韓国ドラマ時代劇 あら感

高麗契丹戦争 第25話・26話 あらすじと感想

高麗契丹戦争





高麗契丹戦争  고려거란전쟁 2023年放送 全32話

daisySSさん

第25話視聴率8.7

第25話あらすじ

将軍チェ・ジルは集めた軍人たちに、「これまでも武官たちを無視してきたが、もうこれ以上差別は許さない」と語ると、チェ・ジルの発言に賛同する兵士たち。

キム・フンはそんなチェ・ジルに、「これは反逆だ」と注意します。しかし、チェ・ジルは顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)に、害を加えることはしないと説得します。

武官たちの立場を改善するためだとキム・フンを説得したチェ・ジル。キム・フンは迷いながらもチェ・ジルに賛同します。

長く続いた契丹(きったん)との戦争のため、財政は破綻。。。文官たちは、武官たちに支払われる年俸である「永業田」を回収して、文官たちの給料を支払う考えをもち始めます。

武官への差別に加え、支払われるべき給料まで奪われることになると、武官たちはこれに対して敏感な反応を見せます。

ユジンはチャン・ヨヌに、財政問題を解決するよう求め。。。チャン・ヨヌは、ファンボ・ユイに解決方法を探すよう伝え、、、結果としてあげられたのが、武官たちに支払われる「永業田」を回収して文官たちへの給料として支払うことでした。

他に方法がないのかを再度確認するチャン・ヨヌ。しかし、別の解決策は見つからず。。。

チェ・ジルを刺激して反逆を企むパク・ジンは、戦争で燃やされた元貞王后(イ・シア)の宮を建設するための費用を出します。

元貞王后(イ・シア)の部屋に仏像まで準備しては、彼女に接近した意図を少し見えるパク・ジン。反逆のことは口にすることはないものの、元貞王后が望むことは必ず叶うと意味深げな発言をします。

過去、ウォンソン(ハ・スンリ)を殺すチャンスがあったにも、彼女を生かしておいたパク・ジン。

顕宗/ヒョンジョンが妻として彼女を迎え入れた後、ウォンソンへの激しい嫉妬にかられた元貞王后の気持ちを利用するかのようなパク・ジン。。。

開京に来て3年間、チェ・ジルやキム・フンの不満を刺激して、反逆を企ませただけでなく、元貞王后に意図的に接近しては、顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)を廃位させる考えを実行する時が来たと考えるパク・ジン。

「永業田」を回収して、文官たちに支払う計画だと聞かされたチェ・ジルとキム・フンは、反逆を起こすことに同意します。その方法はすべてパク・ジンが立てた計画通りに従うことにする二人。

その頃、元貞王后は妹からパク・ジンと親しくすることは危険だと言われるも、ウォンソンを追い出すことができるなら、パク・ジンと手を結ぶことも可能だと強い意志をみせます。

カン・ガムチャン(チェ・スジョン)は、契丹(きったん)が再び戦争を起こすと予想すると、次の侵略に備えるため、軍を整備します。

これまで何度も小さな戦いを始めていた契丹(きったん)。。。

一方、契丹(きったん)の皇宮では、ソヤユルユンソが、高麗への攻撃が再び失敗したとの報告をソ・ベアプ(キム・ジュンべ)から受けると、ガッカリします。

これまで「永業田」を回収することは正式に議論されることはなかったが、ついにチャン・ヨヌにより、明かされ、、、既に知っていたにも拘わらず反対の声をあげるチェ・ジルとキム・フン。

反乱を起こす理由を探っていた中、「永業田」を回収がその引き金になることに。。。

反対の声をあげた二人が去った後、顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)は他の方法を模索するよう命じ、カン・ガムチャンは、解決する方法を提案します。

しかし、そのことはチェ・ジルとキム・フンに伝わることなく、二人が率いる反乱軍は、素早く動き顕宗/ヒョンジョンのいる王宮まで進み、、、顕宗/ヒョンジョンへの要求を始めるチェ・ジルとキム・フン。

一方、元貞王后はパク・ジンの罠にハマったことに気づきます。協力するよう言われた元貞王后は。。。

第25話感想

今後迎えることになる契丹(きったん)との戦争を前に、チェ・ジルとキム・フンの反乱がついに起きました。

契丹(きったん)と高麗の間では小さな戦いが続いていた状態で、二人が犯した反乱は一方間違えると契丹(きったん)が侵略するチャンスを与えることに程の出来事へと発展する可能性があったようです。

今話になり、パク・ジンの大活躍ぶりが描かれました。この人物は歴史上、実在しない架空の人物のようですね。

ウォンソンを追い出したい気持ちから、協力してはいけない相手パク・ジンと手を結んでしまった元貞王后は、どのような結末を迎えることになるのでしょうか。

第26話視聴率11.5

第26話あらすじ

パク・ジンは顕宗/ヒョンジョン(キム・ドンジュン)の命を理由に、元貞王后(イ・シア)を脅迫します。仕方なく、交書を準備するしかない状況。。。

その交書は軍人たちに送られます。西北方面の軍は開京の状況が把握できず、カン・ジョ(イ・ウォンジョン)の時と同じような状況になる可能性があるとの心配をします。

東北方面の軍は、カン・ガムチャン(チェ・スジョン)が直接、顕宗/ヒョンジョンの命令で受けてきたため、動揺することなく、軍人たちが移動し開京に到着します。

チェ・ジルは顕宗/ヒョンジョンを確保するべきだと主張し、キム・フンはチャン・ヨヌとファンボ・ユイを渡した顕宗/ヒョンジョンを威圧することはできないと、対立します。

キム・ウンブは顕宗/ヒョンジョンに、国境側から到着した軍人たちを元の場所に戻すよう申し出ます。カン・ジョのことをあげると、戦うことで軍力を失う結果を招くこともあると語り、説得をします。

しかし、裏切った家臣たちを許し続けることはできないと語る家臣たちの意見を受け入れ、顕宗/ヒョンジョンはその提案を拒否します。

パク・ジンの脅迫に、元貞王后(イ・シア)は仕方なくキム・フンに交書を渡します。顕宗/ヒョンジョンを確保するよう命じられると、イ・ヒョンが阻止して顕宗/ヒョンジョンを守ろうとします。

キム・フンはイ・ヒョンを斬りたくないとの気持ちを伝えます。これまでに二人の関係よりも、顕宗/ヒョンジョンを守る方が大事だと語るイ・ヒョンは、自分の命を懸けて顕宗/ヒョンジョンを守ると話します。

その意志を曲げることなく戦ったイ・ヒョンは命を落とし。。。

顕宗/ヒョンジョンのいる大殿に進入した軍人たちは、大臣たちの命を利用し、顕宗/ヒョンジョンに圧力をかけ、結局、キム・フンの部下たちに捕まり確保されてしまいます。

顕宗/ヒョンジョンの身がキム・フンの手に渡ったと知った元貞王后(イ・シア)は、自分が反逆に手を貸したことに気づくと、自分の行動がどのような結果を招いたのか気づくと、深く後悔。

東北方面からの軍が到着した時には、既に顕宗/ヒョンジョンは、キム・フンによって確保され、、、軍には国境地帯に戻るよう命じます。

これ以上の犠牲を望まない顕宗/ヒョンジョンは、「誰も殺すな」と伝え、、、キム・フンは要求をのんでくれた顕宗/ヒョンジョンに対して謝罪の言葉を送ります。

約束を守り、これ以上の犠牲は出さないと約束するも、キム・フンとは違う意見を持つチェ・っジル(チュ・ソクテ)は不満をみせます。

チャン・ヨヌとファンボ・ユイは島流しの刑となり、チ・チェムンの行方は分からない状況で、新しい将軍が任命されます。

キム・ウンブと彼の家族は開京から追い出され、顕宗/ヒョンジョンはウォンソン(ハ・スンリ)の行方を調べます。

武官たちは勝利を祝い喜びます。その時、チェ・ジルは、「これで我々が高麗の主人だ」と言います。

その言葉に、キム・フンは計計画していたことと違う状況に気付く。。。

その頃、武官たちが集まり状況を共有します。チェ・ハンは西北方面の軍が開京に到着しなかった理由が気になり、カン・ガムチャンは元貞王后(イ・シア)が交書を出したことを伝えると、彼女が反逆に加担した可能性があると話します。

そのことを知った顕宗/ヒョンジョンに、、、カン・ミンチョムはチェ・グも大殿から逃げたことを報告すると、反逆に手を貸したと伝えます。

元貞王后が自分を裏切ったことを知った顕宗/ヒョンジョンに、自分も脅迫をされて協力したと話す元貞王后。嫉妬から始まったことだと認めた元貞王后に対して、顕宗/ヒョンジョンはウォンソンの居場所を確認します。

一方、牢獄に入れられていたチ・チェムンは、脱出に成功し、カン・ガムチャンに発見されます。カン・ガムチャンは、チ・チェムンにウォンソンを見つけて、安全な場所において守って欲しいお願いをします。

キム・フンはチェ・ジルがキム・ウンブと彼の家族を脅したことを知ると、利用されたことを薄々気づき始め。。。

カン・ガムチャン側は、パク・ジンがすべてを計画したと考えます。顕宗/ヒョンジョンを殺そうとした刺客がパク・ジンだった可能性があると考えると、パク・ジンの肩に傷があるかを確認します。

予想していた通り、肩には弓によってつけられた傷跡が。。。

第26話感想

武官たちの不満が爆発して起きた、反逆。。。

背後にパク・ジンがあると気づいたカン・ガムチャンが動きました。

王を襲った刺客も反逆を計画したのも、将軍たちでなく、、彼らを動かしていたブレインがあったと気づいたカン・ガムチャンは、次にどのような行動を取ることになるのでしょう。

この反乱で、元貞王后は王后の座から降ろされることになるようですね。


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