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朝鮮心医ユ・セプン 11話・12話(最終回) あらすじと感想

朝鮮精神科医ユ・セプン





朝鮮心医ユ・セプン 朝鮮精神科医ユ・セプン 조선정신과의사유세풍 2022年放送 tvN 全12話

daisySSさん

第11話視聴率4.323%

第11話あらすじ

宮女を殺害して忠誠心をチョ・テハク(ユ・ソンジュ)に見せたチョ・シヌ(チョン・ウォンチャン)は、再びチャンスが欲しいと申し出ます。チョ・テハクは、必ずユ・セプン(キム・ミンジェ)を処分するように命じ、再びチャンスを与える。

一方、チョ・シヌが宮女を殺害したことを知ったユ・セプンは強い衝撃を受けて、一緒にいたソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)は、彼を連れてその場から急いで逃げます。

ケス医院まで戻る道、宮女を死なせてしまった罪悪感から涙を見せるユ・セプン。ソ・ウヌは彼を慰め、ケス医院の人々も宮女が亡くなったことを知ると、、悲しみを見せます。

宮女の死を直接王に伝えるために、ハニャンに向かうユ・セプンとソ・ウヌ。ケ・ジハン(キム・サンギョン)は村に残り、イム・スンマンの動向を調べることになります。二人がケス医院を後にした後、ケス医院に精神的に問題がある患者が訪れ、、、治療に必要な薬草を手に入れるため、薬房を訪れたケ・ジハン。

ユ・セプンとソ・ウヌは無事にハニャンに到着。薬房で幻覚症状を起こすケシの花が流通されていることに気づくと、販売元を探すために動き出すケ・ジハン。

王に宮女が亡くなったことを知らすと、ユ・セプンとソ・ウヌに宮女の死因を明かすよう、検死を命じます。亡くなった宮女の死因はタンサ草による、毒殺でした。

幻覚を引き起こす麻薬を流通させたのがイム・スンマンだと知ると、彼の違法行為を県の長官に知らせたケ・ジハン。イム・スンマンは逮捕されたることを予想するとチョ・テハクに助けを求めます。

チョ・テハクはイム・スンマンを処理しようとしますが、変色した鍼を持っていることを明かして、脅迫するイム・スンマン。まだ彼を生かしておく必要があると考えたチョ・テハク。

ケ・ジハンはイム・スンマンにケシの栽培を辞め、これ以上犠牲者を出さないよう説得しようとしますが、捕らわれる身になり。。。ハニャンから戻ったユ・セプンとソ・ウヌは、ケ・ジハンが危険な状況にあると知ると、彼を助けるために駆け付けます。

ケ・ジハンの娘イップンやチャングンまでケ・ジハンを助けようとしますが、イム・スンマンの部下たちに阻止される。

ケ・ジハンだけではなく、彼を助けるため駆け付けたケス医院の人々まで危険な状況に追い込まれた時、県の長官が官軍を連れてイム・スンマンを逮捕するために出動。

捕まることを恐れたイム・スンマンが「誰の命令でやったのか、正直に話します」と語り、、、その時、弓を持って男がイム・スンマンを狙う。

第11話感想

今話のエンディングに登場した刺客、、、もしも狙ったのはイム・スンマンではなく、ユ・セプンだったら??

ドラマを視聴した時には、狙われたのがイム・スンマンだと思いましたが、もしかすると、ユ・セプンをチョ・シヌが狙った可能性があると、ふと思いました。誰を狙ったのかは、第12話の最終話で明かされます。

これまでの流れからするとチョ・シヌがそんなに悪人のイメージはなく、もしかすると先王の死の真相を密かに調べる任務を遂行している可能性があると考えた時もありましたが、まさか宮女を殺害しているとは、、、チョ・ソヌは悪役なのでしょうか。

ドラマの最も中心となるのは、先王を誰が殺害したのかと、その犯人を明確にしていく過程を描きた作品。毎話、ケス医院の患者のエピソードが登場し、そのエピソードが流れと同時に、中心となる事件の真相まで明かしていくというのが、このドラマの描かれ方。

現代社会とは違い、明確な階級社会だった朝鮮時代、、、もしも心を治療する医師がいたとすれば、、、という設定でドラマが描かれましたが、これまで登場した患者のエピソードは朝鮮時代ならあり得るものばかりで、第11話まで非常に楽しく視聴することができました。

最終話では、先王の死の真相だけではなく、ユ・セプンの父の死、そして先王を殺害した濡れ衣を着せられたユ・セプンの潔白が明かされ、ユ・セプンではなく、再び侍医、ユ・セヨプとして生きていける明るいエンディングが期待されます。

ユ・セプンとソ・ウヌのロマンスが幸せなエンディングを迎えることになると、期待。ラブコメ過ぎる展開ではなく、控えめなラブコメだった点が個人的にはよかったと思います。

朝鮮時代の精神科医が患者を治療する模様が新鮮で、ヒューマンドラマ的な要素が浮き彫りになって心が温まる内容でした。

ケ・ジハンを演じたキム・サンギョンは、個人的に好きな俳優の一人ですが、このドラマで見せた役もよかったです。

第12話視聴率5.099%

第12話あらすじ

栽培しているケシの畑で、チョ・テハク(ユ・ソンジュ)を裏切ろうとするイム・スンマン。しかし、隠れていた刺客が放った弓が、心臓を貫通し死亡。息を引き取る前、ユ・セプン(キム・ミンジェ)の鍼を渡し、、、先王の殺人を証明する証拠品を一つ取り戻すことができます。

残る証拠品は、置薄帳(金銭、物品の出納を記録した帳面)を探し出すこと。その時ケ・ジハン(キム・サンギョン)がユ・セプンに置薄帳を渡し、先王の死の真相を明かす証拠が揃うと、ソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)と共にハニャンに向かい、王に証拠品を差し出します。背後にいるチョ・テハクをすぐにでも逮捕させようとする王。

しかし、チョ・テハクの罪を明確に明かして、逃れられなくするために、計画的に動く必要があると語るユ・セプンのアドバイスを受け入れて、完璧にチョ・テハクを追い込むための準備を命じる王。

チョ・テハクの罪を確実に明かすための計画をユ・セプンに任せ、側でソ・ウヌは彼を励まし応援する。

ユ・セプンの計画に協力することになったケ・ジハン(キム・サンギョン)は、チョ・テハクの部下で侍医のシン・ギスを訪れると、王が証拠を手に入れたことを伝えると、すべての罪を認めるようアドバイスします。

ケ・ジハンのアドバイスが罠だと知らないシン・ギスは、チョ・テハクに助けを求めて、、、シン・ギスがチョ・テハクの屋敷に現れるのを待っていた官軍、、、王命だと告げると侍医のシン・ギスとチョ・シヌ(チョン・ウォンチャン)を逮捕する。

二人が逮捕されるのを目撃しながらもチョ・テハクは、自分は無実であると堂々とする態度。チョ・テハクの態度を知った王は、「先王を殺害するような大事をうらで計画した者が誰なのか分かった」と語り、彼に圧力を掛けます。

しかし、動揺する姿を見せないチョ・テハク。。。彼の罪を明かすためには、新たな計画が必要だという意見が出され、先王が亡くなる前、小豆のお粥を口にしたことから、王との朝食会で小豆のお粥を出して、チョ・テハクの反応を確認できると、ソ・ウヌが提案します。

ウ・ソヌの提案通り、チョ・テハクは小豆のお粥を口にすることなく、、、「先王が頂いた小豆のお粥にタンサ草の毒が入れられていたことを知る者は、決して口にできないでしょう」と語り、置薄帳(金銭、物品の出納を記録した帳面)を取り出して、チョ・テハクが先王を殺害した人物だと明かし、その場で逮捕されるチョ・テハク。

先王を毒殺したことを証明することはできないと強気のチョ・テハク。王の前で彼の取り調べが始まり、罪を認めないチョ・テハク。その時、殺害されたはずの宮女のウォルが証人として現れます。

「毒とは知らず、タンサ草をいれました」と語る宮女ウォルは、ユ・セプンの父を殺害したのもチョ・テハクだと証言する。逃れられないと判断したチョ・テハクは隠し持っていたタンサ草の毒を自ら口にすると自害。

先王の死の真相とユ・セプンに着せられていた濡れ衣を晴らした王は、再び内局院の侍医に復職させます。

ユ・セプンから再びユ・セヨプに戻り、首席侍医に戻れることを喜ぶソ・ウヌ。彼が侍医に戻ると王宮に戻ることになり、ユ・セプンとは距離ができることにガッカリする気持ちを隠すソ・ウヌ。

王宮に向かうユ・セプンは、ソ・ウヌへの気持を隠すことができず、ソ・ウヌの側に戻る。

その時、二人に王命を告げる言葉が。。。

第12話感想

「朝鮮精神科医ユ・セプン」のシーズン1の最終話を迎えました!

先王の死の真相は明かされ、ユ・セプンの名誉も取り戻すことがで、再び王の侍医に任命されたユ・セプンの姿が描かれました。

患者の心まで治療できる侍医に成長したユ・セプンを認める王の姿が登場し、侍医として自らのトラウマを乗り越え医師として成長したユ・セプンの活躍が印象的でした。

先王を殺害した人物チョ・テハクは、自ら命を絶ち、、、シーズン2ではどのようなストーリー展開になるのか、楽しみです。

ユ・セプンとソ・ウヌのロマンスは、明確なエンディングを見せることなく、、、彼女への気持ちを伝えるために、ハニャンに向かう途中、戻ったユ・セプン。。。ソ・ウヌは自分の感情を抑えて彼にユ・セヨプに戻るようアドバイスするとも、戻ってきたユ・セヨプにドキドキする様子。

二人のロマンスがどのようなエンディングを迎えるのかは、シーズン1では明確に描かれることはなく、シーズン2に続くようです。

チョ・シヌは宮女を殺害したふりをして、チョ・テハクの罪を明かす時がくるまで彼女を保護していたことが分かり、宮女の証言でチョ・テハクの罪が明かされることになりましたね。

ユ・セヨプを殺そうと現れた刺客から彼を守ったケ・ジハンも、シーズ2に登場することを期待します!


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