韓国ドラマ時代劇 あら感

朝鮮心医ユ・セプン 1話・2話 あらすじと感想

朝鮮精神科医ユ・セプン





朝鮮心医ユ・セプン 朝鮮精神科医ユ・セプン 조선정신과의사유세풍 2022年放送 tvN 全12話

daisySSさん

第1話視聴率3.864%

第1話あらすじ

頭脳、容姿、出身まで完璧なユ・セヨプ(キム・ミンジェ)は、文科(文官を選ぶ科挙)に合格し、成均館を代表する一人。母を病気で亡くした後は、医学に興味を持つと医官を目指し、、、友人だった世子の病気まで治療するほどの腕前で、王の信頼を得て、首席針医となる。

北の国境を強化するべきだと主張する王と、彼に反対する家臣たち。王の体調が急変して、顔面には不明の腫瘍が、、、侍医が到着するのが遅れ、ユ・セヨプが鍼で治療を始めますが、止血ができず王は死亡。

王を死亡させた罪を掛けられたユ・セヨプ。彼の父ユ・セヨプは王が毒殺されたと突き止める、王を殺害したが明るみになることを恐れたチョ・テハク(ユ・ソンジュ)が、ユ・セヨプを殺害し、、、王に即位した世子は、ユ・セヨプに褫奪(罪人お官職と位階をとりあげ、名簿から削除すること)を命じ、ユ・セヨプはハニャンへの出入りを禁止する命令を下します。

王を殺害した罪だけではなく、父まで亡くしたユ・セヨプは死を覚悟すると、崖から身を投げ出そうとする。その時、彼を阻止したのは良家のお嬢様のソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)。ユ・セヨプが持っている鍼筒(鍼を入れて置く小さな筒)を確認すると、「人の命を助ける方は、自分の命も大切にするべきです」と説得するソ・ウヌの言葉に、ユ・セヨプは自殺をとどまる。

1年後、トラウマから鍼治療が行えないユ・セヨプは荒れた様子で、食事中喉を詰まらせた患者を発見するも、何もできず、、、その時、患者を助けたのは町医者をやっているケ・ジハン(キム・サンギョン)。「侍医を続ける気があるなら、僕が営んでいるケス医院に来なさい」との言葉を残し、ユ・セヨプは侍医を続ける自身がなく。。。

その夜、溺れた女性を助けたユ・セヨプ(キム・ミンジェ)。彼が助けた女性は1年前、自殺しようとした自分を助けたソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)でした。しかし、直接彼女を助けることができず、ケ・ジハン(キム・サンギョン)に助けを求めます。

ケス医院に運ばれたソ・ウヌは処置を受け、翌朝、姿を消してします。ケ・ジハンは、ユ・セヨプにソ・ウヌの治療費を請求します。治療費を支払うことができないユ・セヨプに、「それなら、ケス医院で1週間、侍医として働きなさい」と条件を提示するケ・ジハン。支払う能力のないユ・セヨプは、1週間働くことを引き受けます。

彼に医院を任せて出かけたケ・ジハン。マンボク(アン・チャンファン)を通じてユ・セヨプが誰なのかを知っていた彼は、安心して出かけるものの、戻ると医院をそっちのけで酔っぱらっているユ・セヨプの姿にガッカリ。

ユ・セヨプも自分の行動が恥ずかしかったのか、真面目に患者の治療に励むと約束。ケシ医院の患者で最も難病を持っていると思われる男性患者を必ず治療すると約束します。ユ・セヨプが完治を約束した患者は、グァンデ(辻芸人)の男性。

綱渡りを披露することが仕事のグァンデ(辻芸人)は心理的な不安からか、綱渡りを続けることができない。。。ユ・セヨプの診療が始まり、彼の治療するものの、病気が治ったと思い挑戦した綱渡りで、転落。

「綱渡りが必ず高い場所で行う必要はないでしょう」と語ると、地面に線を引き、、、患者の男性に綱渡りをさせます。転落する心配のない状況で行われた綱渡りを最後まで終えた患者は、心的な不安になっていた部分を解決することができ、ユ・セヨプの治療が終わる。

「鍼が使えないなら、お灸を使い、お灸が使えないなら湯薬(煎じ薬)を使って患者を治療することができる」とユ・セヨプを励ますケ・ジハン。

その後、ケ・ジハンと共に往診に出かけたユ・セヨプは、患者を確認すると驚きます。往診に訪れた患者は川に身を投げたソ・ウヌで、彼女の手首は血まみれ。。。

第1話感想

朝鮮時代を背景にした精神科医のストーリー!

人の心の治療という観点から、現代ではなく朝鮮時代が舞台という仮定で描かれる内容となるヒューマンドラマのようです。

また、王を殺害したチョ・テハク(ユ・ソンジュ)は、そのことに気づいたユ・セヨプの父まで殺害。王の殺害をはじめ、父が殺害された事件の真相を明かすことになり、政治的な観点からストーリーが進むことになるのか、気になりました。

軽い気持ちで視聴した1話でしたが、演技派女優・俳優として知られるキム・ミンジェ、キム・ヒャンギやキム・サンギョンが出演することから、ドラマが始まってすぐに、第1話からハマりました!

神針と呼ばれていたユ・セヨプは王を殺害した容疑を掛けられ、それ以降、鍼治療をすることができない、、、精神科医として活躍することになるユ・セヨプ自身にも心の痛み、トラウマがあり、患者を治療する過程で、彼自身の病気を治療することになる内容になると、予想。

朝鮮時代の精神科医が登場するドラマは、これまでなかったようで、今後の展開に期待が高まります!

ドンホン検案所で遺体を検死するソ・ウヌの姿が登場し、自殺しようとするユ・セヨプを止めていた彼女が、1年後、なぜ自殺を図ろうとしたのか、彼女の身に何があったのか第2話で描かれることを期待します。

第2話視聴率5.062%

第2話あらすじ

手首を切ったソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)が過去、自分を助けてくれた女性だと気づいたユ・セヨプ(キム・ミンジェ)は、止血を始め彼女を助けようとしますが、過去の記憶から鍼を持つ手が震え、、、処置ができない。

急いでケ・ジハン(キム・サンギョン)に助けを求め、ソ・ウヌを助けることができます。ソ・ウヌの義理の母の言動から、彼女が何かを隠していると気づいたユ・セヨプ。往診から戻ると、ハルマン(チョン・グクヒャン)は、ユ・セヨプを「プン!」と呼び、笑顔を見せます。徐々にケス医院

の生活に慣れてきたユ・セヨプ。

ユ・セヨプとケ・ジハンが屋敷を去ると、ソ・ウヌを倉庫に入れるよう命じる義理の母。ソ・ウヌは義理の母から暴力や暴言を受けていた。裕福な両班に多額の治療費を要求するケ・ジハンは、貧しい人にはただで診療するだけではなく、食べ物までめぐむ。

そのため、ケシ医院はいつも患者で溢れ、、、ユ・セヨプも患者の診療に追われる毎日。ハルマン(チョン・グクヒャン)は、認知症を患っているため、少女頃の記憶だか、、、過去、明の送られた女性の一人だったことから、朝鮮に戻ってからは偏見と差別を受ける人生を送り、、、認知症で記憶を失ったにもかかわらず、息子の記憶が残り、ユ・セヨプを息子と誤解し、「プン」と呼んでいる。

過去、明の兵士に捕らわれた時の記憶がよみがえり、精神的医不安定な状況になったハルマン、、、ユ・セヨプが近づき声を掛けると落ち着きます。ユ・セヨプはハルマンの過去を知り、、、彼女のために最高の薬剤で薬を煎じていたケ・ジハンへの考えが変わり始まる。

意識を失ったソ・ウヌ(キム・ヒャンギ)がケシ医院に運ばれ、彼女の状態を確認したユ・セヨプは、毒を盛られたことに気づきます。彼女を屋敷連れて帰ると現れたソ・ウヌの義理の母。まだ治療が必要で危険な状況の彼女を屋敷に戻すことができないユ・セヨプは、ケシ医院で彼女の治療を続けると主張。

ソ・ウヌを助けようと思うユ・セヨプとは違い、ソ・ウヌは治療を受ける意思がなく、その夜、ハルマンに「夫の顔を見ることなく、結婚した翌日夫は亡くなる。

それ以降、私のせいで夫が死んだと義理の母にいわれ続けている」と語るソ・ウヌ。外で彼女の事情を耳にしたユ・セヨプは、彼女を毒殺しよとしたのが義理の母だと知ります。

薬剤を管理するチャングン(ハン・チャンミン)から、どんな毒が使われたのかを確認すると、ウ・ソヌの義理の母を訪ねると直談判します。

夫を亡くし未亡人になったソ・ウヌが自害をするよう仕向けていた義理の母。次男は科挙が落ち続け、ソ・ウヌが烈女(節操をかたく守る女子)

として亡き夫の後をおって自害すると、国から烈女(節操をかたく守る女子)の勲章がもらえ、次男の将来が明るくなると判断したから。。。

しかし、烈女(節操をかたく守る女子)の勲章を受ける目撃でソ・ウヌに毒を使ったことが明るみになると、大事にしていた家門に汚名を残すことになるため、ユ・セヨプの条件をのみ、ソ・ウヌを自由にすることを約束します。

過去、すべてを失って死を選択しようとした自分に生きる勇気をくれたのがソ・ウヌだったことを伝えると、「生きてください。自分で自分をあきらめないで・・・」とソ・ウヌを説得すると、生きることの大切さを伝えます。

ハルマンの実の息子「プン」を発見したユ・セヨプは、ハルマンと息子を会わせます。母の過去が恥ずかしいとの理由から、母を死んだと会うことを拒否していた息子。認知症で記憶を失った後も、息子プンの誕生日を記憶し、彼に贈るプレゼントを保管し続けたことを知った息子のプン、、、母と涙の再会を果たします。

息子と再会したハルマンは、ケシ医院に残ることを選択。二人を合わせたユ・セヨプは、その場に一緒にいたソ・ウヌに「僕はこれからユ・セプンとして生きて生きます」と語り、ソ・ウヌも死を選ぶのではなく、生きることを選択する。

そんなソ・ウヌの前に現れた一人の男性。。。

第2話感想

ユ・セヨプは、ハルマンと息子を再開させると、「誰かの力になれるなら、何と呼ばれてもよい」と語ると、ハルマンが自分を「プン」と呼ぶことから、名前の一文字を変えて、ユ・セプンに名前を変えます。

生きる希望を亡くしていたユ・セプンは、諦めず生き続けると、過去の出来事の真実を明かすことができると気づいたようです。王になった世子が第1話で、ユ・セヨプをハニャンから追放するだけの処置にとどまったことも、生き延びて、必ず父の死の真相を明かして欲しいと願ったからでした。

第1話ではケ・ジハンがお金儲けのために気を取られた侍医のように映りましたが、実際の彼は貧しい人のために働く町の医者でした。ユ・セプンは今後、ケ・ジハンの弟子となり、ケシ医院の医師として活躍することになりますね。

患者の心の治療に注力することになるユ・セプンと、死を選択するしか他方法がなかったソ・ウヌがケシ医院で働くことになり描く様々なエピソードが面白そうで、第3話も楽しみです!

近年、韓国ドラマでもシーズン化がすすむなか、このドラマは放送前から、シーズン化がされて放送されるとの発表があり、シーズン1は全12話で編成されています。

【豆知識】主題歌OST Part1は「Solji(ソルジ)」が歌う「By Your Side」です。


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