賞金を手に入れて父の治療薬を購入すると強く意気込みます。ヤンミョン大君/イ・ユル(コンミョン)が大会の開始を伝え、第1試験となる課題が出されます。ヤンミョン大君/イ・ユルが大会を主催した理由は、模作を描いた画家を見つけ出すため、、、そのことを知らないホン・チャンギは、出されたテーマに合わせた絵を描き始めます。
しかし、自信満々だったホン・チャンギは、第1試験に落選。落選した理由に納得することができない彼女は、「私が落選した理由を教えてください。その理由を知らないと一生後悔することになると思います」と語り。ヤンミョン大君/イ・ユルは模作品に描かれていた蝶と全く同じものが描かれていることに気づいたからと、理由を述べることができない。
梅竹軒書会(絵画大会)を開いたもう一つの隠された理由は、霊的な能力を持つ画工を発見すること、、、試験官の一人が探していた特別な能力を持つ画工がホン・チャンギだと気づき、第1試験で落選したはずのホン・チャンギが合格となり、次のステップへと進みます。
梅竹軒書会(絵画大会)で初めてチュヒャン大君/イ・フ(クァク・シヤン)と挨拶を交わしたハ・ラム。これまでハ・ラムの存在を知りつつも直接会うのは初めてのチュヒャン大君/イ・フは、ハ・ラムを観察します。目はみえないもののシャープな印象のハ・ラムを見ると、警戒心を持ち始める。一方、ハ・ラムもチュヒャン大君/イ・フを含み彼の周辺の人物たちが出す音に耳を立てチェックします。その時、母と父を死に追いやった男の声が聞こえると、復讐するべき相手だと直感する。
第2試験が進められ、課題を出したのはハ・ラム。「春の香りに包まれ、桃の花畑を歩き、桃が待ち遠しく、朝晩と訪れる」と語るハ・ラムの言葉に、ホン・チョンギは19年前の少年との出会いを思い浮かべます。ハ・ラムの課題を聞いたホン・チョンギは、「翌日、ここで会おう」と語って姿を現さなかった初恋の相手がハ・ラムと気づき、、、気持ちが揺れる。
ハ・ラムが19年前の初恋なのかを問う言葉は、ホン・チョンギの心の中で響き、、、復讐のために生きてきたハ・ラムも初恋との再会、、、確認したくなる気持ちを押し込む。
第5話感想
ホン・チョンギもハ・ラムが初恋の相手だとついに気づきました!
お互い心の中で気になる質問を投げかけるシーンでは、切ない気持になりました。復讐のために19年間生きてきたハ・ラムが、計画を実行しようとした時に、初恋の相手と再会する、、、復讐する心が揺らぐ、、、これまでの典型的な展開を描くことになるのか、予想外の展開をひろげることになるのか、楽しみです。
今話は魔王やサムシン(三神)の登場はなく、それほどファンタジードラマ的な展開はなかったです。大会(試験会場)でのホン・チャンギや画工の同僚たちとのやり取りなどがメインに描かれました。それほど共通はないですが、「火の女神ジョンイ」を思い出してしまいました。
ファンタジードラマ的な要素が登場したのは、ホン・チャンギが描いた絵に本物の蝶が飛んできて止まったことでした。彼女が描いた絵がリアル過ぎたからか、特別な力を持っているからかは、明確に描かれなかったですが、これでずっと探し続けていた画工を見るけることができたため、ヤンミョン大君からすると、大会を開いた目的を達成したことにはなりますね。
あと、気になったのはチュヒャン大君とハ・ラムの初対面でした。まだ、本格的に二人が対立する展開を迎えるまでは話を重ねていくことになりますが、ハ・ラムを警戒するチュヒャン大君の鋭さに感心!ちょっとダークな魅力を持つチュヒャン大君を演じるクァク・シヤンは演技力の高い俳優ですが、王座への欲望を満たすためにどのようなステップをたどることになるのでしょう。
悪役を誰が演じるのかって、ドラマを視聴する側からすると、すごく重要だと思います。チュヒャン大君を演じるクァク・シヤンのカリスマある姿に圧倒させられ、明るく優しい姿のヤンミョン大君、過酷な運命を強いられることになった主人公ハ・ラムと違う魅力を発散することが期待されます。
初恋の相手と19年ぶりに再会したハ・ラムとホン・チョンギのロマンスは、幸せなエンディングを迎えることになるのでしょうか。
第6話視聴率10.2%
daisySSさん |
第6話あらすじ
ホン・チョンギ(キム・ユジョン)は、参加者キムサカッと同点を獲得し、ヤンミョン大君/イ・ユル(コンミョン)の最終評価を待ちます。課題として出されたのは山水画、、、しかし、ホン・チャンギが提出した絵は、黒く塗られた岩。首をかしげる審査員の前で、ホン・チャンギは絵を描いた背景を説明します。
「黒い岩は私が初めて目が見えるようになった時に見たものを描いたものです」と語ると、生まれてからずっと見えなかったことから、耳で音を聞いて形や色を想像していたことを伝えるホン・チャンギ。長年続いた間伐の後、初めて雨が降った日に彼女目が見えるようになったこと、岩で覆われていたインワン山が雨に濡れて灰色に見えたのを再現したと説明します。
ホン・チャンギの説明を聞いたヤンミョン大君は合格を出し、チェ・ウォンギュ(キム・グァンギュ)も合格を出し、第3次(最終)試験へと進むことに成功したホン・チャンギ。その後、ホン・チャンギが模作品を描いた画工だと知ると、彼女の才能を高く買っていただけに、ガッカリした気持ちをホン・チャンギに伝える。素晴らしい才能を、模作品を描くことに使ったことを批判するヤンミョン大君の言葉、師匠のチェ・ウォンギュの言葉に、ホン・チャンギは傷つき悩む様子。。。
その時、彼女の前に現れた馬を癒されたホン・チャンギは心のうちを明かします。偶然、彼女の言葉を耳にしたハ・ラム(アン・ヒョソプ)は、彼女の悩みに答えます。その後、馬に乗らないかと誘うと、気晴らしのため、馬を走らせます。到着した場所は、19年前に少年と待ち合わせをした場所と似ているところ、、、ホン・チャンギはハ・ラムが気になり、ソワソワ。
19年前、少年と交わした会話を思い浮かべ、語り始めるホン・チャンギはハ・ラムの反応から、彼が初恋の相手であることを確信。自分との思い出を語るホン・チャンギを見つめていたハ・ラムの手が彼女顔をなぞると、キス!
しかし、キスを交わした直後、ハ・ラムの首の後ろにあった蝶の模様が消え、ひどい頭痛を感じます。自分の中に眠る魔王の姿を見たハ・ラムは、突如態度を変えるとホン・チャンギを傷つける言葉を浴びせる。
翌日、最終試験が始まり、課題に合わせて絵を描いたホン・チャンギ。彼女が提出した絵を見たヤンミョン大君が驚きの表情を見せ、彼女の作品の素晴らしさを語ります。課題は馬、、、ホン・チャンギが描いた作品には馬の姿はなく、舞う蝶々の姿だけ。馬が走り去った後、舞い散る花びらを描き、その花の香りに誘われた蝶々たちが集まった風景を描いた作品に感銘するヤンミョン大君。
大会で優勝を果たしたホン・チャンギの作品は、その後競売にかけられます。父を治療する薬を購入するためのお金が必要で、大会に参加したことを知るハ・ラムとヤンミョン大君が競売で値段を上げ、高額の値段で、ハ・ラムの作品を落札します。
賞金を手に入れることになったホン・チャンギは、ヤンミョン大君に父の病気の治療薬として「チョンシムファン」を手に入れて欲しいとお願いすると、一安心。
大会が終わった後、正気を失ったホン・チャンギの父ホン・ウンオがふと現れ、チュヒャン大君/イ・フ(クァク・シヤン)を発見すると、「魔王!」と声を上げると近くにあった筆をチュヒャン大君/イ・フに向けて投げます。状況を把握したホン・チャンギが、父が病気であることを伝えると、チュヒャン大君に許しを求める。
第6話感想
ホン・チャンギとハ・ラムの胸キュンするキスシーンの登場!
今話、王の肖像画を描く特別な力を持った画工がホン・チャンギだと知ったヤンミョン大君は、彼女が模作品を描いた理由が父の薬代を工面するためだったと知ると、彼女への誤解を解きました。一方、王座への野望を隠せなかった兄チュヒャン大君は、ヤンミョン大君に世子を追い出して王権を手に入れるために協力して欲しいと提案しますが、チュヒャン大君に協力する意思がないことを明確にし、今後、二人の王子が対立することを予想させました。
ハ・ラムの父を殺害した人物、、、チュヒャン大君とヤンミョン大君を監視した後、密書を送ります。しかし、ハ・ラムの右腕のムヨン(ソン・ウォンソク)が途中横取りし、ハ・ラムの手に渡ります。王が王子たちを監視させていたのかと、疑ったハ・ラムは密書をあえてチュヒャン大君の手に渡るよう処置。
その密書を確認したチュヒャン大君は翌日、大会で怪しい動きがあるのかを目を光らせます。わざとチュヒャン大君を刺激するような流れを作ったハ・ラムですが、彼はどのような復讐計画を立てているのでしょう。
お互いが初恋の相手だと確認し、キスまで交わした後、豹変したハ・ラムの態度にホン・チャンギは理由もわからず戸惑う姿が描かれました。ハ・ラムが態度を変えたのは、自分の中にいる魔王の存在に気づいたから?自分とかかわることがホン・チャンギを危険にさらすことになると、判断したからなのでしょうか。
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