獬豸(ヘチ)カイチ:해치 全48回(全24話) 2019年放送 朝鮮時代 SBS
第17話 視聴率 6.5% 第18話 視聴率7.5%
quetalsurinoさんより |
第17話・第18話 あらすじ
景宗(キョンジョン)によって世子に選らばれたヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)は、ノロン派とソロン派から支持を得ることができず。。。初めての勉強会に誰も出席しないことを気づいたヨニン君は、自らソロン派を訪れ、ソロン派の中心的存在、イ・クァンジャ(イム・ホ)から、王位継承者としての能力を証明するよう求められます。
景宗(キョンジョン)を支持するソロン派も、ヨニン君を世子にした王に不満を現しますが、ヨニン君の意図がどうであれ、彼を信じてチャンスを与えるべきだと訴える景宗(キョンジョン)。司憲府(サホンブ)の新人監査に任命されたパク・ムンス(クォン・ユル)は、復帰したヨジ(コ・アラ/Ara)と働くことになり、ハン・ジョンソクの死の真相を明かそうとするパク・ムンスを警戒するウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)。
事件が発生・・・
人身売買が行われていることを知ったパク・ムンスとヨジは、貧しい平民や少女たちが奴隷として取引され清に送られていることから、捜査を始めます。しかし、状況を把握するためには、清の言葉が話せる必要があり、ヨジが変装して侵入することになります。侵入捜査中、初めて見る顔のヨジを警戒したのは、ダルムンとライバル関係にあるト・ジクァン。
一方、侵入捜査中のヨジが心配になったヨニン君は、偶然、人身売買事件の裏にト・ジクァンがいることを知ると、急いでパク・ムンスに伝えます。ヨジが危険だと気付いたパク・ムンスが彼女を探すと、ヨジはト・ジクァンの部下から攻撃を受けていた。。。パク・ムンスはとっさにヨジを助けますが、傷を負って転んでしまう。
その頃、ヨニン君は両班の男性が殺害される場面を目撃します。ヨニン君が犯人を捕まえてみると、男装した少女!首の後ろには「殺主」の文字が彫られており、幼い顔を確認したヨニン君は衝撃を受け少女を逃がしてしまいます。
その後、ヨニン君が刺殺された男性の遺体を確認しているところに、ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)が現れます。ビョンジュンは血まみれになったヨニン君の両手を確認すると、驚きながらも意味深げな表情を浮かべ。。。
第17話・第18話 感想
ヨニン君は殺人容疑者になってしまった??
王位継承者として選ばれたにも拘わらず、母親が浅眠出身の卑しい血が流れるヨニン君を認めないソロン派とノロンは。冷たい反応を予想していたかのように冷静な対応をするヨニン君ですが、観ていて切なくなりました。世の中をより良いものにするためにと見せたヨニン君の姿を信じている王のキョンジョン(景宗)。
イ・クァンジャ(イム・ホ)から、王になる能力があるかを証明するよう言われたヨニン君が、悩む姿が描かれましたが、王になるべき王子だと証明していく過程が描かれることになるのでしょうか。殺人の容疑を晴らしていく展開になりそうですが、突然、殺人の容疑者になってしまうことになったのは、個人的にはちょっと残念でした!現場には凶器が落ちていて、遺体があり、誰にもいないけど両手に血をつけたヨニン君だけ・・・それを発見したのが対立する関係にあるウィ・ビョンジュだった。
両班が続けて殺害される事件があったことを知ったミン・ジンホンは、連続殺人だと気づき、ウィ・ビョンジュに調査を命令した後だったので、次の話ではハニャン内で起きている連続殺人事件の話が中心に描かれることになり、事件の解決を通じて、ヨニン君の一歩、成長した姿が登場することになるのか、ハラハラする展開は続きます。
平民が貧しさから清に奴隷として売られていく事件が発生し、必死に逃げた少女が登場しました。少女は偶然通りかかったチョン・ユニョン/ボクダン(ペ・ジョンファ)に助けを求めますが、過去の自分の立場と重ね合わせたチョン・ユニョンは助けなかった!過去、ユニョンも同じ状況に置かれた時、彼女を助けたのはダルムンでした。ユニョンがダルムンを裏切ったようで、今後二人の切ないロマンスが登場しそうな予感がします。ユニョンが助けなかった少女を助けたダルムン。しかし、ヨニン君が目撃した殺人事件の真犯人の顔は、ダルムンが助けた少女に似ていて単純な連続殺人ではなさそうです。
今話のエンディングでは、イ・サンの時代を背景に描かれたドラマで、強い余韻を残した隠れ名作の一つで、「殺主」を目標にする隠れ組織が登場する「漢城別曲」を思い出しました。悲しすぎるエンディングに切ない気持ちになりましたが、このドラマではどのように描かれるのか楽しみです。
ミステリアスな展開が登場すると、程よい緊張感があって、時代劇でもどんどん盛り上がる!
第19話 視聴率 6.1% 第20話 視聴率7.2%
quetalsurinoさんより |
第19話・第20話 あらすじ
偶然、オ・デピョンの殺人事件を目撃したヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)は、殺人犯が幼い少女だと知ると遺体を確認する状況で現れたウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)から、犯人として誤解されると、両手についた血を見て驚く。。。
殺人が発生したことを伝えると、現場を保存し、容疑者としてヨニン君の逮捕を命じるウィ・ビョンジュ。ヨニン君が逮捕されたことをしったパク・ムンス(クォン・ユル)とヨジ(コ・アラ/Ara)は、ヨニン君の無罪を訴え、拘束されているヨニン君を訪ねます。
ヨニン君から「殺主契」が再び結成された可能性があることを伝え、発生した事件以外にも、両班を狙った殺人事件が起きた可能性があることを示唆します。殺人犯が幼い少女だったことから、疑いを掛けられながらも口を閉ざしたヨニン君。
一方、ヨニン君が殺人事件の容疑者になったことを知った景宗(キョンジョン)は、ヨニン君の力になることを伝えます。ヨニン君は、先王時代に起きた「殺主」に関わる事件を口にすると、目撃した犯人が幼い少女だったことから、口を閉ざしたことを伝えます。
殺害された両班は司憲府(サホンブ)の役人だったことから、ウィ・ビョンジュをはじめとする司憲府の監査たちは、ヨニン君を容疑者として調べられるよう王に申し出る。ヨニン君が犯人に関して触れなかった理由をしった王は、ヨニン君に3日間の時間を与え、自ら犯人を捜し出すことを許します。
手がかりは、「殺主」の言葉と少女・・・、ヨジ、パク・ムンスと共に調査を開始したヨニン君は、ついに両班を殺害した少女を発見します。人身売買で清に売られる身になった少女は、家族と共に朝鮮で生活することを望み、殺人を犯したことを知ると、ヨニン君は腐敗した朝鮮を正しく導いて欲しいと王にお願いします。
司憲府(サホンブ)のウィ・ビョンジュを訪ねたヨニン君は、殺人を犯した少女を連れて現れたミン・ジンホン(イ・ギョンヨン)と鉢合わせ。人身売買の罪でパク・ムンスとヨジはト・ジグァンを逮捕しようとすると。。。
第19話・第20話 感想
司憲府(サホンブ)から疑いをかけられながらも、ヨニン君は、幼い少女が殺人を犯すことになった特別な理由が存在するはずと、その本当の訳を知るため何も語らなかったんですね。ヨニン君の気持ちが伝わったのか、王は真相を明らかにするための3日間を与え、ヨニン君の本格的な捜査が始まりました。彼が信頼するヨジとパク・ムンスには目撃した少女の情報を伝え、「殺主」の真相に迫る。
殺人犯の少女の住みかを探し出したヨニン君は、自らの目で賤民(低い身分階級)少女の置かれた酷い状況を知ると、苦しむ様子。殺人の疑いがかけられたヨニン君をめぐって、ソロンとノロン派では意見が分かれ、自分の無罪を晴らすことよりも、苦しむ民を心配するヨニン君の姿に、切ない気持ちになります。
少女がかわいそうと思っていたら、ミン・ジンホンに捕まって司憲府(サホンブ)に連れてこられてしまいました。一方、ト・ジグァンの逮捕に向かったパク・ムンスとヨジの前に現れたのはミルプン君でした。ヨニン君が王になることを阻止するため、ミルプン君とミン・ジンホンが手を結んだってことでしょうか。
「殺主契」とは、ドラマ「ドンイ」にも似たエピソードが登場したような気がしました。真犯人の少女を連れて司憲府(サホンブ)に現れたミン・ジンホンは、ヨニン君が少女をかばえないよう先手を打ったようですが、殺人を犯した動機など明らかにされず少女が犠牲になるのか、動揺するヨニン君の姿に、ドラマを観ている側も動揺。。。ヨニン君は少女を助け、無罪を晴らすことができるのか、ミルプン君の登場で、再び、緊張が走ります。
ヘチ(カイチ) 21話・22話と23話・24話 あらすじと感想
ヘチ(カイチ) あらすじ 視聴率 キャスト 感想 相関図 |