チャン・ヨンシル~朝鮮伝説の科学者~ 장영실 全24話
第23話 あらすじ
仕組まれた謀反
ボン率いる明の使臣団は玉漏を見て驚愕し、ヨンシルを処刑すべきだと主張する。ヨンシルを慕華館に呼びつけたボンは、死にたくなければ明の皇帝のために働けと迫るが、ヨンシルはこれを拒否。ソヒョンとブリョンはヨンシルの身を案じて明に渡るように勧めるが、朝鮮に残るというヨンシルの意志は固かった。そんな中、ヨンシルは世宗の輿(コシ)に問題があることに気づき、修理を施す。世宗は湯治に向かうために輿に乗るが…。
http://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/episode/index.html
第23話 感想
王の輿が壊れた回と言ってもいいくらいクローズアップされた回でした。この作品ではチョ・グァンが黒幕でユルに金を握らせ、折れるクギで輿を破損させ壊させ、あわよくば世宗の命までとたくらんだ。
というストーリーになっているが、フィクションなので、なんの要素がどこまで本当なのかはわからない。
「1442年、蒋英実の監督下で製造された王の輿が破損したため不敬罪に問われた。」という事実はあり、むしろ今まで天才で申し分ない才能を持った人物とこの作品は描いているで、このようにチャン・ヨンシルのミスは一切なかったというようなストーリーになったのだと思う。
しかしながら、ほんと昔の科学者ってなんでも作っているなぁという印象。今までの作品の流れを見ているとなんで、輿をチャン・ヨンシルが作ってんの?と普通に疑問に思うけどね。
第24話 あらすじ 最終話
国のための決断
謀反を企てたと嘘の自白をしたヨンシルは、世宗に自分を捨ててほしいと伝える。必死にヨンシルを救う手立てを見つけようとする世宗だったが、科学技術に危機感を抱く重臣たちはヨンシルを処刑して歴史の記録からも削除するべきだと声高に主張する。世宗は苦悩の末にヨンシルを杖刑に処すが、科学技術に関する記録はすべて残せと命じた。ソヒョンやソック、チョンは、刑の執行後、生死の境をさまようヨンシルを見守り続ける…。
http://www.bs-tbs.co.jp/yonsil/episode/index.html
第24話 感想
世宗は苦悩の末にヨンシルを杖刑に処す。しかし、この作品ではかなりの重罪のように扱われており、刑執行後は2日間意識がなく、しかも気づいたときはもうすでに廃人かのような人で描かれ、それ以降も生きたが最後に正気に戻るというストーリーだった。
実際に杖刑に処されるがその後は実際どうだったかはわからない。作品では世宗の後にもいきていたようだけど、史実ではチャン・ヨンシルも世宗 1450年に死去しているようだけど、、、
作品では文宗、その子の端宗。その端宗の座をとった世祖まで一気に話が進み最後は世祖がヨンシルまで会いにきて話までするという半ば強引なストーリーとも思えた。
韓国時代劇では拷問や刑罰シーンは多数出てくるが、杖刑はむしろ軽い方の罪で出てくる方が多い。いわゆる尻たたきの刑ですね。ただあの棒で80回も叩かれたら、普通に歩けなくなるよね。
なんかこの作品最後まで腑に落ちないストーリー展開かつ、感情移入できない作品でした。チャン・ヨンシルを演じたソン・イルグク。海神や朱蒙の作品を見た人ならあのソン・イルグクの魅力が見れず残念と思った方も多かったのではないでしょうか?チャン・ヨンシルではやはり海神や朱蒙のようなカッコよさやイケメン場面はないですからね。
ただ、私はこのような役柄も出来るのかぁ。すごいなぁと思いました。奴婢を演じる体の動きや、お辞儀の動きとか結構研究してるな。はじめ見たときはあのソン・イルグクが演じてる?と思えたほどでした。
この作品の評価はどうだったんでしょうか?女性受けはあまりなかった作品ではないかと思いました。個人的にはこのように偉人をピックアップしかも開発した色々な道具などが見れて楽しかったと思います。
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