オクニョ 運命の女(ひと) 獄中花(オクチュンファ) 옥중화 全51話
第49話 あらすじ
文定(ムンジョン)大妃(テビ)に拘束されたオクニョ。明宗(ミョンジョン)は、オクニョを助けたければ、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンを釈放するよう大妃から交換条件を突きつけられ悩んでいた。オクニョが自分と引き換えに、ユン・ウォニョンたちが釈放されることなど望むわけがない。明宗とユン・テウォンたちは兵を使い、必死にオクニョの行方を捜すが見つからず、ついにユン・テウォンは明宗にあることを告げる。
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第49話 感想
文定大妃、最低です。
明宗王の覚悟を知っているハズなのに、周囲の取り巻きが悪いからそれを排除する。そうすれば解決できるだろうだなんて、発想が単純すぎます。明宗王のことを、未だに子供だと思っているのでしょうか? 明宗王は、取り巻きに影響されているのではなく、自分の意志で動いていると何故分からないのか…。これも、私利私欲にまみれた結果なのかも。
ユン・ウォニョンの最後に見せたテウォンへの優しさに、なんだか心が痛みます。オクニョにとっては、母殺害の企てを指示した敵なのですが、ここに来てテウォンに対する父親らしい面を見せられると、断罪すべきとの気持が揺らいできます。それに引き替え、ナンジョンは相変わらず恐ろしい。他はさておき、ナンジョンが敗北するシーンだけはシッカリと見届けたいです。
明宗王の最後の決断。切ないです。自分の病気のこともあるだろうけど、王としてやりたい事もたくさんあったと思います。でも、それすらも許されず、希望を叶える唯一の方法は退位しかないだなんて。
道半ばにして王位を退かざるを得なかった明宗王の気持を考えると、悲しくて胸が押しつぶされそうになります。これで文定大妃の目が冷めてくれると思ったのに、まさか倒れてしまうなんて。このまま目を覚まさないなんてことは許せません。なんとしても、自分のしてきた事の重さをシッカリと受け止め、反省してほしいです。
第50話 あらすじ
明宗(ミョンジョン)に譲位を宣言され、ショックで倒れた文定(ムンジョン)大妃(テビ)。やがて危篤状態になり、知らせを受けた明宗が駆けつける。兵に追われ隠れ家に逃げ込んだオクニョとユン・テウォン。大妃の策略により、逆賊に仕立て上げられていると知る。その間も、明宗やオクニョの仲間たちは次々と捕まり、ソン・ジホンたちは拷問を受け、謀反の企てを自白するよう迫られていた。
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第50話 感想
最期まで強い文定大妃でした。
文定大妃があのように傍若無人になってしまったのも、あの状況ではしかたがない事だったのかもしれません。幼い明宗王を支えるには、あそこまでの絶大な威厳とパワーが必要だった。文定大妃はとてつもなく憎い存在でしたが、今となってはとても共感でき偉大な母親だったと思います。
ここでもナンジョンの怖さを思い知らされました。ナンジョンに比べたらウォニョンはなんて人間らしいのか。比べものにもなりません。
ウォニョンも文定大妃同様に憎い相手でしたが、文定大妃の部屋の前まできて大妃様が亡くなったと知った時に思わず叫んだ「姉上」と、「姉を亡くしたのに息子まで殺せない」との言葉に救われた気がします。人としての優さを失ってはいないことにホッとしました。
ちょっと気持ち良かったのは、ドンチャンがヤン・ドングにハメられたことです。お世話になったオクニョを売ろうとするなんてとんでもない。ヤン・ドングは時々裏切る事もあり得るので不安でしたが、裏切らなかったヤン・ドングに嬉しくなりました。
ついに動き出した王女オクニョ。明宗王と力を合わせて共に戦うところにグッときます。そしていよいよ、ウォニョン&ナンジョンと直接対決です。最後はオクニョもテウォンもそして、明宗王にも笑顔が戻ることに期待します。
第51話 (最終回)あらすじ
オクニョとユン・テウォンは王、明宗(ミョンジョン)とともに朝廷にはびこるユン・ウォニョン派の一掃を開始し、次々と敵を捕まえる。2人はユン・ウォニョンの屋敷を襲撃し、ユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンを捜す。オクニョたちの反撃で窮地に陥ったユン・ウォニョンとチョン・ナンジョンは、地方の仲間に連絡し挙兵を計画するが…。いよいよ激動の最終回!
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第51話(最終回) 感想
事の起こりは、宮中の女官が皆殺しという残忍な事件から始まりました。
ストーリーが進む上でも、罪ない多くの人達が殺され、その度に裏で糸を引いていた文定大妃はじめ、ウォニョンやナンジョンが破滅するのを望んできました。
いざそれが叶ったのに、なんだか複雑な気分です。
最後こそ我を失ってしまいましたが、その直前まで強気だったナンジョン。さすがです。
オクニョの影に怯えながらも自ら命を絶つなんて、ナンジョンらしい最期だと思います。
意外だったのは、ウォニョンの最期です。まさか、ナンジョンの傍で自害するとは。
ウォニョンはナンジョンに押されているだけで、それほどナンジョンに愛情はないと思っていました。
最期に二人で共に自害できたのは、二人にとっては綺麗なラストと言えるのかもしれません。
でも、ナンジョンはともかく、ウォニョンには刑に服して亡くなって欲しかったです。
人としての優しさも見られたウォニョンですが、オクニョの母殺害の指揮を取っていたのはウォニョンなのだから、その償いは果たすべきだったと思います。
ラスト、オクニョ達がハッピーに終われて良かったです。
オクニョを支えてくれた人達は、新たな道を前に歩み始める事が出来ました。
明宗王とオクニョも、いろいろな思いがありましたが、兄妹として理想的な関係に落ち着けたと思います。
可笑しかったのは、マンス、ヨンジ、チョンドン、マノク、みんな近場で結婚しすぎです。まさかの展開に驚かされました。
このラストにチョヒがいないのだけが悔やまれます。
でも、オクニョもテウォンも明宗王にも笑顔が見られて良かったです。
オクニョ 運命の女(ひと) (原題:獄中花) あらすじ 視聴率 キャスト 感想 |
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