獬豸(ヘチ)カイチ:해치 全48回(全24話) 2019年放送 朝鮮時代 SBS
第5話 視聴率 5.0% 第6話 視聴率6.3%
daisySSさんより |
第5話・第6話 あらすじ
ミルプン君の罪を暴こうとするハン・ジョンソク(イ・ピルモ)に協力するため、齊坐庁(ジェジャチョン/司憲府の会議場)に証言者として現れたヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)は、罪を犯した王族も裁けるよう、死んだノ・テピョンの代わりに科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)を受けたと、自ら罪を認めます。
ハン・ジョンソク(イ・ピルモ)は、ミルプン君を逮捕することができると確信した時、ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)が反論します。ミン・ジンホン(イ・ギョンヨン)がひきいるノロン派は、ミルプン君を調査するための証拠が不十分と、ヨニンクン(延礽君)の主張を却下しようとする。その時、ヨニン君(チョン・イル)の指示で、替え玉受験をあっせんしていた別の人物を逮捕することに成功したヨジ(コ・アラ/Ara)。ミルプン君の指示でヨニン君が試験を代わりに受けていた証言者が二人に。。。
ヨニン君の告発でミルプン君の問題をどう解決してくか悩んだミン・ジホンは、ヨニン君が真実を語っているとは思えないと、ヨニン君証言の信ぴょう性を疑い始めた時、粛宗(スクチョン)が現れ、ヨニン君の証言を疑うミン・ジホンに対立的な姿勢を示します。状況を予想していたかのように、ヨニン君は、罰人として済州島へ渡ることを提案し、先手を打ちます。
その頃、ミルプン君を逮捕するため屋敷に姿を現した茶母(タモ)のヨジ。しかし、ミルプン君は抵抗しますが、王の命令で逮捕されることになります。ミルプン君を逮捕するため自分を犠牲するヨニン君を切なく見つめる父の粛宗(スクチョン)。
一方、ミルプン君を支持していたノロン派は、彼が逮捕されると新たな計画を模索し始める。ヨニン君が自ら済州島へ向かうことを提案したと知った弟のヨンリョン君(延齡君)は、ヨニン君にハニャンに留まるよう説得しますが、ヨンリョン君(延齡君)に王位を継承させるために、自分を犠牲にする考え。。。
ダルムン(パク・フン)がミン・ジンホンと密会した後、ヨニン君に関する悪い噂が広まり、ミン・ジンホンは、ヨニン君に協治(目的のための政治的な連帯)を申し出ます。ミン・ジホンが出した条件は、ヨンリョン君(延齡君)を支持する代わり、齊坐庁(ジェジャチョン/司憲府の会議場)でのヨニン君の証言はすべて嘘だったと、ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)が偽装を図ったと証言を変えるよう求めます。条件に応じない場合は、ヨンリョン君(延齡君)の命が危険にさらされると警告され。。。
第5話・第6話 感想
このドラマを観ていると、ヨニン君は王になる運命だったようで、面白い!
凶暴なミルプン君の代わりに弟、ヨンリョン君(延齡君)の王位継承を望んだヨニン君。しかし、ヨニン君の計画通りに事は進まず、ヨンリョン君(クン)の命を守るためには司憲府の監察、ハン・ジョンソク(イ・ピルモ)を裏切るしかない状況に置かれました!
悩んだ末訪れたハン・ジョンソクの家で、ヨジを発見すると、彼女の肩を借りて涙を流す姿に、次の話でヨニン君(チョン・イル)がどのような選択をするのか予想はできますね。監察としての任務を果たすため、権力に屈することなく捜査をすすめていたハン・ジョンソクは、賄賂をもらった罪に問われることになるようですが、これもミン・ジホンの仕業なのでしょうか。悪なのか否かの判断がいまいちつかなかったウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)ですが、出生にするためミン・ジンホンに協力するので、今後は、パク・ムンス(クォン・ユル)と対立していくことになりそうです。あと、ダルムン(パク・フン)がどちら側につくのかによって、今後、意外な逆転がありそうです。
茶母のヨジとヨニン君のロマンスが描かれるのか気になりましたが、既に結婚して妻ソ氏がいるうえ、チョホン(パク・ジヨン)もヨニン君の屋敷に滞在中なので、ドキドキさせられる微妙なラブラインが描かれる程度になりそうですね。
粛宗(スクチョン)は王位継承者として、三男のヨンリョン君(延齡君)ではなく、ヨニン君(延礽君)を望んでいることを、ノロン派のイ・イギョムに伝え、今話が終わりました。ヨニン君の母の身分が低かったことを理由にヨニン君を無視してきたノロン派。なぜ粛宗(スクチョン)は、ソロン派ではなく、イ・イギョに継承に関する本音を伝えたのでしょう。ノロン派とソロン派の政治的な争いにヨニン君が巻き込まれることになり、話は激しくなっていきそう。
ヨニン君(延礽君)が登場する別のドラマで、全く扱われている内容や視点は違いますが、ヨ・ジングが出演している「テバク」があります。「テバク」はフィクション性の強い時代劇で、ヨニン君(延礽君)が王になるまでの過程を描いたドラマではないですが、若きヨニン君をヨ・ジングが演じているので、比較しながら観るのも楽しそうです。この話まで観た個人的な感想としては、ヨ・ジングが演じるヨニン君の方が魅力的!
第7話 視聴率 5.1% 第8話 視聴率5.9%
daisySSさんより |
第7話・第8話 あらすじ
ノロン派がミン・ジンホン(イ・ギョンヨン)中心に動き、ミルプン君(密豊君)を支持することを知る粛宗(スクチョン)は、同じノロン派のイ・イギョムにヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)に王位を継がせ、イ・イギョムにノロン派を引っ張ることを提案し。。。
ヨンリョン君(延齡君)か、真実かの選択を迫られたヨニン君は、弟を守るためミン・ジンホンの提案を受け入れることになります。ヨニン君が見せた涙の意味が気になるヨジ(コ・アラ/Ara)とパク・ムンス(クォン・ユル)は、ヨニン君が裏切ることになるとは知らず。ヨニン君が弟を守ることを選択すると知るミン・ジンホンは、ノロン派はミルプン君ではなく、ヨンリョン君を支持すると、粛宗(スクチョン)に伝えると王は予想とは違うソロン派の動きに驚きます。
ミン・ジンホンの計画通り、ミルプン君の罪を暴こうとしていたハン・ジョンソク(イ・ピルモ)は、賄賂を受け取った罪で捕らわれ、イ・イギョムはヨニン君を王に即位させ権力の中心に立つ決心をし、王が準備した手紙がヨニン君の屋敷に届けられます。しかし、手紙はヨニン君に直接伝えられることはなく。。。
ヨニン君の証言が嘘だったことから釈放されたミルプン君は、ノロン派の支持を失ったことに気づきます。ミルプン君は、清からの使臣と共に旅立つことを助言され、再び機会が訪れるまで様子を伺うよう助言されます。
一方、粛宗(スクチョン)は、王位継承者としてヨニン君を選択したことを三男のヨンリョン君(延齡君)に伝えると、ヨンリョン君は反対することなく、兄の力になるため、ソロン派を説得すると約束します。
王から送られた手紙は、ミルプン君の殺人を調査した資料だと知ったヨニン君は、ハン・ジョンソクを助け、真実を明かすためヨジやパク・ムンスと協力することになります。ミルプン君が犯した殺人を証明することができる「啓示録」の行方を再び探し始めます。
ヨニン君はダルムン(パク・フン)がミルプン君に関する情報を持っていることに気づき、彼に助けを求めます。ヨニン君に協力するつもりはなかったダルムンは、彼の言葉に心動かされ、清に旅立ったミルプン君がハニャンに戻っていることを知らされると、ヨンリョン君が危険だと直感する。
密かに戻ってきたミルプン君がヨンリョン君を攻撃し、急いで駆け付けたヨニン君の胸の中でヨンリョン君が亡くなります。病状が悪化していた王は、ヨンリョン君が亡くなったことを聞くと、強いショックを受け亡くなる。。。
第7話・第8話 感想
展開がはやい!
ヨンリョン君と王の粛宗(スクチョン)の両方が亡くなり、王の死を知らせる最後のシーンは切ない気持ちになりました。ヨンリョン君を助けるための選択が、結果的にはヨンリョン君の命を奪うことになってしまった!ヨンリョン君を抱きしめ号泣するヨニン君・・・チョン・イルの演じるヨニン君は、コミカルな面もあって、ヨジやパク・ムンスとの相性もいいので、ヨニン君が王様になるまで興味深い展開が続きそうです。
正義感溢れた監察のハン・ジョンソク(イ・ピルモ)は、ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)が裏切っていたことに気づきましたが、ジョンソクまで死んでしまったことで、ヨニン君が王になることを決心することになるのでしょうか。
ミルプン君を王にするため領議政の側室になったチョン・ユニョン/ボクダン(ペ・ジョンファ)は、ミルプン君に必ず時が訪れると、その時期が来るまで待つようにアドバイスしながらも、必ず王になるようミルプン君を刺激します。ミルプン君の殺人を証明する「啓示録」を手に入れていたのは、チョン・ユニョンでしたが、ミルプン君を思うように操っているようで、ヨニン君が王になるのに今後、チョン・ユニョンが邪魔をしそうですね。
粛宗(スクチョン)は亡くなる前、王位継承者としてヨニン君を選んだことをイ・イギョムに伝えましたが、ノロン派はミン・ジンホンを中心に動いている中、果たしてイ・イギョムがヨニン君を即位させることに成功するのでしょうか。
粛宗(スクチョン)が亡くなったことを伝える側で笑顔を浮かべる世子濱の姿から、世子が即位し第20代王の景宗(キョンジョン)となることを意味するようですが、果たして世子は無事に即位することができるのでしょうか。弟と父を一度に失ってしまったヨニン君の悲しみと怒りが、今後どのような方向に向かっていくのでしょうか。
これまでは王子として生まれたけど、王になることは初めから諦め、政治にかかわることなく生きてきたイ・グム(チョン・イル)が王になることを決心するきっかけになりますが、現代劇と比較して時代劇に登場する死は切ない気持ちにさせられるものが多い気がします。
ドラマのタイトルになっている「ヘチ」とは獅子の形をした善悪を区分する神獣。災いをはらう力もあると言われ、司憲府(サホンブ)を表わすシンボル的な存在のようです。意味を知ってドラマの内容への理解が高まりました。
Ara 고아라(コ・アラ) 獬豸(ヘチ)カイチ:해치 (2019年) ヨジ役 |
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生年月日1990年2月11日 身長169cm。血液型A型 |
2003年、SMエンターテインメントが主催するオーディションでグランプリを獲得。韓国でモデル、女優として活躍。2006年に角川春樹事務所とエイベックスのコラボレーションで実施された映画『蒼き狼〜地果て海尽きるまで〜』の女優オーディションで4万人の中からグランプリに選ばれ、テムジン(チンギス・カン)が愛した女性・クランを演じた。 |
主な出演 シャープ、シャープ2(KBS、2003年) - 主演・イ・オクリム役。 雪の花(SBS、2006年) - 主演ユ・ダミ役。 応答せよ1994(tvN、2013年) - ソン・ナジョン役。 君たちは包囲された(SBS、2014年) - オ・スソン役。 花郎(ファラン) (KBS 2016年)アロ ソンウの義妹 |
ヘチ(カイチ) 9話・10話と11話・12話 あらすじと感想 クォン・ユル パク・ムンス役
ヘチ(カイチ) あらすじ 視聴率 キャスト 感想 相関図 |