韓国ドラマ時代劇 あら感

朝鮮弁護士 15話・16話(最終回) あらすじと感想

朝鮮弁護士





朝鮮弁護士 조선변호사 2023年放送 MBC 金土 全16話 

marikoさん

第15話視聴率3.0%

第15話あらすじ

酔ったハンスは、父が亡くなったときのことを思い出す。母を責めてしまい、母が自殺した。ドンチは、死のうとするハンスを止めるのだった。

ヨンジュはジソンに会いに行き、改めて、結婚をお願いする。ジソンは「父を倒すのが目的なら、もう役職は解かれるだろうし、意味がないのでは?」と訊くが、ヨンジュは「結婚式を、ジェセを倒す舞台にしたい。あなたを利用して良いですか?」と伝える。ジソンは「いえ、今からは私があなたを利用します。復讐は私が望むことですから」と答える。

落ち込むハンスは、酒浸りの日々。事務所を片付けるドンチは、箱の中からウンスが隠した書状を見つける。ハンスに読ませようとするが、やけになったハンスは読まない。ハンスは背後から頭を殴られ、気を失ってしまう。

ハンスはドンチがいなくなったことに気づき、ドンチを探す。ドンチは、ソウォン閣にいた。そこにヨンジュが来て、ヨンジュはハンスを抱きしめる。ハンスを立ち直らせるために、ヨンジュが仕組んだことだった。ヨンジュは、「会いたかった。心配だった」と伝える。

ジソンがやって来る。ハンスはジソンを殴り、「どうして、あんなことをしたんだ?」と怒りを爆発させる。ジソンは「気が済むまで殴れ。ウンスは戻って来ないが、殴られれば、私が生きることができる。謝ることも図々しいが、申し訳ない。ウンスは私にとっても大事な人だった」と謝る。

ホン氏と再会したドンチは、結婚準備で忙しいホン氏を手伝うのだった。

ハンスとヨンジュ、ジソンはウンスのための祭祀をする。ジソンは涙を流し、立ち上がれない。ヨンジュはハンスに、「ウンスさんは、私があなたを愛していると分かってくれたので、安心して逝ったはずです」と伝える。

ヨンジュとジソンは、ハンスに「チョルスに証言をしてくれれば、罪は問わないと頼んだ」と教える。チョルスは、「ハンスが私に頼むなら、引き受ける。私は、ハンスにした罪が多い」とため息をつく。ハンスは、直接チョルスに会ってみることにする。

ハンスがチョルスの商団に行くと、部屋が荒らされていた。チョルスは連れ去られ、行方不明だという。チョルスは山の中で焚火の上に氷を置かれ、その上で首を吊られていた。チョルスの叫び声を聞いたチュスは、チョルスを助けようとするが、隠れていた追手たちに射られそうになる。

ジェセは、ヨンジュを訪ねる。ハンスが山で落としたヨンジュの首巻を渡し、「生き残りたいですか?」と言う。小瓶を差し出すのだった。ヨンジュは、ハンスの元に走る。そこには、怪我をしたジソンが横になっていた。山で、ジソンがハンスをかばって怪我をしたのだ。ジソンが射られた傷口には、毒が回っているようだった。

ヨンジュはジェセから渡された解毒剤を、ハンスに渡す。ハンスが、解毒剤をジソンに飲ませる。ハンスはドンチを呼び、ウンスが隠した書状をヨンジュに見せる。「法が通じない人たちがいるので、混乱した政治を終わらせてください」という内容だった。ハンスから言われてもう一度書状を見たヨンジュは、おかしい点に気づく。ハンスは、その点を利用するのだという。

大臣たちに手紙が届く。ジェセから「ヨンジュにあの件を知られた。今回も皆で団結しよう」という内容の手紙だった。

ヨンジュたちの結婚式の日。大臣たちは、受け取った手紙のことを噂していた。結婚式に遅れてヨンジュは入場するが、血を吐いてしまう。医師の診察によると、ヨンジュは毒が回り、意識不明だという。ホン氏は「ここに公主様に加害を加えた犯人がいます」と訴える。ホン氏が震える大臣を指差すと、大臣は「許してください。私たちは何も知りません」と土下座する。王が問い詰めると、人々はジェセを見つめる。

実は、大妃はあらかじめジェセの手紙を読んで、燃やしていた。ハンスは、「犯人はジェセです」と言いながら、式場に入ってくる。「ジェセと臣下たちが、公主様を殺そうとしました」と訴える。臣下は、「そのような手紙を受け取ったのは確かですが、私たちは何もしていません」と主張し、手紙を差し出す。「10数年前に、カン律官を殺したときの責任を、私たちになすり付けようとしているのです」と、土下座する。

ハンスは、父が書いた書状を王に見せ、ジェセが父を殺した方法を説明する。ジェセは、「大妃が子どもの頃に使っていた名前が書かれているではないですか。私だけが疑われるのは、おかしい」と怒り出す。大妃は「私も同意した。あの時は、朝鮮のための最善だと信じたからだ」と認める。しかし、大妃は「公主まで害そうとするとは」と怒る。

ジェセが「私ではない」と主張すると、ハンスは「では、ジソンさんの筆跡でしょう」と言い返す。ジソンがジェセの筆跡を真似て、書いていたのだ。 ジェセは「私の息子を利用して、私を窮地に追い込むのか?」と怒る。ハンスは、「あなたが得意なことではないですか。息子さんにすべてを押し付けますか?」と訊くのだった。

第15話感想

ジソンの真面目さが、辛かったです。ジソンは責任感が強くて、良い人すぎますよ…。ジソンのファンになってしまいました。父を窮地に追い込んでまで、正義を行おうとするジソン気持ちを思うと、胸が痛みます。ウンスのことも大切に思ってくれていたし、本当に良い人ですよね。父のことで罪悪感を持ちすぎずに、ジソン自身は幸せになってほしいです。

今話も、泣くハンスに胸が苦しかったです。大切な妹まで死に追いやられるなんて、酒浸りになる気持ちも分かります。どうやって立ち直って良いか、分からないですよね。どうしてもジェセには復讐しないといけないので、それが生きるモチベーションになっています。復讐が終わった後も、ヨンジュと幸せになってほしいです。

優しいドンチが、ハンスの隣にいてくれて安心しました。ドンチはホン氏にも優しいし、包容力がある男性ですよね。ウンスが言っていたように、ドンチと一緒なら幸せになれそうです。ドンチの優しさと愛の深さに、私まで癒されます。

ジェセの「人々からチヤホヤされたい」という願望が、怖くて仕方ありません。婚礼祝いの食べ物を民に配って、民から土下座してお礼を言われているときのジェセのニヤニヤした顔が、恐ろしかったです。「人の上に立ちたい」という願いが強すぎると、人に危害を加えても、何も思わなくなるのでしょうか?

ヨンジュの身体が心配ですね。ジェセを陥れるために本当に毒を飲んだのだとしたら、捨て身な行動ですよね。ヨンジュの「復讐したい」という気持ちが強すぎて、心配になってしまいます。きっとハンスも同じ気持ちですよね。

次回は、いよいよ最終回です。ジェセは倒せそうな雰囲気になってきましたが、ヨンジュとハンスがどうなるのか気になります。

第16話視聴率2.9%

第16話 (最終回)あらすじ

ハンスは「あなたはすでに、息子という弱点を掴まれた。あなたの息子ユ・ジソンはとても素晴らしい人だということだ。そんな息子を育てた父の愛が、偽物のはずがない」と告げる。ジェセは、「臣下たちと相談しただけで、加害しようとしたと、認めることはできません。公主は演技をしているのだ」と主張する。

ジェセから「公主の体調を調べてください」と言われ、王は「責任は取ってもらうぞ」と返し、公主の体調を調べることを認める。医師によると、ヨンジュはかなり状態が悪かった。ジェセは「罠にはめられた」と主張するが、捕らえられる。

ホン氏はハンスに首巻を見せる。「これでジェセと交渉したようだ」と伝える。ヨンジュは「誰かが本当の危険を冒して、最後の機会を活かさなければ」とホン氏に伝えていた。ハンスは眠るヨンジュの手を握り、謝る。

ハンスは王に、「自ら毒を飲んだことに、間違いありません。そこまでして、ジェセを倒したかったのです」と教える。王は、ジェセに厳罰を与えることを誓う。王は「ジェセは死に値する罪を多く犯している」と言うが、ハンスは「では、ジェセの弁護は私が担当します」と答える。ハンスは、父の死に対する正式な補償を受けることになる。

牢の中にいるジェセは、面会に来たジソンを責める。ジソンは「お父様を愛しているからです。尊敬していたからです。お父様のように、自らの力で民を導ける人になりたかった。お父様の言う通り、豊かさを楽しみだけにして生きるのは、嫌でした」と答える。ジェセは、「すべての中心に私がいて、私がいないと世界が動かないようにするのが、命より大事な目標だった。怖くて、もっと強くなりたかった。息子には平穏な人生を与えたかった」と伝える。ジソンは「私が欲しかったのは、権力ではなく、自負心でした。お父様が間違っていました」と答え、去る。

ジェセの罰を決める場で意見を訊かれたハンスは、「罪はあるにしても、国の功臣であることに間違いありません」と答える。ジェセの命を助ける罰を提案するのだった。

ハンスは王に、「ジェセを倒しても他の勢力が強くなるだけなので、ジェセを生かした方がいい。あなたが強くなる姿を見て、朝鮮が確かになるとき、私の復讐が完成するのです」と提言していた。ジェセの流刑が決まる。

医師によると、ヨンジュは障害が残るかも知れないという。起き上がったヨンジュは、大妃に「心配をおかけして申し訳ございません。私に罰を与えてください」と頭を下げる。大妃は、ヨンジュを殺害すると告げる。大妃は王に、「公主が死ねば、大妃は出家する。王様、あなただけが残ってください」と伝えていた。

ハンスはホン氏から、「公主様が亡くなられました」と教えられる。ハンスは、ヨンジュの葬儀の列を追いかけるが、護衛に押さえられる。ヨンジュが「これから私がするすべてのことが、あなたのためです」と言っていたのを思い出すのだった。

流刑の地にいるジェセは、亡くなった大臣たちの霊に苦しめられる。王はジェセに、「私がどんな王になり、朝鮮がどんなに素晴らしい国になるかを見てください」と手紙を送っていた。ジソンは父と食事をし、涙を流す。ジェセは、息子のことさえ、忘れていた。朝鮮の平和な様子をジソンから聞いたジェセは、「そんな世の中を待ち望んでいた」と笑顔になる。

ハンスは科挙に合格し、正式に宮に上がる。王に「結婚はしないのか?」と訊かれるが、「その気がありません」と答える。そこに女性が連れて来られ、王から家まで送るように命じられるが、ハンスは女性から逃げる。

ハンスはヨンジュを諦められず、チョルスにヨンジュを探すように頼んでいた。死体を見ていないのだ。実は、ヨンジュは男性として、生きていた。大妃からの罰で、死んだものとして宮を追い出された。ヨンジュは、「そんな人生をずっと夢見てきました」と、お礼を言う。大妃は、「お前の切実さが、現実を呼び込んだのだ」と答える。

ヨンジュは人々の噂で、ハンスが自分を探していると知る。ヨンジュは陰からハンスを見るが、他の女性がハンスに声をかけているのを見てしまう。ハンスは「心の内に、大切な女性がいる」と、女性に伝えていた。

ハンスはジソンから、外知部を紹介される。家を訪ねてみると、道中に手紙が落ちていた。その手紙には、“ソウォン”(ヨンジュの民間での名前)と書かれている。ジソンが紹介した外知部とは、ヨンジュだったのだ。ハンスは、「生きていたのに、どうして?」とヨンジュを抱きしめる。王とジソンは、そんな2人を遠くから微笑ましく見守る。

ヨンジュは「あなたの重荷になりたくなかった」と言うが、ハンスは「お前が私の人生で、夢だ。ずっと傍にいろ」と答える。

ヨンジュと王、ハンスとジソンは、経国大典を墓前に捧げる。先王に、法が民を助けるために使うことを誓うのだった。

第16話(最終回)感想

ヨンジュが生きていて、安心しました!ヨンジュの体調も、ほとんど良くなっているということ、良かったです。いくらジェセに恨みがあるとはいえ、強力な毒を自ら飲むなんて、私には出来ません。ヨンジュの強い意志を感じます。結果的には命が助かって、ハンスと再会できたから良いものの、恨みの強さがすごいですね。

ジソンを忘れているジェセは、とても悲しかったです。強欲すぎた人の結末として、すべてを忘れてしまうパターンは多いですよね。ジェセに平穏な顔が戻ったのは、すべてを失って、息子の記憶まで失った時だったなんて、悲しすぎます。それでも、ジソンは安らかな父の顔を見て、安心したでしょうか?

ジェセを苦しめた大臣たちの霊は、ジェセの心の奥底にある罪悪感なのでしょうね。どんなに悪人だったジェセでも、やはり良心はあったのでしょう。人間の心って、複雑ですね。

ジソンまで父のせいで仕事を失うのかと心配していたのですが、ハンスもジソンも宮中で活躍していて、うれしかったです。王がこれから良い政治をしていってくれると良いですね。

ドンチとホン氏も、いい感じになって終わりました。ホン氏はずっとヨンジュに仕えてきたので、これからはプライベートも幸せになってほしいですね。ドンチのような優しい人が一緒なら、きっと幸せになれるはずです。

ウンスが亡くなってしまったのが何よりも残念ですが、それでも朝鮮の平和のために奔走するハンスたちの姿に、励まされました。ハンスはきっとウンスや両親の死を無駄にせず、弱い者たちの幸せのために頑張ってくれるのでしょうね。

無念な人々がたくさん登場したドラマでしたが、見終わった後は「頑張って生きよう。皆が幸せになれるように、私も努力しよう」という爽やかな気持ちになるドラマでした。今の私たちがあるのも、先人たちが苦労してきてくれたおかげですものね。ただの恋愛・復讐ドラマで終わらなかったので、見て良かったです。


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