韓国ドラマ時代劇 あら感

青春越壁 11話・12話 あらすじと感想

青春越壁





青春越壁 청춘월담 2023年放送 tvN 月火 全20話

daisySSさん

第11話視聴率3.598%

第11話あらすじ

僻村出身の内官と宮女たちを東宮殿に呼び、10年前の事件に関して質問を続けるも、捜査は進まず情報を集めることすらできない。

世子イ・ファン(パク・ヒョンシクは気持ちを落ち着かせるため、宮廷内を歩きまわり、ミン・ジェイ(チョン・ソニ)は静かに彼の側を守ります。

そんな二人の様子を監視する一人の宮女、、、誰かにメッセージをのこします。事件に関して調べを進めるイ・ファンは、10年前の事件に関して記録されているが、王による尋問はなかったことに疑問を抱き始めます。

世子は自分に「鬼の書」を送り、命を狙ったことやミン・ジェイの家族を殺害したのも、僻村出身でないことを願い、、、

その頃、右議政のチョ・ウォンボの屋敷には、彼の悪事を知る何者かよる脅迫文が届き、字を確認すると、誰の字なのか気づいた様子のチョ・ウォンボ。

乾燥させた花びらに関しての調査を続ける中、結婚話が出ている相手からふられて落ち込むキム・ミョンジン(イ・テソン)。しかし、ずっと会いたいと思っていた師匠と再会を果たすと気を取り直して、捜査に専念する。

食べ物を盗んで逃げる少年が刑曹判書の大事な壺を割ったことで、大騒ぎが起きます。高額な壺を破損したことに腹を立たせる刑曹判書は、「弁償できないなら、奴隷にする」と語ると少年に暴力を加えます。

その場面を目撃したチャン・ガラム(ピョ・イェジン)は少年をかばい、、、逆にことが大きくなり、、、その時、そっと刑曹判書に近づく男、、、それは変装したイ・ファン。

「贅沢品と定められたものを持っているとなると…」と語るイ・ファンが世子だと気づく、逃げるようにその場を立ち去るが刑曹判書。

その後、少年が僻村出身、両親を亡くして病気の姉の面倒を見ていると知ると、少年と姉が食事を取ることができるよう手配。一方、王宮では脅迫文を受けたチョ・ウォンボは、王を動かします。

僻村出身の内官や宮女たちは行く当てもなく、王宮を追われる身になり、、、世子イ・ファンに助けを求める。

イ・ファンは王を訪ね、、、父への自分の意見を伝えます。二人の会話を外で聞いているチョ・ウォンボ。

王はイ・ファンが自分を批判する発言に怒りを見せ、、、イ・ファンの意見は取り入られることない。王は世子を東宮殿から一歩も外に出すなと命じ、10日、15日20日、、、30日と時間ばかりが過ぎます。

東宮殿から外に出ることが許されない状況が続き、イ・ファンは父に見捨てられたと、、、精神面で落ち込み涙を見せます。

第11話感想

イ・ファンは果たして世子の座を守る続けることは出来る??

王を怒らせてしまっただけでなく、チョ・ウォンボはイ・ファンを世子から廃位させて、チョ家の血を引く王子を世子にする計画。

イ・ファンと王が対立することになり、チョ・ウォンボの計画通りに進む感じがしますが、王宮の外ではキム・ミョンジンが事件の真相を明らかにする手がかりを見つけるため、動いているようです。

今話のエンディングで涙をイ・ファンの姿に切ない気持ちになりましたが、次の話ではイ・ファンにとって、問題を解決することができる手がかりが早く見つかり、自由の身になることを期待します。

王は、本当にイ・ファンを世子のから廃位させるのでしょうか。

チョ・ウォンボが王まで動かせるすごい勢力を持っていることは分かりましたが、一体10年前、何があったのでしょう。

僻村出身者を差別するようなことになり、地域間の感情を刺激するような出来事へと発展しないことを願いますが、10年前1ヶ月程の短い時間で、僻村で反乱を計画したと、、、正確な記録がないこの事件に、チョ・ウォンボの弟が関係しているように見えました。

チョ・ウォンボは一体何を隠しているのでしょう。イ・ファンは10年前の事件が怪しいと考えていることから、どんな形で事件の真相が明かされるのか、今後は更に緊張感のある展開が描かれそうですね。

キム・ミョンジンの師匠のムジン法師が突如不思議な行動を取り、何か隠している可能性もありそうです。

一方、ガラムは自分を助けてくれた世子に好意を持ち始めたようで、東宮殿から外に一歩も出られないイ・ファンのために、キム・ミョンジンとガラムが活躍して、先ずは乾燥させた花びらの用途や目的を明確にして欲しいですね。

莫大な力を持つチョ・ウォンボから世子を守るための王の決断だったのか、それとも王もイ・ファンではなく、継妃の間で生まれた王子の方を世子にする考えなのか、そろそろ王の考えを明確に見せて欲しいですね。

第12話視聴率3.651%

第12話あらすじ

10年前の事件を調べ続けるミン・ジェイは、「パク・ハンス」という人物を調べるようアドバイスされ。。。

世子の東宮殿に監禁状態になって1ヶ月。状況が変わらないことに不安を見せるのは本人のイ・ファン(パク・ヒョンシク)だけでなく、王宮内では世子の座から追われ可能性があると、不安の声が。。。

イ・ファンがこのままだと廃位となる可能性が高いことを心配する継妃は、王に世子を許すよう説得します。

しかし、そのことが伯父のチョ・ウォンボに伝わると、激怒した姿で現れ継妃を脅す。何もできない継妃は、その怒りから自分で自分を傷つける自害をするだけ。

ミン・ジェイ(チョン・ソニ)とすれ違ったチョ・ウォンボは、「お前がコ・スンドルではないことは知っている。世子が側に置く理由をゆっくり調べるのも楽しいな」と語るとジェイを不安にさせます。

本の間に隠して運んでいたイ・ファンの手紙を差し出すよう求めるチョ・ウォンボ、、、しかし、その場を目撃したハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)により助けられたジェイ。

イ・ファンは彼女がまさかのミン・ジェイだとチョ・ウォンボは気づいていないと、「僕はお前を、お前は僕を守るってことだなぁ」安心させる。

イ・ファンを自由にするために、動いていたミン・ジェイ(チョン・ソニ)は成均館の儒生たちを説得することに成功。儒生たちの声が高まると王はイ・ファンを許し、自由の身になったイ・ファン。一度読んだものはすべて記憶する天才的な能力を儒生たちの前で披露し、儒生たちの注目の的になります。

儒生たちを動かしたのはミン・ジェイだけの力ではなく、マンヨン堂キム・ミョンジン(イ・テソン)と弟子のチャン・ガラム(ピョ・イェジン)。

キム・ミョンジンが成均館が辞めた理由は、広い世界に興味があったからだと語り、、、彼の協力で儒生たちを動かくことができた事を、イ・ファンも既に気づいている。

そのお礼に二人に食事をご馳走するイ・ファンはジェイにプレゼントするために購入したブレスレットを彼女に渡すことができず。。。

監禁状態にあった世子を自由にすることには成功するも、調べていた事件に関しての捜査には進展がない状況が続きます。

ミン・ジェイはまずなぜ、亡くなった親友のシムヨンの髪が白く変わっていたか、その理由を明確にすることができない。

また、お香として焚かれていた乾燥花びらに、ヒーリング以上の効果があるかいなかも確認できず、、、事件に関して再度振り返り。。。

父が亡くなった時の記憶を一部取り戻したミン・ジェイは、父に手紙を届けに訪れた男がテガンだと気づく。

イ・ファンと一緒にいる姿を見ると危険であることを伝えますが、状況が把握できない世子、、、剣を手に取ると、テガンに向ける。

しかし、一瞬で剣を奪い取られて、逆に剣を向けられるミン・ジェイ。

第12話感想

家族が殺害された事件に関する記憶が戻りつつある・・・ミン・ジェイが失われていた記憶が戻り、父に手紙を渡したのが誰なのかついに思い出します。

事件の真相を知るはずのその人物は、イ・ファンから厚い信頼を得ている護衛のテガン、、、彼がミン・ジェイの父に届けた手紙、、、世子からの物だったのでしょうか。

もし世子からの手紙を伝えるために、あの日屋敷を訪れていたとすれば、手紙にはどのような内容が書かれていたのか、事件を解決するにあたり重要なキーになる可能緒性もありますね!

今話は、王の命令で東宮殿から外に出ることを禁じられた世子が再び自由になるまでを描いた内容でした。

一度目を通した本の内容は全て記憶するという天才、、、その能力を披露したことで、勉強熱心な儒生たちの反応は肯定的。

今後、チョ・ウォンボと正面対決することになるイ・ファンのバックアップ的な存在になるのは儒生たちのようで、、、先が予想できそうでできない展開が描かれることが期待されます。

本来なら、無実を証明して結婚する予定だった婚約者ハン・ソンオン(ユン・ジョンソク)のもとに戻るため、動いてきたミン・ジェイ。

しかし、事件が解決し無実を証明したとしても、気持ち的な面で結婚を約束した相手ハン・ソンオンではなく、気持ちが世子に向いていることから、ドラマの後半部は心理的な葛藤も描かれることになりそうですね。

ミン・ジェイの働き賭けで再び自由な身になったイ・ファン、、、

今話のエンディングではミン・ジェイの身に危険が及ぶ、、、次にどうなるのかが予想できない驚きのエンディングを迎え、、、ミン・ジェイの家族が殺害された事件の真相は明かされることになるのでしょうか。


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