コッソンビ熱愛史 꽃선비 열애사 2023年放送 SBS 月火 全18話
neroさん |
第11話視聴率3.2%
第11話あらすじ
廃世孫イ・ソルを守る“番人”は、なんとキム・シヨル(カン・フン)だった。シヨルが番人だと知り、驚くカン・サン(リョウン)。サンは自分を守るためだけに生涯を捧げてきたシヨルのことを気の毒に思った。番人がその任務から解かれる方法はただ一つ、自分が仕える主が即位することだという。
その頃、世子の隠し子であるチョン・ユハ(チョン・ゴンジュ)は、イ・ソルとして志を共にする木人会の前に姿を見せる。これまでにどれだけの命が犠牲になったことかとユハを非難する声が上がるも、ユハは堂々とした口調で「私がここに立った理由は、先頭に立って雨風に当たるためだ。身分ではなく、人々の意志が世界を変えるのだ」と語った。ユハの言葉を聞いた一同はその場に跪き、彼に忠誠を誓う。
チェ・ジョンス(ソン・ジヒョク)をはじめとする漢城府の官員らがやられたと知ったチャン・テファ(オ・マンソク)は、現場を見て、それが番人の仕業だと確信。しかし、肝心のジョンスが殺される間際の行動はつかめず。サンを脅していた同郷の友人を名乗る男は、すでにシヨルが始末したという。
二花院に戻ったサンは、「二花院ではこれまで通りに振舞え。とくにダノに正体を知られてはならない」と告げた。
一方、酒に酔ってサンの頬にキスをして以来、ユン・ダノ(シン・イェウン)はまともにサンの顔を見ることができずにいた。そんなダノに向かって、「なかったことにして欲しければそうすれ。俺は構わない」とサン。するとダノは「何事もなかったようになんてできません」と告白。
イ・ソルが捕まったという知らせを聞き、慌てて駆けつける大妃(ナム・ギエ)。しかし、その場にいたのはもちろん本物のイ・ソルではなく…。そんななか、左議政シン・ウォノ(アン・ネサン)からイ・ソルが西江に現れたと聞いた王(ヒョヌ)は、万が一イ・ソルが宮廷に忍び込んだ場合に備えて、唯一成人したイ・ソルの顔を知るノ・ソンギル(イ・ジュニョク)を内官に復帰させる。
そして、またもやイ・ソルを取り逃がしたテファに対し、怒りをあらわにする王。弓矢を向ける王に向かって、テファはなんとか雪辱の機会を与えて欲しいと懇願した。
富営閣では、ダノが王の後宮になるという噂が広まる。それを聞いたユハは驚きを隠せないが、ダノは事実ではないと否定。安堵したユハは、今の王政はそう長くはつづかないと話す。そして、王とは近い関係になるなとユハ。
ユハが木人会の一員だと知ったサンは、二花院に迷惑をかけることは辞めておけという。もちろんサンは、ユハがイ・ソルを名乗って王座を狙おうとしていることは知らない。その後、サンの部屋に向かったダノは、どんなことがあってもサンのそばにいると伝えた。
以前酔っ払ったサンを介抱した際に、その足首に赤い斑点があるのを見たパンヤ(ファン・ボルムビョル)は、それがイ・ソルの特徴だと知って動揺する。もしやサンが…?と不安になるパンヤ。
ユハの部屋で書物を手に取ったユク・ユクホ(イン・ギョジン)は、その内の一冊に書かれた絵を見てハッとする。それは幼い頃にダノに命を救われたサンが、ダノを想って描いた絵だった。ダノから犬小屋での一件を聞かされていたユクホは、サンこそがイ・ソルだと気付く。出勤前のサンを呼び止めたユクホは、ダノが危険な目に遭う前に二花院を離れて欲しいと頭を下げる。
ユクホの気持ちがわかると話したサンは、前々からもしものために用意しておいた隠れ家にシヨルを連れて行く。もし自分の身になにかがあれば、二花院の皆を連れてここに逃げろとサン。
その日、またしても王に呼び出されたダノは、緊張した面持ちで宮廷へ向かう。イ・ソルの正体を聞かれ、動揺するダノ。しかし最後まで、ダノは知らないと嘘をつく。宮廷を後にしたダノを変服した内禁衛が尾行する。
そこへ現れたのは、シヨル。シヨルがダノを襲おうとすると、内禁衛はすかさず応戦した。その隙を狙ってダノを安全な場所へ連れて行くサン。そしてサンは、「これ以上大切な人を失いたくない。だから俺は王位に就こうと決めた」と明かし、キスをした。
第11話感想
シヨルにダノを襲わせたのは、王からダノを守るためのサンの作戦でした。「番人からダノを守る」という名分で、見事ダノの救出に成功したサン。
実は王がダノに近づいた理由は、ダノを利用してイ・ソルをおびき出そうとしたからだったのです。もしイ・ソルが現れなければ、ダノを殺せと命じていた王。シヨルの協力でなんとかダノを安全な場所へ連れて行ったサンは、そこで自らの想いを告白。最後はキスシーンまで披露し、なんともドキドキなエンディングとなりました!
一方、着々と王位に就く準備をすすめるユハ。そんななか、本物のイ・ソルが現れたと知って、ユハの母と思われるファリョンは気が気ではありません。次回予告では、イ・ソルとして大妃に対面するユハの姿が登場。偽者のユハと本物のサン、果たしてどちらが王位に就くのか。目が離せません。
第12話視聴率3.2%
第12話あらすじ
キスを交わした後、サンはダノに王の前で一芝居打って欲しいと頼む。その頃、ユハはウォノの紹介で大妃と会っていた。ユハをイ・ソルと思い込んだ大妃は、その再会を泣いて喜ぶ。富営閣へ戻ったユハは、大妃を騙しているようで気が乗らないと話す。そんなユハに向かって、「あなたもまた、まぎれもなく世孫です」とファリョン(ハン・チェア)。
ふたたび宮廷へ戻ったダノは、内禁衛のおかげで命を救われたと語る。そして、サンに言われた通り、以前イ・ソルを探しているときにかつてイ・ソルの側近だった者が自分を訪ねて来て、これ以上イ・ソルに関われば命はないと脅されたと伝えた。
ダノの話を聞いた王は、すぐさま生き残った側近のもとへ兵を送り込む。しかし、すでにサンから連絡を受けていたキム・チウン(ペ・ヒョンギョン)は、一足先に身を隠す。
一方、なかなか現れないシヨルを心配するダノの姉ホンジュ(チョ・ヘジュ)。しばらくして何食わぬ顔でやってきたシヨルを見て、ホンジュはほっとする。
二花院への帰り道、サンはダノに、ユクホが自分の正体を知ったと明かす。ユクホと2人きりになったダノは何度もサンから離れようとしたが、どうしてもできなかったと話す。部屋から出てきたダノとユクホ、そしてサンの深刻そうな表情を見て、ユハは不安を募らせた。翌日になってもユクホの態度は変わらず。それがサンの描いた例の絵によるものだと気付いたユハは、あの絵は一体何かと問う。しかし、なにも答えようとしないサン。
その後、庭で一人佇むユクホに向かって、これまで自分が生きて来られたのは、ダノのおかげだとサンはいう。そして、もしダノが危険な目に遭いそうになったら、そのときはユクホがダノの代わりに自分の正体を告発してくれとサン。「ダノにはきっとできません。だからお願いします。二花院の皆を守って下さい」サンの言葉に、ユクホは何も返すことができない。
ソンギルが殺された尚宮に替わって大妃の資金を番人に伝達していると知ったテファは、その後をつける。しかし、その動きに気付いたシヨルが一足先に動き、番人の正体が明るみに出ることを防いだ。
サンに誘われて気を良くするダノだったが、連れていかれたのは山奥の稽古場だった。これには思わずガッカリするダノ。そんなダノに、もしものときに身を守れるようにと弓矢の使い方を教えるサン。
その頃、士(ソンビ)に扮したホンジュは、シヨルを連れてどこかへ向かう。ホンジュが向かったのは、テファの息子ヒョン(クォン・ドヒョン)の墓だった。かつて結婚を約束した人がいたと明かすホンジュ。ホンジュがヒョンの墓参りをする間、シヨルは少し離れた場所でじっと彼女を見守った。
帰り道、男装をしてシヨルと一緒に歩くホンジュを見て驚くダノ。同じくホンジュもまた、自分があげた飾りをつけてサンとデートするダノを見て驚いた。お互いに今日のことは二花院の皆には内緒にしようと約束し、二花院へ戻る一同。
木人会と接触したチウンは、そこでユハと顔を合わせる。本物のイ・ソルであることを証明して欲しいとチウンが言うと、ユハは亡き父の遺品を見せた。その後、イ・ソルを名乗って王座に就こうとする者が世子の隠し子イ・ギョムであると書いた報告書を二花院へ放り込むチウン。しかし、あろうことかそれを拾ったのはユハだった。物陰に隠れて様子を伺ったユハは、先ほど投じられた竹筒を持ち去るサンの姿を目撃。これにより、サンこそがイ・ソルだと知るユハ。
一方、イ・ギョムの正体を探ろうと、木人会のメンバーであるユハの後をつけるサン。そこでサンが目にしたのは、人々の前でイ・ソルとして指揮を執るユハの姿だった…!
第12話感想
ついにお互いの正体を知ってしまったサンとユハ。ユハとしても、もう少し早くサンの正体を知っていれば、木人会の一員としてサンと志を共にしていたかもしれませんが、、すでに皆の前で自分がイ・ソルだと名乗り、さらに大妃にも会ってしまった後なので、もう後戻りはできないといったところでしょう。
同じくイ・ギョムの正体を探ろうと木人会の会合に忍び込んだサンは、そこで皆の前に立つユハを見て愕然。まさかユハが自分の名を語って王座に就こうとしているとは、サンにとっても衝撃だったでしょうね。なんだか雲行きが怪しくなってきました。
そして、これまたサンの正体を知ったユクホ。ダノや二花院の皆のことを想うあまり、サンを遠ざけようとするユクホでしたが、そんなユクホに万が一のときは自分の正体を告発して欲しいと告げるサンがなんとも、、泣
一方、前々からシヨルのアタックを受けていたホンジュがついにその想いを受け入れることにしましたが、これにも問題が。実はシヨルこそがホンジュの婚約者を殺した番人なんですよね。もし2人がこの事実を知る日が来れば、、これまた悲しい運命が待っていそうな予感。つづきも気になります。