獬豸(ヘチ)カイチ:해치 全48回(全24話) 2019年放送 朝鮮時代 SBS
第13話 視聴率 4.9% 第14話 視聴率6.4%
quetalsurinoさんより |
第13話・第14話 あらすじ
景宗(キョンジョン)と向き合うことになったヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)は、朝鮮を支配しているノロン派の勢力に立ち向かう意志を伝え、景宗の協力を求めます。ヨニン君の言葉に心が動かされた王。その後、ミン・ジンホンに宣戦布告するように、科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)の不正問題を明かそうとするヨニン君を王が支持したことで、ミン・ジンホンの怒りをかうことになった王。
ヨニン君の予想通り、ノロン派が分裂し始めると、ミン・ジンホンは景宗とヨニン君の仲を裂くため、張禧嬪(チャン・ヒビン)が亡くなった理由や、ヨニン君が王位を狙っていることなどを告げ、王を刺激します。
ノロン派に大きな打撃を与えるはずの不正問題・・・しかし、ミン・ジンホンが流した嘘の噂に世論は静か。ヨニン君はダルムンがミン・ジンホンの命令で世論を動かしていることに気づくと、ダルムンに怒りをぶつけます。ダルムン(パク・フン)は、すべての権力を掌握しているのは王ではなく、ノロン派だと語ると、身を守るためノロンに立ち向かわないようアドバイスします。しかし、「もしも最も王らしき王になったら?」とヨニン君は語り。。。
何年も何十年も科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)を準備してきた儒生たちを立ち上がらせることで、状況を逆転させる案を出したヨジ(コ・アラ/Ara)。ヨニン君はヨジとパク・ムンスを危険な状況に巻き込むことができず、一人で解決しようとします。しかし、ヨジとパク・ムンス、ジャンダルやアボンは、ヨニン君に協力することを既に決めていた。パク・ムンスは王になる決心をしたヨニン君を応援し、共にたたかうことを誓います。より多くの儒生たちに、不公平があったことを知らせるため、忙しく動き出すアラとパク・ムンス。
一方、イ・イギョムは、ミン・ジンホンを引きずり下ろすため、ヨニン君に王位を継がせる決心をすると、キム・チャンジュンに先王の意思を伝えます。妻、ソ氏からイ・イギョムがヨニン君に王位を継承させるために王宮に向かったことを聞かされると、不安な表情を浮かべ外出するヨニン君。
イ・イギョムとキム・チャンジュンは、先王の意思を大妃に伝えます。亡くなる前、ヨンリョン君(延齡君)ではなく、ヨニン君(延礽君)を王位継承者として決めていたことを。。。ミルプン君に王位を継がせるわけにはいかない大妃は、ヨニン君を選択するしかない。急いで王のもとに向かったイ・イギョムは、ヨニン君を世子にするべきだと、先王の言葉を伝えます。
その頃、王宮に向かっていたヨニン君が攻撃を受け、同じ頃アラも攻撃を受けます。ダルムンに助けられたヨニン君・・・しかし、ダルムンがヨニン君に剣を向ける。
第13話・第14話 感想
ヨニン君とヨジがそれぞれ攻撃され、命を狙われるほどの危機を迎えることに!
今話も展開がはやく、あっという間に話がどんどん進んだ感じで、面白かったです。ヨニン君の言葉を何度も思い浮かべ悩む様子のダルムンが描かれましたが、ダルムンはミン・ジンホンの手下としてヨニン君の命を狙うのでしょうか。「太陽の末裔」や「アルハンブラの思い出(原題)」に出演しているパク・フンですが、ダルムンの役が思った以上にはまり役!話の流れからすると、ヨニン君側の人になるのでしょうね。ただ、今はヨニン君の命を狙っているとしか思えない展開で、ハラハラさせられました。
王がヨニン君と手を組んだことで、王位を奪われそうになると、ミルプン君は再び感情をコントロールできないのか、殺人を犯す。その後、愛人のチョン・ユニョン/ボクダンが持っている「啓示録」を探し始めました。ミルプン君がまた何か事件を起こすことになるのでしょうか。このままヨニン君が世子に選ばれることを黙って受け入れるようには思えないので、ミルプン君がヨニン君の命を狙いそうですね。
以前、典獄署(チョノクソ)から囚人たちが脱獄するシーンも、ゾンビ?と思いましたが、ヨジを襲った老人が無表情で、繰り返し攻撃する姿に、チュ・ジフンの主演で話題になった「キングダム」のワンシーンを思い出してしまいました。好みのタイプの内容ではなかったけど、チュ・ジフンはカッコよかったし、ストーリーは新鮮だったので、イメージが重なってしまったような気がします。攻撃を受け怪我をしたヨジは、果たして無事に危機を乗り越えられるのでしょうか。
仲間としてではなく、女性としてヨジを意識するヨニン君の姿が登場し、今後二人のロマンスが少しは描かれる可能性がありそうで、期待しちゃいます!
第15話 視聴率 6.6% 第16話 視聴率7.9%
quetalsurinoさんより |
第15話・第16話 あらすじ
ヨニン君(延礽君)/イ・グム(チョン・イル)に剣を向けられたダルムン(パク・フン)は、これまでとは違う世の中を夢見ると語り、ヨニン君に手を差し伸べます。ヨニン君に協力する決心をしたダルムンは、イ・イギョムとキム・チャンジュンがヨニン君を王位継承者として支持していることを知らせます。一方、ミン・ジンホンはソロン派を説得してヨニン君が世子に選ばれることを阻止する計画で、ヨニン君の死を既に知っているのか、ヨニン君が世子になることは絶対にないと断言。
その後、王宮に姿を現したヨニン君を観ると驚きを隠せず、ヨニン君は刺客を送ったのがミン・ジンホンだと気づきます。このままだと王位をヨニン君に奪われてしまう不安から、ミルプン君(密豊君)/イ・タン(ジョン・ムンソン)はヨニン君にお声を上げ、対立する姿勢を見せます。ミルプン君からヨジ(コ・アラ/Ara)が危険にさらされていることを聞かされたヨニン君は、ヨジの元へ向かい。
危機一髪のところでパク・ムンス(クォン・ユル)に助けられたヨジ。しかし、パク・ムンスの力ではどうしようもできず二人とも危険な状況に置かれた時、ダルムンが現れ二人を助けます。怪我は負ったものの命に別状のないヨジ。駆け付けたヨニン君はヨジを見ると、涙ぐんでしまいます。
そんな中、景宗(キョンジョン)によって正式に世子に選ばれたヨニン君を迎え入れるため、王宮からお迎えが到着。ヨニン君を世子にすることを激しく反対するミン・ジンホンの姿に、景宗は自分の選択が正しかったことを再確認します。
ヨニン君と対立していたミン・ジンホンとミルプン君は、世子になったヨニン君に忠誠を誓うことに。。。しかし、下を向いたミルプン君の表情が険しい。
科挙(クァゴ、朝鮮時代の公務員採用試験)を受け続けていたパク・ムンスが喜びの声を上げる・・・ついに試験に合格します。司憲府(サホンブ)の監察に任命されたパク・ムンスは、公正な世の中にすると意気込み!ヨジも司憲府(サホンブ)へ戻ることになる。
第15話・第16話 感想
ヨニン君が世子に!ヨニン君を誤解する景宗(キョンジョン)に気持ちを伝えるヨニン君の言葉と表情が素敵で、すごい説得力がありました。
ヨニン君が第21代王の英祖(ヨンジョ)になることは分かっているので、ヨニン君がどのようにして王になったのかを中心に描かれるのが面白いです。支持されることなく王になれないはずの王子のヨニン君のこれまでの奮闘が興味深く描かれましたが、これから多くの困難を乗り越えることになり、本格的な展開になりそうです。
正義感が強く、間違ったことが嫌いなパク・ムンスがついに科挙試験に受かり、司憲府(サホンブ)での本格的な活躍が期待されますね。様々な事件が起きることになりそうですが、これまでとは違い、監査としての腕前が拝見できる?ことを期待します。
朝鮮王朝時代の暗行御史(アメンオサ)といえばパク・ムンスといわれるほど代表的な人物で、「秘密の扉」にも登場していますが、このドラマで描かれるパク・ムンスが思った以上にいい!過去、パク・ムンスの生涯を描いた作品、「暗行御史 パク・ムンス」も放送されたほど、韓国時代劇ではヒーローのような存在で登場することが多い気がします。
このドラマでは、ヨニン君とのブロマンスも描かれ、ヨニン君が王になるまでサポートする役を演じるようです。暗行御史(アメンオサ)とは、地方官の不正や汚職などを摘発するため王名で動く秘密観察のことですが、暗行御史(アメンオサ)に任命されるまでは描かれないようですが、ウィ・ビョンジュ(ハン・サンジン)に対立してヨニン君を守っていくことになりそうです。パク・ムンスの発言は正論過ぎるけど、愉快なタッチで描かれるので、予想外のところで感動しちゃったりします。
ヨジとヨニン君のロマンスは、ヨジを女性として意識し始めたヨニン君の姿が描かれ、彼の反応に全く気付かないヨジの姿が可愛かった!個人的には、緊張する中で描かれるちょっとしたドキドキシーンに癒されました。
今後は、世子としのヨニン君の活躍が描かれることになります!!
ヘチ(カイチ) 17話・18話と19話・20話 あらすじと感想
ヘチ(カイチ) あらすじ 視聴率 キャスト 感想 相関図 |
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