韓国ドラマ時代劇 あら感

麗 花萌ゆる8人の皇子たち 5話・6話 あらすじと感想 / チェ・ジモン 太祖






麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~ 全20話

第5話 あらすじ

皇宮で暮らせるようになった第4皇子ワン・ソは夜に星と空がよく見えるという理由でチェ・ジモンの部屋ともいえる瞻星台で過ごすことにする。ヘ・スの興味があると知って第8皇子ワン・ウクが贈ってくれた薬材。ヘ・スは薬材を使って早速入浴材を作り始める。その姿を見てほほ笑むウク。しかし、そんな姿を見たヘ氏夫人は快く思わないが、表には出さずに相変わらずヘ・スを褒めつづける。

ヘ氏夫人に呼ばれてヘ・スが出向くと夫人は具合が悪くてすでに床についていて、代わりに詩を書くウクの相手をすることになる。ぎこちない空気が流れる中、ウクはヘ・スに詩を贈る。ところがヘ・スには意味が分からない。
そこにやってきた第13皇子が協力するつもりで読んだとたんに顔色を変えてしまい……。

http://www.kntv.co.jp/story/p0720/story05.php

第5話 感想

quetalsurinoさん

8皇子のヘ・スへの思いに気づいたヘ氏夫人をみるのが辛く、悲しい展開になりました。5話の一番の見どころは、ヘ・スと8皇子の雪の上でのシーンです。8皇子の配慮で得意な石鹸作りに没頭することができ、彼女はお礼に手作り石鹸をプレゼントするシーンです。彼女の恥ずかしそうな表情に笑顔で返す8皇子!「麗」は中国ドラマ「宮廷女官 若曦(ジャクギ)」のリメイクですが、現代からタイムスリップしてきた若曦(ジャクギ)が清で初めてむかえることに。初雪が降る日に8皇子と手をつなぐシーンを思い出しました。設定も状況も違いますが、お互いの気持ちが通じたシーンとして記憶しています。さすが韓国ドラマの映像や完成度が高くヘ・スと8皇子の方がみごたえはあったと思います。

8皇子は石鹸のお礼にとヘ・スに恋を歌った詩を贈りますが、漢字の読めないヘ・スですが、好きな8皇子からの詩にドキドキする姿か可愛かったです。詩を代わりに読んであげた13皇子やヘ氏夫人は8皇子の気持ちに気づきます。

ヘ・スと8皇子はお互いの気持ちを伝いあえるほど親密になりますが、病状が悪化したヘ氏夫人は結局死んでしまいます。彼女の死は切なくとても悲しいものでした。ヘ氏夫人を背負い白い雪道をゆっくり歩く8皇子のシーンはとても印象深いものでした。その後ろには悲しむヘ・スがいます。このシーンがもう少し長く続いて欲しいと思うくらい余韻が残るシーンでした。

ヘ・スは皇宮訪れることになり偶然ですがチェ・ジモンと出会います。彼女がタイムスリップする前に話していたホームレスと同じ顔の彼はもしかしてヘ・スのように現代から高麗にタイムスリップした人物なのでしょうか。予知能力や科学者として登場するチェ・ジモンですが、彼の正体が気になる5話でした。

主要キャラクター:8皇子 4皇子 13皇子 皇后ファンボ氏 チェ・ジモン(謎の男)

管理人
チェ・ジモン 高麗の臣下、天文官 キム・ソンギュン
ハジン(ヘ・ス)がタイムスリップする前に話していたホームレスと同じ顔で高麗では高麗の臣下、天文官(予知能力や科学者)として登場する。
キム・ソンギュン 김성균 1980年5月25日生 178cm
応答せよ1994 サムチョンボ 下宿生、延世大学コンピューター工学科
応答せよ1988 キム・ソンギュン ドンイルの大家、クムソン電子代理店

※※※

謎の男的存在 チェ・ジモンですが、(崔知夢) 実在した人物で天文占いをしていたようです。
ワン・ゴン、惠宗、定宗など3人の皇帝を補佐した高麗時代の功臣。『光宗大王 〜帝国の朝〜』(2002年韓国KBS)ではチョン・ドンファンが演じています。「輝くか、狂うか」ではキム・ビョンオクが演じている。

第6話 あらすじ

ヘ氏夫人の葬儀を行う第8皇子ウクとヘ・ス。ウクはむせび泣きながら、なぜヘ氏夫人に思いを告げられなかったことを後悔する。そしてヘ氏夫人に人知れず思いを寄せていた第13皇子も深い悲しみに陥りヘ・スと慰め合う。悲しみに暮れるヘ・スを心配した第10皇子ウンは用意した人形劇を見せながら慰め、おかげでヘ・スに笑顔が戻る。

一方、皇女ヨンファはヘ・ス本人も知らない婚姻の知らせを伝える。突然の知らせにヘ・スは驚き、特にウクは戸惑いを隠せない。あまりにも急な出来事ではあるものの善は急げとばかりに周囲の人々はせかすばかり。

瞬く間に皇子たちも知ることになり、挙げ句の果てにはウクの相手が“還暦を過ぎた子だくさんの女性”という噂まで流れることに。戸惑ったウクは他の皇子たちに助けを求め、ヘ・スの脱出作戦を試みるが……。

http://www.kntv.co.jp/story/p0720/story06.php

第6話 感想

quetalsurinoさん

ヘ氏夫人の死後、8皇子とヘ・スの関係が気になりましたが、驚く展開があります。ヨンファからヘ・スの婚礼が決まったことを知らされますが、その相手が60歳を過ぎたお年寄りと知り、皇子たち(4皇子も含め)がヘ・スを逃がすことになります。しかし、彼女の婚礼相手が太祖と知ったヘ・スは8皇子をはじめ皇子たちを思い皇宮に入る決心をします。太祖とヘ・スの婚礼とは、驚きの連続です。8皇子の母、皇后ファンボ氏はすでに知っていた様子なのが気になりました。彼女は本音を全く言わない慎重な性格だと思います。4皇子の顔が傷ついたのも太祖が結婚を繰り返したことが原因でしたが、皇后ユ氏は太祖とヘ・スとの婚礼に不満がある様子です。

皇帝に逆らうと命を落とすことになる皇子たちを心配し、皇宮には来たものの、ヘ・スは逃げたいと思う気持ちがいっぱいです。皇帝の相手は体に傷があってはならないことを思い出したヘ・スは皇帝との婚礼を避けるために手首に傷をつけ、太祖との結婚を取りやめることに成功しますが、その責任を負って貴族としても身分を奪われことになります。全く予想できない展開が続きますが、ヘ・スはオ・サングン(女官)の申し出で、宮女となります。

皇帝との婚礼のエピソードがきっかけで、8皇子はヘ・スへの恋の告白をします。ヘ・スも気持ちを打ちあけます。今後皇宮で生活することになったヘ・スの運命や恋はどう変わっていくのでしょうか。

これまで思い出せなかったあることを思い出します。それは、8人の皇子の中の一人が高麗の4代皇帝の光宗(クァンジョン)になることでした。クァンジョンは即位後に、兄弟や甥たちを含め豪族たちを粛清したことで知られている皇帝です。高麗の歴史を知るヘ・スは今後、これまで通りに皇子たちと接することはできるのでしょうか。無邪気な彼女は今後茶美園(皇宮)で生き残ることはできるのでしょうか。多くの疑問を残したまま話はすすんでいきます。

主要キャラクター:太祖、皇子たち(3皇子の登場なし)、皇后たち、ヨンファ、オ・サングン、チェ・ジモン

ワン・ゴン  (太祖)  高麗初代王  チョ・ミンギ
チョ・ミンギ 조병기 生年月日] 1966年11月5日  178cm 72kg
一枝梅(イルジメ) イ・ウォノ イルジメの亡父、タンの初恋の相手
大風水 イ・イニム ジョングンの父、高麗の文臣
善徳女王 真平王 トンマンの父、新羅第26代王
大風水 イ・イニム ジョングンの父、高麗の文臣
華政(ファジョン) キム・ジャジョム 功西派の領袖

チョ・ミンギ 조병기 芸能生活20数年のベテラン俳優。時代劇もいくつも出演しており、おなじみの顔。俳優チョ・ヒョンギは従兄。

※※※

本家・中国版 宮廷女官若曦(ジャクギ) では康熙帝は ダミアン・ラウが演じている。

出典:http://www.bs-j.co.jp/jyakugi/subcast.html#cast08
ダミアン・ラウ(劉松仁/Damian LAU Chung Yan)
1949年10月14日香港生まれ。1971年テレビ局の俳優訓練生になり、多数のドラマに出演する。その後は台湾・中国にも進出し、ドラマや映画で活躍する。
史実康熙帝はわずか8歳で即位。1681年に乱を鎮圧し、1683年には台湾をも制圧し、中国を統一する。 皇太子を立てることなく68歳で病死したため王位争いがおこり“九王奪嫡”が巻き起こる。

中国の皇帝はこの作品若曦も見てもわかるように絶対的権威。兄弟や皇子といえども権威権力が圧倒的に違うのが見せつけられる。韓国も王は絶対的権威だが、中国の皇帝の方がもっとその差が激しいのが分かる。

※※※

「輝くか、狂うか」ではワン・ゴン(太祖)役は ナム・ギョンウプが演じている。ただ、1話で登場2話では亡くなってしまうため、ほとんどあらすじ上の必要な部分程度の出演。

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