韓国ドラマ時代劇 あら感

チャン・ヨンシル 9話・10話・11話 あらすじと感想






チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~ 장영실 全24話

第9話 あらすじ

「明での密命」

ヒジェとヨンシルに「明の簡儀を見て来い」という密命を下した世宗。帰国すれば奴婢の身分から解放し、官職を与えるという世宗の言葉にヨンシルは胸を高鳴らせる。一方、ヒジェは才能あふれるヨンシルに劣等感と嫉妬心を抱き始めていた。明の皇族テガンは朝鮮の使臣団を歓迎する宴を開くが、明の役人たちはぞんざいな態度を取る。天文学に高い関心を持つテガンはある器具を主席者たちに見せ、使い道を当てさせようとするが…。

http://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/episode/index.html

第9話 感想

冒頭でも出てくるが、明は空の観測や暦を作ることを禁じている。作品「大王世宗」でもこのことは結構重要な項目で、明に知られないような工夫をする場面が多々あった。

この作品 チャン・ヨンシルでも結構重要なこととして扱われる。これがバレたら戦争に発展するような気配を醸し出している。今の感覚からすると星空を観測や勝手に暦作ろうがどってことないが、天=皇帝みたいな風潮があったからなのだろう。

明の皇族テガンは朝鮮の使臣団を歓迎する宴を開き、ある器具を何に使うものか当てさせる。明の者は皆、分からず、朝鮮の者も?しかしヨンシルだけは一つだけ質問が、、、

「この線はなんですか?」テガンは「それは星空を表すものだ」とするとヨンシルは「これは星で時刻を計るものです」と お見事 回回国(イスラム圏内の国)の星時計だと。

明の簡儀を楽しみにしていた、ヨンシル。しかし、その簡儀はすでに燃えてしまって無かった。ただ、その元となる見本を明の役人は持っていた。それをヒジェに渡すと。しかしその代わりに頼みを聞いてくれと。その頼みとは?

 

第10話 あらすじ

「天上時計の修繕」

天文台で殺されそうになったヨンシルはテガンの娘ブリョンに救われるところがブリョンとテガンはヨンシルの命と引き換えに水運儀象台の修理を命じるのだった一方明の宦官ボンはヒジェにテガンを暗殺すれば渾天儀を渡すと取引を提案ヒジェはテガンの家を訪れるが300年前に燃えたはずの水運儀象台に目を奪われヨンシルと共に修理を手伝い始める一方漢陽ではソヒョンが刺客に切り付けられる事件が起こり…

http://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/episode/index.html

第10話 感想

ヨンシルはテガンの娘ブリョンに救われるそして連れられた場所は壊れた!?水運儀象台がある場所だった。そしてそれを修理するか処刑されるかを選べと言われる。

しかし、このセットはすごいなと感心させられる。以前ヨンシルの家の天文のセットはすおくつくりこまれていましたし、細部まで細かく作られているのは大道具さんたちのおかげかな?

ヒジェを思いっきり殴るヨンシル。ヒジェも自分がした行いを悔いているのか、何も反撃しない。朝鮮では身分は絶対的なものなので、このような場面を描くのは珍しい。

しかし、その後は2人で力を合わせて水運儀象台の修理をするという非常に珍しいパターンで驚いた。最後に回回国(イスラム圏内の国)の簡儀をテガンに渡すように促されるヒジェ。

果たしてどうなるのか?

第11話 あらすじ

「叶わぬ免賤」

チョンに問い詰められ渾天儀に毒が塗られていることを白状したヒジェ
ヨンシルはテガンの前にひれ伏しヒジェを許してほしいと懇願するテガンは願いを即座に聞き入れただけでなく餞別として貴重な郭守敬カクシュケイの観測日誌まで譲り渡す世宗は帰国したヨンシルを奴婢の身分から解放しようとするが大臣たちは猛反対ヨンシルは明の司天台に上った罪で杖刑に処されるがくじけることなく簡儀の製作に取りかかる

第11話 感想

テガンが渾天儀を触ろうとした瞬間、ヒジェは「渾天儀に毒が塗られている」とを白状。一斉に刺客たちが乗り込んでくる。しかし、イ・チョンとテガンの娘ブリョンは驚くほど強く、ほとんどやっつけてしまう。(おいおい!とここは突っ込みどころたくさんでした。なんて弱い刺客たち)

テガンは一行が朝鮮へ帰る時、テガンの娘ブリョンはヨンシルに「残って」とちょっと思わせぶりな発言も。たしかにここで朝鮮へ帰るとこの後の出番はなさそうだ。なかなか良さそうなキャラクターでここで出てこなくなるのはちょっと寂しい気もする。

帰り際には貴重な郭守敬カクシュケイの観測日誌まで譲り渡すテガン。よほどヨンシルの才能にほれ込んだのだろう。

世宗は帰国したヨンシルを免賤しようとするが大臣たちは猛反対。逆にヨンシルは明の司天台に上った罪で杖刑に処される。最大の功労も身分の違いは絶対であります。

そのヨンシルを看病をする王女。うーんこの辺はなんか矛盾設定でありえん。そもそも色気のない物語なため、王女がその相手役になっていて、演出的に仕方のないことであろう。

ちなみに作品「大王世宗」ではチャン・ヨンシルは(イ・チョンヒ)が演じ、ヨンシルの恋人、両班の娘、ダヨンという人物を演じたのは (チョン・ユミ)。チョン・ユミは「イニョプの道」のイニョプ役「六龍が飛ぶ」ではイ・バンジの初恋の相手役 ヨニ役を演じたので時代劇通の人はご存知かもしれませんが、「大王世宗」では結構初々しくとても可愛いです。(なんでこの人、端役なんだろう?と思ったくらいでした。)

チャン・ヨンシル 12話・13話・14話 あらすじと感想

 

チャン・ヨンシル あらすじ キャスト 感想 相関図

 


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