放送予定
【日本放送】
●ネットフリックス 同時配信
【韓国放送期間】 2022年 10月15日~2022年 12月4日 午後9時10分~
シュルプ 슈룹 |
2022年放送 tvN 土日 全16話 |
視聴率平均視聴率 11.06% 시청률 第1回7.649% 最低視聴率第3回6.980% 最高視聴率第16回16.852% |
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あらすじ子供たちのために気品などは捨てて、トラブルメーカーである王子のために熾烈な王室教育戦争に飛び込む王妃の波乱万丈の宮中奮闘記を描く。 |
相関図 |
キャスト中殿ファリョン
キム・ヘス 中殿ファリョン役 中殿 内命婦の首長 / 防衛チャンピョン 紹介:すごい王が夫。問題児の王子たちの母である、中宮殿の王妃 噂:ああ、気が強い! 事実:かつては静かな湖のような性格だった。しかし誰かがしきりに石を投げるので、強い波に変わったのだ。 教育観:参加教育。子どもたちを理解するため、多角的に悩む。私の子どもに合った教育は、他にありる。子どもが本当に望むものを探そう!
■宮で一番早く歩くカッコいい女性、中宮王妃 必要であれば悪口も言い、プライドも捨てることができる国母。子どもたちは問題を起こし、夫は浮気をする。(公式的な浮気だとしよう)後宮たちのせいで腹が立つ。嫁には呆れる。姑はムカつかせる。そこへ時を構わず問題を起こす息子たちまで!実は彼女はじっと座っていることが好きだ。お茶を味わうことも、縫い物をすることも。しかし子どもたちがあらゆる事件・問題を起こし、いつの間にか宮で一番早歩きの女性になってしまった。
■彼女にとって子どもとは 返品できない贈り物。5本の指を噛んで痛くない指はない!時を構わず問題を起こす聖君の玉にキズのせいで、1日が短い!朝っぱらから堀を越えて妓楼にいる3男のため、着替えをして後を追って出かけないといけないじゃないか!学問と縁を切った反抗期まっ盛りの2男は宗学でもビリ!その中でもまともだと信じていた4男まで…。問題児の王子たちの尻ぬぐいで日々やらなければならないミッションが山積みだが、それでもまともな息子もいる!完璧な長男の皇太子。良く育てた息子1人のおかげで、それでも宮中を顔を上げて歩くことができる。“ふふ、大丈夫だ!” 無敵な王子がいるおかげで、これまで宮中の母たち(後宮)たちも、あえてファリョンを堂々と攻撃しようとする気を起こせなかった。しかし、その完璧な壁にわずかな隙ができ始めると、水が漏れ始める。ファリョンに起こる、絶体絶命の危機!越えることができなければ、子どもたちが危険だ! 果たしてファリョンは相手の連合攻撃と手段、計略を越えて、守備に成功することができるだろう 大妃
キム・ヘスク 大妃役 中殿の姑。最強になられた相手:王の母 紹介:ソウル大に入学させた母よりも偉大な、息子を王にした母。 帝王育成の秘法を持った、内命婦の実力者。 評判:息子を聖君にした、後宮たちの憧れ。 噂:貴人の品階でどうやって庶子を君主にしたのか? 事実:自分の息子のためなら、手が血で汚れることぐらいは簡単なこと、極悪非道さを秘めた女性。この国は私の息子のものだが、この宮中は私が作った私のものだ。 教育観:コーチング教育。子どもの能力を最大化できるのは、母の力だ。
■私の息子が王だ! 頭からつま先まで隙は許されない氷上の目つきと本来の顔つき。今も沸騰する息子に対する欲望と情熱!!相変わらず外見を整え、時には中殿より注目されている女性。息子への愛は激しいが、嫁にはとても厳しい。彼女の自慢は王、聖君と称される私の息子、息子であっても尊敬に値する彼!孫たちより息子が最高!!ところが変わっていく様を見ると呆れる。私の息子は偉大な成果を一つずつ実録に記録しているのに…。あの問題児の大君たちはクリーンな実録に傷をつけて就いている。それでも中殿ファリョンを今まで広い心で見逃してあげたのは、完璧な世子の母親だからだ。
■反戦には反戦で立ち向かう女 一度やってみたことなのに、2度目ができないことがあるだろうか?突然宮中の情勢が変化する。やはり少しも驚かない大妃。すぐに体勢を変えて、自分だけの大きな地図を描き始める。この機会に厄介者の中殿と困り者の大君たちを追い払ってやろう…。少しずつ段階を踏み始める…。私の息子の国をもっと強固にしてやる!
一度やってみたことなのに、もう一度できないことがあろうか? イ・ホ
国王/「難しい」相手:王+夫 評判:聖君。智・徳・体をすべて備えた愛民君主。 噂:あっても書く記すことができない。絶対権力の王だから。
■一介の宗学から王が輩出された。 後宮だった貴人チョ氏【大妃】の実子。幼い頃からとても賢明で六芸に優れていた。すべての書物を読み漁ったが、一番好きだったのは上疏文。それが読みたくていつも便殿を覗いていたせいで、先王はイ・ホを膝に乗せ、勝てないふりをして業務を行っていた。
■【君弱臣強】王権を盤石に置きたかった先王の選択!テイン世子が死においやられ、ユン王侯と大君たちが追いやられている瞬間にも先王がこれを傍観したのは大儀のためだ。この国のためなら王権を揺るがす外戚を追いやり、イ・ホが王になるのが正しいと、暗黙の同意をしたのだ。
■正当性に対するコンプレックスと束縛を深くに潜めている。 イ・ホを王にするために国に巻き起こった大量殺人を知らないわけではなかったが、表に出はしなかった。嘆き悲しむより、その死を無駄にしないことにする。その結果、20年経った今、太平聖代を開いたし、聖君と呼ばれるようになった。かかしのような王を望んでいた功臣たちはイ・ホの成長を恐れ、彼らからの完全な独立を望んだイ・ホは王権を強化しようとしている。 嫡流王子
ムン・サンミン ソンナム大君役 ファリョンの2男。生意気な困り者。 宗学のビリで、不良生徒。頭より体をよく使う王子。 噂:なぜあの王子だけ宮の外で育ったの?もしかして出生の秘密が? 一番ダイナミックでありながら、一番両面性を持った人物として軽率に振る舞うこともあれば、真剣な時もある。 マッチョな男+獣のような男+生意気+ひねくれ+なぜか悲しい目つき+チョンハに向けた感情には純情的だが冷たく見える両面性を持っている。
■宮中ではいつも【猫】のように行動する。 表情もシック、感情表現もミステリアスだ。宮中でちやほや大事に育てられ、世間のことを知らない他の王子たちとは違い、宮の外の西村で民たちの生活を経験しながら育ってきたため、枠にはまらない魂。よく言えば自由で、悪く言えば姿勢も言葉もひねくれていて、大人たちがまさに“あの子と遊ぶな”と言うスタイル。武術が堪能だ。馬に乗るのも上手で、弓もよく射て、ただ体を使うことを得意とする。
■ここでは…見たものは目をつぶり、聞いたことは忘れ、言いたいことがあっても、ぎゅっと黙りなさい!今やここがあなたの住む家だから。 理由も知らぬまま民家で育ったし、ある日突然、広い宮に放り込まれた。ひどく自分にだけ冷たかった大妃。ぎこちない両親。今はここがあなたの家だから、ただひたすら適応しろと言う大人たち。キム内官の助けで宮にようやく適応しているのに…。ある日それさえも消える。なぜ自分だけ宮の外で育ったのか、キム内官に尋ねた直後だった。
■うまく磨いて拭きさえすれば、ダイヤモンドになる原石なのに誰も知らない! 実は書冊を見るのが唯一の楽しみだった。宮に戻って心を寄せる場所もなかったから。ところが大妃が警告する。お前が賢さを見せると、兄を脅かすものとみなすと…!!静かに宮にいて、結婚して宮を出るのがお前の役割だと。そのようにして静かに本分を守り、生きていたのに…。信じられないことが起こる。現実を否定してもがいてみるが…。時間がない。倒れているには今すぐ解決しなければならないことが、あまりにも多い。
だから目を大きく開き、人生で初めて決心する。 愛する人々を必ず守ると!
世子 長男・国本 帝王の人物だと誰もが疑う余地のない完璧な男。相当な学問を身につけ、基本的な武芸から弓撃ち、剣術の実力にまで優れている。そこに母も気遣ってくれ、存在だけでもファリョンの防御幕になってくれる息子。
ユン・サンヒョン ムアン大君役 3男・風来坊の王子 名前のように恥ずかしいことを本当にたくさん作り出す、恥ずかしい王子。かわいいトラブルメーカー。かっこいい顔はおまけだ。 純粋なふり+腹黒さ+おどけてみせる+明るさ+色白+はつらつ+無責任、そして頭の回転も早い。 そしてとても!!!軽い。深さは微塵もない。一緒にいればただ楽しくなる人。しかし愛には強力で正直なロマンチスト。ファリョンにとっては手がかかり、分別のない息子だ。それでも一番可愛い。
ユ・ソンホ ケソン大君役 4男・秘密の王子 超絶イケメン+芸術家気質+書芸と絵、カヤグムに長けている。言いつけもよく聞き、学問もすぐにやる。他人の目を気にせず、面倒なのは嫌いだ。母にとっては娘のように気立ての優しい息子。問題児大君たちの中で、一番信頼できる子だったのに…。
イルヨン大君 末っ子・好奇心いっぱい変わり者王子 奇妙さ+触りさえすれば壊れる破壊の手+絶え間ない失敗にも肯定的。学問とは壁を築いたが、住んでいる所はいつも発明品で踏む場所がないくらいごちゃごちゃだ。末っ子らしく、いつでもファリョンの胸に走って行き、ぎゅっと抱かれることができる愛嬌の王子。 後宮の人々
オク・ジャヨン ファン貴人役 名門家出身。カンテク後宮の首長。 評判:父が領議政。すごい家柄の自慢の娘。 噂:外見を見ても、品格を見てもファン貴人が中殿にふさわしい。 教育観:戦略教育。正確なプランで動く。親は子どもの人生の10歩前を見なければならない! ファン・ウォンヒョンの長女。ウィソン君の母。品位があって高慢で、どんな状況でも乱れることがない。大妃が偏愛する後宮。しかし大妃と対峙する恐ろしい存在でもある。わきまえと上品さを守るが、飼っていた犬も優雅な表情で引き裂くことができる女だ。もちろん自身の手は血で汚さない。人を扱う術を知る人だから。
■目の前で私の席が奪われたから! ファリョンに負けて後宮なった自分のせいで、私の息子は長男なのに庶子になった。本来、正妃の座に内定していたのは私だった。国本の座も、言わせてもらえば私の息子ウィサン君のものだった。ところが目の前でファリョンに世子嬪の座を奪われてしまった。
■私は奪うのではない、取り戻すのだ。 誰よりも優雅な外見をまとった彼女は、誰よりも冷ややかな内面を持っている。沈黙中に握っていた秘密は今、よく整えられた刀になるはずである。本来私のものだったものを取り戻すだけで…これからは手段と方法を選ばない。
テ・ソヨン 中宮殿の侍女出身 承恩後宮の首長 ボゴム君の母。中宮殿の侍女出身のシンデレラ。宮女たちの憧れ。ぱっと見で華やか。じっくり見るととても可愛い。愛嬌が多く、察しが早くて一緒にいれば楽しい女性なので、王が寵愛する。無知な面もあるが、それもこの女性には魅力になる!ところが私の卑しい身分出身が、ずっと息子の足首をつかむのだ。息子のつまずきの石にならないために…階級を上げるのだ!簡単に、その出身を上げればいい。一番利口な私の息子の偉大な夢を必ず成就させるのだ!
コ貴人 カンテク後宮 シムソ君の母。右議政の姪。息子のためなら汚水にも入る女性。すでに良い家柄に生まれてきたが、他人の身分がより良く見えて、いつも妬む女。基本的に疑いが深く、好奇心が旺盛なので噂好き。強引な行動も上手い。人々が良いというものは、すべて私の息子もしなければならない。特に、世子がすることはすべてやらせたい。 彼の教育、彼の先生、彼が食べるもの。 すべて!しかしまったく飽き足らない息子のせいで…自分もストレス、シムソ君もストレスだ。
庶流王子
ウィサン君 ファン貴人の長男。ファン・ウォンヒョンの外孫。超絶ハンサム+密かな筋肉質+体もかなりよく使う。強い者は適度に避け、弱い者は踏みつけ、潰してしまう。自分に流れる血が高潔だと思っている。よって卑しい者は、人間取り扱いもしない。王様が一番初めに抱いた息子は…。あの世子野郎じゃなくてまさに私!いつも不満がいっぱいで、ソンナムとよく衝突している。
ボゴム君 テ・ソヨンの長男 父親に似て聡明で敏捷で、母親に似て美男の王子。遺伝子の勝利!明晰で、正しく、所信があり、強い王子だ。家庭教師なしでも、いつも宗学1位を逃さない模範生。ところがこのようにきらきら光る王子の玉にキズは、他でもない母。テ・ソヨン。どこに行っても問題を起こさない息子なのに…。こちらは母の方がずっと分別がない。それでも明るくて可愛い母を恨んだことはなかったが、今回は少し違う。超えることができそうだったのだが… しきりに母が足首を掴む。
シムソ君 コ貴人の長男。生まれつき心根が良く、注意深さもある王子だ。しかし、悪い奴という言葉を数え切れないほど聞いたため、いつも萎縮している。自尊心は底辺で、今は母の期待に及ばない自分が憎いだけなのだが…。 宮人たち
ファン・ウォンヒョン 領議政/残忍で「執拗」な相手
■【萬人之上】皆の上に立とうとする者! ファン貴人の父。ウィサン君の外祖父。すべての人が私の下にいる。もしかしたら王までも。この国のエリート書筵官たちを懐柔し、実録を記録する史官たちにも気を遣わせる人物。後宮の庶子であるイ・ホが世子に即位し、龍座に上がっている間、領議政のタイトルを手にした野心家。
■20年前、チョ貴人との出会い…その日以降、運命が変わった 若いファン・ウォンヒョンは強大な家のおかげで権力の中心に立ったが、完全に基盤をつかんでいない状態であり、朝廷は依然として外戚ユン氏一家の思うがままになっていた。そんなある日、ファン・ウォンヒョンの家をチョ貴人【大妃】が訪れる。しばらくして、国本だったテイン世子が急死し、空席となった皇太子の座は、当時中殿だったユン王后の子ではなく、チョ貴人の子イ・ホに渡った。庶子が龍座に上がったこと。この一番の功臣がファン・ウォンヒョンだ。
■しきりに詰め寄る。イ・ホが誰のおかげでその座に登ったのか! 頭が大きくなって言うこともちゃんと聞かず、王権まで育てていくのがまったく気に入らない。だが、どうだ?チャンスが回ってきた!血の臭いを嗅ぎつけたハイエナように、両目を光らせる。今回は必ず、あの時大妃が私にした借金をしっかり取り戻さなければならない!
ユン・スグァン兵曹判書/大妃の最側近 テイン世子の死後、外戚ユン氏一家は完全に没落する。しかしファン・ウォンヒョンと大妃の間で適当に綱をわたって寄生してきたユン・スグァンは、いつかファン家を飛び越える夢を見ている。その始まりはファン家が成し遂げられなかった、この国の王妃を自分の家門で再建することだ。そのためには大妃の力が必要だ。そうして仕えただけの20年…ついに再び時が来た。 その他の人々
ユン王后廃妃ユン氏 テイン世子の母。 現在は庶人に降格され、命だけ保っている。
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スタッフ /演出:キム・ヒョンシク、脚本:パク・バラ |
作成:え/キ、ま |
予告動画
作品感想
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daisySSさんより |
●王妃である前に王子たちの母!ライバル多き王宮で王子たちを守るための王妃の奮闘が始まる!未来の王様を育て上げるための王位教育とは?!見やすい宮廷奮闘ドラマ!
主演を演じるキム・ヘスは、ドラマ「チャンヒビン」で主役のチャンヒビン役を演じ依頼、20年ぶりに時代劇の主演を務めることになり、放送前から話題を集めた作品!
ドラマ「シュルプ」でキム・ヘスが演じる役は、王妃のイム・ファリョン。王の妻であり、5人の王子たちの母として多忙な王妃ファリョンは、トラブルメーカーの息子(王子)たちの世話で、ひと時もゆっくりできない。。。
イム・ファリョン(キム・ヘス)の次男、ソンナム大君(ムン・サンミン)、三男のムアン大君(ユン・サンヒョン)、四男のケソン大君(ユ・ソイ)と五男のイルヨン大君(パク・ハジュン)、、、個性溢れる王子たちの相応しい教育をしたいと願う母の気持ちとは裏腹に、王宮内外では王子たちの言動に注目し気を許せない状況。
トラブルメーカーの息子たちに悩まされるも、王妃イム・ファリョンには全く心配をかけない完璧な長男、「世子(ペ・イニョク)」がいるため、姑の大妃チョン氏(キム・ヘスク)の圧力も全く気にならない。
そんなある日、世子の持病があることが分かり、、、その後、完璧だった世子が疑問の死を遂げます。死因は病死として処理されるも、長男の死は他殺であると疑う王妃イム・ファヨンは、長男の死の真相を明かすのと同時に、トラブルメーカーの息子たちを守るために王妃としての様々な決断を強いられることになります。
世子が亡くなったことで、次の世子を決めるため、王は後宮が産んだ王子たちも含めて、新しい世子を選ぶ試験が始まったことで、王妃対後宮、王妃が産んだ王子たち対後宮が産んだ王子たちの試験で勝ち抜くための争いが始まります。
朝鮮時代を背景にした時代劇ですが、教育熱心な現代の韓国の母たちが、息子を一流大学や医学部に進学させるために熱心になりすぎる様子と重なる部分があり、「王宮内の教育熱心さ」が伝わるドラマでした。
王妃の息子たちは全員トラブルメーカーたちで、王位を継承するに相応しい王子はいないと思われた時、頭角を現したのが次男のソンナム大君!生まれてすぐに王宮から出され、王と王妃とは接点を持たずに育てられた人物。
王妃がソンナム大君を世子にするために奮闘する理由は、ライバル的な存在である後宮たちから他の王子たちを守るためでもあり、ドラマの後半部は王子たちが試験で勝ち進めための奮闘も興味深く描かれています。
息子たちを守ろうとする王妃イム・ファリョンと真っ向から対立し、彼女が産んだ王子ではなく、ファン貴人が産んだ王子ウィソン君(カン・チャニ)を世子にする考えを持つのは、王イ・ホ(チェ・ウォニョン)の母で大妃のチョン氏(キム・ヘスク)でした。
熾烈な嫁姑問題も描かれ、最終的には大妃から息子たちを守るために必死になる王妃の姿も描かれ、ハラハラする展開が続きました。後宮だった大妃チョン氏は息子を王にした人物で、息子への愛情は強く、イム・ファリョンの息子たちには冷たい人物、、、最終話までファリョンと対立する姿にすごいカリスマを感じました。
イム・ファリョンの次男ソンナム大君と最後まで世子の座を巡り、熾烈な競争を続けるのは、カン・チャニが演じるウィソン君です。
母ファン貴人は領議政(ヨンイジョン)ファン・ウォニョンの娘の娘で、本来なら王妃になることが決まっていた人物。
しかし、イム・ファリョンに王妃の座を奪われ、王の長男として生まれるも、王妃の産んだ長男に世子の座を奪われたため、ウィソン君は、王位への野望を常に秘めた王子。
2019年放送されて以来、教育熱心なママたちが登場するドラマとして名を挙げる「SKYキャッスル〜上流階級の妻たち〜」では優しい少年ウジュをカン・チャニが演じています。挑戦版「スカイキャッスル」として比較されるこのドラマでは、カン・チャニが悪役を演じています。
カン・チャニは子役出身で、2009年「善徳女王」で俳優デビュー。2016年にはボーイズグループ「SF9」として歌手デビューし、ドラマ・映画だけではなく、歌手としても活躍を続けています。
朝鮮時代の教育熱心なママたちの「王位教育」に興味がある方には、お薦めしたいです。ちなみに「シュルプ」とは、古い言葉で「傘」を意味するようで、このドラマの英語のタイトルは「(Under The Queen’s Umbrella)」。
息子たちを守り続けるとの王妃イム・ファリョンの強い意志が伝わり、最終話のエンディングで傘が登場するシーンは印象的でした!