韓国ドラマ時代劇 あら感

赤い袖先 9話・10話 あらすじと感想

赤い袖先





袖先赤いクットン (そでさきあかいくっとん) 옷소매 붉은 끝동 Red Sleeve 2021年放送 MBC水木 全16話

第9話視聴率10.9%

daisySSさん

第9話あらすじ

イサン(イ・ジュノ)は初恋相手がソン・ドクイム(イ・セヨン)だと知ると、彼女への気持ちは歯止めがつかない程、、、イサンの気持ちを受け入れることができないドクイムは悩みます。家臣としてイサンを守ると気持ちを優先させるべきか、宮女としてイサンに恋する気持ちを認めるべきなのか結論が出せず、イサンへの気持ちは恋ではないふりをして、イサンは気持ちを受け入れないドクイムに心を痛める。

王に呼ばれたイサン、、、認知症が進む王は、イサンを呼んだ理由を思い出せず、王妃キム氏(チャン・ヒジン)の力をかります。王の代わりに陵幸(王が陵へ行幸すること)を命じられたイサン。王は念のためと、虎符(軍隊を動かす時に下す兵符:命令書のような物)を渡します。

宮女たちによって結成された組織クァンハン宮のトップである尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)は、王の監視の目が届かない陵幸(王が陵へ行幸すること)先でイサンを殺害する計画を進めます。イサンが行宮に到着すると、長く使われていなかったため、宮女たちは急いで大掃除を始め、クタクタの状態。世子が使う部屋を温めることができず、ソ尚宮の命令でイサンの布団を温めるために、横のなったドクイムは疲れのあまり眠りに落ちてしまいます。

一方、陵幸(王が陵へ行幸すること)の途中、王宮と偽り少女たちが拉致される事件が発生していると聞かされたイサンは、すぐに事件を調査させようとします。しかし、イサンが動くのは危険だと捜査の命令を下すことを阻止するホン・ドクロ(カンフン)の言葉に、何もできない自分の立場に苛立ちを覚えるイサン。部屋に戻り、無邪気に眠っているドクイムを見つけると愛おしそうに見つめ、彼女の顔に手を伸ばしますが、触れることはなくドクイムをそのまま眠らせます。

その頃、宮女のカン・ウォルヘ(ジウン)は尚宮ジョ氏から「今夜、亥時(9時から11時頃)」と書かれたメッセージを受け取ります。食材がなくなったとソ尚宮を官庁(官衙)に向かわせ、ドクイムがソ尚宮共に向かう。途中、宮女たちによって結成された組織クァンハン宮の存在を聞かされたドクイムは、組織が本当に存在することに驚きます。

川の近くを歩いてソ尚宮とドクイムは、東宮殿の護衛武士が使用する火薬袋を発見すると、何かが起こっていると予想。「反乱だ」と語るソ尚宮の言葉に、凧を上げてイサンに危険を知らせるドクイム。急いで行宮に向かっても、間に合わないと知りながらもイサンが心配でドクイムは急いで向かいます。

危険を知らせる合図に行宮内の状況を把握したイサンは、弔銃と火薬が消えたことを知ると、攻撃されることになると気づくと、ホン・ドクロ(カンフン)に軍を出動させるために向かわせ、残されたわずかな護衛武士と共に、敵が内部にいるか外からの攻撃となるのかを把握するために動いたイサン。

イサンの命を狙うために攻撃を開始したクァンハン宮の宮女たち、、、イサンの部屋に侵入した宮女は彼の命を狙うため銃を向けますが、護衛武士のカン・テホがイサンのふりをしていたことを知ると、自害する宮女。

尚宮ジョ氏からの伝言通りの時間になると、カン・ウォルヘ(ジウン)が武装した宮女たちを連れて攻撃を始めます。しかし、攻撃された時を準備していたイサンと護衛武士たちが現れ、戦いが始まります。カン・ウォルヘとイサンの正面対決が始まります。死亡した攻撃者たちが全員女性だと知ったイサン、、、攻撃を命令したものが王宮にいると気づきます。

クァンハン宮の攻撃に圧倒的に対抗する数の少ないイサンの部下たちが、困難を迎えた時、ホン・ドクロ(カンフン)が軍を連れて現れ、攻撃からイサンを守ります。状況が分からないドクイムは、イサンの安否を心配して走って行宮に近づき。ドクイムの赤い袖先を確認したイサンが、ドクイムを抱きかかえ。彼が無事だと確認すると意識を失う。

そんなドクイムにイサンは、ドクイムへの熱い想いを告白。

第9話感想

今話も胸キュンするエンディングが描かれました!

第2話で見せたイサンのアクションシーンに続き、今話、攻撃から身を守るために戦うイサンの姿がカッコよかったです。ツンデレな王子様から、恋に一途な王子様に続き、アクションまで完璧に披露する王子様役を演じるイ・ジュノへの好感度が上がりました。

エンディングシーンのイサンのセリフは本当に素敵でした。イサンの気持ちをドクイムが受け入れて欲しいです。イサンのためなら身を乗り出して積極的に活躍するドクイムの姿が、今後も描かれることになりますが、その分、ドクイムの身に危険が及びそうですね。 ドクイムへのイサンの気持ちが彼にとって弱点となることにならないことを願いますが、尚宮ジョ氏がイサンの気持ちを知った後、ドクイムに危険が及ぶことになりそうです。

宮女たちによって結成された組織クァンハン宮が実在することを知ったドクイム。イサンも自分を攻撃した武装勢力が全員女性だったことから、背後に誰がいるのか調べ始めるようです。ファワン王女(ソ・ヒョリム)もクァンハン宮から援助を受けていたようで、利用できないと知ると彼女への援助を断ち切ろうとする尚宮ジョ氏。結局、尚宮ジョ氏がイサンを廃位させようとする勢力の中心的な人物なのでしょうか。

今話も面白かったです!

第10話視聴率10.2%

daisySSさん

第10話あらすじ

イサン(イ・ジュノ)を心配し行宮に急いだソン・ドクイム(イ・セヨン)は、イサンを見るとそのまま意識を失い、彼女を愛おしそうに見つめ、彼女への気持ちを伝えるイサン。ホン・ドクロ(カンフン)は、そんなイサンに、今は宮女に気を取られている場合ではないと、急いでイサンを殺害しようとした背後を調べる必要があり、軍を率いるべきだと助言します。

ドクイムを一人にできないイサンは迷い、その時、ソ尚宮が駆け付けると、彼女のドクイムを任せ、ホン・ドクロと共に彼を待つ軍のもとに向かいます。イサン殺害計画が失敗に終わったことを知ると、尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)は左議政ホン・ジョンヨに協力を求めます。

イサンが王宮に戻る前に、反乱に関する偽りの情報を王に提供するため、左議政ホン・ジョンヨは王を訪ねると、自分の権力を見せつけるためにイサンが軍を動かしたと告げます。イサンを殺害する計画はなかったと伝えられた王は、イサンを警戒し、東宮殿から王の宮殿に近い宮殿への引っ越しを命じ。

イサンが東宮殿を離れことで、ドクイムは再び書庫に配属されます。ハニャンの王宮に戻って以来、イサンに会えない日が続き、元気のないドクイムは「会いたい」とつぶやいてしまいます。その時、彼女の前にイサンが登場すると、ドクイムは驚きながらも内心喜びを隠せない。

凧を上げてイサンの命を助けたお礼に望みを聞くと語るイサン。ドクイムは千里鏡(朝鮮時代の望遠鏡)を使ってみたいと話すと、イサンが持っている千里鏡を使わせます。楽しそうに空を覗き込むドクイムを見つめるイサンは、涙を流すほど会いたかったのが誰なのかをドクイムに尋ね、、、驚くドクイム。

「ドクイム、もしも君の気持ちが僕と同じなら・・・」と語り、イサンはドクイムへの気持ちをきちんとして自分の言葉で伝えようとします。「それ以上言わないでください」と急いでイサンの発言をとめるドクイムは、王に即位するまでは他のことは忘れ、王になることだけを考えてください」と返事するドクイムの言葉に、イサンはそっと彼女の額にぉ氏キスします。ドクイムの望みはイサンが良き王になること。

ソ尚宮とカン・ウォルヘ(ジウン)の会話を耳にしたドクイムは、イサンを攻撃したのがクァンハン宮だと疑うと、イサンの殺害を計画した証拠が見つかる場合、無理やりクァンハン宮の連判状に捺印させられたソ尚宮も処罰されることを恐れ、クァンハン宮のメンバーの手形が押された連判状を処分する計画を立てます。

クァンハン宮への秘密通路を発見したドクイムは、中で思悼世子(サドセジャ)の乳母パク尚宮がイサンに渡そうとしたフィヤン(頭にかぶる防寒具)を発見すると、監禁されていたパク尚宮を見つけ、救助します。尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)はパク尚宮が消えたことを知り、、、動揺する。

王のための宴会が予定され、尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)はその時、イサンを狙う計画を立てます。王のために多くの料理が準備され、ケジャン(生の蟹の醬油漬け)と柿を見た王の表情がこわばり、周りが緊張します。

ケジャンと柿は先代王である景宗を毒殺した時に使われたと疑われる料理で、王が先王を殺害したとの噂があり、禁じられたもの。尚宮ジョ氏の計画は、イサンが王のためにこれらを準備したとして、イサンを罠にはめることでした。

王は誰が準備したのか当てると語ると、熱されたこてを手に取ると、イサンがいる方向に歩き出し。。。

第10話感想

胸キュン!

ハラハラするエンディング!

イサンのドクイムへの気持ちはますます大きくなるようです。ロマンチックな展開が今話も続きました。ドクイムがイサンの恋を受け入れない理由は、敵の多いイサンにとって自分の存在が弱点になることに気づき、彼との距離を保とうとするように受け取ることができました。イサンがドクイムの額にキスしたのは、イサンのために距離を置こうとするドクイムの気持ちに気づいたからでしょうか。

左議政ホン・ジョンヨは王がイサンを疑うよう動きました。行宮でイサンを殺害することに失敗した尚宮ジョ氏(パク・ジヨン)は新たな計画を立てます。王のための宴会に準備された料理は、禁じられた組み合わせのものでした。イサンはこのことを知らずケジャンと柿を準備したのでしょうか。

次から次に迎える危機をイサンはどのように乗り越えることができるのでしょうか。こわばった表情を見せる王はイサンを疑い始めたようで、王とイサンの仲に溝が深まることになるのか、ドクイムとイサンの恋の行方だけではなく、彼を取り巻く政治的な動きも興味深く描かれることになるようで、楽しみです。

赤い袖先 11話・12話 あらすじと感想

赤い袖先 全話あらすじと感想 キャスト・相関図 視聴率

モバイルバージョンを終了