韓国ドラマ時代劇 あら感

コッソンビ 二花院(イファウォン)の秘密 15話・16話 あらすじと感想

コッソンビ熱愛史





コッソンビ熱愛史 꽃선비 열애사 2023年放送 SBS 月火 全18話

neroさん

第15話視聴率4.0%

第15話あらすじ

カン・サン(リョウン)が放った弓矢は、王イ・チャン(ヒョヌ)の胸に命中。馬から落ちた王にトドメを刺そうとするサンだったが、そこへチャン・テファ(オ・マンソク)と内禁衛が駆けつける。

一方、テファが送り込んだ刺客からユン・ホンジュ(チョ・ヘジュ)を守ろうとするキム・シヨル(カン・フン)。腕を負傷してしまったものの、シヨルは見事刺客を追い払うことに成功した。

追っ手から逃げる際、ユン・ダノ(シン・イェウン)にもらったお守りを落としてしまうサン。その頃、ダノは二花院の前でサンの帰りを待っていた。丘から落ちて気を失ったサンだったが、間一髪のところでキム・チウン(ペ・ヒョンギョン)に助けられる。雪が舞い散るなか、無事に戻ってきたサンを見て慌てて駆け寄るダノ。

宮廷に運ばれた王は、いまだに意識が戻らず…。その場にいた左議政のシン・ウォノ(アン・ネサン)は、内禁衛がついていながらどういうことかと責め立てた。王の安否を心配して謁見を申し出るテファだったが、ノ・ソンギル(イ・ジュニョク)に追い返されてしまう。

妹のダノには昼間の件は内緒にして欲しいとホンジュ。先ほどの刺客に心当たりはと聞かれ、ホンジュはテファの名を挙げる。ホンジュの婚約者がテファの息子だったと聞き、ハッとするシヨル。テファの息子チャン・ヒョン(クォン・ドヒョン)は、六人会の一員で、かつてシヨルがその命を奪った一人だった。

同じ頃、ホンジュの襲撃が失敗に終わったと聞いたテファは、刺客を相手にしたのが他でもないシヨルだと聞き、不審に思う。シヨルの治療を行った医師を呼び、その胸元に珍しい形の傷痕があったと聞くテファ。その瞬間、テファはシヨルこそが“番人”だと気付く。

翌朝、ホンジュはダノに部屋を一部屋用意して欲しいと頼む。ダノを心配させないため、シヨルと一緒に暮らす家だと説明するホンジュ。ダノからホンジュの件を聞いたユク・ユクホ(イン・ギョジン)は、ダノにもそろそろサンが王位に就いた後のことを考えるようにと告げた。ホンジュも嫁に行き、ナ・ジュテク(イ・ミド)には自分がいるとし、これからは自分の幸せを優先させろとユクホ。

宮廷へ出勤したサンは急な勤務交代を怪しまれ、捕まってしまう。しかし、ユン・グナム(チェ・テファン)のフォローで、なんとか疑いを逃れるサン。どうして自分を助けてくれたのかと聞かれ、グナムは誰もその不在を悲しまないような王よりも、友情を優先しただけだと答える。

臣下たちを集めた大妃(ナム・ギエ)は、王の息子が偽者であることを明かす。そして、新たな王を立てて王政を立て直すと告げる大妃。チョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)は本物のイ・ソルであるサンを連れ、大妃と会う。大妃はそんな2人を許し、生きていてくれてありがとうと告げた。

愛する女性の人生を台無しにしてしまったことを悔やみ、罪悪感に苛まれるシヨル。元気のないシヨルを心配するサンとダノだったが、シヨルは部屋から出て来ようとしない。次の日、サンはアジトにダノとユハ、そしてシヨルを集めた。3人に王妃の計画を伝えるサン。

このままホンジュのそばにいるわけにいかないと考えたシヨルは、二花院を去ることを決意。突然別れを告げられたホンジュは、その場で泣き崩れる。

一方、六人会を集めたテファは、ついにイ・ソルと番人を討つ時が来たと話す。「番人はつねにイ・ソルのそばにいる。準備しろ、今夜奴らを討つ」同じ頃、ウォノは新たな王としてイ・ソルを即位させるという大妃の言葉を臣下たちに伝える準備をすすめた。

即位を前に、ダノに指輪を渡して改めて想いを告白するサン。そんななか、危篤状態だった王が目を覚まし…。

第15話感想

ついにシヨルが、自分とホンジュの過去を知ってしまいました。ホンジュの婚約者を殺したのは、他でもないシヨル。さらにこの一件によって、ホンジュは生涯を二花院の離れで暮らすことになってしまったのです。

もちろんシヨルとしても、主君の命を守るために仕方なくやったこと。しかし、誰よりも他人の痛みに敏感なシヨルだからこそ、このまま見過ごすわけにはいかないと思ってしまったのでしょう。普段は明るく前向きなシヨルが、こんなにもふさぎ込んでしまうだなんて、、見ていて辛かったです。

一方、サンとダノは相変わらずラブラブで、後はサンが王位に就くだけ。と思われましたが、なんとこのタイミングで王が目を覚ましてしまいました。果たして、サンの計画はどうなってしまうのでしょう。

王が健在となれば、大妃やシン・ウォノの立場も危うくなるはず。これは困った展開となりました。それにしても、なんともしぶとい王。胸を矢で射抜かれたというのに、物凄い生命力ですね。

さらに番人の正体がシヨルだと知ったテファが、今夜にも2人を討とうと六人会を集めました。シヨルとサンは、このピンチを上手く切り抜けることができるのでしょうか。

次回予告では、王に問い詰められたソンギルがユハの名前を出すシーンも。こうなるとユハの身にも危険が及びそうな予感です。最後まで目の離せない展開が続きます。

第16話視聴率4.5%

第16話あらすじ

目を覚ました王は、イ・ソルと組んで自らを陥れようとしたソンギルに向かって剣を向ける。イ・ソルの正体を聞かれ、とっさに「チョン・ユハです」と答えるソンギル。ソンギルはひとまず偽のイ・ソルの名前を口にして、時間を稼ごうと考えたのだ。

その頃、富営閣でファリョン(ハン・チェア)と会っていたユハは、都を離れることにしたと話す。そして、用意しておいた髪飾りを渡し、「一緒に行かないか?」とユハ。

明日には王となるサンに向かって、シヨルは別れを告げる。君主ではなく、友達としてシヨルに二花院を去る理由を尋ねるサン。するとシヨルは、自分が殺した青年こそがホンジュの婚約者だと明かした。

そんなシヨルに、サンは「お前が剣を振るったのはすべて私のためだ。だからその責任もすべて、私にある」と話す。しかし、シヨルは聞き入れようとしなかった。最後にホンジュを守って欲しいと伝え、その場を後にするシヨル。

王から手紙を受け取ったテファは、ユハがイ・ソルだと聞いて驚く。六人会を引き連れ、二花院へ向かうテファ。つづいて離れに乗り込んだテファは、ホンジュと一緒にいるダノを発見。

シヨルを見送って二花院へ戻ったサンは、ユクホとナ・ジュテクから、ダノとホンジュがテファに連れていかれたと聞かされる。同じく二花院へ戻ったユハと共に、ひとまずダノらの救出へ向かうサン。

しかし、訓練を積んだ六人会を前になすすべのない2人。結局、サンとユハもダノと同じく捕まってしまう。ユクホから話を聞いたチウンは、川辺で船を待つシヨルに事態を報告。一度はその場を去ろうとするシヨルだったが、すぐに引き返し…。

なんとか縄を解くことに成功したサンは、見張りの男を人質にとる。テファの狙いは自分だと考えるサンは「私が廃世孫イ・ソルだ」と明かした。しかし、ユハこそがイ・ソルだと信じ込むテファは、サンの言葉を聞き入れようとしない。テファがユハに向かって剣を振りかざすと、そこへ置手紙を見たファリョンが。

一方、宮廷ではウォノがイ・ソルの復位について発表しようとしたところ、内禁衛を引き連れた王が現れる。すると王は、反逆に賛同した者たちをその場で一人残らず捕まえろと命じた。大妃までもが自分の死を望んでいたと知り、憤怒する王。そんな王に向かって、「お前を産んだことをずっと後悔してきた。いっそのこと私を殺せ」と大妃は告げる。

ユハを庇ってその場に倒れこむファリョン。つづいてテファがユハに斬りかかろうとすると、そこへ“番人”が現れる。次々と襲いかかってくる六人会を相手にするなか、番人の顔面を覆っていた布が地面に落ちる。その瞬間、ハッと息を飲むホンジュ。さらにテファは、ホンジュの前で、番人が息子を殺したと明かした。ホンジュの問いかけに、シヨルはただ「すまない…」と謝ることしかできず。

血を流して倒れこむファリョンを抱え、必死に呼びかけるユハ。ユハが「…母さん!」と呼ぶと、ファリョンは力なく微笑んだ。間もなくファリョンは息子ユハの腕に抱かれ、息を引き取る。

そんななか、すでに追っ手がすぐそこまで来ているとわかり、サンは慌ててダノにホンジュを連れてこの場から立ち去るよう告げる。すると、自分が身代わりになるとユハ。もちろんサンは反対するも、シヨルはユハの言う通り、サンを連れてその場を離れた。

第16話感想

ユハがサンの身代わりになるという、なんともハラハラドキドキのエンディング!確かにこのままサンがイ・ソルとして捕まってしまえば、王に始末されてすべては台無しに。だからといって、ユハが自分の身代わりとなって捕まってしまうことになるなんて、サンには受け入れがたいでしょうね。

そして、今度はホンジュまでもがシヨルの正体を知ってしまうという展開。次回予告では、シヨルを激しく非難するホンジュの姿が登場しました。ホンジュからすれば、シヨルは愛する人を奪った仇かもしれません。でも、これまでのシヨルを見ていれば彼が決して悪い人ではないことをホンジュが一番よく知っていると思うのですが、、シヨルを責めるホンジュが見ていて切ないです。

今話、あと一歩のところで、王の復活によってすべてが降り出しに戻ってしまいました。ウォノが捕まり、ユハまで連れていかれた以上、状況は思わしくなく。果たして、どんな結末が待っているのか。最終話まで気が抜けない展開となりました。

残すところ、あと2話。最後はハッピーエンドで終わって欲しいですが、どうなることやら。。

何よりシヨルがホンジュと幸せになってくれないと、これまでの苦労が報われないというか。シヨルが可哀想すぎて。。もはや後半はダノ&サンよりも、シヨル&ホンジュの恋の行方から目が離せません。

そして、これまた幸せな母子の時間が待っているかと思いきや、ここに来て一足先に命を落としてしまったファリョン。ファリョンを抱きしめて「オモニ(お母さん)」と呼ぶユハが切なくて、思わず号泣してしまいました。ユハにも明るい未来が待っているといいのですが、、つづきが気になります。


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